JPS61191628A - 二塩化エタンの製造方法 - Google Patents

二塩化エタンの製造方法

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JPS61191628A
JPS61191628A JP60031261A JP3126185A JPS61191628A JP S61191628 A JPS61191628 A JP S61191628A JP 60031261 A JP60031261 A JP 60031261A JP 3126185 A JP3126185 A JP 3126185A JP S61191628 A JPS61191628 A JP S61191628A
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ethylene
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dichloroethane
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俊 和知
Yusaku Ariki
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
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    • C07C17/02Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of halogens to unsaturated hydrocarbons

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 二塩化エタンは、塩化ビニルモノマーの原料として工業
的に重要である。本発明は、エチレンと塩素を83℃以
上の液相で反応させて二塩化エタンを製造する方法に関
するものであり、更に詳しくは、この反応において未反
応で排出されるエチレンを回収する方法に関するもので
ある。
(従来の技術) エチレンと塩素とを、二塩化エタンを主成分とする液体
反応媒質中に供給して83℃以上で反応させる方法は反
応熱を有効利用する有利な方法であり、米国特許292
9852号において提案されて以来高温法として知られ
ている。この高温法において反応選択性を良好に維持す
る為には英国特許1184576号で述べられているよ
うに、塩素に比べてエチレンが過剰になるようにするこ
とが効果的である。エチレン過剰にして反応を行なうと
未反応エチレンが排出されるので原料収率を高く維持す
る為には未反応排出エチレンを回収することが重要であ
る。一方、この反応に用いる塩素は食塩の電気分解たよ
って工業的に製造されるものがほとんどでやり、水銀法
電気分解によって製造される塩素には0.2〜0.5俤
程度の酸素が含まれており、隔膜法電、気分解、によっ
て製造される塩素には1〜2チあるいはそれ以上の酸素
が含まれている。特開昭58−177928に記載のよ
うに酸素はこの反応の選択性を良好に維持する効果があ
るので、塩素中に含まれている酸素あるいはその他に添
加する酸素を利用することができる。このようKして反
応器に供給された酸素は、未反応エチレンとともに排出
ガス中に含まれてくるので爆発混合組成を形成する危険
性を考慮することが重要である。
未反応エチレンを回収する従来法のうち、英国特許11
84576号では、高温法の反応熱によって気化した反
応媒質蒸気を冷却して二塩化エタンを凝縮液化して分離
した後、非凝縮ガスを第2反応器に供給して未反応エチ
レンを回収しており、この方法では非凝縮ガスに不活性
ガスを添加することが記載されているので爆発混合組成
をはずすことがセき兎。未反応排出エチレンに窒素等の
不活性ガスを添加する方法においては、第2友応器に供
給するエチレンは不活性ガスで希釈されて濃度が低くな
るので吸収が困難となる点が問題である。
また別の方法として特開昭48−57906(ソシエタ
・イタリアーナ)においては、最大88チのエチレンが
未反応のまま第2反応器に供給され、二段階で反応させ
ることが提案されており、この方法では第1友応器から
