JPS61190325A - 透過型映写幕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プロジェクションテレビや各種投影機器に用
いる透過屋映写幕に係９．特にサイズの大きい映像を観
者の目ＩＩ夛になるような継目の生ずることなしに提供
しようとするものである。

（従来の技術） 従来のこの種の透過スクリーンの代表的なものとしては
、映写機側にフレネルレンズ、観察者側にレンチキュラ
レンズを組合せて構成したものからな９、その特徴とす
るところは例えば第２図に示すように投影機Ｐから発し
た映倫光が、フレネルレンズｊｆｌ？−よって集光され
、レンチキュラレンズ２によって屈折分散された後、θ
！の角度範囲に出射するもので、フレネルレンズの集光
作用によ）光の利用率が向上するとともに、レンチキュ
２レンズＣ二よ）観察可能な角度範囲θ１が調整される
ようになっている。

そしてこのようなスクリーンには第５図に示す如く一枚
物と称されている一方の面にサーキエラ−７レネルレン
ズｌｌ＆を、他方の面Ｃニレンチキエツレンズ１２ａを
設けた透明な合成樹脂例えばアクリル樹脂、塩化ビニル
樹脂、スチレン樹脂。

合成樹脂成形体からなる面が知られており１両レンズの
相対的位置を正確に保ち得るので性能もよく、又、−成
型のみで製造し得るのでコストも安く実用化されている
。

又１本発明は二枚物と称されているものに通用され第４
図に示すようにフレネルレンズシ一ト１　ｌ　ｂトＶン
チキュ２レンズシート１２ｂとをそれぞれ前記した樹脂
で成型して作夛、これを組合せマて一体的に配置するも
のである。

（発明が解決しようとする問題点） しかし従来の前記技術によれば、一枚物は映写スクリー
ンが成型の塵によりサイズが定まるので大サイズの映写
スクリーンを直接一枚物でつくるわけには行かず、第５
図に示したように設計どお９のものを数個のパターンＡ
ｍ、４．Ａｓ、ム４　に分けて作り、これを組合せると
きは各レンズの継目Ｘ（タテ）、Ｙ（ヨコ）がそれぞれ
、フレネルレンズ、レンチキュラレンズそれぞれの継目
ラインを示すことになるから、全体の映像が強くこの継
目ラインで切断分割された映像となる結果不快感を拭い
去ることはできない。

又、二枚物は一枚物よりも当然に大きいスクリーンの製
造が可能ではあるが、これもレンチキュラレンズが半円
筒の連結体であるのでその軸方向に連続したシート状の
長尺のものを作プ易いというに留ま９、大サイズのもの
を前記した１枚物同様に継いだのでは返金レンチキュラ
レンズをヨコは長く構成しても幅即ちタテは従来通りサ
イズの限界があるところから、第５図に於てフレネルレ
ンズはＡｔ、Ａｔ、Ａｓ、Ａ４　　のパターンに分けて
つくって継合わされ、レンチキュラレンズを４＋４゜４
＋＾　のようにして製造しても横方向の継目Ｙが重なっ
ている以上依然目待りのものである。

（問題点を解決する手段） 本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、映
写機側がフレネルレンズで、観察側がレンチキュ２レン
ズからなる透過型Ｂ（写幕な構成する際に、フレネルレ
ンズのレンズ単位の継目と。

レンチキュラレンズのレンズ単位の継目とを位置がづれ
るよう：；シて組合せ重ね合せて一つの大きい透過型映
写幕を構成し、これによって継目の目に訴える不快感を
除去するようにしたものである。

この場合、映写機の映写レンズに正対し、その光軸が一
致せねばならぬのは、フレネルレンズであって、レンチ
キュラレンズは光軸というべき一直線は無い。それ故レ
ンチキュラレンズについてはその円筒の縦軸が映写幕全
体についてその縦方向と一致しかつレンチキュレンズ相
互の円筒軸線の平行を正確に保持すれば充分である。従
って。

