JPS61192612A - 円筒部品姿勢変換供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒状部品の姿勢を変換して供給する姿勢変
換供給装置に関するものである。

従来、例えば第１図に示す如く、直径りく長さＬに設定
した円筒部品１を１０個／秒以上の速度で整列供給する
場合、その供給姿勢は、第２図に示す如く、一般に振動
ボウルフィーダ１０から円筒部品１が軸方向に連続した
状態て１列に矢印の方向へ排出される。

ところで、第３図に示す如く、整列供給された部品１を
円板２０の外周に設けた溝２１に１０個／秒以上の速度
で供給するには、円板２０の回転が間欠または連続のい
ずれの回転状態の場合でも、第４図に示す如く、円板２
０とガイドノズル２３との間に、同期のずれによって部
品１′のようなカミ込み現象が生じ、円筒部品１′、円
板２０又はガイド７ズル２３のいずれかを破損する虞れ
がある。このため、これらの破損をさけるため、処理速
度は速くとも実用上１〜２個／秒が限界が限界となって
、結局、生産効率が悪化する欠点がある。

本発明はかかる点に鑑み、ガイドノズルの先端に設けら
れる円板の構造を上記カミ込みしないように構成するこ
とにより、１０個／秒以上の高速で姿勢を変換し整列供
給するこの種の装置を提案することを主たる目的とする
。

以下本発明の一実施例について図面を参照しながら詳細
′に説明する。

第５図は本発明の一例を示す斜視図である。内周面にゴ
ムライニング３７を施した外周案内板３６と、外周面に
ゴムライニング３３を施したモータ３５によって回転駆
動される転動ローラ３４とを同芯紬となるように配置さ
れ、転動ローラ３４が反時計方向へ回転駆動されたとき
、図中右側で角度αがθ〜６０°（本例では４５°）の
箇所に、外周案内板３６と転動ローラ３４との中間位置
に回転方向へ連続整列されたコア３０をガイドするノズ
ル３２の先端が設けられている。そしてノズル３２の先
端は転動ローラ３４の回転軸に平行になるように配置さ
れ、外周案内板３６は転動ローラ３４の下方でコア３０
を開放排出されるように構成されている。

また、外周案内板３６と転動ローラ３４との間を転動コ
ア３０が転動中に転動ローラ３４の軸方向にずれて脱落
することを防止するため、コア端面前ガイド３９及びコ
ア端面後がイド３９′を外周案内板３６の両側に取り付
けられている。尚、第５図では、コア端面前ガイド３９
は説明のため、便宜的に一部ノズル３２付近の部分を破
断して図示している。

／ズル３２から送出されたコア３０が外周案内板３６の
ゴムライニング３７と転動ローラ３４のゴムライニング
３３の間に挟持される前に下方へ脱落するのを防ぎ、コ
ア３０が正しく挟持されるようガイドするためのコアガ
イド４０が外周案内板３６の端側に設けられる。

第６図は、ノズル部３２の付近を詳細に説明した断面図
である。外周案内板３６のゴムライニング３７は、ノズ
ル３２の当接する入口付近のみコア３０が挿入され易く
するため、傾斜状に設けている。外周案内板３６にはコ
ア端面前ガイド３９及びコア端面後ガイド３９′が取り
付けられているが、コア端面後ガイド３９′は、ノズル
３２が外周案内板３６の入口６１に接近して設置してい
るため、逃げ開口部６２が設けられている。

次に本考案の動作について説明する。第６図において、
ノズル３２によってガイドされたコア３０は、ノズル端
より押し出され、第７図に示す如く、完全に押し出され
たコア３０′は、外周案内板３６と転動ローラ３４の間
に挟持される。この瞬間、転動ローラ３４の回転によっ
て自転しながら転動ローラ３４の周囲を公転して搬送さ
れていくことになる。

このときコア３０の搬送速度（供給速度）は２つの要因
によって決定される。ナなわへ第１に、ノズル３２から
押し出されたコア３０が転動ローラ３４の周囲を公転開
始して、コア３０の直径りに相当する移動を完了するま
での時間と、第２に、新しいコア３０が図中３１′で示
す位置に押し出され、外周案内板３６と転動ローラ３４
に挾持されて公転開始するまでの時間とのいずれか長い
方の要因に依存する。

