JPS6118716A - トルナフテ−ト外用ゲル剤 - Google Patents
トルナフテ−ト外用ゲル剤Info
- Publication number
- JPS6118716A JPS6118716A JP14037184A JP14037184A JPS6118716A JP S6118716 A JPS6118716 A JP S6118716A JP 14037184 A JP14037184 A JP 14037184A JP 14037184 A JP14037184 A JP 14037184A JP S6118716 A JPS6118716 A JP S6118716A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tolnaftate
- weight
- gel
- propyl carbonate
- water
- Prior art date
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- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はトルナフテートを有効成分として含有する治療
用外用ゲル剤に関するものである。
用外用ゲル剤に関するものである。
(従来の技術)
トルナフテート、すなわちN−メチル−N−(3−トリ
ル)チオカルバミン酸−2−ナフチルエステルは真菌類
の白廁菌、小胞子菌、表皮糸状菌類に対し選択的抗菌性
を示す物質であり、従来より汗庖状白可(水虫)、頑瑠
(いんきんたむし)、小水庖性斑状白1i?(ぜにたむ
し)等の治療に用いられている。
ル)チオカルバミン酸−2−ナフチルエステルは真菌類
の白廁菌、小胞子菌、表皮糸状菌類に対し選択的抗菌性
を示す物質であり、従来より汗庖状白可(水虫)、頑瑠
(いんきんたむし)、小水庖性斑状白1i?(ぜにたむ
し)等の治療に用いられている。
しかし、トルナフテートはアセトン、メチルエチルケト
ン、クロロホルム、四塩化炭素等の有機溶媒には熔解し
やすいが、水及び極性溶媒には極めて難溶であり、皮膚
外用ゲル剤として製剤化するには種々の問題があった。
ン、クロロホルム、四塩化炭素等の有機溶媒には熔解し
やすいが、水及び極性溶媒には極めて難溶であり、皮膚
外用ゲル剤として製剤化するには種々の問題があった。
即ち、従来のトルナフテート外用ゲル剤には、トルナフ
テートの溶剤としてメチルエチルケトンまたはアセトン
が使用されているが(特公昭57−34247号)、シ
かしながら、メチルエチルケトンは異臭を有し、アセト
ンは揮発性が高く、正確な熔度凋整が困難であり、溶剤
としては適当でなかった。
テートの溶剤としてメチルエチルケトンまたはアセトン
が使用されているが(特公昭57−34247号)、シ
かしながら、メチルエチルケトンは異臭を有し、アセト
ンは揮発性が高く、正確な熔度凋整が困難であり、溶剤
としては適当でなかった。
また外用ゲル剤において、低級アルコールやメチルエチ
ルケトン、アセトン等の揮発性溶媒を多量に含有するも
のは速乾性であるので塗布時皮膚でのびが悪く、また乾
燥しやすいので使用後に薬剤が膜状となって剥離しやす
い。一方、グリコール類を多量に含量するものは、軟膏
のようにべとつくので、使用感が悪いという欠点を有し
ている。
ルケトン、アセトン等の揮発性溶媒を多量に含有するも
のは速乾性であるので塗布時皮膚でのびが悪く、また乾
燥しやすいので使用後に薬剤が膜状となって剥離しやす
い。一方、グリコール類を多量に含量するものは、軟膏
のようにべとつくので、使用感が悪いという欠点を有し
ている。
(本発明が解決しようとする問題点)
本発明者の目的は、トルナフテートの溶解に優れ、無臭
で刺激性が少なく、軟膏や液剤よりも使用感がよく、塗
布時に適切な展着性と展延性を有し、しかも治療効果の
高いトルナフテート外用ゲル剤を提供することにある。
で刺激性が少なく、軟膏や液剤よりも使用感がよく、塗
布時に適切な展着性と展延性を有し、しかも治療効果の
高いトルナフテート外用ゲル剤を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明のトルナフテート外用ゲル剤は、トルナフテート
1〜3重量%;炭酸プロピル5〜30重量%;低級アル
コール10〜80重量%;グリコール類5〜40重量%
;水0〜15重量%及びゲル化剤0.5〜3重量%を含
有することを特徴とするものである。
1〜3重量%;炭酸プロピル5〜30重量%;低級アル
コール10〜80重量%;グリコール類5〜40重量%
;水0〜15重量%及びゲル化剤0.5〜3重量%を含
