JPS61192263A - 健康食品 - Google Patents

健康食品

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Publication number
JPS61192263A
JPS61192263A JP60034179A JP3417985A JPS61192263A JP S61192263 A JPS61192263 A JP S61192263A JP 60034179 A JP60034179 A JP 60034179A JP 3417985 A JP3417985 A JP 3417985A JP S61192263 A JPS61192263 A JP S61192263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lemongrass
lemongrass oil
oil
health food
cyclodextrin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60034179A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Oshiba
大柴 進
Terumi Tamada
玉田 輝巳
Hiroshi Matsuta
全田 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REMON GURASUFUUDE KK
Original Assignee
REMON GURASUFUUDE KK
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Publication date
Application filed by REMON GURASUFUUDE KK filed Critical REMON GURASUFUUDE KK
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Publication of JPS61192263A publication Critical patent/JPS61192263A/ja
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として熱帯地方で栽培され、香料、香辛
料として有用なレモングラス(L e m o n g
 r ass)より得たレモングラスオイル(Lemo
ngrass 。
il)を有効成分とする飲食が容易な健康食品に関する
ものである。
〔従来の技術〕
レモングラスは、インド原産のイネ科に属する植物で、
ニオイガヤの一種であることにより、葉を千切ると、レ
モン臭を発し、主として熱帯、亜熱帯に生育する。
このレモングラスを水蒸気蒸溜して得た油状分(全草に
対して約0.3〜0.5重量%得られる。)は、レモン
グラスオイルとして知られている。
このレモングラスオイルの化学的成分は、産地により若
干の差異はあるが、シトラール(Citral)を主成
分としており、他にシトロネロール(Citronel
lol)、ゲラニオール(Geranioり、ネロール
(Nerol)、 d−リモネン(d−Limonen
)+  α−テルピネオール(α−Terpineol
)などの他数多くのモノテルペン(Monoterpe
ne)のアルコール(Alcohol)やアルデヒド(
Aldehyd))等から構成されている。
か\るレモングラスオイルおよびレモングラスは、工業
的には主として石鹸などの香料、あるいは香辛料として
用いられるほか、シトラールから人造バイオレットやビ
タミンAを合成するための原料として使用されている。
一方、レモングラスは原産地において古くから人々の間
で、滋養強壮剤的な効果を有するものとして東洋の漢方
薬と同様に水又は湯に浸したり、さらには、乾燥させて
一種のお茶の如くして飲用されているが、その科学的な
裏付けは殆どない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように、レモングラスは香料、香辛料として有用
なものであり、また、原産地では強壮剤の如く飲用され
ているものであるが、レモングラスは本来、レモン臭が
非常に強く、これを飲用するには可なりの抵抗感が伴う
この発明の発明者等は、か\る欠点を有するレモングラ
スの飲食を容易ならしめんとして検討して、レモングラ
スを水蒸気蒸溜して得たレモングラスオイルを健康志向
食品として用いることに着目した。
しかしながら、本来レモン臭の強いレモングラスの水蒸
気蒸溜で得たレモングラスオイルも強い臭気があり、ま
た口中において刺戟性を伴い、特に直接的な飲用は著し
く困難である。
従って、健康食品として有用視されているとしても、こ
れをそのま\、あるいは水や他の液体で希釈して飲用す
ることは実際問題として非常に無理である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は畝上のごとき現状に鑑み、レモングラスオイ
ルに関して、レモングラスオイルの臭気や刺戟性を避け
て飲食の容易な健康食品としたもので、レモングラスよ
り得たレモングラスオイルを主成分とする健康食品であ
って、前記レモングラスオイルをβ−ザイクロデキスト
リンで包接せしめて得た包接体の単味、あるいは、これ
に栄養剤などの添加剤を加えて固体状配合物を形成する
か、もしくは前記レモングラスオイルに栄養剤などの添
