JPS61191404A - スパイク付自動車用タイヤ - Google Patents
スパイク付自動車用タイヤInfo
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- JPS61191404A JPS61191404A JP60033523A JP3352385A JPS61191404A JP S61191404 A JPS61191404 A JP S61191404A JP 60033523 A JP60033523 A JP 60033523A JP 3352385 A JP3352385 A JP 3352385A JP S61191404 A JPS61191404 A JP S61191404A
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- spike
- spikes
- tire
- rubber layer
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/14—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
- B60C11/16—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/14—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
- B60C11/16—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile
- B60C11/1631—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile inclined with regard to the radial direction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
近年寒地方面に於て所謂スパイクタイヤに因る車粉発生
その他の公害・損失等が太き(論議されるようになった
。該タイヤに代るものとしてスタンドレスタイヤが開発
されたが、テストの結果アイスバーンでの諸効果が何れ
もスパイクタイヤに相当劣り危険を伴う事が懸念される
傍、スパイク全面禁止や冬期の大幅な速度制限の声も聞
かれる傾向にある。然しスパイク全面禁止は幹線道路特
にカーブを有する坂路の凍結面に於て重大な交通事故を
多発し易く、大幅な速度制限は鉄道の廃止傾向と重なっ
て寒地の長距離輸送に多大な不便をもたらし、引いては
全国的な経済の発展に悪影響を招く恐れがある。本発明
はスパイクの特長を生かし乍らその欠点を極力除去し、
一般路面の損耗を抑制するスパイク付自動車用タイヤを
提供し、以て交通の安全・諸公害の防止・経済の発展に
寄与せんとする。
その他の公害・損失等が太き(論議されるようになった
。該タイヤに代るものとしてスタンドレスタイヤが開発
されたが、テストの結果アイスバーンでの諸効果が何れ
もスパイクタイヤに相当劣り危険を伴う事が懸念される
傍、スパイク全面禁止や冬期の大幅な速度制限の声も聞
かれる傾向にある。然しスパイク全面禁止は幹線道路特
にカーブを有する坂路の凍結面に於て重大な交通事故を
多発し易く、大幅な速度制限は鉄道の廃止傾向と重なっ
て寒地の長距離輸送に多大な不便をもたらし、引いては
全国的な経済の発展に悪影響を招く恐れがある。本発明
はスパイクの特長を生かし乍らその欠点を極力除去し、
一般路面の損耗を抑制するスパイク付自動車用タイヤを
提供し、以て交通の安全・諸公害の防止・経済の発展に
寄与せんとする。
「従来の技術」
従来スパイクの改良として、その先端をトレッドの表面
とほぼ同等位にするか使用初期それ以下にする、スパイ
クの数を減らす、トレッドと同時に摩耗して行くように
する等の実例のほか、路面の寒暖・凍結乾燥の変化に応
じスパイク先端をトレッド表面に突出陥入させる試みな
どが見受けられたが、何れも決定的な効果を上げる段階