有することを特徴とするものである。
本発明において溶剤として使用する炭酸プロピル(2−
オキソ−4−メチル−1,3−ジオキソラン)は、腐蝕
性・吸湿性の少ない無色無臭の液体であり、安定でかつ
毒性が低く、さらに皮膚よりの吸収も極めて少ないため
安全性の高い溶剤である。該化合物は特にトルナフテー
トをよく溶解し、さらに皮膚の感触もよいため、本発明
主薬の溶剤として至適であり、所望のゲル剤を得るため
には5〜30重量%になるように配合するのが好ましい
。
オキソ−4−メチル−1,3−ジオキソラン)は、腐蝕
性・吸湿性の少ない無色無臭の液体であり、安定でかつ
毒性が低く、さらに皮膚よりの吸収も極めて少ないため
安全性の高い溶剤である。該化合物は特にトルナフテー
トをよく溶解し、さらに皮膚の感触もよいため、本発明
主薬の溶剤として至適であり、所望のゲル剤を得るため
には5〜30重量%になるように配合するのが好ましい
。
本発明において使用される低級アルコールとしてはエタ
ノール、メタノールが、グリコール類としてはプロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等がある。また、これらは低級アルコールが10〜
80重量%、グリコール類が5〜40重量%及び水が0
〜15重量%になるように混合するのが好ましい。
ノール、メタノールが、グリコール類としてはプロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコ
ール等がある。また、これらは低級アルコールが10〜
80重量%、グリコール類が5〜40重量%及び水が0
〜15重量%になるように混合するのが好ましい。
ゲル化剤としては、カルボキシビニル重合体、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等が使用でき、
0.5〜3重量%になるように配合するのが好ましい。
ルロース、カルボキシメチルセルロース等が使用でき、
0.5〜3重量%になるように配合するのが好ましい。
さらに、これらゲル化剤を中和するためには、トリイソ
プロパツールアミンやジイソプロパツールアミン等の有
機アミンを添加することができる。
プロパツールアミンやジイソプロパツールアミン等の有
機アミンを添加することができる。
本発明外用ゲル剤は他の医薬活性成分と組み合わせて製
剤してもよく、例えば、トリアセチン等の抗菌剤、サリ
チル酸モノグリセリド等の角質軟化剤、アジピン酸ジイ
ソプロピル等の浸透促進剤、クロタミトン、β−メント
ール等の消炎鎮痛剤などが使用できる。又、通常使用さ
れる安定化剤、防腐剤等を加えてもよい。
剤してもよく、例えば、トリアセチン等の抗菌剤、サリ
チル酸モノグリセリド等の角質軟化剤、アジピン酸ジイ
ソプロピル等の浸透促進剤、クロタミトン、β−メント
ール等の消炎鎮痛剤などが使用できる。又、通常使用さ
れる安定化剤、防腐剤等を加えてもよい。
本発明外用ゲル剤は、例えば、トルナフテート及びその
他医薬活性成分を溶解した主薬の炭酸プロピル溶液に、
カルボキシビニル重合体の粉末を添加し懸濁させ、低級
アルコールを加えカルボキシビニル重合体を溶解する。
他医薬活性成分を溶解した主薬の炭酸プロピル溶液に、
カルボキシビニル重合体の粉末を添加し懸濁させ、低級
アルコールを加えカルボキシビニル重合体を溶解する。
次いで、グリコール類及び水を加え、有機アミンを添加
して中和しゲル化させることによって製造することがで
きる。
して中和しゲル化させることによって製造することがで
きる。
(発明の効果)
本発明の外用ゲル剤は、高い治療効果を奏すると併に、
優れた使用感を有する皮膚外用剤である。
優れた使用感を有する皮膚外用剤である。
即ち、本発明のトルナフテート外用ゲル剤は、炭酸プロ
ピルを溶剤として含有するため、従来のゲル剤に比べて
適切な乾燥性と展延性を有し、皮膚でよくのび、べとつ
かず、衣服を汚すことがなく、極めて清涼感あふれる良
好な使用感が得られる。また、炭酸プロピルは生薬トル
ナフテートに対する溶解度が高いため、生薬は完全に溶
解しており、従って、患部の皮膚において速やかに吸収
され、高い治療効果が得られる。さらに、本発明のトル
ナフテート外用ゲル剤は、使用時適当な′/B、潤性を
保持したゲル皮膜が形成されるため、トルナフテートの
継続的吸収による薬剤の効力が長時間にわたって持続す
る長所も有する。
ピルを溶剤として含有するため、従来のゲル剤に比べて
適切な乾燥性と展延性を有し、皮膚でよくのび、べとつ
かず、衣服を汚すことがなく、極めて清涼感あふれる良
好な使用感が得られる。また、炭酸プロピルは生薬トル
ナフテートに対する溶解度が高いため、生薬は完全に溶