加剤を加えた液体状配合物を軟カプセル中に封入するこ
とより無臭化せしめたことを特徴とするものである。
この発明におけるレモングラスオイルの無臭化は、レモ
ングラスオイルをβ−ザイクロデキス1−リンで包接せ
しめるか、またはレモングラスオイルを軟カプセル中に
封入するかのいずれかの手段により、レモングラスオイ
ルの健康食品としての有効性を喪失することなく無臭化
せしめるものであるが、その際に使用されるレモングラ
スオイル以外の他の配合物としては、他の健康志向食品
や滋養強壮剤、甘味料香料等であり、具体的には各種ビ
タミン剤、小麦胚芽油、良質の天然脂肪分を多く含む油
として知られているアボカドオイル。
乳糖等を挙げることができる。
また、所与の剤型とするための分散剤や賦型剤を加える
こともできる。
これらの他の配合物は、配合時のレモングラスオイルの
態様により、液体状または固体状として用いられ、レモ
ングラスオイルのβ−サイクロデキストリン包接体に対
する配合物としては予め固体状のものを使用するか、ま
たは配合により固体状となるようなものが使用され、軟
カプセル化の場合には液体状のま\レモングラスオイル
に混合してカプセル中に封入される。
こ\で、レモングラスオイルの包接体は、熱や光に対し
て安定で、かつ無毒性の食品添加物として広く使われて
いる前記のβ−サイクロデキストリンを使用し、レモン
グラスオイルとβ−サイクロデキストリンを水性媒体中
で攪拌加温したのち、冷却結晶化せしめることによって
得られる。
この場合のレモングラスオイルは、包接体全量に対して
5〜15重量%の範囲にあることが望ましく、か\る包
接量においてレモングラスオイルの臭気や刺戟性が消失
し、健康食品としての有効性を保持しながら飲用容易な
ものとすることができる。
一方、レモングラスオイルの軟カプセルへの封入は、常
法に従い、ゼラチン、グリセリン、水等を混合して溶融
後射出成型して得た軟カプセルの殻内に、内容液である
調整済みの液体状配合物を所定量注入し、注入口を加熱
密封することによって達成することができる。
この際、得られた軟カプセルには、あらかじめ内容液中
に甘味剤や香料等を加えておくこともできる。
−〇− このような軟カプセルは、球状、ラグビーボール状など
任意の形状を選ぶことができ、その大きさも飲用に支障
の無い限り特に制限はされるものではない。
〔作  用〕
この発明において、レモングラスオイルを包接するβ−
サイクロデキストリンは、レモングラスオイル中の主な
有効成分たるシトラールを略完全に包接するほか、他の
有効成分とされているシトロネロール、ゲラニオール、
ネロール、d−リモネン、α−テルピネオールなども併
せて容易に、しかも殆ど完全に包接することができるも
のであり、これと共にがかるβ−サイクロデキストリン
は、包接によってレモングラスオイルが持つ強烈な臭と
刺戟性とを殆ど消失せしめることができるものである。
また、レモングラスオイルの軟カプセル化により、レモ
ングラスオイルのもつ強烈な臭気と刺激性がカプセルに
よって隔離され、前記と同様に無臭化され、また、刺激
性を解消して飲用が極めて容易なものとなる。
この発明によれば、レモングラスオイルのβ−サイクロ
デキストリンによる包接体を主体とする固体状配合物と
するか、またはレモングラスオイルを含む液体状配合物
の軟カプセル化により、無臭性の付与と刺激性の排除が
なされて飲食が極めて容易となるのみならず、健康食品
としての取り扱いや保存性を著しく向上することができ
るものである。
〔実 施 例〕
以下、実施例を示してこの発明を説明する。
実施炎上 ハワイ産のレモングラスをハワイ大学で水蒸気蒸溜して
得たレモングラスオイル1gと、β−サイクロデキスト
リン20gを、50%のイソプロピルアルコール400
m 7!に加えて攪拌しながら約65℃に加温した。1
時間還流した後、加温を中止し攪拌しながら徐々に冷却
し約5℃とした。これに要した時間は約4時間であった
ついで、冷却により析出した結晶を濾過して集め、この
集めた結晶を、50%のイソプロピルアルコール約10
0m7!で洗浄して減圧下で加温乾燥して粉末状のレモ
ングラスオイル包接体を得た。
この包接体自体にはレモングラスオイル特有の臭気は全
(無(、日中における刺戟も全く感じられなかった。
このようにして得たレモングラスオイル包接体に、他の
配合物を加えて全体略均−な粒径の顆粒状配合物を得、
これをスティック包装して健康食品を得た。
これらの配合組成は下記の通りである。
(配合組成) レモングラスオイル包接体   50mgデンプン  
         650mg乳   糖      
         300mgこの配合物も臭気はなく
、日中における刺激性も全く無く、健康食品として非常
に飲み易いものであった。
プ」近法上 蒸溜水300m 7!に、β−勺ビイクロデキストリン
2〇9− gを加温溶解(60〜65℃)し、レモングラスオイル
1gをアセトン約5m7!に溶解させたものを攪拌しな
がら徐々に加え、攪拌下に約90℃まで加温し、以後は
実施例1と同様に冷却して結晶を得た。
結晶は約100m lの蒸溜水で洗浄し、減圧下で加温
乾燥してレモングラスオイル包接体を得た。得られた収
量は12.1gであった。
この包接体自体にはレモングラスオイル特有の臭気は全
く無く、日中における刺戟も感じられなかった。
かくて得たレモングラスオイル包接体に、他の配合物を
加えて全体略均−な粒径の顆粒状配合物を得、これを実
施例1と同様にスティック包装して健康食品とした。
これらの配合組成は下記の通りである。