に達してはいない。
とほぼ同等位にするか使用初期それ以下にする、スパイ
クの数を減らす、トレッドと同時に摩耗して行くように
する等の実例のほか、路面の寒暖・凍結乾燥の変化に応
じスパイク先端をトレッド表面に突出陥入させる試みな
どが見受けられたが、何れも決定的な効果を上げる段階
に達してはいない。
「発明が解決しようとする問題点」
スパイクの効果を生かす傍、その欠点を除(には、最も
必要な時その先端をトレッドの表面に突出させアイスバ
ーンに突き刺さらしめ、不要な時該表面下に引っ込まし
めて路面を損じな(・ようにし、これを自動的に且つ簡
易低置な方法で長期に亘り持続させ得るようにするのが
一つの良法である。然し従来のスパイク又はスパイク付
自動車用タイヤでは前記のような作用効果が容易に期待
されず問題点となっていた。
必要な時その先端をトレッドの表面に突出させアイスバ
ーンに突き刺さらしめ、不要な時該表面下に引っ込まし
めて路面を損じな(・ようにし、これを自動的に且つ簡
易低置な方法で長期に亘り持続させ得るようにするのが
一つの良法である。然し従来のスパイク又はスパイク付
自動車用タイヤでは前記のような作用効果が容易に期待
されず問題点となっていた。
「問題点を解決するための手段」
前項で述べた如くスパイクの先端を必要に応じトレンド
の表面に突出させたりそれ以下に引っ込める事を自動的
に行なわしめる為には、従来の如くスパイクを正放射状
にタイヤに打ち込むと定めず、タイヤを取り付ける車軸
の中心方向に対し左渦巻形と右渦巻形の放射状の一部分
状に、即ち何れもタイヤの半径線に所定の角度で斜め交
差状に、然もなるべくその先端をトレッドの表面以下と
して配するのが一良法であり、本発明はこの事により既
述の問題点を解決しようとする。
の表面に突出させたりそれ以下に引っ込める事を自動的
に行なわしめる為には、従来の如くスパイクを正放射状
にタイヤに打ち込むと定めず、タイヤを取り付ける車軸
の中心方向に対し左渦巻形と右渦巻形の放射状の一部分
状に、即ち何れもタイヤの半径線に所定の角度で斜め交
差状に、然もなるべくその先端をトレッドの表面以下と
して配するのが一良法であり、本発明はこの事により既
述の問題点を解決しようとする。
「作 用」
前項の如くすると、前進中の自動車にブレーキを掛けた
場合、その緩急度やそれ迄の速度等に比例しタイヤの路
面に対する圧力が高まり、トレッドの接地面が広まり摩
擦が増大して、トレッド表面寄りのゴム層が後方に歪み
動いてやや薄(なる傾向につれ、右渦巻形放射状に打ち
込まれてタイヤの半径線に対し斜め交差状だったスパイ
クが該半径線に添う形即ち直立状に変ろうとし、それだ
けトレッド表面からスパイクの先端を長(突出させアイ
スバーン等に突き刺さらしめブレーキ効果を増す結果と
なる。
場合、その緩急度やそれ迄の速度等に比例しタイヤの路
面に対する圧力が高まり、トレッドの接地面が広まり摩
擦が増大して、トレッド表面寄りのゴム層が後方に歪み
動いてやや薄(なる傾向につれ、右渦巻形放射状に打ち
込まれてタイヤの半径線に対し斜め交差状だったスパイ
クが該半径線に添う形即ち直立状に変ろうとし、それだ
けトレッド表面からスパイクの先端を長(突出させアイ
スバーン等に突き刺さらしめブレーキ効果を増す結果と
なる。
停止していた自動車が発進する場合、その緩急度に比例
しタイヤの路面に対する圧力が高まり、これ又トレッド
の接地面が広まり摩擦が増大して、トレッド表面寄りの
ゴム層が前方に歪み動℃・てやや薄(なる傾向につれ、
左渦巻形放射状に打ち込まれてタイヤの半径線に対し斜
め交差状だったスパイクが該半径線に添う形即ち直立状
に変ろうとし、それだけトレッド表面からスパイクの先
端を長く突出させアイスバーン等に突き刺さらしめ発進
効果を増す結果となる。
しタイヤの路面に対する圧力が高まり、これ又トレッド
の接地面が広まり摩擦が増大して、トレッド表面寄りの
ゴム層が前方に歪み動℃・てやや薄(なる傾向につれ、
左渦巻形放射状に打ち込まれてタイヤの半径線に対し斜
め交差状だったスパイクが該半径線に添う形即ち直立状
に変ろうとし、それだけトレッド表面からスパイクの先
