JPS6118636B2 - - Google Patents
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- JPS6118636B2 JPS6118636B2 JP4417480A JP4417480A JPS6118636B2 JP S6118636 B2 JPS6118636 B2 JP S6118636B2 JP 4417480 A JP4417480 A JP 4417480A JP 4417480 A JP4417480 A JP 4417480A JP S6118636 B2 JPS6118636 B2 JP S6118636B2
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- drilling
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 37
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 19
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 description 10
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 3
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、さく岩機のロツド先端に取付けるさ
く孔用ビツト、とくに、破砕境界線上に位置する
火薬孔に破砕境界線に向かう一対の溝を堀さくし
うるようにした新規のさく孔用ビツトに関するも
のである。
く孔用ビツト、とくに、破砕境界線上に位置する
火薬孔に破砕境界線に向かう一対の溝を堀さくし
うるようにした新規のさく孔用ビツトに関するも
のである。
従来より、トンネルの堀さくにおいて、さく岩
機によりさく孔した各火薬孔内に火薬を装填して
爆発させただけでは、火薬孔内で爆発力が均等に
作用するため、破砕境界線上に位置する火薬孔に
おいて、破砕境界線に沿つた破砕線が得られると
は限らず、破砕境界線に対して大きな角度をなす
ような亀裂が岩盤内に発生するという問題があつ
た。
機によりさく孔した各火薬孔内に火薬を装填して
爆発させただけでは、火薬孔内で爆発力が均等に
作用するため、破砕境界線上に位置する火薬孔に
おいて、破砕境界線に沿つた破砕線が得られると
は限らず、破砕境界線に対して大きな角度をなす
ような亀裂が岩盤内に発生するという問題があつ
た。
このため、従来より、破砕境界線上に位置する
火薬孔については、互いに180゜向きの異なる一
対の噴射口を備えた高圧水噴射ノズルを火薬孔内
に挿入して、火薬孔内において高圧水を噴射し、
火薬孔に破砕境界線に沿つた一対の溝を削設し、
爆破に際して、爆発力を破砕境界線に向かつて集
中的に作用させることにより、破砕境界線に沿つ
て良好な破砕面を得るようにした方法が提案さ
れ、実際に実施されている。
火薬孔については、互いに180゜向きの異なる一
対の噴射口を備えた高圧水噴射ノズルを火薬孔内
に挿入して、火薬孔内において高圧水を噴射し、
火薬孔に破砕境界線に沿つた一対の溝を削設し、
爆破に際して、爆発力を破砕境界線に向かつて集
中的に作用させることにより、破砕境界線に沿つ
て良好な破砕面を得るようにした方法が提案さ
れ、実際に実施されている。
しかしながら、上記のように高圧ジエツトで溝
を堀る方式は、高圧発生装置を別に必要とするう
え、高圧水のホース等の取扱い等に特別の注意を
要し、また、高圧作業であるため作業者にとつて
も危険であるといつた問題があつた。
を堀る方式は、高圧発生装置を別に必要とするう
え、高圧水のホース等の取扱い等に特別の注意を
要し、また、高圧作業であるため作業者にとつて
も危険であるといつた問題があつた。
本発明は、したがつて、さく岩機のロツドに取
付け、ロツドを打撃で前進させることにより、高
圧の危険なしに予じめさく孔した破砕境界線上に
ある火薬孔に、破砕境界線に沿つた一対の溝を堀
さくすることができる新規なさく孔用ビツトを提
供することを基本的な目的としている。
付け、ロツドを打撃で前進させることにより、高
圧の危険なしに予じめさく孔した破砕境界線上に
ある火薬孔に、破砕境界線に沿つた一対の溝を堀
