JPS6118432A - 完全酸化触媒体 - Google Patents

完全酸化触媒体

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JPS6118432A
JPS6118432A JP59139093A JP13909384A JPS6118432A JP S6118432 A JPS6118432 A JP S6118432A JP 59139093 A JP59139093 A JP 59139093A JP 13909384 A JP13909384 A JP 13909384A JP S6118432 A JPS6118432 A JP S6118432A
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JP
Japan
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zirconia
titania
pore volume
catalyst
carrier layer
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JP59139093A
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JPH0470944B2 (ja
Inventor
Jun Yagi
順 八木
Masao Hayashi
林 全郎
Takao Fuji
藤 太賀男
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0470944B2 publication Critical patent/JPH0470944B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高温酸化反応に好適な触媒体特に、耐熱性にす
ぐれ、安定な特性を維持できる触媒体に関する。
(従来例の構成とその問題点) 一般に、白金などの貴金属を担持した触媒体は、比表面
積が大きいγ−アルミナなどの無機質相体に、白金々ど
の貴金属を極めて細かい粒子として分散担持させたもの
である。このような融媒体は、熱的に比較的安定である
ため、高温酸化反応に使用されることが多い。しかし々
から多量の反応熱を生ずる反応や、高温雰囲気に長時間
さらされるような使用においては、担体および貴金属触
媒の両方に熱的劣化を生じさせる。このために触媒能が
急激に失なわれるのが常である。この熱的劣化を改善す
べき提案が、これまでにも多くなされてきた。これらは
主に担体の熱的な耐性を向上するため、よシ高融点物質
を添加混合するなど、材質面での改善がほとんどであっ
た。
(発明の目的) 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもので、高温反応
における触媒能の耐久劣化を著しく軽減した触媒体を提
供しようとするものである。
(発明の構成) 本発明の酸化触媒体は、成形基材の表面にジルコニアも
しくはチタニアとアルミナとから成る担体層を形成し、
この担体層に白金を分散担持した触媒にあって、ジルコ
ニアもしくはチタニアノ粒径が0.05〜0.5μの粒
子を少なくとも全ジルコニアもしくはチタニアの15重
量係以上と、また粒径が1.0〜100μの粒子を少な
くとも30wt係以上含有しているものであシ、また触
媒体の細孔分布が、o、ol〜1.0μの細孔範囲であ
シ、更に0.01〜0.1μの細孔容量とo、i〜1.
0μの細孔容量が共に全細孔容量の5容量係以上のもの
であシ、この構成にょシ高温反応における触媒能の耐久
劣化を著しく軽減できる。
(実施例の説明) 実施例1 脱アルカリにょシリカクロスを高めた、リー
チドシリヵクロス(以降シリカクロスという)ヲ、あら
かじめ電気炉大気雰囲気で1200℃1分間加熱した。
このクロスの表面積は0、1 m2/9であった。この
シリカクロスを、シリカ(S 102 ) I Wt 
%に調合したシリカゾル水溶液に浸漬、乾燥(120℃
)後、焼成(550℃)ふた。一方、粒径が1.0〜1
00μのジルコニア(Z rO2)粒子70部と、粒径
が0,05〜0,5μのジルコニア(Z r O2)粒
子30部と、アルミナキモロケ9ル85部を酢酸35部
とイオン交換水1000部に混合し、溶液中の各溶質が
十分に均質となるまで攪拌を続け、浸漬液を調合した。
この調合液に、先のシリカ担持シリカクロスを浸漬し、
乾燥(120℃)後、焼成(550℃)した。このよう
にして作成したクロス担体はシリカクロス表面にi w
t sのシリカ、その上に26 wt %のジルコニア
、アルミナ層を有していた。シリカ、アルミナ、ジルコ
ニアの担持比率は4:44:52(鉤であった。また担
体調製後の表面積は32 m2/&で、細孔容量分布は
0.01μ以下が38vOlチ、0.01〜0.1μが
8vol %、0.1〜1.0μが13 vo1%で1
