JPS6118623Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6118623Y2 JPS6118623Y2 JP1980107146U JP10714680U JPS6118623Y2 JP S6118623 Y2 JPS6118623 Y2 JP S6118623Y2 JP 1980107146 U JP1980107146 U JP 1980107146U JP 10714680 U JP10714680 U JP 10714680U JP S6118623 Y2 JPS6118623 Y2 JP S6118623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial connector
- conductor
- strip line
- stripline
- center conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 45
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 5
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波領域（周波数〜35GHz）におい
て同軸コネクタとストリツプ線路との接続を良好
に行うストリツプ線路用同軸コネクタに関する。
て同軸コネクタとストリツプ線路との接続を良好
に行うストリツプ線路用同軸コネクタに関する。
マイクロ波通信装置、電子応用装置に使用され
るマイクロ波集積回路の入出力端子として多数の
小形同軸コネクタが用いられる。これら装置の高
周波化、小形化に伴い同軸コネクタもしや断周波
数が高く、かつマイクロ波集積回路の周積密度を
高くする必要が生じ、基板の厚さを薄くすると共
に、マイクロ波集積回路のストリツプ線路の導体
幅を狭くする必要がある。これらの同軸コネクタ
とマイクロ波集積回路のストリツプ線路との接続
は、電磁界の不連続がなく広帯域にわたり電気的
特性が良好であることが要求される。
るマイクロ波集積回路の入出力端子として多数の
小形同軸コネクタが用いられる。これら装置の高
周波化、小形化に伴い同軸コネクタもしや断周波
数が高く、かつマイクロ波集積回路の周積密度を
高くする必要が生じ、基板の厚さを薄くすると共
に、マイクロ波集積回路のストリツプ線路の導体
幅を狭くする必要がある。これらの同軸コネクタ
とマイクロ波集積回路のストリツプ線路との接続
は、電磁界の不連続がなく広帯域にわたり電気的
特性が良好であることが要求される。
従来、同軸コネクタとストリツプ線路との接続
は、同軸コネクタ中心導体のストリツプ線路接続
部の中心導体を半円弧状に切り欠きしてストリツ
プ線路の導体へ接続することが多い。この場合、
周波数6GHz以下では使用上特に大きな問題はな
かつたが、周波数Ｋ、Kaバンド（18GHz〜70G
Hz）においては同軸コネクタ中心導体の寸法、形
状変化が接続部の電磁界を乱し特性の良好な広帯
域伝送が得られないという欠点を有していた。
は、同軸コネクタ中心導体のストリツプ線路接続
部の中心導体を半円弧状に切り欠きしてストリツ
プ線路の導体へ接続することが多い。この場合、
周波数6GHz以下では使用上特に大きな問題はな
かつたが、周波数Ｋ、Kaバンド（18GHz〜70G
Hz）においては同軸コネクタ中心導体の寸法、形
状変化が接続部の電磁界を乱し特性の良好な広帯
域伝送が得られないという欠点を有していた。
第１図はａ、ｂは従来の同軸コネクタとストリ
ツプ線路との接続を示す断面図およびＡ−A′部
の断面図を示す。図中、１は同軸コネクタのシエ
ルである外部導体、２ａ、２ｂは外部導体１の中
心軸位置に絶縁物３及び保持リング４を介して保
持された中心導体、５は保持リング４及び絶縁体
３を固定しかつ中心導体２ｂと同軸伝送路５を形
成する圧入リング、ストリツプ線路側の中心導体
２ｂはストリツプ線路はんだ付け部で半円弧状に
カツトされた導体７を有し、同ストリツプ線路の
導体部９とはんだ８より接続される。基板１０は
ケース１１の底面にはんだ層１３で固着され、又
コネクタはケース１１の側面にねじ１２により固
定されている。
ツプ線路との接続を示す断面図およびＡ−A′部
の断面図を示す。図中、１は同軸コネクタのシエ
ルである外部導体、２ａ、２ｂは外部導体１の中
心軸位置に絶縁物３及び保持リング４を介して保
持された中心導体、５は保持リング４及び絶縁体
３を固定しかつ中心導体２ｂと同軸伝送路５を形
成する圧入リング、ストリツプ線路側の中心導体
２ｂはストリツプ線路はんだ付け部で半円弧状に
カツトされた導体７を有し、同ストリツプ線路の
導体部９とはんだ８より接続される。基板１０は
ケース１１の底面にはんだ層１３で固着され、又
コネクタはケース１１の側面にねじ１２により固
定されている。
このように従来の同軸コネクタとストリツプ線
路との接続は、同軸コネクタの中心導体を半円弧
状にカツトした導体７でストリツプ線路へ単には
んだ付けされるので、接続部の同軸コネクタ中心
導体の寸法、形状変化により接続部において電磁
界の不連続性が大きく、電波の反射により広帯域
伝送が得られないという欠点があつた。また、マ
イクロ波装置の小型化高集積化に伴い、基板の厚
さが同軸コネクタの中心導体外径より小さくな
り、またストリツプ線路の導体幅が狭くなるにつ
れ同軸コネクタとストリツプ線路との接続が難し
くなり、特性の均一なる接続を得ることが困難と
