JPS61189202A - 農薬用石膏コ−テイングキヤリア - Google Patents

農薬用石膏コ−テイングキヤリア

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JPS61189202A
JPS61189202A JP3002485A JP3002485A JPS61189202A JP S61189202 A JPS61189202 A JP S61189202A JP 3002485 A JP3002485 A JP 3002485A JP 3002485 A JP3002485 A JP 3002485A JP S61189202 A JPS61189202 A JP S61189202A
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JP
Japan
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plaster
carrier
water
clay
coating
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JP3002485A
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JPS6363523B2 (ja
Inventor
Mitsuyoshi Murakami
村上 光祺
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Sanko Kagaku Kogyo KK
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Sanko Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は農薬用キャリア、特に農薬用石膏コーティング
キャリアに関する。
〈従来の技術〉 農薬剤は使用目的に従って種々の剤型に製剤され、乳剤
、水和剤、粉剤及び粒剤等がある。
この中で固形剤の形状で用いられるのは粉剤及び粒剤で
ある。粉剤は、例えば農薬として使用する場合、その単
粒子は300メツシュ(46μ)以下と細かく(平均粒
径10〜15μのものが多い)、又質量が小さいために
風にのりやすくドリフトしやすいことから散布地域外へ
薬剤が飛散゛づ−るという欠点を有している。含有薬剤
が毒薬あるいは劇薬であると薬剤飛散による危険性は大
きい。
これに対し粒剤は流動性に富むにも拘らず粉剤に比し飛
散性が極めて少な(、運搬中及び使用中の取り扱いが容
易であると同時に、毒薬及び劇薬にも比較的安全に使用
できる。
粒剤の製造方法としては、ねり込みなどの方法で主剤に
キャリアを添加して粒状化する方法と、天然の粒状キャ
リア又は予め造粒した粒状キャリア即ち所謂造粒キャリ
アに随時主剤を含浸させる方法とがある。前者ではキャ
リア製造時に同時に主剤を混入させるため、製造上のコ
ント0−ルが難しい。例えば、農薬は冬から春にかけて
需要が増大するというように需要が一定せず、短期間で
大量に製造づる必要が生じることがあり、また常時一定
量を1lii造し需要に応じて出荷Jる場合には、保存
中の成分の安定性に問題が住する。−・方、天然粒状キ
ャリア又は造粒キャリアを使用覆れば、必要に応じて該
造粒キャリアに主剤を含浸させることが出来るため、製
造上のコントロールも行いやすく、主剤の安定性も得ら
れる。
従来、造粒キャリアとしてはタルク、ベントナイ1〜等
のキャリア原材料と結合剤とを混合し、水を加え、押出
し機で成形した後、流動通風乾燥したものが用いられて
ぎた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の農薬用天然粒状キャリアとしては軽石等が用いら
れているが、これらは硬度が低く、粒が不揃いである等
の欠点の他に、それが天然物であるIこめ産地により又
は産地が同一であったとしても各地層の差により硬度、
吸油量、吸水量、水中崩壊性などの農薬用キャリアに要
求される性状が一定せず、所定の性質をもつ天然粒状キ
ャリアを安定して大量に供給づ−ることは困難である。
又、前記の如〈従来の造粒キA7リアはギヤリア原材利
と結合剤とを含むものであり、一般に原材料としては、
カオリン、セリナイト、ろう石クレー等のクレー、タル
ク、ベントナイト、シークライ1−1酸性白土、ボワイ
(〜カーボン、炭酸カルシウム、珪石、珪砂、りいそう
土、軽石、げオライド、バーライ1へ、バーミキュライ
ト等が挙げられる。しかしながら、これらのi材料もま
た前記天然粒状キャリアと同様に天然物であるため、産
地等ににりその品質にばらつきが見られ、同一品質物の
安定した供給量が1q難いといった問題がある。
その上、ベントナイ1〜はアルカリ性(1) )−19
〜10)であり、塩M置換各組が高いため、加水分解に
弱い主剤には適さないことが知られている。
又、タルクもpH8,0〜9.5であり、農薬」−剤に
より安定性に注意する必要がある。一方、酸性白土では
接触酸化性を有する。造粒に用いる結合剤としては、澱
粉、デキストリン、アルギン酸、カゼイン、ゼラチン、
アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、リグニン
スルホン酸、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ア
ミド、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、
アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤、動・植物油、
アセチルセルロース等を使用しうるが、この場合も、含
浸させる主剤によってはこれらの結合剤により安定性が
損われることもある。
このように、造粒キャリアにも原材料の品質及び供給の
不安定さ、主剤の安定性に対するキャリア原料籾及び結
合剤の影響といった問題がある。
更に、従来の造粒ギヤリアは水中崩壊性が大きく、水溶
性主剤のキャリアとしては不適当である。
−1一 本発明の目的は、これらの問題を解決し、水不溶性主剤
のみならず水溶性主剤にも適した一定品質のキャリアを
安定に供給することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明の提供する農薬用石膏コーティングキャリアは、
16乃至48メツシコに破砕した軽石、砂、あるいは非
粘土質クレーを母核とし、これを石膏でコー1−するこ
とにより得られるものであり、一旦所定粒径に破砕した
母核を石膏でコーティングすることにより農薬用キャリ
アの硬度、吸油量、吸水量、水中崩壊性等の性状が均一
化され、しかも所定形状および粒径を有するものが安定
的に得られのである。より詳細には、破砕した軽石、砂
あるいは非粘土質クレーを充分量の水に浸し、十分に水