排出されるエチレン量が多いので爆発混合゛組成をはず
すことがヤきる。
第2反応器の゛負荷力′;大′壜い場合には、第1反応
器において高温反応を行なって反応熱を有効利用する際
の回収熱量が少なくなる点が不利である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、高温法で二塩化エタンを製造する反応器
から排出される酸素を含んだ未反応エチレンを爆発混合
組成を形成することなく第2反応器に供給して回収する
方法について鋭意検討した結果、従来法の問題点を解消
する新たな方法を見出し、本発明を完成した。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、二塩化エタンを主成分とする液体反
応媒質を常圧における沸点以上の温度に保った第1反応
器にエチレンと塩素とを供給して少量の酸素存在下で反
応させ二塩化エタンを製造し、第1反応器から未反応で
排出されるエチレンを第2反応器に供給するにあたって
、第1反応器から未反応で排出されるエチレンと酸素と
が形成する爆発混合組成を二塩化エタン蒸気で希釈して
安全な組成のガスとすることを特徴′とする二塩化エタ
ンの製造方法を要旨とする。以下に詳細説明する。
本発明の方法に用いる第1反応器は、二塩化エタンを主
成分とする液体反応媒質を仕込み、エチレンと塩素とを
供給して83°C以上の温度で反応させて二塩化エタン
を製造する。第一段目の反応器に供給するエチレンと塩
素の化学量論的比率は、エチレンが過剰になるようにし
、好ましくはエチレン/塩素比率として1.005〜1
.200にすることができる。反応の触媒として塩化鉄
等を用いることができるが、その他に反応器に供給され
る酸素は度広選択性を向上する為に好ましい。酸素は、
通常、塩素中に0.1チ〜10.チ含まれて反応器に供
給される。          −反応によって発生す
る熱量の全部あるいは一部は、液体反応媒質の気化に費
されて反応器の温度は一定に保持される。こうして発生
した反応媒質蒸気は反応器から凝縮器に導入して液化し
、非凝縮の気体中には未反応エチレンと酸素が濃縮され
る。
本発明の最大の特徴は、この凝縮器において二塩化エタ
ンを主成分とする反応媒質蒸気の一部を非凝縮に保ち、
酸素とエチレン等によって形成される爆発混合組成に対
して第8成分として二塩化エタンを混合することにより
第2図に示すような安全な領域のガス組成にして第2反
応器に供給することにある。
従来法で用いられていた窒素ガス等の不燃性ガスで希釈
する方法における爆発混合組成は第3図に示すように、
本発明の方法に比べて安全な組成の領域が狭い。これに
対し本発明では爆発混合組成を回避するために用いる第
8成分として反応媒質蒸気として得られる二塩化エタン
を使うため、第2図に示すようにこの領域が広い。これ
によって本発明の様々な利点が得られる。
非凝縮に保つ蒸気の量を第1反応器へ供給する塩素のモ
ル数に基づいて0.05倍〜1.0倍の範囲で選定する
ことができる。通常の反応器運転に当っては、塩素の供
給モル数を基準にしてエチレンの過剰率あるいは酸素の
含有率が決っていることが多いので、これに基づいて非
凝縮蒸気量を決定すれば排出ガス中の酸素、エチレン及
び二塩化エタン量の比率が定まり、爆発混合組成回避の
管理にとって好都合である。非凝縮蒸気量が少な過ぎる
と爆発混合組成を形成する危険性があり、多過ぎる場合
には反応器へ還流する凝縮液量が不足して反応器の液量
を維持することが困難になること、あるいは凝縮器にお
いて熱回収をする時の回収熱量が少なくなる等の点が不
利となるので適切な量にすることが好ましい。とくに非
凝縮で排出されるガス中の二塩化エタン割合を30容量
チ以1に保つ範囲にするのが好ましい。この範囲は、爆
発混合組成の概念図である第2図において安全な領域で
あることがわかる。酸素濃度が低い範囲に保って安全な
領域で操作することもできる。
排出ガスが爆発混合組成を形成することなく安全である
ことを確認する為には、たとえば排出ガスの流量を測定
するか、あるいは組成を分析することが好ましく、これ
らの検出結果に基づいて、より適切な非凝縮ガス量を設
定することができる。
非凝縮の気体忙酸素が濃縮されるとエチレンなどによっ