配合組成 ル レモングラスオイル包接体   50ntgアボカドオ
イル       100mg、IC−1000550
mg 乳   糖               300mg
−1〇− 1i11toロフイリンナトリウム  II(なお、」
二記のJC−1000とは、アボカドオイルを粉末化さ
せるためのコーンスターチである。)配合組成 2 レモングラスオイル包接体   100mgアボカドオ
イル        100mg結晶セルローズ   
     400mg乳   糖          
      390mgステアリン酸マグネシウム またはカルシウム       Lomgこの配合物も
臭気はなく、日中における刺激性も全く無く、健康食品
として非常に飲み易いものであった。
なお、アボカドオイルの粉末化には、上記以外にも溶性
デンプン、バレイショデンプンおよびPsC(粉末状の
コーンスターチ)等も利用できる。
また、アボカドオイル以外の配合剤としては、最近健康
食品として注目されている小麦胚芽油、[PA、その他
の魚油、天然ビタミンE2月見草油などがある。
実11箱走 レモングラスオイルに他の液状配合物を加え、これを予
め成型した球状の軟カプセル中に注入したのち、注入口
を加熱密封して軟カプセルを得た。
軟カプセル1球中の液状配合物の配合組成は下記の通り
である。
(配合組成) レモングラスオイル      5mg天然ビタミンE
10mg アボカドオイル       100mg小麦胚芽油 
        185mgなお、軟カプセルはゼラチ
ン60%、グリセリン30%、水10%よりなる混合物
をフィルム状にした後、内容量300mgの球状に射出
成型したものを使用した。          かくて
得たレモングラスオイル含有軟カプセルは、健康食品と
して飲用に適したものであった。
〔発明の効果〕
この発明において、レモングラスオイルを包接化し、あ
るいはカプセル化することにより、従来その臭気や刺激
性によって飲食がきわめて困難であったレモングラスオ
イルをきわめて飲みやすくし、また、健康食品としての
取り扱いや、保存性を大幅に向−1ニし、その利用範囲
を拡大して利用率を高めることができた点できわめて優
れたものである。
また、レモングラスオイルを包接するβ−サイクロデキ
ストリンは、本来無毒性で食品用途に広く使用されてい
るもので、飲用による人体への悪影をは皆無であり、こ
の点でもこの発明は優れたものである。
特許出願人  レモングラスフード 株式会社手続補正
書 1、事件の表示 昭和60年特 許 願第34179号 2、発明の名称 健康食品 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都中央区銀座2丁目2番19号 レモングラスフード 株式会社 代表者  井 川 倚 − 4、代理人の105 東京都港区新橋5丁目12番1号 電話 436−3940 (代) 6、補正の内容 (1)明細書第2頁15行目に、 [アルデヒド(Aldehyd) Jとあるを、[アル
デヒド(Aldehyde) Jと補正する。
(2)明細書筒11頁3行目に、 「コーンスターチである。」とあるを、「ポーラス状の
コーンスターチである。」と補正する。
(3)  明細書箱11頁15〜16行目に、rPSC
lとあるを、rPcsjと補正する。
以   上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レモングラスより得たレモングラスオイルを主成分とす
    る健康食品であって、前記レモングラスオイルをβ−サ
    イクロデキストリンで包接せしめて得た包接体に、栄養
    剤などの添加剤を加えて固体状配合物を形成するか、も
    しくは前記レモングラスオイルに栄養剤などの添加剤を
    加えた液体状配合物を軟カプセル中に封入することより
    無臭化せしめたことを特徴とする健康食品。
JP60034179A 1985-02-22 1985-02-22 健康食品 Pending JPS61192263A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60034179A JPS61192263A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 健康食品

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ID=12406979

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JP (1) JPS61192263A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0393973A1 (en) * 1989-04-18 1990-10-24 Lemon Grass Food Co., Ltd. Antitumor Agent Indicated for lung cancer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0393973A1 (en) * 1989-04-18 1990-10-24 Lemon Grass Food Co., Ltd. Antitumor Agent Indicated for lung cancer

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