JPS6119253Y2 - - Google Patents

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JPS6119253Y2
JPS6119253Y2 JP8240881U JP8240881U JPS6119253Y2 JP S6119253 Y2 JPS6119253 Y2 JP S6119253Y2 JP 8240881 U JP8240881 U JP 8240881U JP 8240881 U JP8240881 U JP 8240881U JP S6119253 Y2 JPS6119253 Y2 JP S6119253Y2
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JP
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gas
gear
lever
valve body
drive shaft
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JP8240881U
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JPS57194966U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス漏れの発生により自動的にガス流
路を遮断するガス漏れ防止器に関するものであ
る。
近年プロパンガスなどのガス漏れによる爆発や
火災事故が多く発生し、その被害も甚大である。
このため各種の警報装置が開発され、特にガス漏
れセンサーと、ブザーとを組合せた構造のものが
一般に多く利用されている。
しかしながら、このように単にブザーによる警
報だけでガス漏れの発生を知らせるものは、ガス
流路の遮断を人手で行なう必要があるため外出し
て不在の場合には何ら役にたたない。
また地震が発生した時、避難に手間どり、火気
の消火やガスの元栓を締め忘れることもあり、こ
のため2次災害による爆発や火災の危険性があつ
た。
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、ガス
漏れの検知により直ちにガスの流路を自動的に遮
断し、人が不在の場合でも爆発や火災の発生を確
実に防止して、安全性を高めたガス漏れ防止器を
開発したものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
のである。第1図はガス漏れ防止器の平面図、第
2図はその正面図であり、図において1はガス調
圧弁、2はその弁体駆動軸、3はこの先端に回動
自在に螺合した第1の歯車、4は前記第1の歯車
3と噛合する第2の歯車、5は第2の歯車4を支
持する回転軸、6はこの先端に取付けた回転ハン
ドル、7はマグネツト、8はマグネツト7に接続
したガスセンサー、9は地震センサーを夫々示
す。
前記ガス調圧弁1は第3図に示すように中空円
板状の本体ケース10の両側に、図示しないガス
ボンベに接続したガス管が取付けられるガス導入
口11,11が設けられ、本体ケース10の中央
下部に、室内のガス器具に接続されているガス管
が取付けられるガス流出口12が設けられてい
る。
13は弁体で、この弁体13はレバー14を介
して弁体駆動軸2に連結され、この弁体駆動軸2
の中間部は、中空部15の上部を覆うゴム製のダ
イヤフラム16に固定され、更にその上部がダイ
ヤフラム16を貫通し、その先端が本体ケース1
0の上部から突出している。本体ケース10内の
弁体駆動軸2にはコイルスプリング17が差し込
まれ、弁体駆動軸2の先端にはねじ溝18が形成
され、ここに本体ケース10の上端部と摺接する
ように、第1の歯車3が回転自在に螺合してい
る。
上端に回転ハンドル6を取付けた回転軸5は、
その中間にコイルスプリング19を巻回し、その
一端を回転軸5に、他端をケース20に固定して
いる。この回転軸5にはカム板21と、前記第1
の歯車3と噛合する第2の歯車4とが取付けら
れ、更にこの第2の歯車4の裏面には、三角形状
のストツパー22が突設されている。
前記カム板21は、マイクロスイツチ23の接
点24が摺接し、このマイクロスイツチ23はマ
グネツト7の回路に接続し、接点24とカム板2
1との接触によりマグネツト7の回路を遮断する
ようになつている。
ガスセンサー8と接続したマグネツト7の近傍
には、第4図に示すように第1のレバー25が設
けられ、この第1のノバー25は第5図に示すよ
うにT形とL形の板材を接合した形状をなし、支
点26を中心に回動するようになつている。この
第1のレバー25の一端は、支点27を回動中心
とする第2のレバー28の下面に当接している。
前記地震センサー9は、第6図に示すように軸
29の先端に、鎖30を介して重り31が連結さ