.0μ以上が41 vol %であった。塩化白金酸水
溶液に上述の担体を浸漬し、乾燥(120℃)後、75
0℃大気雰囲気中で焼成分解した。触媒体は0.5wt
係の白金を有していた。また表面積は34 tn2/g
、細孔容量分布は0.01μ以下が33 vol %、
0.01〜01μが6 vol係、0.1〜1.Oμが
15 vol係で1.0μ以上が46 vol %であ
った。ここで、比表面積の測定は窒素ガスによるBET
法を、また細孔容量分布は水銀圧入法によった。
以上の実施例に基づいて、アルミナ、ジルコニアの前駆
体の調合組成を変えることにょシ、表1に示すとおシの
触媒1〜7を調製した。そして、これら触媒について、
触媒調製後の比表面積と細孔容量分布の測定結果と、触
媒1〜7をいずれも、電気炉大気雰囲気中950℃で1
00H加熱したのちでの比表面積と細孔容量分布の測定
結果を表3に示す。ここで触媒1.7,8は担体前駆体
として使用したジルコニアの種類(粒径分布に関して)
が一種のみであシ、本発明に対する比較例とL7て調製
した。
実施例2 コーディエライトよシ成るノ・ニカム形状の
基材を、実施例1で使用した粒径05〜5μのジルコニ
ア粒子と、粒径が0.05〜05μのジルコニア粒子、
さらにアルミナ、キセロゲルをイオン交換水で混合し、
十分に攪拌ののち、PH調整によシ、適度な粘度に調整
したスラリー液に浸漬し、ハニカム基材のセル内部に過
剰に付着したスラリーを圧縮空気を吹きつけることによ
り除去したのちに、乾燥(120℃)後、焼成(550
℃)した。こうして作成したハニカム担体を、塩化白金
酸水溶液に浸漬し、乾燥(120℃)後、750℃大気
雰囲気中で焼成分解した。触媒体は0.5wt、%の白
金を有していた。ここで担体前駆体の調合比率を変える
ことにより、触媒9〜12を調整した。その内容は表1
に示す。触媒1Jと12は比較例である。
実施例3 実施例と同じ方法で、担体の前駆体として、
ルチル型チタニアのo、os−Lo、sμ粒子と1.0
〜100μ粒子を使用して、触媒13〜15を調整した
。その内容は表2に示す。触媒15は比較例である。
実施例2,3の触媒9−715についての調製後並びに
950℃100H加熱後の表面積と細孔容量分布の測定
結果を表3に示す。
次に本発明の効果をみるために、各触媒についての特性
比較をCOの10係転化時の触媒体入口ガス温度を測定
することによシ行った。ここで測定条件としては、SV
= 4.Xl 0’h−1、CO200PPM)AIR
バランスとした。この結果は、調製後(加熱前)と95
0℃100H電気炉大気雰囲気加熱後について、表3に
示した。
表3において、加熱前のω活性は、触媒1〜150間に
特に顕著な差はない。その差は高々8℃で測定の誤差範
囲である。一方加熱後のCO活性は258℃〜398℃
と140℃もあり、触媒の活性面での優劣が認められる
。触媒1〜15のうちで、比較例として調製した触媒]
、、7,8.11゜12.15はいずれも350℃以上
である。のに対し、その他のものは300℃以下である
。なかても触媒12は398℃で最も高い・。この触媒
12は表1に示すとおシ、担体構成としてジルコニアを
含有せず、アルミナのみであり、しかもその前駆体のキ
セロケゞルを550℃で焼成しておシ、γ−アルミナの
みとなっている。この為、950℃100H加熱によシ
一部アルミナの構造転移を生じ、表3の表面積に測定さ
れた′とおシ、著しく表面減少を来たしている結果と考
えられる。これに対し、やはシ比較例として調製した触
媒1,7゜8.11は担体前駆体としてのジルコニアと
して、粒度が大きい方か小さい方のいずれか一方のみを
使用しており、その結果、調製後(加熱前)の細孔容量
分布において、0.01〜1,0μの間で大きく片寄っ
た分布をしている。これを加熱すると、0.1μ以下で
の細孔がほとんど消滅しておシ、表面積を形づくってい
るのは01μ以上の細孔もしくは単純構造表面(マクロ
な外表面)と考えられる。これは担持した白金の表面i
を測定した結果、はとんど測定しえないまでに減少して
おり、表面積の減少以上に、細孔の消滅がそこに担持し
ていた白金粒子の凝縮を著しく促進する原因になってい
るものと考えられる。これらに対し、本発明の構成要素
である耐火物質(ジルコニアやチタニア)の微少粒子を
、粒子径を調整してアルミナと混在させることによって
、担体としての細孔容量分布を調整し、特に0.01μ
〜1.0.pの間の分布を制御して調製した触媒は、9
50℃100Hの加熱後においても、わずかながら0.
01μ以下の細孔から0.1μまでの細孔を保持してお
り、白金の表面0も測定可能な値をもっていることなど
から、結果として、表3に示したco活性を呈している
ものと考えられる。この本発明による効果は酬人材の材
質による影響は少なく、形状(粒径)による効果が顕著
であることから、本実施例にのべたジルコニア、チタニ
アに限定されることなく、α−アルミナ、トリャ、セリ
ア、ランタン、マグネシア、カルシアなどにおいても本