さくすることができる新規なさく孔用ビツトを提
供することを基本的な目的としている。
より具体的には、本発明は、破砕境界線上に位
置する火薬孔内に破砕境界線方向に向かう一対の
溝を堀さくするに際して、溝の堀さくを大きな衝
撃なしに、したがつてロツドやさく孔用ビツトの
チツプに過大な衝撃力を負荷することなしに、ス
ムーズに行なうことができるようなさく孔用ビツ
トを提供することを目的としている。
置する火薬孔内に破砕境界線方向に向かう一対の
溝を堀さくするに際して、溝の堀さくを大きな衝
撃なしに、したがつてロツドやさく孔用ビツトの
チツプに過大な衝撃力を負荷することなしに、ス
ムーズに行なうことができるようなさく孔用ビツ
トを提供することを目的としている。
即ち、本発明にかかるさく孔用ビツトにおいて
は、さく孔用ビツトに備える各一対の溝堀さく用
チツプの高さをさく孔用ビツト本体の外周面に対
して軸方向後方に向かうにしたがつて段階的に高
くするように軸方向に直列に支持して、溝の堀さ
くを徐々に行ないうるようにしたことを基本的な
特徴としている。
は、さく孔用ビツトに備える各一対の溝堀さく用
チツプの高さをさく孔用ビツト本体の外周面に対
して軸方向後方に向かうにしたがつて段階的に高
くするように軸方向に直列に支持して、溝の堀さ
くを徐々に行ないうるようにしたことを基本的な
特徴としている。
以下、図示の諸実施例について本発明を具体的
に説明する。
に説明する。
<第1実施例>
第1図に示すように、本発明に係るさく孔用ビ
ツト1は、先端にガイド部2を設けるとともに後
端から軸方向に同軸にねじ穴3を設けた円柱状の
ビツト本体1aと、ガイド部2の後方においてビ
ツト本体1aの外周部に取付けた各一対の溝堀さ
く用チツプ4,4′,5,5′,6,6′とからな
る。
ツト1は、先端にガイド部2を設けるとともに後
端から軸方向に同軸にねじ穴3を設けた円柱状の
ビツト本体1aと、ガイド部2の後方においてビ
ツト本体1aの外周部に取付けた各一対の溝堀さ
く用チツプ4,4′,5,5′,6,6′とからな
る。
上記ガイド部2は、ビツト本体1aと同径で、
かつ岩盤に予じめさく孔する火薬孔Hの孔径より
若干小径に形成されており、さく孔用ビツト1の
前進に際してさく孔用ビツト1の前進をガイドす
る。上記ねじ穴3は、いわゆるRねじとして形成
されており、さく岩機のロツド(図示せず)の先
端に設けたねじ部に螺合することにより、さく孔
用ビツト1をロツド先端に固定することができる
ようになつている。
かつ岩盤に予じめさく孔する火薬孔Hの孔径より
若干小径に形成されており、さく孔用ビツト1の
前進に際してさく孔用ビツト1の前進をガイドす
る。上記ねじ穴3は、いわゆるRねじとして形成
されており、さく岩機のロツド(図示せず)の先
端に設けたねじ部に螺合することにより、さく孔
用ビツト1をロツド先端に固定することができる
ようになつている。
一方、上記各一対のチツプ4,4′,5,5′,
6,6′は、超硬合金製のいわゆるボタンチツプ
として形成されており、第1図に示すように、さ
く孔用ビツト1の軸方向後方に向かうにしたがつ
てビツト本体1aの外周面に対するチツプ高さが
段階的に増大するように軸方向に直列される一
方、第3図に示すように、さく孔用ビツト1をそ
の軸方向前方から見たときに、ビツト本体1aの
外周から互いに180゜の角度隔てて外径方向に突
出した状態に取付けられ、さく岩機のロツドが打
撃動作をくり返しながら前進されたときに、火薬
孔Hに沿つて180゜だけ隔たつた破砕用の溝を堀
さくする。
6,6′は、超硬合金製のいわゆるボタンチツプ
として形成されており、第1図に示すように、さ
く孔用ビツト1の軸方向後方に向かうにしたがつ
てビツト本体1aの外周面に対するチツプ高さが
段階的に増大するように軸方向に直列される一
方、第3図に示すように、さく孔用ビツト1をそ
の軸方向前方から見たときに、ビツト本体1aの
外周から互いに180゜の角度隔てて外径方向に突
出した状態に取付けられ、さく岩機のロツドが打
撃動作をくり返しながら前進されたときに、火薬
孔Hに沿つて180゜だけ隔たつた破砕用の溝を堀
さくする。
即ち、本実施例では、ガイド部2を先端に有す
る円柱状のビツト本体1aに、各々計3個の高圧
水噴射孔7a,7b,7c,7′a,7′b,7′
cと、チツプ嵌合穴8a,8b,8c,8′a,