端を長く突出させアイスバーン等に突き刺さらしめ発進
効果を増す結果となる。
以上は本発明に係る基本的な作用の一例を簡単に述べた
もので、その他の詳細な多くの例を次の実施例中に於て
述べる。
もので、その他の詳細な多くの例を次の実施例中に於て
述べる。
「実施例」
本発明の一実施例を図面に就で説明する。各図は要旨を
簡明に解き特徴を説明する為のもので、設計図と異なり
バランスを欠く所や誇張した部分がある上、公知となっ
ている事及びトレッドパターンその他図示を複雑にする
だけのものは省略している。
簡明に解き特徴を説明する為のもので、設計図と異なり
バランスを欠く所や誇張した部分がある上、公知となっ
ている事及びトレッドパターンその他図示を複雑にする
だけのものは省略している。
第1図示の自動車用スパイク付タイヤ(以下単にタイヤ
と称する事あり)1のトレッド2は第2・3・6図示の
如く所要深の孔5を多数有し、第3・6図示の如くその
ゴム層3内にスパイク4の打ち込み装着(以下単に装着
とする)を可能にしている。
と称する事あり)1のトレッド2は第2・3・6図示の
如く所要深の孔5を多数有し、第3・6図示の如くその
ゴム層3内にスパイク4の打ち込み装着(以下単に装着
とする)を可能にしている。
これらの孔5は第3・6図示の如(、タイヤ1の静止無
負荷時に於て是を間接に取り付けるべき車軸の中心点(
第1図示はが)X方向に対し正放射状を成さぬように、
言わば渦巻形放射状の一部分状として、破線水の半・直
径(以下単に半径とする)B線に対し下記の如くほぼ所
定角度例えば40度等の交差状に配する。
負荷時に於て是を間接に取り付けるべき車軸の中心点(
第1図示はが)X方向に対し正放射状を成さぬように、
言わば渦巻形放射状の一部分状として、破線水の半・直
径(以下単に半径とする)B線に対し下記の如くほぼ所
定角度例えば40度等の交差状に配する。
即ち第3図の如くこれに装着したスパイク4の7ランジ
4.を納め得る孔5の底(以下単に底とする)51を中
心として孔5の開口(以下単に開口とする)5□方向を
タイヤ1の下半部に於てその回転又は辷りに因る前進方
向り矢示側に開角させ以て半径B線と交差状に配するも
の即ち右渦巻形と、第6図の如く底51を中心として開
口52方向をタイヤ1の下半部に於て前記り矢示の反対
側に開角させ以て半径B線と交差状に配するもの即ち左
渦巻形との少なく共2種類設ける。
4.を納め得る孔5の底(以下単に底とする)51を中
心として孔5の開口(以下単に開口とする)5□方向を
タイヤ1の下半部に於てその回転又は辷りに因る前進方
向り矢示側に開角させ以て半径B線と交差状に配するも
の即ち右渦巻形と、第6図の如く底51を中心として開
口52方向をタイヤ1の下半部に於て前記り矢示の反対
側に開角させ以て半径B線と交差状に配するもの即ち左
渦巻形との少なく共2種類設ける。
是らの孔5に装着させるスパイク4は第3・6図示の一
例の如く、タイヤlの静止無負荷時に於てスパイク4の
先端(以下単に先端とする)42を開口52からほぼ所
定深に引っ込んだ状態とするか、先端4□の一部又は全
部を開口5□の一部又は全部とほぼ等位状態(図示せず
)とする事が出来る外、該先端31.の一部又は全部を
短く開口5□から突出状態(図示せず)とする事も出来
る。
例の如く、タイヤlの静止無負荷時に於てスパイク4の
先端(以下単に先端とする)42を開口52からほぼ所
定深に引っ込んだ状態とするか、先端4□の一部又は全
部を開口5□の一部又は全部とほぼ等位状態(図示せず
)とする事が出来る外、該先端31.の一部又は全部を
短く開口5□から突出状態(図示せず)とする事も出来
る。
然し第・1・7図示の一例の如く、はぼ平坦な舗装路面
(以下単に路面とする)E上を自動車に配したタイヤl
がC矢示に回転しほぼ安定した速度でD矢示に前進中は
、先端4□をトレッド2の接地面(以下単に接地面とす
る)21とほぼ等位状かそれ以内ならしめ以て乾燥露出
状態の路面Eを努めて損傷せぬようにし、路面E上に凍
結層がある場合(所謂アイスバーン、特に坂路のそれ)