解しており、従って、患部の皮膚において速やかに吸収
され、高い治療効果が得られる。さらに、本発明のトル
ナフテート外用ゲル剤は、使用時適当な′/B、潤性を
保持したゲル皮膜が形成されるため、トルナフテートの
継続的吸収による薬剤の効力が長時間にわたって持続す
る長所も有する。
(実施例)
以下に、本発明の実施例を示す。なお、実施例における
%は、すべて重量 (W/W)%を示す。
%は、すべて重量 (W/W)%を示す。
実施例1
トルナフテート 1.0%炭酸
プロピル 20.0%エタノール
34.0%1.3−ブチレ
ングリコール 25.0%ハイビスワコー104
* 2.0%サリチル酸モノグリセリ
ド 2.5%トリアセチン
15.0%トリイソプロパツールアミン
0.59/6(*登録商標;カルボキシビニル重合体
)実施例2 トルナフテート 2.0%炭酸
プロピル 25.0%エタノール
41.0%プロピレングリコ
ール 10.0%ハイビスワコー104*
2.0%サリチル酸モノグリセリド
2.5%クロタミトン
10.0%!−メントール
2.0%アジピン酸ジイソプロピル 5.
0%ジイソプロパツールアミン 0.5%実
施例3
プロピル 20.0%エタノール
34.0%1.3−ブチレ
ングリコール 25.0%ハイビスワコー104
* 2.0%サリチル酸モノグリセリ
ド 2.5%トリアセチン
15.0%トリイソプロパツールアミン
0.59/6(*登録商標;カルボキシビニル重合体
)実施例2 トルナフテート 2.0%炭酸
プロピル 25.0%エタノール
41.0%プロピレングリコ
ール 10.0%ハイビスワコー104*
2.0%サリチル酸モノグリセリド
2.5%クロタミトン
10.0%!−メントール
2.0%アジピン酸ジイソプロピル 5.
0%ジイソプロパツールアミン 0.5%実
施例3
Claims (1)
- トルナフテート1〜3重量%;炭酸プロピル5〜30重
量%;低級アルコール10〜80重量%;グリコール類
5〜40重量%;水0〜15重量%及びゲル化剤0.5
〜3重量%を含有することを特徴とするトルナフテート
外用ゲル剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14037184A JPS6118716A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | トルナフテ−ト外用ゲル剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14037184A JPS6118716A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | トルナフテ−ト外用ゲル剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6118716A true JPS6118716A (ja) | 1986-01-27 |
Family
ID=15267266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14037184A Pending JPS6118716A (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | トルナフテ−ト外用ゲル剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5993787A (en) * | 1996-09-13 | 1999-11-30 | Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. | Composition base for topical therapeutic and cosmetic preparations |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP14037184A patent/JPS6118716A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5993787A (en) * | 1996-09-13 | 1999-11-30 | Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. | Composition base for topical therapeutic and cosmetic preparations |
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