JPS61186918A - 実体顕微鏡 - Google Patents

実体顕微鏡

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JPS61186918A
JPS61186918A JP2789685A JP2789685A JPS61186918A JP S61186918 A JPS61186918 A JP S61186918A JP 2789685 A JP2789685 A JP 2789685A JP 2789685 A JP2789685 A JP 2789685A JP S61186918 A JPS61186918 A JP S61186918A
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JP
Japan
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objective lens
optical fiber
fiber bundle
stereoscopic
microscope according
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Application number
JP2789685A
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English (en)
Inventor
Shinya Tanaka
信也 田中
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば手術等に用いられ、鮮明な映像が得ら
れる照明装置を備えた実体顕微鏡に関するものである。
[従来の技術] 実体顕微鏡は手術・検査等の医療用や研究用及び工業用
等に広範囲に使用されており2手術においてはその精密
度と安全性の向上に役立っている、このような実体顕微
鏡において精密な観察をするためには、適切な位置を適
切な明るさで照明できる照明装置が不可欠である。
第8図、第9図は従来の実体顕微鏡の双眼実体顕微鏡部
と照明装置を示しており、第8図は側面図、第9図は対
物レンズの平面図である。第8図において、顕微鏡部1
内には焦点位置を被検体Eに一致するように配された対
物レンズ2と、この対物レンズ2の後方に配された左右
一対の変倍光学系3a、3b(3bは図示せず)等から
成る立体視観察光学系Ha、 Mb (Wbは図示せず
)とを介して、被検体Eは検者0により立体視観察され
るようになっている。顕微鏡部1の外部には光源ボック
ス4が設けられ、この光源ボックス4内には反射鏡5、
光源6、光ファイバ束7の入射端7aが配され、光源6
から発した光束は反射鏡5によって光ファイバ束7の入
射端7aに導光されるようになっている。また、顕微鏡
部l内には光ファイバ束7の出射端7bが配され、出射
面7b側からコンデンサレンズ8、絞り9.斜設ミラー
10が順次に配置されており、斜設ミラー10によって
光路を曲げられた光束の光軸上に、結像レンズ11、プ
リズム12が配され、プリズム12によって曲げられた
光束は対物レンズ2を介して被検体Eを照明するように
なっている。
なお、絞り9は照明野を制限するために、被検体Eと対
物レンズ2に対して共役な位置に配置されており、絞り
9の近傍に絞り9と切換可能な絞り9′が設けられてい
て、変倍光学系3による観察倍率の変化に応じて、不要
な照明光を制限するように切換えられるようになってい
る。また、プリズム12は第9図に示すように、検者0
が被検体Eに手を伸ばした時に影を生じないように、一
対の立体視観察光学系Ha、 Mbに対して検者0と対
向する位置に配置されている。
しかしながら、このような従来の装置においては、照明
系の構造が複雑であるために装置全体が大型化し、操作
性を損なうといった不都合が生ずる。また、被検体Eが
第8図に示すように深部にある場合には、照明光束りの
一部し′が被検体Eの周辺部によって遮断され、被検体
Eを十分な明るさで照明できない場合が生じ、更に被検
体Eの周辺部で遮断された光束L°が反射してフレア光
Fとなり、観察像の鮮明度を著しく低下させる原因とな
る。
また、副観察光学系を有する実体顕微鏡の場合には、光
学系の数が多いためにプリズム12が配置される位置が
相当に制約され、2対の光学系を同軸的に配してもプリ
ズム12の位置が各光学系に対して等価でないため、照
明系の同軸性が保持されず、複数の観察者により異なっ
た見方で被検体Eが観察されることになり、手術時には
術者の手の影の影響を大きく受け、手術時の安全性を欠
く虞れがある。
[発明の目的] 本発明の目的は、光ファイバの特性を生かした単純な機
構により、適切な照明光が得られる照明装置を備えた実
体顕微鏡を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、共通の対
物レンズの後方に少なくとも左右一体の立体視観察光学
系を備え、前記対物レンズを介して被検体を照明する実
体顕微鏡において、照明光を導光するための光ファイバ
束の射出端を前記対物レンズに近接して配置したことを
特徴とする実体顕微鏡である。