れ、前記軸29の中間に円板32が固定され、更
にこの下方に感度調整用のコイルスプリング33
が取付けられ、コ字形のブラケツト34に取付け
られている。前記円板32の上面には第2のレバ
ー28の一端が当接し、この支点27に取付けた
スプリング35の弾性力により、円板32を下方
に付勢するようになつている。第2のレバー28
の他端は上方に折曲し、この折曲部36が、第2
の歯車4の裏面に突設したストツパー22と着脱
自在に係合するようになつている。
次に上記構成をなすガス漏れ防止器の動作につ
いて説明する。
ガスセンサー8を図示しない電源に接続し、回
転ハンドル6を回転させると、回転軸5に固定し
た第2の歯車4も一体に回転し、この裏面に突設
したストツパー22が、第2のレバー28の折曲
部36に係合して、回転ハンドル6はロツクされ
る。回転ハンドル6を取付けた回転軸5にはコイ
ルスプリング19が巻回され、その一端が固定さ
れているので、常時前記回転方向と逆向きに戻る
復帰力が働いているが、ストツパー22によりロ
ツクされて停止する。またマイクロスイツチ23
の接点24はカム板21から離れた状態となる。
一方、第2の歯車4の回転に伴つて、これと噛
合する第1の歯車3も同時に回転する。
第1の歯車3は弁体駆動軸2の先端に形成した
ねじ溝18に螺合していると共に、ガス調圧弁1
の本体ケース10の上端に摺接して位置決めされ
ているので、第1の歯車3の回転により弁体駆動
軸2は下降し、セツトを完了する。
弁体駆動軸2の下降により、これを連結された
レバー14が回動し、弁体13が中央側に移動
し、ガス導入口11が開口して本体ケース10内
にガスが流入し、更にガス流出口12からガス器
具に導びかれる。
ガス圧が上昇すると、ダイヤフラム16が膨張
し、これに連結された弁体駆動軸2も上昇して、
上記とは逆方向にレバー14が回動して弁体13
がガス導入口11を閉塞してガスの流路を遮断
し、またガス圧が低下すると、コイルスプリング
17により押圧されたダイヤフラム16が収縮
し、再びガス導入口11が開口する動作を繰り弁
してガス圧が調整される。この時第1の歯車3は
第2の歯車4に対し、上下にスライドする。この
調整動作は従来のプロパンガスボンベに取付けら
れているガス調圧弁と同一である。
ガス漏れが発生し、これをガスセンサー8で検
知すると、この検知電流がマグネツト7に流れて
これを励磁する。マグネツト7が励磁されると、
これに近接して設けた第1のレバー25の先端が
第5図の矢印方向に回動し、他端側が上方に回動
する。この第1のレバー25の他端側の上面に当
接して設けた第2のレバー28は、第1のレバー
25の回動により持ち上げられ、他端側の折曲部
36が下方に回動し、ストツパー22の係合が解
除される。
第2の歯車4を取付けた回転軸5はコイルスプ
リング19により、常時復帰しようとする回転力
が働いているが、ストツパー22が解除される
と、回転軸5が急激に回転復帰し、これに接続し
た第2の歯車4も回転する。
第2の歯車4の回転により、これと噛合する第
1の歯車3がセツト時と逆方向に回転し、第1の
歯車3は本体ケース10の上端に摺接しているの
で、螺合した弁体駆動軸2は、第1の歯車3の回
転により上昇する。この結果、弁体駆動軸2の下
端にレバー14を介して連結した弁体13が外側
に向つて移動し、ガス導入口11を塞ぎ、ガスの
流路が遮断される。
一方、前記第2の歯車4と、同軸に取付けられ
たカム板21も、同時に回転し、復帰状態でマイ
クロスイツチ23の接点24と離間し、ガス漏れ
の検知により励磁したマグネツト7の回路が直ち
に遮断され、マグネツト7の焼損を防止すること
ができる。
次に地震が発生した場合のガス流路の遮断動作
について説明する。
回転ハンドル6を持つて回転し、第2の歯車4
と、これに噛合する第1の歯車3を回転させ、同
時にこれと螺合する弁体駆動軸2を下降させて、
ストツパー22により固定し、セツトするところ
までは前述と同一である。
地震が発生し、ガス漏れ防止器が揺れると、地
震センサー9の重り31が第6図に仮想線で示す
ように転倒し、鎖30を介して連結された軸29
が引き上げられる。これに伴つて軸29に取付け
た円板32が上昇し、この円板32の上面を押圧
して当接していた第2のレバー28の端部が持ち
上げられ、支点27を中心として回動する。この
ため第2のレバー28の折曲部36は矢印方向に
回動し、これと係合していたストツパー22から
解除され、第2の歯車4を取付けた回転軸5が急
激に回転復帰し、以下前述と同様の動作により第
1の歯車3を回転させ、弁体駆動軸2を上昇させ
てガス流路を直ちに遮断することができる。なお
地震発生時のガス流路の遮断は、何ら電気的な機
構を必要とせず、機械的な機構の組合せにより動
作するので、停電時においても地震によるガス漏
れを防止することができる。
