JPS6118678Y2 - - Google Patents

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JPS6118678Y2
JPS6118678Y2 JP4323181U JP4323181U JPS6118678Y2 JP S6118678 Y2 JPS6118678 Y2 JP S6118678Y2 JP 4323181 U JP4323181 U JP 4323181U JP 4323181 U JP4323181 U JP 4323181U JP S6118678 Y2 JPS6118678 Y2 JP S6118678Y2
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JP
Japan
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support
fishing line
line guide
hole
guide roller
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JP4323181U
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JPS57158370U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、釣糸案内ローラ支承構造を改善し
た魚釣用スピニングリールの釣糸案内ローラ支承
装置に関する。
従来釣糸案内ローラの支承装置として第1図の
構造が提案実用化されている。この構造はベール
支持板4の先端にコ字形の釣糸案内ローラ支承部
4aを設け、この支承部にローラ支承軸7先端の
嵌合穴4bとその支承軸の金属製保持ねじ15の
ねじ孔4gが穿設され、支承軸と保持ねじは一体
に形成されている。ローラ5の両端支承軸には合
成樹脂製ワツシヤー11,16が嵌挿されてい
る。
上記保持ねじ15は特製の大径小ピツチ左ねじ
が用いられているから、保持ねじの製作及びねじ
孔のねじ切りが面倒でコスト高になると共にねじ
切り時軸線方向の加工精度が出しずらく、不良率
が高い欠点がある。さらにねじ頭部が支承部から
突出して糸掛かりの原因になり、保持ねじは大型
であるから比較的重量も重い欠点がある。又大型
左ねじの為使用者が分解組み立ての折逆方向に回
わしたり、偏芯状態で螺合しようとしてねじ山が
潰れたりする欠点があつた。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、支承軸保持
部材を市販の量産ねじで固定出来るように改善し
て上記諸欠点を解決した魚釣用スピニングリール
の釣糸案内ローラ支承装置を提案することにあ
る。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第2図でリール本体の前面にローター1が回
転自在に取りつけられ、ローターの前面に突設さ
れたスプール軸にスプール2が取りつけられてい
る。ローター1の左右には腕部1aが突設され、
一方の腕部1aにはねじ3でベール支持板4が回
動自在に取りつけられている。ベール支持板の先
端に釣糸案内ローラ5のコ字形支承部4aが設け
られている。支承部の先端にはベール6の一端が
取りつけられている。
上記ベール支持板4のコ字形釣糸案内ローラ支
承部4aには第3図、第4図のようにローラ支承
軸7の先端が嵌合される嵌合穴4bと、ローラ支
承軸他端保持部材8の嵌合透孔4cが同一軸線上
に穿設されている。該軸線とは異なる位置に例え
ば外径3mm程度の小径止めねじ9のねじ孔4dが
穿設され、ねじ孔4d位置の表面には段部4eが
設けられている。支承部4aの先端にはベール6
の一端嵌合固定用の穴4fが穿設されている。
上記支承軸保持部材8はジユラコンなどの合成
樹脂材で透孔4cに嵌合される円柱部8aと、円
柱部一側の蓋部8bで形成され、円柱部他側には
上記ローラ支承軸7の他端がインサート固定され
ている。蓋部8bの上記ねじ孔4d位置には透孔
8cが穿設されている。
上記コ字形釣糸案内ローラ支承部4aに釣糸案
内ローラ5が組み付けられるときは、ローラ支承
軸7外周にカラー10が嵌合され、その外周に釣
糸案内ローラ5が嵌合されてローラ支承軸7と保
持部材8が嵌合穴4bと透孔4cに嵌合される。
次に蓋部8bが段部4eに嵌挿され、透孔8cと
ねじ孔4dに止めねじ9が嵌挿螺合される。止め
ねじ9には市販の量産右ねじが用いられる。上記
嵌合穴4bに嵌合されたローラ支承軸7先端側外
