JPS6118626A - 水平の異形レール走行路に沿つて搬送される搬送物容器を別の平面内へ移行させるための装置を備えた搬送設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくともほぼ水平の異形レール走行路を備
えた搬送設備であって、該異形レール走行路内を電気駆
動装置を備えた第１の走行台車が懸吊状態で案内される
ようになっており、該走行台車が下面にそれぞれ１つの
搬送物容器を支持している形式のものに関する。

従来技術 この形式の搬送設備は有利には類似の寸法および（また
は）類似の重量を持つ書類もしくは搬送物を社内輸送す
るために使用される。この設備では異形レール走行路は
空間の天井範囲内で主として水平方向に延びていて、搬
送キャリヤの積載および積み降ろしが行なわれる範囲で
のみ鉛直の異形レール走行路に移行する。鉛直の異形レ
ール走行路は空間の床範囲まで案内されている。走行台
車の水平の異形レール走行路から鉛直の異形レール走行
路への移行は方向転換器を介して行なわれる（西ドイツ
国特許出願公告第２００１３３０号明細書）。この方向
転換器は９０°にわたる異形レール彎曲部を有し、かつ
一般に最小曲率半径は通常４つの走行ローラを備えた走
行台車の軸間距離の数倍になるので、かかる方向転換器
は著しい規格はずれになる。方向転換器は比較的大きな
自重および所要器を使用し、かつ鉛直の異形レール走行
路への移行を方向転換器の移動位置で接続された異形レ
ール彎曲部を用いて実現することも知られている。上記
２つの公知形式による、走行台車の水平の異形レール走
行路から鉛直の異形レール走行路への移行では走行台車
が鉛直方向の走行位置へもたらされ、したがって搬送物
キャリヤも９０°回転せしめられて同様に鉛直方向の位
置へもたらされる。これは搬送物によっては不都合であ
り、ないしは搬送物キャリヤの手動または自動釣な積載
および積み降ろしを阻害する。

下降搬送の間搬送物の位置が変わってはならないときに
は自動旋回可能に懸吊された搬送物キャリヤを使用しな
ければならないが、搬送物キャリヤの高さを変えないと
したら、自由旋回可能に構成することによって積込み容
積は著しく制限される。別の搬送物については鉛直の異
形レール走行路が異形レール彎曲部を介して床範囲に位
置する水平の異形レール区分に案内されるようにするこ
とができるが、これは、一般には走行台車が直立位置で
水平の異形レール走行路上を走行する場合にのみ行なわ
れる。この彎曲部範囲は他の空間利用を著しく妨げるこ
とがある。これは彎曲部範囲が空間の周辺部ではなく、
中央部にあるときに特に云える。このような状態は、搬
送設備を製作領域で使用する場合（で特に起ることであ
る。製作領域では走行台車もしくは搬送物ギヤリヤは導
体板を例えば異なる製作装置（構成素子実装、はんだ付
け、試験）間で運搬するために用いられる。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、搬送物容器の水平の異形レール走行路
から他の平面への移行を僅かな所要空間で、かつ僅かな
装置および構造費用で、しかも搬送物容器の位置を維持
しながら実施することである。

問題点を解決するだめの手段 上記の課題を解決するだめの本発明の手段は、冒頭に記
載の形式の搬送設備において異形レール走行路が少なく
とも１つの鉛直の異形レールを通過しており、第２の走
行台車がこれに剛性的に固定された支持体とともに上記
異形レールに沿って走行可能であり、かつ支持体が水平
のに運び入れられた搬送物容器の受容範囲に挿入し得る
ようになっていて、第１の走行台車が水平の異形レール
走行路上を更に進んだ後に第１の走行台車の支持装置か
ら分離された搬送物容器が支持体によって保持されて鉛
直の異形レールに清って走行可能であるように支持体が
構成されていることである。

実施態様 鉛直の異形レールで案内される走行台車の申し分のない
搬送を保証するためには有利には異形レールにラックが
設けられており、このラックに第２の走行台車の歯車が
噛み合うようになっている。第２の走行台車を所定位置
で係止することはブレーキ装置によって行なわれると有
利であり、ブレーキ装置は第２の走行台車走行中は走行
台車自体の電磁石によって制御されて無効になる。

積載した搬送物容器を水平の異形レール走行路から低位
置の平面に移行させなければならないのみならず、同様
に積載した搬送物容器のこの逆の搬送についても配慮さ
れている場合には、鉛直の異形レール走行路上を案内さ
れる第２の走行台車の駆動モータは水平の異形レール走
行路上を案内さ扛る走行台車の駆動モータよりも大きな
トルクをもたらすものでなければならない（ただし走行
台車の走行速度は許容し得る範囲）。このことは鉛直の
異形レール走行路上を案内される第２の走行台車に対し
てより強力なモータの便用を強制する。しかしこれに付
随するモータの大形化を、第２の走行台車を少なくとも
１個の定置のがイドローラを介して案内されるロープを
用いておもりと結合することによって僅かにとどめるか
もしくは全く回避することができる。したがって本発明
１てよる搬送設備には駆動エネルギーを減少せしめる、
古典的なエレベータ技術で知られている方法が結合さｎ
ている。この場合おもりが鉛直の異形レールの、第２の
走行台車とは反対の側で案内される構成が構造的にも所
要空間の点でも有利である。