を吸わせた後に水を切り、石膏を加えて所定の粒状物が
得られるまで回転撹拌し、得られた粒状物を60〜14
0℃で乾燥させることにより−6= 得られる。
〈信用と効果〉 本発明石膏コーティングキャリアの母核となる軽石は珪
石を主体とするものであり、砂は海砂でも山砂でもよい
。本発明にいう非粘土質クレーとしては、例えばろう石
クレー、ゼオライト、バーライhを例示することができ
る。
本発明に於いては使用する母核月料に応じてキャリア全
体の吸油量、吸水量を適宜変化させることができ、しか
もこれら母核材料を一旦破砕してから使用するので得ら
れる製品の吸油量、吸水量を当該母核の産地等の相違に
も拘らずほぼ一定の性状にすることができる。例えば軽
石を用いると一般に比較的高い吸油量、吸水量を有する
キャリアとすることができ、砂を用いると一般に比較的
低い吸油量、吸水量のキャリアとづることができる。
母核に含まぜる水の量は使用する母核材料により異なる
が、通常は母核の約5〜約50重量%好ましくは母核の
約30重量%である。母核を飽和させるに足る水の量が
好ましい。ここで重要なことは、母核に水を吸収させた
後に石膏を加えるということである。先に石膏に水を加
えると石膏が固まり、そこに母核を加えても石膏コーテ
ィング粒状物は得られない。
石膏はキャリア全重量の約20〜50重量%を用い、使
用する石膏の種類に応じてキャリアの硬度を調整し得る
。たとえば、l!i利用石膏では硬度は比較的高くなり
、工業用石膏を用いると硬度は比較的低くなる。しかも
、石膏が破砕母核の結合剤としての役目を果たし、1り
られるキャリアの水中崩壊性は小さい。
本発明農薬用石膏コーティングキャリアの製造工程は、
含水母核と石膏とを回転撹拌し、得られたコーティング
粒状物を乾燥させるという単純なもので、従来の造粒キ
ャリアの製造工程に比し、ずっと簡略化されており、経
費も安くなる。本発明に於ける含水母核と石膏との回転
撹拌は、パン型造粒機、ロータリー午ルン等の当業界に
於いて通常用いられる造粒機中で約30分間続けられ、
このどきに本発明石膏が結合剤として作用するので、従
来の造粒キャリアの製造に必要であったでんぷん、有機
高分子等の結合剤は不要である。したがって、従来の結
合剤存在に原因する耐薬品性の弱い農薬主剤の劣化分解
を避けることができる。
−回の回転撹拌■稈で得られるコーティングキャリアの
直径は約0.5〜5Mの範囲であるが、より大ぎな粒の
コーティングキャリアを必要とする場合には、前記回転
撹拌の粒成長中に更に水を適宜加えてキャリア全体の結
合を図るか、又は得られlこ小粒コーティングキャリア
に更に水を加え、′回転造粒機中でキレリア同士をくつ
つりることにより、直径約10mないしは15mのもの
までをも製造することができる。15m以上の直径を有
するコーティングキャリアも製造しつるが、大き過ぎる
と壊れ易くなり実用的ではない。
本発明農薬用石膏コーティングキャリアは母核材料即ち
、軽石、砂又は非粘土質クレー及び石膏のみからなるた
め、農薬主剤に対する安定性が高く、また乾燥工程で石
膏の少なくとも一部が焼石膏となり、これは乾燥剤的役
割を有Jるため、主剤が水分により経時変化を起こすも
のである場合には特に有用である。更に、本発明キャリ
アは非水溶性であるので、石油系、水溶性の主剤を含浸
させることができる。
以下に本発明農薬用石膏コーティングキャリアの製造実
施例を示す。
〈実施例〉 16〜48メツシュに破砕した軽石10(1!?を十分
量の水に浸した後に濾過した。M過した軽石に石膏40
Kgを添加し、パン型造粒機中で約30分間撹拌して造
粒した。粒径を大ぎく覆るために撹拌中に適宜水を加え
た。得られた粒状物を120℃で乾燥した後、分離し、
本発明右前コーティングキャリアを得た。得られた石膏
コーティングキャリアは直径5〜10#のものと直径1
0〜18111mのものとをほぼ同様の割合で含有して
いた。このうち15履を超える粒径を有するものを篩い
分【)、残部を農薬用キャリアとして用いた。
なお、本発明石膏]−ティングキA7リアは、水分6.
5%、硬度10.3%、吸油量19.35%、見掛比重
0.77、水中崩壊性20〜50%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径16乃至48メッシュの軽石、砂及び非粘土
    質クレーから選択される母核を石膏でコートしてなる農
    薬用石膏コーテイングキャリア。
JP3002485A 1985-02-18 1985-02-18 農薬用石膏コ−テイングキヤリア Granted JPS61189202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002485A JPS61189202A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 農薬用石膏コ−テイングキヤリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002485A JPS61189202A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 農薬用石膏コ−テイングキヤリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61189202A true JPS61189202A (ja) 1986-08-22
JPS6363523B2 JPS6363523B2 (ja) 1988-12-07

Family

ID=12292259

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3002485A Granted JPS61189202A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 農薬用石膏コ−テイングキヤリア

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JP (1) JPS61189202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051486A (ja) * 2012-08-06 2014-03-20 Nippon Kayaku Co Ltd 農薬粒剤及びその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014051486A (ja) * 2012-08-06 2014-03-20 Nippon Kayaku Co Ltd 農薬粒剤及びその製造法

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JPS6363523B2 (ja) 1988-12-07

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