て爆発混合組成を形成する危険があることに対して、本
発明の方法では、充分な量の蒸気に希釈されているので
酸素濃度が低く保たれて爆発混合組成にならないのであ
る。
本発明の方法を実施するために必要とされる非凝縮蒸気
量の調節は、たとえば凝縮温度あるいは圧力を操作する
ととKよって達成される。つまり反応媒質の主成分であ
る二塩化エタンの温度と蒸気圧の関係を知って、所定の
圧力において凝縮温度に対応する二塩化エタンの蒸気圧
が占める分圧相当の蒸気量を非凝縮に保つことができる
以上の方法によって調節されて反応媒質蒸気とともに反
応器からとり出した未反応エチレンは第2反応器に供給
する。第2反応器は二塩化エタンを主成分とする液体反
応媒質が第1反応器よりも低い温度に維持されている吸
収器を用いれば第1反応器から供給される反応媒質蒸気
は急速に液化し、未反応エチレンは速かに吸収され、回
収される。第2反応器としては、塩化ビニルモノマー製
造プラントにおける低温法の液相塩素化反応器を用いる
こともできる。あるいはオキシクロリネーションの反応
器を用いることも可能である。
(発明の効果) 本発明の方法で社、以下の点において従来法よりすぐれ
た安全な組成のガスを提供することができる。反応媒質
の蒸気を用いて排出ガスを希釈するので従来法のように
特別に昇圧された窒素を必要としない点が有利である。
酸素とエチレンに第3成分として二塩化エタンを用いる
場合の爆発混合組成を形成しない安全領域は従来法の窒
素を第3成分として用いる場合の安全領域と比較して広
い為、反応器の負荷変動や運転状態の変動に対して許容
範囲がひろくなり、運転操作に有利である。
同時に、窒素を用いる場合に比べて二塩化エタンを用い
る場合の安全領域まで希釈するのに要するガス量は少量
で済むので設備を小さくできる点も有利である。第2反
応器に供給された排出ガス中の未反応エチレンは、従来
法によって窒素希釈された場合には、エチレン濃度が希
薄であるため溶媒への吸収が遅く回収が困難であるが、
本発明の方法によれば低温に保たれた第2反応器におい
て二塩化エタンは急速に凝縮し未反応エチレンは著しく
濃縮され吸収が速いので回収することが容易である点が
有利である。
従来法のうち、大過剰のエチレンを供給する場合には、
第1反応器で高温反応を行なう割合が少なくなるので高
温の反応熱を回収利用する場合には熱利用率が少なくな
る。これに対し、本発明の方法では未反応エチレンを過
大にすることは必要でないので熱回収利用率を太きくと
れる点が有利であるとともに第2反応器の負荷が小さい
ので設備面においても有利である。
(実施例) 以下に実施例と比較例をあげて、本発明を詳細説明する
実施例1 第1図において第1反応器A−に二塩化エタン液を仕込
み、触媒として塩化第二鉄を約1500wt ppm溶
解する。導管2から塩素を700kg/hr供給し、導
管1からはエチレンを28Q4F/hr供給して約2−
のエチレン過剰条件で反応を行なう。塩素中には2チの
酸素が含まれている。反応器塔頂圧力を4 atmに保
ち液体反応媒質を185°Cで沸騰させて一定温度にす
る。反応熱によって気化した反応媒質の蒸気は導管8を
通って凝縮器Bに供給する。
凝縮器Bの凝縮温度は熱媒体7を調節して124℃にな
るようにする。凝縮液は反応器へ還流するとともに一部
は製品として抜き出す。124℃における二塩化エタン
の蒸気圧は約8.08 atmであり、全圧の約75チ
である。導管6から非凝縮ガスとして取り出される成分
は、酸素約440ONl/hr 。
エチレン約44=OONl/hr、二塩化エタン約88
20ONl/hr、その他200ONl/hr程度とな
り第2図の中に示した安全領域の組成であるから爆発混
合組成をはずれている。導管6を流れる全ガス量を測定
して適切な流量になるよう凝縮温度を調節する。第2反
応器Cは二塩化エタン液を仕込み外部熱交換器と連結し
て60℃に維持した。導管6からの成分を供給するとと
もに導管2から未反応エチレンに相当する量の塩素を供
給して反応させる。
この時第1反応器の負荷は全体の981s程度であシこ
の反応熱を回収利用できる。第2反応器の負荷は全体の
2チ程度であシ、二塩化エタンが液化した後のエチレン
濃度は45%程度となって容易に吸収して回収される。