本発明の有利な実施態様は搬送物容器の、水平の異形レ
ール上を案内される走行台車から鉛直の異形レール上を
案内される第２の走行台車への構造的に特に簡単な引渡
しを目的としており、そのだめには、支持装置と該支持
装置に適合せしめられた、搬送物容器の支持部材との間
の結合が、鉛直方向の異形レール上を案内された第２の
走行台車を支持体が搬送容器の受容範囲内に当付いた後
に更に僅かに走行移動せしめることによって解除される
ように上記の支持装置と支持部材とが構成されている。

支持装置としての走行方向に平行な支持板が搬送物容器
の上面に配置された、支持部材としての走行方向に平行
な保持板を下からつかむようになっていると、支持装置
と支持部材との構造的に特に簡単な構成が得られる。第
２の走行台車を僅かに更に上昇させることによって搬送
物容器全体が若干持上げられ、その結果保持板はもはや
支持板上に支承されなくなる。したがって水平の異形レ
ール走行路上を案内された后テ台車は完全に搬送物容器
から外されて、妨害されずに走行を続行することができ
る。

適切な錠止装置を設けることによって搬送物容器を水平
の異形レール走行路に漬って走行中筒１の走行台車に固
定的に係止することも可能である。この形式の搬送物容
器と走行台車との結合忙ついては本発明の実施態様によ
れば支持装置および（または）支持部材はそれ以上の走
行移動によって分離可能な錠止装置を支持している。

第２の走行台車に固定された支持体ないしは搬送物容器
に構成された受容範囲について、支持体が少なくとも端
部範囲においてＬ字形の輪郭を有していて、しかも搬送
物容器の走行方向に平行な側壁に形成された下方に向が
って開いた受容みぞ内に挿入可能に構成すると、特に簡
単で、しかし同時に機能的には確実な実施態様が得られ
る。　・ 本発明のもう１つの実施態様は、鉛直の異形レール上を
案内さｎる第２の走行台車がある平面、一般にはより低
い位置の平面に到達したときの該走行台車の位置に関す
る。鉛直の異形レールを少なくとも部分的に縦軸線を中
心にしてねじると、第２の走行台車が例えば当該平面に
到達したときに任意の方向忙向くようにすることができ
る。このようにして搬送設備をある加工平面に存在する
空間的な条件に最適に適合せしめることができる。例え
ば搬送物容器に更に加工するだめの導体板を積み込み、
かつ搬送物容器から第２の走行台車で下降走行の後加工
装置に対して都合の良い位置で積み降ろすことができる
。

実施例 空間の天井範囲内に水平の異形Ｖ−ル走行路１が延びて
おり、異形レール走行路１に沿ってろ本の給電レールｉ
ｔ　、１２．１３が構成さｆていてこの給電レールを介
して走行台車２のエネルギー供給と制御が行なわれる。

走行台車２は走行ローラ２１，２２でもって水平の異形
レール走行路１上を走行し、かつ摩擦車２３を介して駆
動される。走行台車２のエネルギー供給は給電レール１
１．１２．１３上で案内された接触ブラシ２４，２５．
２６を介して行なわれる。走行台車２の支持装置は主と
して走行方向に平行な支持板２７．２８から構成されて
いる。

走行方向に平行な支持板２７．２８は搬送物容器３の上
面に配置さｎた、２つの同様に走行方向に平行な保持板
３１．３２の下側をつかんでいる。搬送物容器３は導体
板を受容するために用いられており、かつ走行方向（Ｃ
平行な両側の側壁に受容みぞ３３．３４を支持している
。

これら両側の受容みぞ３３．３４のその都度一方にＬ字
形の輪郭を持つ支持体４１が係合する。支持体４１は走
行ロー・う組４２．４３でもって鉛直の異形レール５上
を案内される第２の走行台車４に固定されている。走行
台車４は下方範囲に支え部材４４を有しており、支え部
材４４はＬ字形の支持体４１と協働して搬送物容具形レ
ール５は異形レール走行路１と同様に６本の給電レール
５１．５２．５３を有しており、かつその他にラック５
４を備えている。このラックに第２の走行台車４の歯車
（図示せず）が係合している。

走行台車２から第２の走行台車４への搬送物容器３の引
渡しは、先ずＬ字形の支持体４１が受容みぞ３４内に挿
入さｎ１引続いて若干持上げられることによって行なわ
れる。この持上げによって搬送物容器３の保持板３１．
３２が走行台車２の支持板２７．２８から若干離れる。