なる等の欠点があつた。
路との接続は、同軸コネクタの中心導体を半円弧
状にカツトした導体７でストリツプ線路へ単には
んだ付けされるので、接続部の同軸コネクタ中心
導体の寸法、形状変化により接続部において電磁
界の不連続性が大きく、電波の反射により広帯域
伝送が得られないという欠点があつた。また、マ
イクロ波装置の小型化高集積化に伴い、基板の厚
さが同軸コネクタの中心導体外径より小さくな
り、またストリツプ線路の導体幅が狭くなるにつ
れ同軸コネクタとストリツプ線路との接続が難し
くなり、特性の均一なる接続を得ることが困難と
なる等の欠点があつた。
本考案の目的は、これらの欠点を解決し、スト
リツプ線路側の同軸コネクタの外部導体内径及び
中心導体外径を特性インビーダンスを一定にテー
パー状に減少させることにより、同軸コネクタマ
イクロ波集積回路との接続を良好にして広帯域伝
送を可能にしたストリツプ線路用同軸コネクタを
提供するものである。
リツプ線路側の同軸コネクタの外部導体内径及び
中心導体外径を特性インビーダンスを一定にテー
パー状に減少させることにより、同軸コネクタマ
イクロ波集積回路との接続を良好にして広帯域伝
送を可能にしたストリツプ線路用同軸コネクタを
提供するものである。
以下図面について本考案を詳細に説明する。
第２図は本考案の実施例の断面図である。この
同軸コネクタは、中心導体３２ａ、３２ｂは絶縁
体３を介して接続され、これらを固定する保持リ
ング４が絶縁体３に圧入される。これらの中心導
体組立を外部導体１の内側に挿入した後、外部導
体用リング３５を圧入し、同軸コネクタが構成さ
れる。一方、同コネクタストリツプ線路側の中心
導体３２ｂは中心導体３２Ｃよりストリツプ線路
側に向つて除々に格外径が小さくなるテーパー状
で中心導体３２ｄまで続く。この中心導体に対応
し特性インビーダンスを一定に、すなわち同一比
率になるつように外部導体用リング３５の内側面
３５ａから３５ｂまでストリツプ線路側に向つて
除々に内径が小さくなるテーパー部が設けられて
いる。この場合、特性インビーダンスは次式で表
わされる。
同軸コネクタは、中心導体３２ａ、３２ｂは絶縁
体３を介して接続され、これらを固定する保持リ
ング４が絶縁体３に圧入される。これらの中心導
体組立を外部導体１の内側に挿入した後、外部導
体用リング３５を圧入し、同軸コネクタが構成さ
れる。一方、同コネクタストリツプ線路側の中心
導体３２ｂは中心導体３２Ｃよりストリツプ線路
側に向つて除々に格外径が小さくなるテーパー状
で中心導体３２ｄまで続く。この中心導体に対応
し特性インビーダンスを一定に、すなわち同一比
率になるつように外部導体用リング３５の内側面
３５ａから３５ｂまでストリツプ線路側に向つて
除々に内径が小さくなるテーパー部が設けられて
いる。この場合、特性インビーダンスは次式で表
わされる。
Zo＝138・1ogｂ／ａ ……(1)
ａ：中心導体外形
ｂ：外部導体内径
すなわち、ストリツプ線路と接続される中心導
体３２ｂはテーパー部によりストリツプ線路の導
体９の幅と同寸法になるように形成され、ストリ
ツプ線路導体に従来技術と同じようにはんだ８に
より接続される。この同軸コネクタテーパ部の電
界分布は中心導体外径と外部導体内径との比がい
ずれの点においても一定であるため中心対称であ
り電界分布が乱れることなく、またストリツプ線
路の導体幅と同軸コネクタの中心導体径が同一寸
法にできるためこの接続部における電界分布の乱
れは少なく良好な接続が可能となり広帯域伝送が
できる。
体３２ｂはテーパー部によりストリツプ線路の導
体９の幅と同寸法になるように形成され、ストリ
ツプ線路導体に従来技術と同じようにはんだ８に
より接続される。この同軸コネクタテーパ部の電
界分布は中心導体外径と外部導体内径との比がい
ずれの点においても一定であるため中心対称であ
り電界分布が乱れることなく、またストリツプ線
路の導体幅と同軸コネクタの中心導体径が同一寸
法にできるためこの接続部における電界分布の乱
れは少なく良好な接続が可能となり広帯域伝送が
できる。
以上説明した如く、本考案の同軸コネクタはス
トリツプ線路の導体幅に合わせるべきテーパー部
を設けているため、ストリツプ線路との接続で電
磁界分布が乱れることなく広帯域（〜35GHz位）
にわたり良好でかつ均一な特性が得られる。
トリツプ線路の導体幅に合わせるべきテーパー部
を設けているため、ストリツプ線路との接続で電
磁界分布が乱れることなく広帯域（〜35GHz位）
にわたり良好でかつ均一な特性が得られる。
第１図ａ、ｂは従来の同軸コネクタとストリツ
プ線路の上断面図およびＡ−A′断面図、第２図
は本考案の実施例の上断面図である。 図において、１……外部導体、２ａ、２ｂ……
中心導体、３……絶縁物、４……保持リング、５
……圧入リング、７……半円弧状にカツトされた
導体、８……はんだ、９……線路導体、１０……
基板、１１……ケース、１２……ねじ、１３……
はんだ層、３２ａ、３２ｂ……中心導体、３２ｃ
３２ｄ……中心導体テーパ部、３５ａ３５ｂ……
外部導体テーパ部、である。
プ線路の上断面図およびＡ−A′断面図、第２図
は本考案の実施例の上断面図である。 図において、１……外部導体、２ａ、２ｂ……
中心導体、３……絶縁物、４……保持リング、５
……圧入リング、７……半円弧状にカツトされた
導体、８……はんだ、９……線路導体、１０……
基板、１１……ケース、１２……ねじ、１３……
はんだ層、３２ａ、３２ｂ……中心導体、３２ｃ
３２ｄ……中心導体テーパ部、３５ａ３５ｂ……