に於て先端4゜が該凍結層に刺さり入ってスリップを防
ぎ得ろように、スパイク4の長さ形状材質トレッド2の
パターン形状構造ゴム層3の材質構造等を適切にし運転
操作の工夫などを総合する事が望ましく且つそれは可能
でもある。
(以下単に路面とする)E上を自動車に配したタイヤl
がC矢示に回転しほぼ安定した速度でD矢示に前進中は
、先端4□をトレッド2の接地面(以下単に接地面とす
る)21とほぼ等位状かそれ以内ならしめ以て乾燥露出
状態の路面Eを努めて損傷せぬようにし、路面E上に凍
結層がある場合(所謂アイスバーン、特に坂路のそれ)
に於て先端4゜が該凍結層に刺さり入ってスリップを防
ぎ得ろように、スパイク4の長さ形状材質トレッド2の
パターン形状構造ゴム層3の材質構造等を適切にし運転
操作の工夫などを総合する事が望ましく且つそれは可能
でもある。
図示簡易化の為第2図で孔5開口52等をトレッド2の
表面にタイヤlの前進方向としたD矢示に対し、その前
後及び左右にそれぞれほぼ等間隔状及び左右2列並行状
に設けた例として(・るが、孔5等は2列以上の多数列
としたり種々入り組ませ一見列を成さなし・観を呈する
ようにさせる等の事も出来る。
表面にタイヤlの前進方向としたD矢示に対し、その前
後及び左右にそれぞれほぼ等間隔状及び左右2列並行状
に設けた例として(・るが、孔5等は2列以上の多数列
としたり種々入り組ませ一見列を成さなし・観を呈する
ようにさせる等の事も出来る。
尚前記の構成事情に加え、第2図の例で言えばタイヤ1
のトレッド2の中心線(破線示O)から左り水側の開口
5□寄りをその底5、からほぼ所定角度例えば30度等
に次第に左方へ開角傾斜せしめ、右R示側の開口52寄
りをその底5.から同様はぼ30度等に次第に右方へ開
角傾斜せしめ、これらの孔5に装着されたスパイク4が
前記(破線示O)の中心線を境としてそれぞれのフラン
ジ41を基点とし左右反対方向に開角状をなすようにす
る事が出来る(何れも図示せず)。このような孔5やこ
れに装着するスパイク4の左右反対開角配置は、従来の
如くタイヤの中心点(第1図参照)X方向に正放射状を
なさしめる孔やこれに装着するスパイクにも応用する事
が出来る。こうした孔5とこれに装着するスパイク4の
左右反対開角配置は、トレッド2(第2図参照)に2列
以上多数列設ける場合その左り示最外側や右R示最外側
等の一部にのみ施す事も出来る。
のトレッド2の中心線(破線示O)から左り水側の開口
5□寄りをその底5、からほぼ所定角度例えば30度等
に次第に左方へ開角傾斜せしめ、右R示側の開口52寄
りをその底5.から同様はぼ30度等に次第に右方へ開
角傾斜せしめ、これらの孔5に装着されたスパイク4が
前記(破線示O)の中心線を境としてそれぞれのフラン
ジ41を基点とし左右反対方向に開角状をなすようにす
る事が出来る(何れも図示せず)。このような孔5やこ
れに装着するスパイク4の左右反対開角配置は、従来の
如くタイヤの中心点(第1図参照)X方向に正放射状を
なさしめる孔やこれに装着するスパイクにも応用する事
が出来る。こうした孔5とこれに装着するスパイク4の
左右反対開角配置は、トレッド2(第2図参照)に2列
以上多数列設ける場合その左り示最外側や右R示最外側
等の一部にのみ施す事も出来る。
本発明に依れば自動車に取り付けられたタイヤ1が路面
E上に静止されて℃・た場合のトレッド24)接地面(
図示せず)に比し、第4図の如くC矢示に回転し路面E
上をD矢示にほぼ安定した速度で前進中前記静止されて
いた場合に比し多少広い扁平状を呈し、て℃・た接地面
2.が、第5図示の如くブレーキ(S矢示)を掛けられ
るとその緩急度とそれ迄の前進速度に比例して、路面E
間との圧力や摩擦増大に因り接地面2□の如く扁平状の
広さを増すと共に1 トレッド2のゴム層(以下単にゴ
ム層とする)30表面寄りがD矢示と反対側のF1矢示
に歪みを生じゴム層3がそれだけ一見薄くなる傾向と相
俟って、第4図の如(半径B線に対しほぼ所定角度で交
差状をなしていたスパイク4が第5図の一部示の如く半
径B線に添う形に変ろうとし、言わば斜めだったスパイ