[発明の実施例ゴ 本発明を第1図〜第7図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。なお、!$8図、第9図と同一の符号は同
−又は同等の部材を表すものとする。
第1図は光学系の構成を示し、観察光学系は従来の実体
顕微鏡とほぼ同様に、顕微鏡部l内に対物レンズ2、変
倍光学系3a、3b、結像レンズ13a、13b、正立
プリズム14&、14b、接眼レンズ15 a、  1
5 b (3b、  13 b、14b、L5bは図示
せず)が順次に配列され、これら一対の立体視観察光学
系Na、 Wbを介して、検者0は被検体Eを立体視観
察できるようになっている、そして、従来例と同様に顕
微鏡部1と別個に設けられた光源ボックス4内には、反
射鏡5、光源6、光ファイバ束7の入射端7aが配され
、光源6からの光束は反射鏡5によって光ファイバ束7
の入射端7aに導光される。光ファイバ束7の射出端7
bは対物レンズ2の後方中央の近傍に第2図に示すよう
に配置され、対物レンズ2を介して被検体Eを照明でき
るようになっている。
ところで、光ファイバ束7が十分に長い場合には、光フ
ァイバ束7に入射された光束は、光ファイバ束7を構成
する各光フアイバ内で十分にモードミキシングが行われ
、光ファイバの持つ固有の明るさである開口数NAに従
った広がりを有する光束となって出射される。これらの
光束のうち、最大の広がりをもって出射される光線の傾
きθは、屈折率をnとすると、光ファイバの開口数HA
によりθ= 5in−1(NA/n)で表される。
このような光束が対物レンズ2によって、対物レンズ2
の焦点位置にある被検体Eに集光されると、対物レンズ
2の焦点距離をfとすれば、被検体E上ではφ=2ft
anθの大きさを有する円形の照明野が形成される0例
えば、一般的な眼科用の手術用顕微鏡では、対物レンズ
2の焦点距離はf=200mm、観察野の大きさはφ=
 80 m m程度であるから、必要とされる光ファイ
バの開口数HAは約0.15程度となり、余裕をみても
0.2あれば十分である。開口数0.2の光ファイバは
最も一般的な光ファイバであるから、このような光ファ
イバを用いて光ファイバ束7を形成すれば、手術用顕微
鏡等として適切な照明系を容易に得ることができる。
光ファイバ束7の射出端7bから出射された光束は、被
検体Eを確実にむらなく照明することになるが、従来の
顕微鏡像との比較のため従来装置と同様に照明する必要
がある場合には、破線で示すようにプリズム12と同一
位置を含む丁字形に射出端7bを配置すればよい。
このように本実施例により単純でコンパクトな照明系を
得ることができるが、光ファイバ束7の形状は構成する
光ファイバの配列を変えることにより、任意の形状を形
成させることが可能であり、種々の実施例が考えられる
。第3図は光ファイバ束7を異なる開口数NAを有する
光ファイバで構成し、入射端7aを分岐することにより
照明野の大きさを変えられるようにした実施例である。
入射端7aは7aIと7alIに分岐されており、それ
ぞれ異なる開口数に^を宥する光ファイバが配列されて
いる。一方、出射端7bにはこれら2種の光ファイバが
混在して配列されている。そして射出端7bは固定され
、入射端7aI、7affは光源6に対して移動可能な
支持部16に固定されている。
従って、支持部16を光源6に対して移動させると、2
つの入射端7a1.7aIIに対して光束を選択的に入
射させることができ、射出端7bではそれぞれ対応する
開口数NAを有する光ファイバのみから光束が出射され
るので、被検体E上で異なる照明野を得ることができる
なお、第3図においては入射端7aを2つに分岐したが
、照明野の種類を多くする必要がある場合には、開口数
MAの種類を増加し、それに応じて入射端7aの分岐数
を増加すればよい、また第3図においては、光源6に対
して支持部16を移動させることにより入射端7aI、
7al[を切換えたが、入射端7aI、7alIを固定
させておいて、光源6を移動する機構としても支障はな
い。
第4図は射出端7bを複数個設けることにより、照明光
の出射する位置を対物レンズ2の範囲内で一対の立体視
観察光学系Ha、 Wbと相対的に移動可能にした実施
例を示している。この第4図の場合は、対物レンズ2の
範囲内の観察光学系Ma、 Wbの左右、中間及び前方
に射出端7bI、7blI、7bl[,7blVが配さ
れており、対応するそれぞれの入射端7al、7al[
,7al、7aWは第3図の実施例と同様に、支持部1
6により光源6に対して移動できるようになっており、
複数個の入射端7aI、7aII、7a璽、7LWに対
して光束を選択的に入射させ、対物しンズ2の異なった
部分を介して被検体Eを照明することを可能にしている
このような実施例によって、深部観察時の顕微鏡等本体
の位置決めを容易にすると共に、特に眼科用手術におけ
る被検眼角膜の正反射成分による有害光の排除をも容易
とし、更に例えば眼科手術における後前等の微妙な屈折
率差を有する被検体Eの表面の観察にも効果的である。
なお、複数個の射出端7bの配列及び個数は、この実施
例に限らないことは勿論であるし、複数個の射出端7b
を適当に組み合わせて複数方向から照明することもでき
