JPH068693Y2 - 魚釣用リ−ルのハンドルカバ− - Google Patents
魚釣用リ−ルのハンドルカバ−Info
- Publication number
- JPH068693Y2 JPH068693Y2 JP1987015812U JP1581287U JPH068693Y2 JP H068693 Y2 JPH068693 Y2 JP H068693Y2 JP 1987015812 U JP1987015812 U JP 1987015812U JP 1581287 U JP1581287 U JP 1581287U JP H068693 Y2 JPH068693 Y2 JP H068693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- balance weight
- nut
- handle arm
- fishing reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は魚釣用リール、主に両軸受リール、又は片持軸
受リール用ハンドルに適用されるハンドルカバーに関す
る。
受リール用ハンドルに適用されるハンドルカバーに関す
る。
［従来の技術］ 従来、上記リールのハンドルにおいて、釣魚が大物の場
合や、引き込み力の強い魚の釣りの場合、ハンドルのノ
ブに加わるトルク即ち道糸の巻き上げ力が増大して、そ
の巻き上げ操作が困難となるのを解消する為に、当該ハ
ンドルにバランスウェートを取り付けたものが知られて
いる。（実公昭５１−１８２９５号公報及び実公昭５１
−３１３４９号公報参照）更に、ハンドルを固定するナ
ットが緩むのを防ぐと共に、該ナットに釣糸が絡まない
ようにするために、樹脂キャップにてナットを覆うよう
に構成したものが知られている。（実開昭５５−１０８
８７３号公報参照） ［考案が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来のバランスウェート付きハンドル
は、ハンドルアームのハンドルノブと反対側の端部にバ
ランスウェートをハンドルアームの長さ方向、又は側方
へ突出して装着してある為、釣糸がらみが生じ易かった
り、外観上の体裁も良くない等の問題点がある。
合や、引き込み力の強い魚の釣りの場合、ハンドルのノ
ブに加わるトルク即ち道糸の巻き上げ力が増大して、そ
の巻き上げ操作が困難となるのを解消する為に、当該ハ
ンドルにバランスウェートを取り付けたものが知られて
いる。（実公昭５１−１８２９５号公報及び実公昭５１
−３１３４９号公報参照）更に、ハンドルを固定するナ
ットが緩むのを防ぐと共に、該ナットに釣糸が絡まない
ようにするために、樹脂キャップにてナットを覆うよう
に構成したものが知られている。（実開昭５５−１０８
８７３号公報参照） ［考案が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来のバランスウェート付きハンドル
は、ハンドルアームのハンドルノブと反対側の端部にバ
ランスウェートをハンドルアームの長さ方向、又は側方
へ突出して装着してある為、釣糸がらみが生じ易かった
り、外観上の体裁も良くない等の問題点がある。
また、該バランスウェートをハンドルアームの端部にネ
ジ、又は加締めにて取り付けているため、ネジ加工、加
締め加工の工程を必要とし組立てに多くの工程を要する
という問題をも有している。
ジ、又は加締めにて取り付けているため、ネジ加工、加
締め加工の工程を必要とし組立てに多くの工程を要する
という問題をも有している。
本考案は上記問題点を解消し得るようにしたハンドルカ
バーを提供しようとするのが、その目的である。
バーを提供しようとするのが、その目的である。
［問題点を解決する為の手段］ 即ち本考案は、一端にハンドルノブを他端にバランスウ
ェートを有すると共に、ハンドル軸にナットにて螺着さ
れるハンドルアームを備えた魚釣用リールにおいて、該
ハンドルアームの他端外側に重合状態でビス等にて固定
可能にカバー本体を形成し、該カバー本体の内側に、ナ
ット緩み止め用多角形凹穴と、バランスウェート用嵌合
凹穴を夫々設け、該凹穴にバランスウェートを収納する
か、またはバランスウェートをカバー本体と一体成形す
る構成とし、上記問題点を解決したのである。
ェートを有すると共に、ハンドル軸にナットにて螺着さ
れるハンドルアームを備えた魚釣用リールにおいて、該
ハンドルアームの他端外側に重合状態でビス等にて固定
可能にカバー本体を形成し、該カバー本体の内側に、ナ
ット緩み止め用多角形凹穴と、バランスウェート用嵌合
凹穴を夫々設け、該凹穴にバランスウェートを収納する
か、またはバランスウェートをカバー本体と一体成形す
る構成とし、上記問題点を解決したのである。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれば、第１
図ないし第４図に示したように、ハンドルアーム１は金