ク4が直立しようとしてそれだけ先端4□を接地面2□
から長く突出させ、路面Eに突き刺さる傾向と成し得て
アイスバーン等に於て制動力を太き(する。
E上に静止されて℃・た場合のトレッド24)接地面(
図示せず)に比し、第4図の如くC矢示に回転し路面E
上をD矢示にほぼ安定した速度で前進中前記静止されて
いた場合に比し多少広い扁平状を呈し、て℃・た接地面
2.が、第5図示の如くブレーキ(S矢示)を掛けられ
るとその緩急度とそれ迄の前進速度に比例して、路面E
間との圧力や摩擦増大に因り接地面2□の如く扁平状の
広さを増すと共に1 トレッド2のゴム層(以下単にゴ
ム層とする)30表面寄りがD矢示と反対側のF1矢示
に歪みを生じゴム層3がそれだけ一見薄くなる傾向と相
俟って、第4図の如(半径B線に対しほぼ所定角度で交
差状をなしていたスパイク4が第5図の一部示の如く半
径B線に添う形に変ろうとし、言わば斜めだったスパイ
ク4が直立しようとしてそれだけ先端4□を接地面2□
から長く突出させ、路面Eに突き刺さる傾向と成し得て
アイスバーン等に於て制動力を太き(する。
また静止してし・た自動車のタイヤ1が第7図の如くC
矢示に回転し路面E上をD矢示に発進しようとすると、
その緩急度に比例してそれ迄多少扁平状を呈していたト
レッド2の接地面(図示せず)が路面E間との摩擦や圧
力増大に因り接地面2Iの如く扁平状の広さを増し更に
は第8図の接地面2□の如くその広さを増し、ゴム層3
の表面寄りがD矢示と同じ側のF2矢示に歪みを生じゴ
ム層3が一見薄くなる傾向と相俟って、第7図の如く半
径B線に対しほぼ所定角度で交差状をなしていたスパイ
ク4が第8図の一部示の如く半径B線に添う形に変ろう
とし、是も言わば斜だったスパイク4が直立しようとし
てそれだけ先端4□を接地面22から長く突出させ、路
面Eに突き刺さる傾向と成し得てアイスバーン等に於て
発進力を大きくする。
矢示に回転し路面E上をD矢示に発進しようとすると、
その緩急度に比例してそれ迄多少扁平状を呈していたト
レッド2の接地面(図示せず)が路面E間との摩擦や圧
力増大に因り接地面2Iの如く扁平状の広さを増し更に
は第8図の接地面2□の如くその広さを増し、ゴム層3
の表面寄りがD矢示と同じ側のF2矢示に歪みを生じゴ
ム層3が一見薄くなる傾向と相俟って、第7図の如く半
径B線に対しほぼ所定角度で交差状をなしていたスパイ
ク4が第8図の一部示の如く半径B線に添う形に変ろう
とし、是も言わば斜だったスパイク4が直立しようとし
てそれだけ先端4□を接地面22から長く突出させ、路
面Eに突き刺さる傾向と成し得てアイスバーン等に於て
発進力を大きくする。
上記の突出させられた先端42はタイヤ1の回転がほぼ
安定速度になると、それ迄のゴム層3の歪みも復元しよ
うとするから、先端4゜を第7図示の如(接地面2、内
に戻り易いように構成するか接地面2、とほぼ等位状に
なり易いように構成せしめれば、それだけ乾燥露出した
場合の路面Eを損傷しな(・ように出来るものである。
安定速度になると、それ迄のゴム層3の歪みも復元しよ
うとするから、先端4゜を第7図示の如(接地面2、内
に戻り易いように構成するか接地面2、とほぼ等位状に
なり易いように構成せしめれば、それだけ乾燥露出した
場合の路面Eを損傷しな(・ように出来るものである。
坂路を登ろうとする時は、例えばそれ迄平坦な路面Eを
ほぼ安定した速度で前進し第7図示の如き状態であった
スパイク4が、登板に係る反重力負荷やタイヤ1の増速
回転等のため第8図の一部示の如く先端4□を接地面2
□から長く突出させ、路面Eに突き刺さる傾向と成し得
てアイスバーン等に於て登板力を大きくする。平坦路面
と異なり登板中は絶えず反重力負荷が掛る為はぼ等速で
前進中でも先端4□が次々と突出し辷りを防いで登板力
を持続し得るもので、登板中一旦停止後再発進しようと
する時も坂路を登り始めようとする場合とほぼ同様に容
易である。
ほぼ安定した速度で前進し第7図示の如き状態であった
スパイク4が、登板に係る反重力負荷やタイヤ1の増速
回転等のため第8図の一部示の如く先端4□を接地面2