る。また、それぞれの光ファイバ束7を第3図に示すよ
うに異なった開口数NAを有する光ファイバから構成し
て、観察視野の大きさを変えるようにすることも可能で
ある。
第5図は双頭型実体顕微鏡における実施例であり、第1
の検者が被検体Eを観察するための第1の一対の立体視
観察光学系Ha、 Mbと、第1の検者と同一の被検体
Eを観察する第2の検者のための第2の一対の立体視観
察光学系Na、 Nbとの間の対物レンズ2の中央に、
射出端7bが配置されている。従来装置では破線で示す
ように、プリズム12は機械的な制約から片寄った位置
に配置されていたが、この実施例の場合には対物レンズ
2の中央に射出端7bが配されているので、観察光学系
Ma、 Mb、 Na、 Nbに対する同軸性を保持す
ることができ、被検体Eの見え方が2人の検者にとって
同一となり、また、手術時の術者の手による影の影響等
も除去することができる。
第6図、第7図は従来装置の補助照明装置として本発明
を適用した場合を示し、第6図は光学系の側面図、第7
図は対物レンズの平面図である。
この実施例の光学系は88図に示す照明系の斜設ミラー
10と結像レンズ11との間に変倍光学系17が設けら
れ、対物レンズ2の範囲内に光ファイバ束7の射出端7
bが設けられている。変倍光学系3により観察倍率を変
えて観察領域の大きさを変える際に、変倍光学系17に
よって照明域を観察領域に対応するように変化できる従
来装置の利点を残し、更に補助照明として射出端7bを
対物レンズ2の中央に近接して配することにより。
本発明の長所を効果的に生かしたものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る実体顕微鏡は、対物レ
ンズに近接して光ファイバ束の射出端を設け、射出端を
任意の位置及び任意の形状に配置し、必要があれば入射
端を分岐し選択的に光束を入射させ、開口数の異なる光
ファイバを組み合わせて照明野の大きさを変える等の種
々の応用を可能とし、それぞれの用途に応じて希望する
位置から観察系の自由度を損なわずに、必要な照明光が
コンパクトにしかも安価に得られ、このような適切な照
明と良好な操作性により、より精密な観察及び操作を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第7図は本発明に係る実体顕微鏡の実施例
を示すものであり、第1図は第1の実施例の構成図、第
2図は対物レンズの平面図、第3図は第2の実施例の構
成図、第4図は第3の実施例の構成図、第5図は第4の
実施例の構成図、第6図は第5の実施例の構成図、第7
図は対物レンズの平面図であり、第8図は従来装置の構
成図。 第9図は対物レンズの平面図である。 符号lは顕微鏡部、2は対物レンズ、3.17は変倍光
学系、4は光源ボックス、5は反射鏡、6は光源、7は
光ファイバ束、7aは入射端、7bは出射端、16は支
持部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、共通の対物レンズの後方に少なくとも左右一体の立
    体視観察光学系を備え、前記対物レンズを介して被検体
    を照明する実体顕微鏡において、照明光を導光するため
    の光ファイバ束の射出端を前記対物レンズに近接して配
    置したことを特徴とする実体顕微鏡。 2、前記射出端は前記対物レンズの中心部近傍を含む領
    域に配置した特許請求の範囲第1項に記載の実体顕微鏡
    。 3、前記光ファイバ束の入射端は顕微鏡部の外部の照明
    光源近傍に配置した特許請求の範囲第1項に記載の実体
    顕微鏡。 4、前記射出端は前記少なくとも左右一対の立体視観察
    光学系の通過光束部周囲に複数個設けた特許請求の範囲
    第2項に記載の実体顕微鏡。 5、前記複数個の射出端に対応した複数個の前記入射端
    に、照明光を選択的に入射させる手段を設けた特許請求
    の範囲第4項に記載の実体顕微鏡。 6、前記光ファイバ束を異なる開口数を有する光ファイ
    バから構成した特許請求の範囲第1項に記載の実体顕微
    鏡。 7、前記ファイバ系の入射端を開口数の種類毎に分岐し
    、該複数個の入射端に照明光を選択的に入射させるよう
    にした特許請求の範囲第6項に記載の実体顕微鏡。
JP2789685A 1985-02-15 1985-02-15 実体顕微鏡 Pending JPS61186918A (ja)

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JP (1) JPS61186918A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09236754A (ja) * 1996-03-01 1997-09-09 Mitaka Koki Co Ltd 顕微鏡の照明構造
JP2010257584A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nikon Corp 照明装置及びこの照明装置を備えた光学装置

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