8′b,8′cを軸方向に適当な間隔をおいて軸方
向に直列に、かつ交互に穿設し、各チツプ嵌合穴
8a,8′a,8b,8′b,8c,8′cには、
各々対応するボタン状チツプ4,4′,5,5′,
6,6′を圧入によつて嵌合固定し、前述した如
く、ビツト本体1aからその直径方向外向きに突
出し、かつ軸方向に向かうにしたがつて一段ごと
に高くなつた各一対ずつ計3段のチツプ4,
4′,5,5′,6,6′を設けたものである。
る円柱状のビツト本体1aに、各々計3個の高圧
水噴射孔7a,7b,7c,7′a,7′b,7′
cと、チツプ嵌合穴8a,8b,8c,8′a,
8′b,8′cを軸方向に適当な間隔をおいて軸方
向に直列に、かつ交互に穿設し、各チツプ嵌合穴
8a,8′a,8b,8′b,8c,8′cには、
各々対応するボタン状チツプ4,4′,5,5′,
6,6′を圧入によつて嵌合固定し、前述した如
く、ビツト本体1aからその直径方向外向きに突
出し、かつ軸方向に向かうにしたがつて一段ごと
に高くなつた各一対ずつ計3段のチツプ4,
4′,5,5′,6,6′を設けたものである。
このように、段階的に高くなつたチツプによつ
て溝の堀さくを行なうようにすれば、第1段目の
チツプ4,4′で一定深さ堀さくした溝を第2段
目のチツプ5,5′で堀さくするというように、
段階的な溝の堀さくが行なえるので、各チツプに
大きな衝撃力を与えることなく円滑な溝の堀さく
が行なえる。
て溝の堀さくを行なうようにすれば、第1段目の
チツプ4,4′で一定深さ堀さくした溝を第2段
目のチツプ5,5′で堀さくするというように、
段階的な溝の堀さくが行なえるので、各チツプに
大きな衝撃力を与えることなく円滑な溝の堀さく
が行なえる。
<第2実施例>
第4図〜第6図に示すさく孔用ビツト11は、
ビツト本体11aに支持する各一対のチツプ1
2,12′,13,13′の支持高さを前段側で低
く、後段側で高く設定し、それによつて軸方向に
直列するチツプ12,13,12′,13′を多段
に設定したことを基本的な特徴としている。
ビツト本体11aに支持する各一対のチツプ1
2,12′,13,13′の支持高さを前段側で低
く、後段側で高く設定し、それによつて軸方向に
直列するチツプ12,13,12′,13′を多段
に設定したことを基本的な特徴としている。
このため、第4図に示すように、ビツト本体1
1aの前端部に形成したガイド部14に続く部分
を一段小径の小径部11bとして形成し、小径部
11bに続く部分を第5図に示すように断面6角
形の6角柱部11cとして形成し、この6角柱部
11cの相対向する稜辺に沿つて夫々2段のチツ
プ受合い段部15,15′,16,16′を形成し
ている。
1aの前端部に形成したガイド部14に続く部分
を一段小径の小径部11bとして形成し、小径部
11bに続く部分を第5図に示すように断面6角
形の6角柱部11cとして形成し、この6角柱部
11cの相対向する稜辺に沿つて夫々2段のチツ
プ受合い段部15,15′,16,16′を形成し
ている。
軸方向前段の受合い段部15,15′は、上記
小径部11bに連続した断面L字形状の支持座1
5a,15′aを軸方向前端部に形成し、これら
支持座15a,15′aに第1段目のチツプ1
2,12′を夫々銀ロウ付により固定する。
小径部11bに連続した断面L字形状の支持座1
5a,15′aを軸方向前端部に形成し、これら
支持座15a,15′aに第1段目のチツプ1
2,12′を夫々銀ロウ付により固定する。
一方、軸方向後段側の一対の受合い段部16,
16′は、前段側の受合い段部15,15′の後端
に対して適当な間隔をおいて軸方向に直列され、
その高さは前段側受合い段部15,15′より1
段高く設定されており、軸方向前端部に形成した
断面L字形状の支持座16a,16′aには、第
1段目のチツプ12,12′と同様の第2段目の
チツプ13,13′を銀ロウ付け等により固定し
ている。
16′は、前段側の受合い段部15,15′の後端
に対して適当な間隔をおいて軸方向に直列され、
その高さは前段側受合い段部15,15′より1
段高く設定されており、軸方向前端部に形成した
断面L字形状の支持座16a,16′aには、第
1段目のチツプ12,12′と同様の第2段目の
チツプ13,13′を銀ロウ付け等により固定し
ている。
したがつて、第6図に示すように、第1段目の
チツプ12,12′と第2段目のチツプ13,1