走行台車２は妨げられずに引渡し範囲から走り去ること
ができる。同様にして第２の走行台車４から走行台車２
への搬送物容器３の引渡しも行なわれる。第２の走行台
車４が図示されている位置へ乗り入れた後走行台車２が
同様に図示されている位置に乗り入れ、引続き第２の走
行台車４が再び鉛直方向に下方へ移動する。これによっ
て搬送物容器３の保持板３１．３２は走行台車２の支持
板２７．２８に当付けられる。

発明の効果 本発明による搬送設備の主要な利点は、搬送物容器を水
平の異形レール走行路から他の平面へ移行させるにあた
っての一般的である方向転換器原理の放棄ないしはエレ
ベータ原理の選択にある。これに関連してはエレベータ
が同様に異形レール走行路と走行台車によって構成され
ていることが特に有利であると見なすことができる。し
たがって搬送設備の構成に必要な部材、すなわち異形レ
ールと走行台車とが搬送物容器の別の平面−＼の移行を
実施するためにも使用される。更に公知の搬送設備の根
本的な放棄は、搬送物容器が別の平面に移行するだめに
は水平の異形レール走行路に活って送られる走行台車か
ら切り離されることにも存在する。

【図面の簡単な説明】

添伺図面は本発明による搬送設備の１実施例の略示図で
ある。 １・・・異形レール走行路、２・・・走行台車、３・・
・搬送物容器、４・・・走行台車、５・・・異形レール
、１１．１２．１３・・・給電レール、２１．２２・・
・走行ロール、２３・・・摩擦車、２４，２５．２６・
・接触ブラシ、２７．２８・・・支持板、３１゜３２・
・・保持板、３３．３４・・・受容みぞ、４１・・・支
持体、４２．４３・・・走行ロール組、４４・・・支え
部材、５１，５２．５３・・・給電レール、５４・・・
ラック。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくともほぼ水平の異形レール走行路を備えた搬
   送設備であって、該異形レール走行路内を電気駆動装置
   を備えた第１の走行台車が懸吊状態で案内されるように
   なっており、該走行台車が下面にそれぞれ１つの搬送物
   容器を支持している形式のものにおいて、異形レール走
   行路（１）が少なくとも１つの鉛直の異形レール（５）
   を通過しており、第２の走行台車（４）がこれに剛性的
   に固定された支持体（４１）とともに上記異形レールに
   沿って走行可能であり、かつ支持体（４１）が水平の異
   形レール走行路（１）上の鉛直の異形レール（５）の範
   囲に運び入れられた搬送物容器（３）の受容範囲（３４
   ）に挿入し得るようになっていて、第１の走行台車（２
   ）が水平の異形レール走行路（１）上を更に進んだ後に
   第１の走行台車（２）の支持装置 （２７、２８）から分離された搬送物容器 （３）が支持体（４１）によって保持されて鉛直の異形
   レール（５）に沿って走行可能であるように支持体（４
   １）が構成されていることを特徴とする、水平の異形レ
   ール走行路に沿って搬送される搬送物容器を別の平面内
   へ移行させるための装置を備えた搬送設備。 ２、支持装置（２７、２８）と該支持装置に適合せしめ
   られた、搬送物容器（３）の支持部材（３１、３２）と
   の間の結合が、鉛直方向の異形レール（５）上を案内さ
   れた第２の走行台車（４）を支持体（４１）が搬送物容
   器（３）の受容範囲（３４）内に当付いた後に更に僅か
   に走行移動せしめることによって解除されるように上記
   の支持装置（２７、２８）と支持部材（３１、３２）と
   が構成されている、特許請求の範囲第１項記載の搬送設
   備。 ６、支持装置として構成された走行方向に平行な支持板
   （２７、２８）が搬送物容器（３）の上面に配置された
   、支持部材として構成された走行方向に平行な保持板（
   ３１、３２）を下からつかむようになっている特許請求
   の範囲第２項記載の搬送設備。 ４、支持装置および（または）支持部材が、更に走行移
   動することによって分離可能である錠止装置を保持して
   いる、特許請求の範囲第３項記載の搬送設備。 ５、支持体（４１）が少なくとも端部範囲においてＬ字
   形の輪郭を有していて、しかも搬送物容器（２）の受容
   範囲として走行方向に平行な側壁に形成された、下方に
   向かって開いた受容みぞ（３４）内に挿入可能である、
   特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１つの
   項記載の搬送設備。 ６、鉛直の異形レール（５）が縦軸線を中心にして少な
   くとも部分的にねじれている、特許請求の範囲第１項か
   ら第５項までのいずれか１つの項記載の搬送設備。 ７、第２の走行台車（４）が少なくとも１つの定置のガ
   イドローラを介して案内されるロープによっておもりと
   結合されている、特許請求の範囲第１項から第６項まで
   のいずれか１つの項記載の搬送設備。 ８、おもりが鉛直の異形レールの、走行台車が走行する
   側とは反対の側で案内されている、特許請求の範囲第７
   項記載の搬送設備。