JPS6118368Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118368Y2 JPS6118368Y2 JP19542781U JP19542781U JPS6118368Y2 JP S6118368 Y2 JPS6118368 Y2 JP S6118368Y2 JP 19542781 U JP19542781 U JP 19542781U JP 19542781 U JP19542781 U JP 19542781U JP S6118368 Y2 JPS6118368 Y2 JP S6118368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- liquid
- absorption
- absorption liquid
- regenerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 34
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷房時と暖房時とにおいて吸収液の再
生器への還流量を変化させた吸収冷凍機に関す
る。
生器への還流量を変化させた吸収冷凍機に関す
る。
一般に、吸収冷凍機においては、冷房時には冷
房負荷に対応する冷媒を多量に要するために再生
器内圧が約700mmHgになるまで再生器を加熱する
必要があり、かつ、再生器に還流する吸収液量も
多く必要であるのに対し、暖房時には再生器内圧
約200mmHgで十分であり、再生器への吸収液還流
量も少なくて良い。
房負荷に対応する冷媒を多量に要するために再生
器内圧が約700mmHgになるまで再生器を加熱する
必要があり、かつ、再生器に還流する吸収液量も
多く必要であるのに対し、暖房時には再生器内圧
約200mmHgで十分であり、再生器への吸収液還流
量も少なくて良い。
本考案は、斯る点に鑑み、吸収液循環ポンプに
可逆転ポンプを用いて暖房時の吸収液循環量を冷
房時より少なくするように構成して、吸収液ポン
プの消費電力を節約すると共に再生器への加熱エ
ネルギーを低減することを目的としたものであ
る。
可逆転ポンプを用いて暖房時の吸収液循環量を冷
房時より少なくするように構成して、吸収液ポン
プの消費電力を節約すると共に再生器への加熱エ
ネルギーを低減することを目的としたものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明すると
第１図において１は稀液から冷媒蒸気を加熱分離
して中間液に再生する高温再生器、２は該高温再
生器１で加熱され揚液管３を上昇してきた吸収液
から冷媒蒸気と吸収液とを分離する分離器、４は
該分離器２で分離された冷媒蒸気を熱源として中
間液を更に加熱分離する低温再生器、５は再生器
１，４から流入する冷媒蒸気を凝縮冷却する凝縮
器、６は該凝縮器５からの液冷媒を散布し気化さ
せる際の潜熱を利用して熱交換器７から冷房用の
冷水を得るようにした蒸発器、８は該蒸発器６で
気化しなかつた液冷媒を再び蒸発器６に還流させ
る気泡ポンプ、９は再生器１，４において冷媒が
分離された濃液を散布して器内の冷媒蒸気を吸収
することにより前記蒸発器６内を低圧に維持して
連続した冷水の供給を行なえるようにした吸収
液、１０は開閉弁１１を有し暖房時に該開閉弁１
１を開いて分離器２の高温の冷媒蒸気を吸収液と
共に蒸発吸収胴１２に導びくことにより、前記熱
交換器７から暖房用の温水の取り出しができるよ
うにしたバイパス管、１３はこのような冷暖房時
において吸収器９に散布された吸収液を再生器１
に還流する可逆転の吸収液ポンプ、１４及び１５
は低温及び高温溶液熱交換器で、これらは冷媒管
１６，１７、吸収液管１８，１９，２０で接続さ
れて冷媒と吸収液との気密な循環サイクルを構成
している。
第１図において１は稀液から冷媒蒸気を加熱分離
して中間液に再生する高温再生器、２は該高温再
生器１で加熱され揚液管３を上昇してきた吸収液
から冷媒蒸気と吸収液とを分離する分離器、４は
該分離器２で分離された冷媒蒸気を熱源として中
間液を更に加熱分離する低温再生器、５は再生器
１，４から流入する冷媒蒸気を凝縮冷却する凝縮
器、６は該凝縮器５からの液冷媒を散布し気化さ
せる際の潜熱を利用して熱交換器７から冷房用の
冷水を得るようにした蒸発器、８は該蒸発器６で
気化しなかつた液冷媒を再び蒸発器６に還流させ
る気泡ポンプ、９は再生器１，４において冷媒が
分離された濃液を散布して器内の冷媒蒸気を吸収
することにより前記蒸発器６内を低圧に維持して
連続した冷水の供給を行なえるようにした吸収
液、１０は開閉弁１１を有し暖房時に該開閉弁１
１を開いて分離器２の高温の冷媒蒸気を吸収液と
共に蒸発吸収胴１２に導びくことにより、前記熱
交換器７から暖房用の温水の取り出しができるよ
うにしたバイパス管、１３はこのような冷暖房時
において吸収器９に散布された吸収液を再生器１
に還流する可逆転の吸収液ポンプ、１４及び１５
は低温及び高温溶液熱交換器で、これらは冷媒管
１６，１７、吸収液管１８，１９，２０で接続さ
れて冷媒と吸収液との気密な循環サイクルを構成