実施例の粒子径分布を得られるものであればよい。また
基材としてはシリカクロスとコープイライトハニカムに
ついてのべたが、一般に基材表面にアルミナをコーディ
ングして用いる担体であれば、いがなる材質、形状のも
のでも本発明の効果が期待出来る。
(発明の効果) 以上のように本発明による酸化触媒体によれば、高温反
応における触媒能の耐久劣化を著しく軽減することがで
きる。特にハニカム形状やクロス形状の成形基材に担体
材を担持もしくはコーディングした担体を用いた触媒に
おいては極めて効果的である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形基材の表面にジルコニアもしくはチタニアと
    アルミナとから成る担体層を形成し、この担体層に白金
    を分散担持した触媒にあって、ジルコニアもしくはチタ
    ニアの粒径が0.05〜05μの範囲にある粒子を少な
    くとも全ジルコニアもしくはチタニアの15wt%以上
    、また粒径が1.0〜100μの範囲にある粒子を少な
    くとも30wt%以上含有して成ることを特徴とする酸
    化触媒体。
  2. (2)触媒体の細孔分布が0.01〜1.0μの細孔範
    囲を有しており、かつ0.01〜01μの細孔容量と0
    .1〜1.0μの細孔容量が共に全細孔容量の5vol
    %以上を有することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の酸化触媒体。
JP59139093A 1984-07-06 1984-07-06 完全酸化触媒体 Granted JPS6118432A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59139093A JPS6118432A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 完全酸化触媒体

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JP59139093A JPS6118432A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 完全酸化触媒体

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Publication Number Publication Date
JPS6118432A true JPS6118432A (ja) 1986-01-27
JPH0470944B2 JPH0470944B2 (ja) 1992-11-12

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ID=15237326

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JP59139093A Granted JPS6118432A (ja) 1984-07-06 1984-07-06 完全酸化触媒体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0311812A2 (de) * 1987-10-16 1989-04-19 DODUCO GMBH + Co Dr. Eugen DÀ¼rrwächter Katalysator und Verfahren zu seiner Herstellung
JPH01157952U (ja) * 1989-02-20 1989-10-31
US6442951B1 (en) * 1998-06-30 2002-09-03 Ebara Corporation Heat exchanger, heat pump, dehumidifier, and dehumidifying method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0311812A2 (de) * 1987-10-16 1989-04-19 DODUCO GMBH + Co Dr. Eugen DÀ¼rrwächter Katalysator und Verfahren zu seiner Herstellung
JPH01157952U (ja) * 1989-02-20 1989-10-31
US6442951B1 (en) * 1998-06-30 2002-09-03 Ebara Corporation Heat exchanger, heat pump, dehumidifier, and dehumidifying method

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JPH0470944B2 (ja) 1992-11-12

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