周に合成樹脂製ワツシヤー11を嵌合して釣糸案
内ローラ5と支承部4aの端面の摩擦係数を小さ
くしてもよい。上記カラー10は保持部材8と一
体に形成してもよい。
上記のように釣糸案内ローラ5がベール支持板
4の先端ローラ支承部4aに組み付けられるよう
に構成されると、支承部に従来の大径小ピツチ左
ねじ孔を設ける必要がなく加工が容易であり、特
製の保持ねじが市販の止めねじ9に置換えられて
左ねじ加工が不用となる。又支承部表面は蓋部8
bで蓋止めされて透孔4cを塞ぐと共釣糸案内ロ
ーラ5が支承できるので、ローラに釣糸で力が加
えられても保持部材が移動することがない。さら
に従来ローラと保持ねじ間に嵌挿された合成樹脂
製ワツシヤー16が不用となり、金属製保持ねじ
が合成樹脂製保持部材8に置換えられたので重量
が軽量化される。又市販の右ねじの止めねじ9が
用いられるので使用者が分解組み立ててもねじ回
し方向を間違えたり、ねじ山を潰すことがないと
共に、支承部表面から止めねじが突出しないので
糸掛かりの原因にならない。
第5図は保持部材8にローラ支承軸81が合成
樹脂材で一体に形成された他の実施例で、この実
施例では前記カラー10が省略されている。釣糸
案内ローラ5を合成樹脂材で形成してもよい。
第6図は更に他の実施例で、前記ローラ支承軸
7が省略され、釣糸案内ローラ5の両端に支承軸
5a,5bが一体に形成されている。一方の支承
軸5aはカラー12を介して前記嵌合穴4bに軸
承され、他方の支承軸5bは保持部材8に穿設さ
れた嵌合穴8dに嵌合軸承されている。ローラと
支承軸を合成樹脂材で一体に形成してもよい。
上記説明では止めねじ9をローラ支承軸の軸線
方向と並行な他の軸線上に螺合固定したが、止め
ねじの頭部が支承部の表面に抜出しないようにロ
ーラ支承軸の軸線とは直角方向から螺合して保持
部材8を固定してもよい。
本考案は上述のように構成されたから、ねじ切
りの面倒な加工が不要で、必要な加工精度のもと
で加工が容易であり、不良率とコストを低減させ
ることができる。又組付けも簡単で、使用者が分
解組み立ててもねじ山が潰れて不良になることが
ない。。さらに軽量化が計れ、糸掛かりのない等
の実用上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリ
ールの釣糸案内ローラ支承装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の釣糸案内ローラ支承装置の断面
説明図、第2図は本考案を実施したローター外観
図、第3図は釣糸案内ローラ支承装置の断面説明
図、第4図は第3図の側面図、第5図、第6図は
他の実施例断面説明図である。 1……ローター、1a……腕部、4……ベール
支持板、4a……コ字形支承部、4b……嵌合
穴、4c……透孔、4d……ねじ孔、5……釣糸
案内ローラ、7,81,5a……ローラ支承軸、
8……保持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ローターの腕部に回動自在に支持したベール支
    持板の先端にコ字形の釣糸案内ローラ支承部を設
    け、該支承部の一方にローラ支承軸の先端が嵌合
    する嵌合穴とその支承軸の他方に合成樹脂製保持
    部材を嵌合する透孔とを同一軸線上に穿設し、上
    記保持部材を固定するねじ孔を上記軸線とは異な
    る位置に設け、上記保持部材を上記透孔に嵌合し
    て釣糸案内ローラを支承すると共に上記支承部を
    表面から突出しないように上記ねじ孔にねじ止め
    固定した魚釣用スピニングリールの釣糸案内ロー
    ラ支承装置。
JP4323181U 1981-03-27 1981-03-27 Expired JPS6118678Y2 (ja)

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JP4323181U JPS6118678Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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JP4323181U JPS6118678Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS57158370U JPS57158370U (ja) 1982-10-05
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