従つて上記構成のガス漏れ防止器では、ガス漏
れを直ちに検知して、ガス流路を遮断できると共
に、地震の発生時にも確実にガス流路を遮断する
ことができる。また本考案の防止器では、ガス調
圧弁1を内蔵しているので、従来のプロパンガス
ボンベに取付けていたガス調圧弁が不要となり、
しかも複雑な配線、配管を必要とせず簡単に設置
することができる。
なお上記実施例では、第1の歯車3をガス調圧
弁1の本体ケース10の上端に直接摺接するよう
に取付けた場合について示したが、ワツシヤなど
を介在させて取付けても良い。またガス導入口1
1はガス調圧弁1の本体ケース10の両側に設け
た場合に限らず、片側でも良く、またガス流出口
12との位置関係は任意に設定することができ
る。
更に第2の歯車は、上記実施例の円形歯車に限
らず、ラツク式歯車でも良く、この場合、ハンド
ルはレバー式のスライド型を用いる。
また本考案はセンサーとして地震センサー9を
設けず、ガスセンサー8だけを取付けても良く、
この場合、第1のレバー25だけでよい。更に火
災検知器を取付けて、火災発生時に直ちにガス流
路を遮断するようにしても良い。
また電源としては通常の交流電源に限らず、充
電式の電池や乾電池でも良く、更に必要に応じて
電源ランプや作動ランプ、あるいは水平器を取付
けた構造でも良い。
また本考案はプロパンガスに限らず、都市ガス
の場合にも適用することができる。
以上説明した如く、本考案に係わるガス漏れ防
止器によれば、ガス漏れの検知により直ちにガス
の流路を自動的に遮断し、人が不在の場合でも爆
発や火災の発生を確実に防止して安全性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はケースの上面を取外した状態を示
す平面図、第2図はケースの前面を取外した状態
を示す正面図、第3図はガス調圧弁と第1および
第2の歯車との関係を示す断面図、第4図はマグ
ネツトによるレバーの動作を示す説明図、第5図
はレバーの動作を示す説明図、第6図は地震セン
サーによるレバーの動作を示す説明図である。 1……ガス調圧弁、2……弁体駆動軸、3……
第1の歯車、4……第2の歯車、5……回転軸、
6……回転ハンドル、7……マグネツト、8……
ガスセンサー、9……地震センサー、10……本
体ケース、11……ガス導入口、13……弁体、
16……ダイヤフラム、22……ストツパー、2
3……マイクロスイツチ、27……第1のレバ
ー、28……第2のレバー、31……重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイヤフラムの膨張収縮により弁体駆動軸を動
    作させるガス調圧弁と、このガス調圧弁の本体ケ
    ースより突出させた弁体駆動軸の先端に回転自在
    に螺合し、前記本体ケースに摺接して設けられた
    第1の歯車と、この第1の歯車に噛合し、スプリ
    ングにより付勢されているハンドルに接続された
    第2の歯車と、この第2の歯車に取付けられたス
    トツパーと、ガスセンサーに接続したマグネツト
    と、このマグネツトの励磁により回動し、前記ス
    トツパーと着脱自在に係合するレバーとからなる
    ことを特徴とするガス漏れ防止器。
JP8240881U 1981-06-04 1981-06-04 Expired JPS6119253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240881U JPS6119253Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240881U JPS6119253Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194966U JPS57194966U (ja) 1982-12-10
JPS6119253Y2 true JPS6119253Y2 (ja) 1986-06-10

Family

ID=29877877

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8240881U Expired JPS6119253Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04

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JP (1) JPS6119253Y2 (ja)

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JPS57194966U (ja) 1982-12-10

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