レンチキュレンズの継目、継目の位置については大きな
自由度が許容される。

（作用） 本発明は例えば第１図に示すようにフレネルレンズ素子
Ａｍ’　Ｉ　４　Ｆ　ｌムｓｙ　ｅ　Ａ４Ｆ　（いづれ
も実線で示す）ように組合せればその継目はＸｓ　（タ
テ）、Ｙｓ　（ヨコ）の様に構成される。その裏面に横
方向の長さが此のフレネルレンズ素子の横方向の長さと
等しく、縦方向の長さがフレネルレンズ素子の縦方向の
長さの了に等しい長さのレンチキスラレンズ素子３枚を
用意しフレネルレンズの裏側に貼合わせると、その継目
はＹｚ（点線で示す）ようになる。

従ってフレネルレンズ素子とレンチキュラレンズ素子の
縫目はすべて同一ラインではなくづれておシ、継目の画
面に与える影響は第５図のもの：：比べ蓬かに小さく不
快感のない大画面映像を映し出すことができる。

特に本発明の実施に際しては、レンチキーＳ２レンズは
半円筒状のレンズ構造を持っているのでその長さ方向に
は製造技術上押出し、ロール成型技術等によプ長尺のも
のがシート状に製造可能であシ、シかもこのレンズの軸
方向の側面を直線精度よく切断すれば、その突き合せて
の継目は殆んど光学的に隙間のない状態で組合せること
ができるので、見かけ上フレネルレンズの継目のみが残
存することになシ、映像への影響は極めて希薄となる。

（実施例） 第１図に示すように屈折率が１．４９２の透明なメチル
メタクリル樹脂を基材とし、その−面にピッチ０．５１
１のフレネルレンズを設けたフレネルレンズ単位４？、
〜１・・・（厚み１０〜１５Ｈ１タテ２ｍ、ヨコ２．６
　ｍ　）と同じ基材の一面にピッチ９．７６１１のレン
チキュラレンズを設けたレンチキュラレンズ単位ＢＩＬ
ｓ鳥Ｌ・・−（厚み１０〜１５ｆｆタテ÷ｍ、ヨコ５．
２　ｆｉ　）とをその継目位置が異なるように配列して
重ね合せた。

この上う１；シたものを取付枠で支持し映写したところ
ほとんど継目が強調されず観客は映像を見ることができ
た。

なおレンチキュラレンズとフレネルレンズのピッチの比
は１　：　１，６〜１．．６　：　１の程度のものがモ
アレが少なく理想的である。

なお本発明の実施に際しては上記側に限定されることな
くそのレンズの組合せ枚数もフレネルレンズでタテ３枚
、ヨコ９枚しンチキエラレンズでヨコ２枚など適当に組
合せ大サイズスクリーンとして実施することができる。

（発明の効果） 本発明は上記したようにフレネルレンズとレンチキュラ
レンズとを２枚物で構成し、しかもこれらレンズはそれ
ぞれ複数枚を使用することによって画面を大きくとれる
ようにするとともに、フレネルレンズの継目とレンチキ
ュラレンズの継目の位置をづらせることによシ、継目の
強調されない大型の映像を見ることが可能となるもので
、その製造は容易でコストも低簾な利点を有するもので
ある。

更にレンチキュ２レンズは本質的に光の拡散性があるの
でフレネルレンズの継目の影響も一層稀薄なものとし、
不快感の少ない大画像を見ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のフレネルレンズ側からの平面
図。 第２図は本発明のレンズの光学作用を示す説明図。 第３図は１枚物のフレネルレンズーレンチキエラレンズ
の側面図。 第４図は２枚物のフレネルレンズーレンチキュ“ツレン
ズの側面図。 第５図は同一サイズのレンズ素子４枚を組合せた場合の
平面図。 ＾、４．ム、、ム４・・・レンズ素子　Ｘ　、　！−・
・継目（タテ、ヨコ）　　ＡＩＦ、４Ｆ、’ｌＦｌ’４
デ・・・フレネルレンズ素子　ｘ＊ｅ　”ｔ　””同素
子の継目（タテ、ヨコ）Ｙ、・・・レンチキュラレンズ
素子の継目（ヨコ）　　１ｆｔ）・・・フレネルレンズ
　１２ｂ・・・レンチキュ２レンズ 代理人　弁理士　竹　内　　　守 第１ｗＩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映写機側がフレネルレンズで、観察側がレンチキュラレ
   ンズからなり、フレネルレンズのレンズ単位の継目と、
   レンチキュラレンズ単位の継目とを左右、縦横任意にず
   らせて連接されていることを特徴とする透過型映写幕