排出ガスの全量は約4400ONl/hrである。
実施例2 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただしこの時の
エチレン供給量を700に9/hrとしてエチレン過剰
率を約8%とし、塩素中に含まれる酸素量を2%とする
。反応温度は185℃として凝縮温度を100℃に保て
ば非凝縮ガスとして排出される成分は、酸素約4400
 Nl/h r 、エチレン約1760ONl/hr、
二塩化エタン約1620ONl/hr。
その他約200ONA!/hrとすることができ第2図
に示したように安全領域である。
この時排出ガス量は約40000 Nl/hrである。
第2反応器のエチレン負荷は第1反応器に比べて8チ程
度で少なく、二塩化エタンが液化した後のエチレン濃度
は約75%と高濃度である為容易に吸収され回収できる
実施例3 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただしこの時の
塩素供給量は200/c!?/hr、塩素中に含まれる
酸素は3%とし、エチレン供給量を80kg/hrで約
1%過剰とする。反応温度は110℃とじ凝縮温度を9
7°Cに保つと全圧は2.16atmに対して凝縮温度
における二塩化エタン蒸気圧は1.50atmであり、
非凝縮ガスとして排出される成分は酸素約190ONJ
/hr、エチレン約68 ONl/hr、二塩化エタン
6100NA’/hr、その他約100 Nl/hrと
することができ第2図に示したように安全領域の混合組
成である。
この時の排出ガス量は約8TOONl/hrである。
第1反応器の負荷は99%程度でこの反応熱を回収でき
る。第2反応器の負荷は約1%で小さく、二塩化エタン
が液化した後のエチレン濃度は25−程度であり容易に
吸収されて回収できる。
実施例4 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただしこの時の
塩素供給量は500 kg/h r、塩素中に含まれる
酸素は1.5%とし、エチレン供給量を207kg/h
rで約5チ過剰とする。反応温度を180°Cとし凝縮
温度を120℃に保ち、全圧3.7atmに対して凝縮
温度における二塩化エタン蒸気圧を21atmとすれば
非凝縮ガスとして排出される成分は、酸素約2800 
Nl/hr 、エチレン約7800 Nl/hr 。
二塩化エタン約8600ONl/hr、その他約150
ONl/hrとすることができ第2図に示したように安
全領域の組成である。この時排出ガス量は約4700O
Nl/hrである。第2反応器のエチレン負荷は全体の
5−程度であり、二塩化エタン液化後のエチレン濃度は
70チ程度であるので容易に吸収されて回収できる。
実施例5 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただしこの時の
塩素供給量tf800Icg/hr、塩素中に含まれる
酸素は2.0%とし、エチレン供給量を121に9/h
rで約2チ過剰とする。反応温度を120°Cとし凝縮
温度を95°Cに保ち、全圧2.80atmに対して凝
縮温度における二塩化エタン蒸気圧を1.42atmと
すれば非凝縮ガスとして排出される成分は、酸素約19
0 ONl/hr 、エチレン約190ONl/hr 
二塩化エタン約420ONA!/hr、その他約80O
NVhrとすることができ第2図に示したように安全領
域の組成である。
この時の排出ガス量は約8800 Nl/hrである。
第2反応器の負荷は全体の2チ程度と小さく、二塩化エ
タン液化後のエチレン濃度は約50チであり容易に吸収
して回収できる。
比較例1 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただし、この時
の凝aS度を50°Cとすると、全圧4.018atm
に対して凝縮温度における二塩化エタン蒸気圧は0.8
08atmであり、爆発混合組成を回避するためにエチ
レン供給量を825に97hrとして約35チ過剰にす
る。非凝縮ガスとして排出される成分は酸素約440O
Nl/hr、エチレン約76600M/hr、二塩化エ
タン約6800M/hr、その他約20ONl/hrと
することができ第2図に示したようにエチレン大過剰の