□から長く突出させ、路面Eに突き刺さる傾向と成し得
てアイスバーン等に於て登板力を大きくする。平坦路面
と異なり登板中は絶えず反重力負荷が掛る為はぼ等速で
前進中でも先端4□が次々と突出し辷りを防いで登板力
を持続し得るもので、登板中一旦停止後再発進しようと
する時も坂路を登り始めようとする場合とほぼ同様に容
易である。
本発明でも乾燥露出した路面を全く損傷しないとは言い
切れない。乾燥露出した路面では極力急発進や急制動を
行なわないようにするか、速度制限されている都市路面
等での通常の発進又は制動では先端42が第8図や第5
図の一部示の如き接地面22から長く突出する事のない
ように構成するのも一方法である。
切れない。乾燥露出した路面では極力急発進や急制動を
行なわないようにするか、速度制限されている都市路面
等での通常の発進又は制動では先端42が第8図や第5
図の一部示の如き接地面22から長く突出する事のない
ように構成するのも一方法である。
即ち都市内の制限された速度では、第7図や第4図示に
近し・程度となるように先端4□を配する構成として、
この先端4□が順次に接地面2、のほぼ中央位で路面E
と接する程度とした場合でも、アイスバーンに於てはそ
の凍結層に先端4□を突き刺さらしめて相当な発進力や
制動力を生ずるように出来る。
近し・程度となるように先端4□を配する構成として、
この先端4□が順次に接地面2、のほぼ中央位で路面E
と接する程度とした場合でも、アイスバーンに於てはそ
の凍結層に先端4□を突き刺さらしめて相当な発進力や
制動力を生ずるように出来る。
第7図や第4図示の如く、半径B線と交差状をなしてい
るスパイクの先端4□が乾燥露出した路面Eに衝突する
と、その路面の抵抗によりスパイク4が少しく押し込ま
れる傾向となりそれだけ路面Eを損傷しない。然し路面
Eに凍結層が少しでもあると凍結層は路面に比し破砕等
され易いから是に先端42が突き刺さり前記の発進力や
制動力を生じ得る。
るスパイクの先端4□が乾燥露出した路面Eに衝突する
と、その路面の抵抗によりスパイク4が少しく押し込ま
れる傾向となりそれだけ路面Eを損傷しない。然し路面
Eに凍結層が少しでもあると凍結層は路面に比し破砕等
され易いから是に先端42が突き刺さり前記の発進力や
制動力を生じ得る。
是に反し従来の正放射状を成すスパイクの先端や、本発
明でも第8図及び第5図の一部示の如く半径B線にほぼ
添う形になった時の先端4□が乾燥露出した路面又はア
イスバーン状態でも凍結層が極めて薄い路面と衝突した
場合は、その衝撃エネルギーがフランジ41からブレー
カ・−(図示せず)の真っ向に伝えられ直ちに強く反撥
されてそれだけ該路面を大きく損傷する。前記半径B線
と交差状をなしている本発明のスパイクの先端4□が路
面Eと衝突した場合は、その衝撃エネルギーが7ランジ
41かもブレーカーの円周添いのゴム層3内に斜めに放
散消失する傾向となりそれだけ路面Eを損傷しない事に
なるものである。
明でも第8図及び第5図の一部示の如く半径B線にほぼ
添う形になった時の先端4□が乾燥露出した路面又はア
イスバーン状態でも凍結層が極めて薄い路面と衝突した
場合は、その衝撃エネルギーがフランジ41からブレー
カ・−(図示せず)の真っ向に伝えられ直ちに強く反撥
されてそれだけ該路面を大きく損傷する。前記半径B線
と交差状をなしている本発明のスパイクの先端4□が路
面Eと衝突した場合は、その衝撃エネルギーが7ランジ
41かもブレーカーの円周添いのゴム層3内に斜めに放
散消失する傾向となりそれだけ路面Eを損傷しない事に
なるものである。
本発明は所謂スタッドレスタイヤのトレンドのゴム層の
材質や構造に類似させたタイヤに本発明に係る各孔5を
設はスパイク4を配し応用するのが有効な一方法である
。この場合平坦路面に於て先端4□が第4・7図示の如
(はぼ常に接地面2、内にあるようにし、坂路に於て第
5・8図の一部示の如く接地面2□から突出し得るよう
に構成する事が最も望ましく、トレッド2の接地面と先
端42が同時に摩耗して行き前記の構成を長く持続する
ようにする事が更に望ましい。然してこれらは何れも可
能な事である。
