JPS6118596Y2 - - Google Patents

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JPS6118596Y2
JPS6118596Y2 JP2259879U JP2259879U JPS6118596Y2 JP S6118596 Y2 JPS6118596 Y2 JP S6118596Y2 JP 2259879 U JP2259879 U JP 2259879U JP 2259879 U JP2259879 U JP 2259879U JP S6118596 Y2 JPS6118596 Y2 JP S6118596Y2
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JP
Japan
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insulating
lead wire
fixed
yoke
electromagnetic relay
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Expired
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JP2259879U
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English (en)
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JPS55123170U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヒンジ型の電磁継電器における可動
接触子片と端子ピンとの間を接続する露出リード
線を電磁継電器を構成する他の導電性を有する各
構成部材から絶縁するための絶縁構造に関するも
のである。
従来の電磁継電器においては、露出リード線に
絶縁材のチユーブを被覆したり、或いはリード線
として被覆電線を使用して、リード線を電磁継電
器を構成する他の導電性を有する各構成部材から
絶縁しているが、前記チユーブ或いは被覆電線の
材質は成型する際の条件及び可とう性を持たせる
必要があること等で安価に入手しようとすれば、
例えば塩化ビニール系の樹脂又はシリコンチユー
ブ等に限定されてしまう。ここで、電磁継電器を
例えば自動車のエンジンルーム内に配置した場
合、近年自動車の排気ガス対策等でエンジンルー
ム内の温度がかなりの高温となつており、電磁継
電器の作動によるコイル、接点等の発熱と合わせ
該電磁継電器内の温度も相当な高温となる。この
ため、塩化ビニール系の樹脂材は硬化して可動接
触子片の動作に影響を与え性能の劣化が生じる場
合があり、且つ高温時に発生する有機ガスにより
接点が腐触し接触不良や耐久性が劣化する欠点が
あつた。又、耐熱性を有するシリコンチユーブ等
は硬化することはないが、高温時にはやはり有機
ガスが発生する欠点があつた。
また、前述した欠点を解消するのとして例えば
実開昭49−150627号公報に示す如く、上面より下
面にわたり、リード線の嵌着溝を連通形成した絶
縁枠を継鉄上に装着し、前記リード線を絶縁チユ
ーブを通さない裸リード線でもつて構成した電磁
継電器も公知であるが、この絶縁枠は、プラスチ
ツク成形品により断面が略コの字状にしたもので
あり継鉄上に保持させる必要があると共に、上面
より上面にわたり嵌着溝を連通形成しているた
め、構造が複雑であり且つ製作が面倒なものとな
り高価なものとなる欠点があつた。
本考案は上記した欠点を解消した電磁継電器を
構造が簡単で組込み性が良く且つ安価に提供する
ことを目的とするものであり、以下本考案を図に
示す一実施例に基づき説明する。
第1図イ,ロ及び第2図において、1は絶縁性
を有する例えば合成樹脂材からなるケースであ
り、該ケース1は絶縁基板2に嵌合される。前記
絶縁基板2には、固定接点3aを有する固定接触
子片3及び端子ピン4を立設してある。また、こ
の絶縁基板2には継鉄5の一端側が固定され、該
継鉄5の中間部に電磁コイル6及び固定鉄心7が
取付けられている。
8は、前記固定接点3aに対向する位置に設け
た可動接点9aを一端側に有する可動接触子片9
をモールド成形により一体に支持した絶縁台であ
り、該絶縁台8には後述する露出リード線13側
の側面8bに溝8aが設けてある。
10は、前記継鉄5の他端側に設けられ可動鉄
片11を回動可能とする弾性を有するヒンジであ
り、該ヒンジ10の先端部を可動鉄片11に固定
している。前記可動鉄片11と絶縁台8との固定
は、金属材料からなる取付バンド12を前記溝8
aに入れ該バンド12の両端を加締等で変形させ
て行つており、ヒンジ10を支点として可動鉄片
11及び可動接触子片9は継鉄5に可動的に取付
けられている。