上述第１点は、コア３０の直径にかかわらず転動ローラ
３４の周速によって次のように決まる。

ｔ　ｌ＝　２　ｄ／　ｖ　　・・・・・・・・・１但し
、ｔｌ・・・コア３０１個分の移動時間、ｄ・・・コア
３０の直径、Ｖ・・・転動ローラ３４の直径 また、第２点は、コア３０の長さしにより、この長さに
相当する距離を自由落下する時間ｔ０は第２式で与えら
れるが、この第２式のｔｏを越えることはできないが、
ノズル３２の長さ、曲げ形状を適当に設定することによ
り、目的の速度を得ることができる（例えば参考文献「
自動組立工学」休出、木下、吉川共訳　参照）。

ｔｏ　＝　２　ｈ／　ｇ　　・・・・・・・・・２但し
、ｈ・・・自由落下する距離、ｇ・・・重力加速度 実験例によれば、直径Ｄ３．４１１ＩＩ１１、長さし４
．４ｍｍのコア３０のもので１４個／秒以上の速度を得
ることができた。

再び第５図において、外周案内板３６と転動ローラ３４
とに挾持されて公転移動開始したコア３０は、外周案内
板３６の下部で開放されて排出される。、二の場合、ジ
グザクシュート４６に導くことにより、このシュート４
６内が排出姿勢を保ったままバッフ７ストノタとするこ
とができる。更に、ジグザクシュート４６の下部に、溝
５１を形成した円板５０を設け、円板５０を回転駆動さ
せることによって、高速かつ連続的に整列収納が可能と
なり、その後の工程たる組み立て、加工等の用途に供す
ることができる。５２はコア３０に挿入されるリード線
を示している。

尚、上記実施例において、円板５０の溝５１にコア３０
が落ち込むのに要する時間は、第１図に示すような円筒
部品３０の形状が直径りく長さしであるため、第２式か
ら、前述の整列姿勢変換時間よりも短いことは明らかで
ある。

また、円筒部品３０の材質形状等によっては、外周案内
板３６及び転動ローラ３４に設けたゴムライニングは各
々不要の場合もある。更に、端面前ガイド、端面後ガイ
ドも各々転動ローラ３４側に設けたり、鍔付きの円筒部
品を搬送するとぎは不要としても良い。

以上述べたごとく本発明によれば、外周案内板と、転動
ローラとを同心に配置しかつ外周案内板の内径と転動ロ
ーラの外径には、供給すべき円筒部品が転動ローラの回
転と共に摩擦転動する間隙が形成され、上記円筒部品が
上記外周案内板の内周と上記転動ローラの外周との間を
転動する間、上記円筒部品の両端面をガイドする端面ガ
イド板が形成され、上記外周案内板と上記転動ローラの
間隙の一部に軸方向状に連ねた円筒部品を注入するノズ
ルを設け、他の箇所に上記円筒部品を外部に排出するだ
めの排出口を設けたのて゛、軸方向に整列供給された円
筒部品を高速かつ連。

続的に整列姿勢を変換して供給することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は円筒部品の例を示す斜視図、第２図はボウルフ
イーグの整列姿勢を示す要部の斜視図、第３図及び第４
図は従来の円板への供給装置の例及び作用を示す図、第
５図は本発明の一実施例を示す断面図、第６図及び第７
図は本発明の詳細な説明に供する詳細説明図である。 ３０・・・コア、３２・・・ノズル、３４・・・転動ロ
ーラ、３６・・外周案内板、３つ・・・コア端面前ガイ
ド、３９′・・・コア端面後ガイド、４６・・・ジグザ
クシュート、５０・・・円板、５１・・・溝。 出願人代理人　弁理士　秋　山　　　高弟ｆ図　　　　
　　　第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 外周案内板と、転動ローラとを同心に配置しかつ外周案
   内板の内径と転動ローラの外径には、供給すべき円筒部
   品が転動ローラの回転と共に摩擦転動する間隙が形成さ
   れ、 上記円筒部品が上記外周案内板の内周と上記転動ローラ
   の外周との間を転動する間、上記円筒部品の両端面をガ
   イドする端面ガイド板が形成され、上記外周案内板と上
   記転動ローラの間隙の一部に軸方向状に連ねた円筒部品
   を注入するノズルを設け、 他の箇所に上記円筒部品を外部に排出するための排出口
   を設けたことを特徴とする円筒部品姿勢変換供給装置。