属板で一軸方向に長く略帯状に形成されていて、その一
端にハンドルノブ２を回転自在に軸支してあり、その略
中間部に形成されている貫通孔３にリール４の段付きハ
ンドル軸５を挿通し、該ハンドル軸５の端部に設けてあ
るネジ軸部５ａにナット６を螺合してハンドルアーム１
はハンドル軸５に固定されている。
図ないし第４図に示したように、ハンドルアーム１は金
属板で一軸方向に長く略帯状に形成されていて、その一
端にハンドルノブ２を回転自在に軸支してあり、その略
中間部に形成されている貫通孔３にリール４の段付きハ
ンドル軸５を挿通し、該ハンドル軸５の端部に設けてあ
るネジ軸部５ａにナット６を螺合してハンドルアーム１
はハンドル軸５に固定されている。
カバー本体７は、上記ハンドルアーム１の他端から上記
ナット６の外側へかけて重合可能な縦、横寸法を有して
厚肉に形成させてあり、その内側の一端と他端に、上記
ナット６を非回転に嵌合可能なナット緩み止め用凹穴８
と、バランスウェート用嵌合凹穴９を夫々設け、該凹穴
にバランスウェート１１を収納するか、またはバランス
ウェート１１をカバー本体７と一体成形する構成であ
る。
ナット６の外側へかけて重合可能な縦、横寸法を有して
厚肉に形成させてあり、その内側の一端と他端に、上記
ナット６を非回転に嵌合可能なナット緩み止め用凹穴８
と、バランスウェート用嵌合凹穴９を夫々設け、該凹穴
にバランスウェート１１を収納するか、またはバランス
ウェート１１をカバー本体７と一体成形する構成であ
る。
又、上記カバー本体７は、上記ハンドルアーム１の略中
央部から他端までを嵌合してハンドルアーム１の外側へ
重ね合わせた状態でビス１０にて固定して、上記多角形
凹穴８に上記ナット６を嵌合させる一方、バランスウェ
ート用嵌合凹穴９とハンドルアーム１との間バランスウ
ェート１１を嵌合したりあるいはバランスウェート１１
をインサートするよう設けられている。
央部から他端までを嵌合してハンドルアーム１の外側へ
重ね合わせた状態でビス１０にて固定して、上記多角形
凹穴８に上記ナット６を嵌合させる一方、バランスウェ
ート用嵌合凹穴９とハンドルアーム１との間バランスウ
ェート１１を嵌合したりあるいはバランスウェート１１
をインサートするよう設けられている。
ここで、上記ビス１０は第１図のようにハンドルアーム
１に設けた通孔１２から差し込んでバランスウェート１
１とカバー本体７の各ネジ孔１３，１４に夫々螺着する
か、又は第３図のように、カバー本体７に設けた通孔１
５から差し込んでハンドルアーム１のネジ孔１６に螺着
する等してハンドルアーム１にカバー本体７は固定され
ている。
１に設けた通孔１２から差し込んでバランスウェート１
１とカバー本体７の各ネジ孔１３，１４に夫々螺着する
か、又は第３図のように、カバー本体７に設けた通孔１
５から差し込んでハンドルアーム１のネジ孔１６に螺着
する等してハンドルアーム１にカバー本体７は固定され
ている。
更に、上記カバー本体７は、釣糸（図示せず）がからみ
付き難い外形状として、金属、又は合成樹脂等にて形成
させてある。
付き難い外形状として、金属、又は合成樹脂等にて形成
させてある。
尚、第４図において１７はリール枠体、１８はスプール
を夫々示す。
を夫々示す。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案に係る魚釣用リールのハンド
ルカバーは構成したから、ハンドルアーム１の他端外側
にカバー本体７を重合してビス１０にて固定し、その一
端内側に設けた多角形凹穴８に、ハンドル軸５に対する
ハンドルアーム取付用ナット６を嵌合すると共に、その
他端内側に嵌合凹穴９を設けてバランスウェート１１を
嵌合するようにしたりあるいはバランスウェート１１を
インサートするようにしたので、上記多角形凹穴８によ
りナット６の緩みを防止できるのみならず、上記ナット
６及びバランスウェート１１はカバー本体７に内装され
ていてハンドルアーム１から外側へ突出することはない
から釣糸がらみの心配はなく、かつ外観上の意匠感を良
くすることができると共に、バランスウェート１１はカ
バー本体７に収納されビス１０にてカバー本体７と共に
ハンドルアーム１に固定されるので、バランスウェート
１１を取り付けるためだけのネジ加工や加締め加工を要
しないで容易に組立てできる。
ルカバーは構成したから、ハンドルアーム１の他端外側
にカバー本体７を重合してビス１０にて固定し、その一
端内側に設けた多角形凹穴８に、ハンドル軸５に対する
ハンドルアーム取付用ナット６を嵌合すると共に、その
他端内側に嵌合凹穴９を設けてバランスウェート１１を
嵌合するようにしたりあるいはバランスウェート１１を
インサートするようにしたので、上記多角形凹穴８によ
りナット６の緩みを防止できるのみならず、上記ナット
６及びバランスウェート１１はカバー本体７に内装され
ていてハンドルアーム１から外側へ突出することはない
から釣糸がらみの心配はなく、かつ外観上の意匠感を良