13は、可動接触子片9の反絶縁基板2側の端
部近傍と端子ピン4を接続する露出リード線であ
る。本実施例においては可動接触子片9と端子ピ
ン4及び両者を接続する露出リード線13とから
なる組を2組としたが、必要に応じてそれらの組
を増加したり或いは1組とすれば良い。
ここで、各露出リード線13が取付バンド12
に接触し、該バンド12を介して可動鉄片11、
ヒンジ10、継鉄5等の電磁継電器を構成する他
の導電性を有する各構成部材と接触するのを防止
するために、本考案においては薄板状の絶縁部材
14を絶縁台8の略全巾にわたりその一端側を該
絶縁台8の側面8bに設けた溝8a内に入れて取
付バンド12により固定すると共に、該絶縁部材
14の自由端側を下向き、即ち、絶縁基板2側に
折曲げて略U字形状となし、取付バンド12と各
露出リード線13間の接触を防止して該各露出リ
ード線13を前記各構成部材から絶縁するように
している。
尚、ケース1は絶縁性を有する材料から形成し
ているので、仮に露出リード線13が該ケース1
に接触しても何ら不具合は生じない。
以上の如く、従来は絶縁部材としてチユーブ或
いは被覆電線を使用していたため、安価に入手し
ようとすればその材質は限定されてしまい。高温
時における材料の硬化による性能の劣化及び材料
から発生する有機ガスにより接点が腐触し、接触
不良や耐久性が劣化する等の欠点があつたが、本
考案は絶縁部材14を薄板状としたので、高温時
においても有機ガスが発生せず且つ硬化もしない
材料の選択が容易になり、しかもその構造が簡単
であるので非常に安価なものとなり、接触不良や
耐久性の劣化することのない電磁継電器が容易に
且つ安価に得られる効果を有する。また、絶縁台
8と可動鉄片11を固定する金属材料からなる取
付バンド12を利用して絶縁部材14の一端側を
該絶縁台8に固定したので、その組込みが容易に
なると共に、該絶縁部材14の自由端側を絶縁基
板2側に折曲げる簡単な作業により、取付バンド
12と露出リード線13間の接触を防止し該露出
リード線13を電磁継電器を構成する他の導電性
を有する各構成部材から確実に絶縁出来る効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案に係る電磁継電器の一を示す
一部縦断側面図、第1図ロは第1図イのA−A線
裁断面図、第2図は第1図イのC部拡大断面図で
ある。 1……ケース、2……絶縁基板、4……端子ピ
ン、5……継鉄、8……絶縁台、8a……溝、8
b……側面、9……可動接触子片、10……ヒン
ジ、11……可動鉄片、12……取付バンド、1
3……露出リード線、14……薄板状の絶縁部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子ピンを立設した絶縁基板に継鉄の一端側を
    固定し、該継鉄の他端側に設けたヒンジに固定し
    た可動鉄片と可動接触子片を支持した絶縁台とを
    固定すると共に、前記可動接触子片の反絶縁基板
    側の端部近傍と前記端子ピンとの間をリード線で
    接続し、絶縁性を有するケースを施したヒンジ型
    の電磁継電器において、前記リード線を露出リー
    ド線とすると共に、薄板状の絶縁部材の一端側
    を、前記絶縁台と前記可動鉄片を固定する金属材
    料からなる取付バンドにより該絶縁台の露出リー
    ド線側の側面に設けた溝内で固定し、該絶縁部材
    の自由端側を前記絶縁基板側に折曲げて略U字形
    状となし、前記取付バンドと露出リード線間の接
    触と前記薄板状の絶縁部材により防止したことを
    特徴とする電磁継電器。
JP2259879U 1979-02-23 1979-02-23 Expired JPS6118596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2259879U JPS6118596Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23

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JP2259879U JPS6118596Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123170U JPS55123170U (ja) 1980-09-01
JPS6118596Y2 true JPS6118596Y2 (ja) 1986-06-05

Family

ID=28857656

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JPS55123170U (ja) 1980-09-01

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