外部導体テーパ部、である。
Claims (1)
- 同軸コネクタと絶縁体基板上に配置されたスト
リツプ線路とを接続するストリツプ線路用同軸コ
ネクタにおいて、前記同軸コネクタ中心導体外径
とこの中心導体に対向する外部導体内径がストリ
ツプ線路接続部方向にテーパー状に減少させた伝
送路を備えることにより、前記同軸コネクタの特
性インピーダンスを一定にして前記ストリツプ線
路に接続することを特徴とするストリツプ線路用
同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980107146U JPS6118623Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980107146U JPS6118623Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5730980U JPS5730980U (ja) | 1982-02-18 |
| JPS6118623Y2 true JPS6118623Y2 (ja) | 1986-06-05 |
Family
ID=29468469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980107146U Expired JPS6118623Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118623Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5084706B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2012-11-28 | 日本電気株式会社 | 同軸コネクタ接続構造および同構造を備えた高周波装置ならびに同軸コネクタ接続構造の組立て方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5513904Y2 (ja) * | 1975-11-06 | 1980-03-28 |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP1980107146U patent/JPS6118623Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5730980U (ja) | 1982-02-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5402088A (en) | Apparatus for the interconnection of radio frequency (RF) monolithic microwave integrated circuits | |
| US6294965B1 (en) | Stripline balun | |
| US5164692A (en) | Triplet plated-through double layered transmission line | |
| US4867704A (en) | Fixture for coupling coaxial connectors to stripline circuits | |
| JP6907918B2 (ja) | コネクタおよびコネクタ平面線路接続構造 | |
| US5119048A (en) | Pseudo tapered lines using modified ground planes | |
| US3993966A (en) | In-line waveguide to coax transition | |
| JPS6118623Y2 (ja) | ||
| JPH0918393A (ja) | 非接触型高周波信号伝送装置 | |
| US4801269A (en) | Coaxial connector for use with printed circuit board edge connector | |
| JPH0119444Y2 (ja) | ||
| JP2002305062A (ja) | コネクタ装置 | |
| JP2768752B2 (ja) | ストリップ線路と同軸線路との接続構造 | |
| JP2002203618A (ja) | 基板接続用同軸ケーブル | |
| JPS6035977Y2 (ja) | 同軸型接続端子 | |
| US2835810A (en) | Crystal rectifier | |
| KR100543214B1 (ko) | 마이크로스트립-동축선로 수직전이장치 | |
| JPH05235613A (ja) | 同軸−マイクロストリップ変換コネクター構造 | |
| JPS639122Y2 (ja) | ||
| JPH06325836A (ja) | 平行ストリップラインケーブルの接続構造 | |
| JPH048642Y2 (ja) | ||
| JPH02262701A (ja) | マイクロストリップアンテナの給電構造 | |
| JPH05283915A (ja) | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 | |
| JPS62176303A (ja) | 同軸−導波管変換器 | |
| JPH0126562B2 (ja) |