安全領域組成であり、二塩化エタンによる希釈に関わら
ず安全である。
この時の排出ガス量は、約8800ONl/hrで実施
例1より多い。第2反応器の負荷は全体の26チと大き
いので実施例1に比べて大容量の設備となる。また、第
1反応器で高温反応を行なって熱回収できる割合は全反
応熱の74チであり実施例1に比べて少ない。
比較例2 実施例1と同様の方法で反応を行ない、ただしこの時の
凝縮温度を50℃とすると、全圧4.018atmに対
して凝縮温度における二塩化エタンの蒸気圧は0.80
8 aimであシ、爆発混合組成を回避するために窒素
ガスを約7220ONIAr添加する。
非凝縮ガスとして排出される成分は酸素約440ONl
/hr、エチレン約440ON4/hr、二塩化エタン
約6800 Nl/h r 、窒素的7220ON4/
hrその他約20ONA!/hrとすることができ第3
図に示したように窒素によって希釈されて安全領域組成
である。
この場合は4.018 atm以上に昇圧した窒素を用
意して添加する必要があり、排出ガス量が約5soo。
Nl/h rで実施例1に比べて2倍程度と大きい。第
2友応器の負荷割合は全体の約2%で実施例1と同じ量
であるが、エチレン濃度は約5チと希釈であるので実施
例1に比べると吸収が著しく遅くなり回収が困難である
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を説明する為に示した二塩化エタン製造
装置の概略図、第2図はエチレン、酸素、二塩化エタン
の三成分系における爆発混合組成領域を説明する為の組
成三角図、第3図はエチレン、酸素、窒素の三成分系に
おける爆発混合組成領域を説明して比較する為の組成三
角図である。 (A)・・・第1反応器、  (B)・・・凝縮器、(
C)・・・第2反応器、  (口・・・外部熱交換器、
(E)・・・凝縮器。 (1)・・・エチレン、(2)・・・塩素、(3)・・
・蒸気、     (4)・・・還流液、(5)・・・
製品、     (6)・・・未凝縮成分、(7)・・
・熱媒体、    (8)・・・吸収液、(9)・・・
希釈ガス、Ql)・・・排ガス。 特許出 願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士 浅 野  真  − 才 1 図 才Z In エチレン ク 3 図 エチレン 釦午手続補正書 昭和!θ年r月2ρ日 昭和60年 特 許 顯第31261号2・発明の名称
  二環化エタン4豫上方地3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 ffl”ffi    大阪市北区中之島三丁目2番4
号4、代理人 ヤ  21目 0      20      40      6o
              7σ0二1菰化エタン(
vo/幻 才31η 1ζ 素  (Vσ12〕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二塩化エタンを主成分とする液体反応媒質を常圧
    における沸点以上の温度に保った第1反応器にエチレン
    と塩素とを供給して少量の酸素存在下で反応させ二塩化
    エタンを製造し、第1反応器から未反応で排出されるエ
    チレンを第2反応器に供給するにあたって、第1反応器
    から未反応で排出されるエチレンと酸素とが形成する爆
    発混合組成を二塩化エタン蒸気で希釈して安全な組成の
    ガスとすることを特徴とする二塩化エタンの製造方法。
  2. (2)第1反応器に供給する塩素のモル数に基づいて0
    .05倍〜1.0倍の反応媒質蒸気を非凝縮に保つ特許
    請求の範囲第1項記載の二塩化エタンの製造方法。
  3. (3)第1反応器から排出される非凝縮ガスのうち少く
    とも30%以上が二塩化エタンである特許請求の範囲第
    1項記載の二塩化エタンの製造方法。
JP60031261A 1985-02-19 1985-02-19 二塩化エタンの製造方法 Granted JPS61191628A (ja)

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