材質や構造に類似させたタイヤに本発明に係る各孔5を
設はスパイク4を配し応用するのが有効な一方法である
。この場合平坦路面に於て先端4□が第4・7図示の如
(はぼ常に接地面2、内にあるようにし、坂路に於て第
5・8図の一部示の如く接地面2□から突出し得るよう
に構成する事が最も望ましく、トレッド2の接地面と先
端42が同時に摩耗して行き前記の構成を長く持続する
ようにする事が更に望ましい。然してこれらは何れも可
能な事である。
スタンドレスタイヤはスパイク無しでも凍結路面での発
進力や制動力があるものとして開発されたが、令息のと
ころ登板力やその坂路途中からの発進力及び下坂時の制
動力が凍結路面でスパイクタイヤに相当劣り、該坂路に
カーブを伴っている場合は更に危険を増す事も云々され
て(・る。然し従来のスノータイヤに比し遥かに有効な
事は立証されて℃・るので、これと類似させた前記タイ
ヤに本発明を組合せ応用すれば両々相俟って一層諸効果
を発揮する傍、スパイク4の数を増さずに路面を傷めな
いで済む傾向となり得るものである。
進力や制動力があるものとして開発されたが、令息のと
ころ登板力やその坂路途中からの発進力及び下坂時の制
動力が凍結路面でスパイクタイヤに相当劣り、該坂路に
カーブを伴っている場合は更に危険を増す事も云々され
て(・る。然し従来のスノータイヤに比し遥かに有効な
事は立証されて℃・るので、これと類似させた前記タイ
ヤに本発明を組合せ応用すれば両々相俟って一層諸効果
を発揮する傍、スパイク4の数を増さずに路面を傷めな
いで済む傾向となり得るものである。
第3〜8図示の先端4□は半球状として路面Eの損傷を
抑制する事が出来、7ランジ4.は周縁を円周 白化して底5.内での回動を容易にしフランジ4.B線
のゴム層3の損傷を避けしめる事が出来る。
抑制する事が出来、7ランジ4.は周縁を円周 白化して底5.内での回動を容易にしフランジ4.B線
のゴム層3の損傷を避けしめる事が出来る。
「発明の効果」
本発明は前記詳述した構造と作用により、スパイクを装
着する自動車用タイヤに於て平坦路面の損傷を甚だ少な
くし、坂路の凍結面に於て安全度を犬ならしめ、以て北
国の冬期の経済発展に寄与する所が多大である。
着する自動車用タイヤに於て平坦路面の損傷を甚だ少な
くし、坂路の凍結面に於て安全度を犬ならしめ、以て北
国の冬期の経済発展に寄与する所が多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明スパイク付自動車用タイヤの正面図、第
2図は第1図のものをA矢示に見た側面図、第3図は第
1図の81とB2の破線示に係る範囲を第2図のI−I
線矢示に見た部分断面図、第6図は同じく第1図のB、
とB2の破線示に係る範囲を第2図の■−■線矢示に見
た部分断面図、第4・5図ば第3図関係の又第7・8図
は第6図関係の何れも作動変化を示す部分断面説明図で
ある。 l・・・自動車用スパイク付タイヤ 2・・・トレッド
21・22・・・トレッドの接地面 3・・・ゴム
層4・・・スパイク 4、・・・フランジ 4□・・・
スパイクの先端5・・・孔 5I・・・孔の底
5□・・・孔の開口E・・・舗装路面
2図は第1図のものをA矢示に見た側面図、第3図は第
1図の81とB2の破線示に係る範囲を第2図のI−I
線矢示に見た部分断面図、第6図は同じく第1図のB、
とB2の破線示に係る範囲を第2図の■−■線矢示に見
た部分断面図、第4・5図ば第3図関係の又第7・8図
は第6図関係の何れも作動変化を示す部分断面説明図で
ある。 l・・・自動車用スパイク付タイヤ 2・・・トレッド
21・22・・・トレッドの接地面 3・・・ゴム
層4・・・スパイク 4、・・・フランジ 4□・・・
スパイクの先端5・・・孔 5I・・・孔の底
5□・・・孔の開口E・・・舗装路面
Claims (1)
- トレッドのゴム層内にスパイク打ち込み用の孔を、この
タイヤを取り付けるべき車軸の中心方向に対して左渦巻
形と右渦巻形の何れも正放射状以外の放射状の一部分状
として設け、これらの孔にスパイクを打ち込んだ事を特
徴とするスパイク付自動車用タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033523A JPS61191404A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | スパイク付自動車用タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033523A JPS61191404A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | スパイク付自動車用タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61191404A true JPS61191404A (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=12388899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60033523A Pending JPS61191404A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | スパイク付自動車用タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61191404A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004103738A1 (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-02 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2007182638A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Seiren Co Ltd | 伸縮性生地と、その染色方法 |
EP4015249A1 (en) * | 2020-12-16 | 2022-06-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Winter tire with studs |
CN115384237A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-25 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 用于轮胎的胎面 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60033523A patent/JPS61191404A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004103738A1 (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-02 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | 空気入りタイヤ |
JP2007182638A (ja) * | 2005-12-29 | 2007-07-19 | Seiren Co Ltd | 伸縮性生地と、その染色方法 |
EP4015249A1 (en) * | 2020-12-16 | 2022-06-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Winter tire with studs |
CN115384237A (zh) * | 2021-05-21 | 2022-11-25 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 用于轮胎的胎面 |
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