くすることができると共に、バランスウェート１１はカ
バー本体７に収納されビス１０にてカバー本体７と共に
ハンドルアーム１に固定されるので、バランスウェート
１１を取り付けるためだけのネジ加工や加締め加工を要
しないで容易に組立てできる。
第１図は本考案に係る魚釣用リールにおけるハンドルカ
バーの実施例を示す縦断平面図、第２図は同実施例の側
面図、第３図は他の実施例を示す縦断平面図、第４図は
同ハンドルカバーの一使用例を示す平面図である。 １……ハンドルアーム、２……ハンドルノブ ５……ハンドル軸、６……ナット ７……カバー本体 ８……ナット緩み止め用多角形凹穴 ９……バランスウェート用嵌合凹穴
バーの実施例を示す縦断平面図、第２図は同実施例の側
面図、第３図は他の実施例を示す縦断平面図、第４図は
同ハンドルカバーの一使用例を示す平面図である。 １……ハンドルアーム、２……ハンドルノブ ５……ハンドル軸、６……ナット ７……カバー本体 ８……ナット緩み止め用多角形凹穴 ９……バランスウェート用嵌合凹穴
Claims (1)
- 【請求項１】一端にハンドルノブ２を、他端にバランス
ウェート１１を有すると共に、ハンドル軸５にナット６
にて螺着されるハンドルアーム１を備えた魚釣用リール
において、該ハンドルアームの他端外側へ重合状態でビ
ス１０等にて固定可能にカバー本体７を形成し、該カバ
ー本体の内側にナット緩み止め用多角形凹穴８とバラン
スウェート用嵌合凹穴９を夫々設け、該凹穴９にバラン
スウェートを嵌合するようにしたことを特徴とする魚釣
用リールのハンドルカバー。」
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987015812U JPH068693Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 魚釣用リ−ルのハンドルカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987015812U JPH068693Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 魚釣用リ−ルのハンドルカバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63124374U JPS63124374U (ja) | 1988-08-12 |
| JPH068693Y2 true JPH068693Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=30807091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987015812U Expired - Lifetime JPH068693Y2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 魚釣用リ−ルのハンドルカバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068693Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5687371B2 (ja) * | 2014-02-13 | 2015-03-18 | 株式会社シマノ | 釣り用リールのハンドル組立体 |
| JP6505405B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2019-04-24 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ．ビーエッチディー． | ハンドル組立体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55108873U (ja) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | ||
| JPS5983358U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-05 | オリムピツク釣具株式会社 | 魚釣用リ−ルのハンドル |
| JPS59117364U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-08 | オリムピツク釣具株式会社 | 魚釣用リ−ルのハンドル |
-
1987
- 1987-02-04 JP JP1987015812U patent/JPH068693Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63124374U (ja) | 1988-08-12 |
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