している。
而して、本考案の吸収冷凍液に用いられる吸収
液ポンプ１３には、例えば第２図にその性能曲線
をもつて示すように、ポンプを正回転させる場合
と逆回転させる場合とで液吐出量および揚程が変
化する可逆転ポンプを用いてあり、正常通電時の
正回転で100％の液循環量に対し、逆通電時の逆
回転では60乃至40％の液循環量となるようにして
いる。かつ、この吸収液ポンプ１３は前記開閉弁
１１と連動して、手動若しくは自動的に、冷房時
には正常通電、暖房時には逆通電されるように切
替スイツチ２１が配備されている。
液ポンプ１３には、例えば第２図にその性能曲線
をもつて示すように、ポンプを正回転させる場合
と逆回転させる場合とで液吐出量および揚程が変
化する可逆転ポンプを用いてあり、正常通電時の
正回転で100％の液循環量に対し、逆通電時の逆
回転では60乃至40％の液循環量となるようにして
いる。かつ、この吸収液ポンプ１３は前記開閉弁
１１と連動して、手動若しくは自動的に、冷房時
には正常通電、暖房時には逆通電されるように切
替スイツチ２１が配備されている。
このように構成された本考案の吸収冷凍機にお
いては、暖房時の再生器１への吸収液還流量は冷
房時に比して、40％乃至60％減少するので、再生
器１への加熱量をほぼ半分に低減することができ
ると共に吸収液ポンプ１３の消費電力を大巾に節
約することができる。又冷房時においては、冷房
負荷に必要な冷媒循環量（冷媒発生量）と吸収液
循環量を充足し得るものである。
いては、暖房時の再生器１への吸収液還流量は冷
房時に比して、40％乃至60％減少するので、再生
器１への加熱量をほぼ半分に低減することができ
ると共に吸収液ポンプ１３の消費電力を大巾に節
約することができる。又冷房時においては、冷房
負荷に必要な冷媒循環量（冷媒発生量）と吸収液
循環量を充足し得るものである。
本考案は以上のように、吸収液ポンプに逆通電
時には正常通電時よりも吐出液量が少なくなる可
逆転ポンプを用い、該ポンプを冷房時には正常通
電、暖房時には逆通電するようにしたものである
から、冷暖房時の夫々において負荷に必要な吸収
液循環量を確保することができ、且つ暖房時に再
生器への加熱エネルギーを有効に節約できると共
に吸収液ポンプの消費電力も低減でき実用上有益
なものである。
時には正常通電時よりも吐出液量が少なくなる可
逆転ポンプを用い、該ポンプを冷房時には正常通
電、暖房時には逆通電するようにしたものである
から、冷暖房時の夫々において負荷に必要な吸収
液循環量を確保することができ、且つ暖房時に再
生器への加熱エネルギーを有効に節約できると共
に吸収液ポンプの消費電力も低減でき実用上有益
なものである。
第１図は、本考案による吸収冷凍液の一実施例
を示す構造図、第２図は同じく吸収液ポンプの性
能を示す曲線図である。 １……再生器、６……蒸発器、９……吸収器，
１１……開閉弁、１３……吸収液ポンプ、２１…
…切替スイツチ。
を示す構造図、第２図は同じく吸収液ポンプの性
能を示す曲線図である。 １……再生器、６……蒸発器、９……吸収器，
１１……開閉弁、１３……吸収液ポンプ、２１…
…切替スイツチ。
Claims (1)
- 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等を管路で接
続して冷媒および吸収液の密閉循環サイクルを形
成した吸収冷凍機において、吸収液を循環させる
ポンプとして、逆通電時には正常通電時よりも吐
出液量が少なくなる可逆転ポンプを用いると共
に、該ポンプを冷房時には正常通電、暖房時には
逆通電するようにしたことを特徴とする吸収冷凍
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19542781U JPS5898568U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19542781U JPS5898568U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898568U JPS5898568U (ja) | 1983-07-05 |
| JPS6118368Y2 true JPS6118368Y2 (ja) | 1986-06-04 |
Family
ID=30108704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19542781U Granted JPS5898568U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5898568U (ja) |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP19542781U patent/JPS5898568U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898568U (ja) | 1983-07-05 |
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