3′とは、さく孔用ビツト11を軸方向前方から
みたときに、軸方向後方に向かうにしたがつて段
階的に高くなつた各一対計2段のチツプが支持さ
れることとなる。
チツプ12,12′と第2段目のチツプ13,1
3′とは、さく孔用ビツト11を軸方向前方から
みたときに、軸方向後方に向かうにしたがつて段
階的に高くなつた各一対計2段のチツプが支持さ
れることとなる。
なお、第4図、第6図において、18,19は
ビツト本体11aの後半部に設けた前記と同様の
ロツド取付用ねじ穴(図示せず。)に連続して6
角柱部11cの軸方向に穿設した高圧水供給孔2
1に連通するとともに、各チツプ12,12′,
13,13′の直前に開口した高圧水噴射孔であ
る。
ビツト本体11aの後半部に設けた前記と同様の
ロツド取付用ねじ穴(図示せず。)に連続して6
角柱部11cの軸方向に穿設した高圧水供給孔2
1に連通するとともに、各チツプ12,12′,
13,13′の直前に開口した高圧水噴射孔であ
る。
この第2実施例にかかるさく孔用ビツト11は
第1実施例のさく孔用ビツト1と同様、溝を段階
的に堀さくすることができ、また、各チツプの支
持を強固なものとすることができる。
第1実施例のさく孔用ビツト1と同様、溝を段階
的に堀さくすることができ、また、各チツプの支
持を強固なものとすることができる。
以上第1〜第2実施例に示したように、さく孔
用ビツトを軸方向前方からみたときに、互いに軸
芯に関し180゜の角度をなして径方向外向きに突
出するとともに、軸方向後方に向かうにしたがつ
て段階的に高くなるように各一対のチツプを軸方
向に直列に設けたさく孔用ビツト1,11を用い
れば、さく岩機によつてさく孔に沿つた溝を容易
に堀さくすることができる。
用ビツトを軸方向前方からみたときに、互いに軸
芯に関し180゜の角度をなして径方向外向きに突
出するとともに、軸方向後方に向かうにしたがつ
て段階的に高くなるように各一対のチツプを軸方
向に直列に設けたさく孔用ビツト1,11を用い
れば、さく岩機によつてさく孔に沿つた溝を容易
に堀さくすることができる。
即ち、溝の堀さくに際しては、さく孔用ビツト
をさく岩機のロツド先端に螺合固定したうえで、
さく孔用ビツトの一対のチツプが、破砕境界線の
方向に向かうようにさく岩機のロツドの角度を調
整したうえでロツドの角度を固定し、さく岩機に
よつて、ロツドを間欠的に前進駆動する。
をさく岩機のロツド先端に螺合固定したうえで、
さく孔用ビツトの一対のチツプが、破砕境界線の
方向に向かうようにさく岩機のロツドの角度を調
整したうえでロツドの角度を固定し、さく岩機に
よつて、ロツドを間欠的に前進駆動する。
その場合、さく孔用ビツトのガイド部は、予じ
めさく孔により穿つた火薬孔内へのさく孔用ビツ
トの前進を案内し、さく孔用ビツトの前進にとも
なつて、前段側一対のチツプは、火薬孔に破砕境
界線に沿つた溝をまず、第1段の深さに堀さく
し、次の前進で、後段側一対のチツプは、前段側
一対のチツプによつて堀さくされた溝をさらに深
く堀さくし、最終的に所望の深さの一対の溝を火
薬孔内に形成する。
めさく孔により穿つた火薬孔内へのさく孔用ビツ
トの前進を案内し、さく孔用ビツトの前進にとも
なつて、前段側一対のチツプは、火薬孔に破砕境
界線に沿つた溝をまず、第1段の深さに堀さく
し、次の前進で、後段側一対のチツプは、前段側
一対のチツプによつて堀さくされた溝をさらに深
く堀さくし、最終的に所望の深さの一対の溝を火
薬孔内に形成する。
上記のようにして、破砕境界線上にある火薬孔
に順次に破砕境界線に向かう2条の溝を堀さくし
たうえで、従来通り、爆破を行なえば、破砕境界
線に沿つた良好な破砕面が得られることとなる。
に順次に破砕境界線に向かう2条の溝を堀さくし
たうえで、従来通り、爆破を行なえば、破砕境界
線に沿つた良好な破砕面が得られることとなる。
以上のように、本発明は、軸方向に直列され、
軸方向後方に向かうにしたがつて段階的に高くな
つた各一対の多段チツプを備え、さく岩機のロツ
ドを打撃的に前進さることによつて、破砕境界線
上に位置する火薬孔内に破砕境界線に沿つて2条
の溝を段階的に堀さくすることができるさく孔用
ビツトを提供するものである。
軸方向後方に向かうにしたがつて段階的に高くな
つた各一対の多段チツプを備え、さく岩機のロツ
ドを打撃的に前進さることによつて、破砕境界線
