JPS6119263Y2 - - Google Patents

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JPS6119263Y2
JPS6119263Y2 JP1981056028U JP5602881U JPS6119263Y2 JP S6119263 Y2 JPS6119263 Y2 JP S6119263Y2 JP 1981056028 U JP1981056028 U JP 1981056028U JP 5602881 U JP5602881 U JP 5602881U JP S6119263 Y2 JPS6119263 Y2 JP S6119263Y2
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JP
Japan
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valve body
movable valve
hollow core
valve seat
sleeve
Prior art date
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Expired
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JP1981056028U
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English (en)
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JPS57167974U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁コイルに電流が印加されることに
より弁体が弁座に当接して流体の流量を停止する
電磁弁に関する。
従来この種の電磁弁は、添付図面の第1図に示
されるような構成となつていた。この電磁弁10
の、可動弁体11は中空鉄心12の内部を摺動す
る非磁性体でその先端に弁体を有するロツド11
aと磁性体材の可動片11bから成り、更にボデ
イ13に形成された弁座13aを備えていた。こ
の様に、可動弁体11がロツド11aと可動片1
1bの2部材から構成されるので、鉄心12と可
動片11bの対向するエアギヤツプのバラツキが
大きくなり可動片11bを作動せしめるに充分な
吸引力を発生するには電磁コイル14の外径が大
きくなるという欠点があつた。
そこで本考案は、可動片と鉄心の間のエアギヤ
ツプのバラツキを抑制することを目的とし、ボデ
イ内部に、電磁コイルが巻回されたボビンと、該
ボビン内に配された中空鉄心と、該中空鉄心の一
端に一体形成された弁座と対向配置せしめられた
円筒状可動弁体と、該可動弁体を前記弁座から離
間する方向に付勢するスプリングと、前記ボビン
と前記中空鉄心との間に挿入されて前記可動弁体
を摺動自在に案内するスリーブとを備えせしめ、
前記中空鉄心の他端を前記ボデイ外に延出してポ
ートを形成し、前記可動弁体の円筒状外側面に軸
方向に沿う流体流通溝を形成し、前記スリーブに
切欠きを設け、該流体流通溝及び切欠きを介し
て、前記中空鉄心のポートと前記ボデイに形成さ
れた流体流通溝とを連通せしめると共に、前記中
空鉄心に設けられた弁座部開口径を一般部内径よ
り小さくしてオリフイス状としている。
従つて本考案の構成によれば、可動弁体が対向
する中空鉄心上に弁座が形成されているので可動
弁体は非磁性体部分のロツドを必要としない。よ
つて、可動弁体と鉄心との間のエアギヤツプを形
成する部材が減少するから、エアギヤツプのバラ
ツキを抑制するという本願の目的を達成できる。
その上に本願の構成によれば、鉄心と可動弁体
間のエアギヤツプのバラツキを抑制できると伴
に、弁体と弁座の間のクリアランスのバラツキも
抑制できるから得られる流体流量が安定的になる
という効果を有する。
しかも、可動弁体の円筒状外周面に軸方向に沿
う流体流通溝を形成しているから、弁体を案内す
るスリーブの内周面と可動弁体の外周面との間に
間隙を設けなくて済む。而して、可動弁体が摺動
方向に対して傾き、所謂バルブステツクと称され
る可動弁体の摺動不能状態の発生を回避できる。
また、中空鉄心の他端をボデイ外に延出させポ
ートを形成させている。従つて、簡単な構成でも
容易に配管可能とされていると共に、中空鉄心に
ポートを兼ねさせているのでコスト低減させられ
る。
更に、スリーブに切欠きを設け、この切欠き及
び弁体の流体流通溝を介して、中空鉄心のポート
とボデイに形成された流体流通溝とを連通させて
いる。よつて、ボデイの大型化を将来するボデイ
の全長を長くしたり、或いはスリーブを短かく形
成したりして、ボデイとスリーブ先端との間に間
隙を確保しなくても済み、弁体を、その長手方向
全長にわたりスリーブで確実に案内できるという
利点もある。
次に本考案による電磁弁30の一実施例につい
て第2図に従つて説明する。
磁性体材料から成るボデイ33内には、電磁コ
イル34が巻回されたボビン35が配される。こ
のボビン35内には非磁性材料から成るスリーブ
39を介して一端にボデイ33外に延在するポー
ト32bを有し、他端には弁座32aを有する中
空鉄心32が配される。ボデイ33に磁性材料か
ら成るヨーク38を介して非磁性材料から成るカ
バー36が押圧されて固着されることにより、前
記中空鉄心32はそのツバ部32cをボデイ33
の底部33aとスリーブ39との間に保持され
る。又、ボデイ35み波形座金40を介してボデ
イ33内に保持される。更に、ボビン35内には
中空鉄心32の弁座32aに対向して可動弁体3
1と、この可動弁体31と中空鉄心32との間に
弁体31が弁座32aから離間する方向に付勢力
を有するスプリング37とが配される。これによ
り、第2図に示されらる非通電状態では可動弁体
31はカバー36に当接している。そして、可動
弁体31はその外周に複数の流体流通溝31aを
有し、その溝31aは、スリーブ39の先端に形
成された切欠きを介して、ヨーク38の内部に形
成された流通溝38aと連通する。
従つて、本考案の構成によれば、共通電状態に
は電磁コイル34から磁束が発生しないから可動
弁体31はスプリング37により弁座32aから
離間している。よつて、ポート32bから流入し
た流体は、弁座32aから流通溝31a,38a
を経てボデイ33外へ流出する。
一方、通電状態になると、電磁コイル34から
発生する磁束により可動弁体31がスプリング3
7の付勢力に抗して変移し弁座32aに当接する
ので流体の流通が遮断される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁弁の折面図を示し、第2図
は本考案による電磁弁の実施例の断面図を示す。 31……可動弁体、32……中空鉄心、32a
……弁座、33……ボデイ、34……電磁コイ
ル、35……ボビン、37……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイ内部に、電磁コイルが巻回されたボビン
    と、該ボビン内に配された中空鉄心と、該中空鉄
    心の一端に一体形成された弁座と対向配置せしめ
    られた円筒状可動弁体と、該可動弁体を前記弁座
    から離間する方向に付勢するスプリングと、前記
    ボビンと前記中空鉄心との間に挿入されて前記可
    動弁体を摺動自在に案内するスリーブとを備え、
    ポートを形成し、 前記可動弁体の円筒状外側面に軸方向に沿う流
    体流通溝を形成し、前記スリーブに切欠きを設
    け、該流体流通溝及び切欠きを介して前記中空鉄
    心のポートと前記ボデイに形成された流体流通溝
    とを連通せしめると共に、 前記中空鉄心に設けられた弁座部開口径を一般
    部内径より小さくしてオリフイス状としてなる、 電磁弁。
JP1981056028U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPS6119263Y2 (ja)

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JP1981056028U JPS6119263Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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JP1981056028U JPS6119263Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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JPS57167974U JPS57167974U (ja) 1982-10-22
JPS6119263Y2 true JPS6119263Y2 (ja) 1986-06-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131777A (ja) * 1984-07-19 1986-02-14 Fujikin:Kk 制御弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4102526A (en) * 1977-02-23 1978-07-25 Hargraves Donald E Solenoid valve

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US4102526A (en) * 1977-02-23 1978-07-25 Hargraves Donald E Solenoid valve

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JPS57167974U (ja) 1982-10-22

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