上に位置する火薬孔内に破砕境界線に沿つて2条
の溝を段階的に堀さくすることができるさく孔用
ビツトを提供するものである。
本発明にかかるさく孔用ビツトを用いれば、火
薬孔内に破砕境界線に沿つた溝を過大な衝撃力を
伴なうことなしに段階的に堀さくすることがで
き、取扱いが困難でしかも危険な高圧ジエツト方
式に代わる安全で作業も容易な溝堀さくが行える
利点がある。
薬孔内に破砕境界線に沿つた溝を過大な衝撃力を
伴なうことなしに段階的に堀さくすることがで
き、取扱いが困難でしかも危険な高圧ジエツト方
式に代わる安全で作業も容易な溝堀さくが行える
利点がある。
第1図は本発明の第1実施例に係るさく孔用ビ
ツトの一部破断平面図、第2図は第1図に示すさ
く孔用ビツトの側面図、第3図は第2図のA方向
矢視図、第4図は本発明の第2実施例に係るさく
孔用ビツトの一部破断平面図、第5図は第4図の
B−C線方向断面図、第6図は第4図のD−E線
方向断面図である。 1,11……さく孔用ビツト、2,14……ガ
イド部、3,21……固定用ねじ穴、4,5,
6,12,13……チツプ。
ツトの一部破断平面図、第2図は第1図に示すさ
く孔用ビツトの側面図、第3図は第2図のA方向
矢視図、第4図は本発明の第2実施例に係るさく
孔用ビツトの一部破断平面図、第5図は第4図の
B−C線方向断面図、第6図は第4図のD−E線
方向断面図である。 1,11……さく孔用ビツト、2,14……ガ
イド部、3,21……固定用ねじ穴、4,5,
6,12,13……チツプ。
Claims (1)
- 1 さく岩機のロツド先端に取付けるビツトの先
端に、岩盤に予めさく孔した孔よりやや小径のガ
イド部を形成するとともに、ガイド部より後方に
おいてビツト外周から外方に突出し、かつ軸方向
後方に向かうにしたがつて段階的に高くなつた溝
堀さく用の各一対のチツプを軸方向に直列に設
け、さく岩機のロツドの前進で上記孔に破砕境界
線に向かう一対の溝を形成しうるようにしたこと
を特徴とするさく孔用ビツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417480A JPS56142991A (en) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | Drilling bit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417480A JPS56142991A (en) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | Drilling bit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142991A JPS56142991A (en) | 1981-11-07 |
JPS6118636B2 true JPS6118636B2 (ja) | 1986-05-13 |
Family
ID=12684209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4417480A Granted JPS56142991A (en) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | Drilling bit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56142991A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61116892U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-23 | ||
JPH0273494U (ja) * | 1988-11-24 | 1990-06-05 |
-
1980
- 1980-04-03 JP JP4417480A patent/JPS56142991A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142991A (en) | 1981-11-07 |
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