JPS61183627A - 変倍フアインダの画像切換え装置 - Google Patents
変倍フアインダの画像切換え装置Info
- Publication number
- JPS61183627A JPS61183627A JP2408685A JP2408685A JPS61183627A JP S61183627 A JPS61183627 A JP S61183627A JP 2408685 A JP2408685 A JP 2408685A JP 2408685 A JP2408685 A JP 2408685A JP S61183627 A JPS61183627 A JP S61183627A
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- Japan
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- eyepiece
- lens
- image frame
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、広角系、望遠系等異なる焦点距離の撮影レ
ンズ使用に対応して、視野像および視野枠を切換える変
倍ファインダ、殊にアルバダ式ファインダの画像切換え
装置に関する。
ンズ使用に対応して、視野像および視野枠を切換える変
倍ファインダ、殊にアルバダ式ファインダの画像切換え
装置に関する。
従来の技術
変倍ファインダは、使用される焦点距離の異なった各撮
影レンズに対応する倍率を持つvI数のレンズ系が、接
眼レンズを共通圧して装備され、撮影レンズの選択使用
に伴って切換使用されるもので、レンズ系を1つに固定
し視野枠のみを切換える単純方式による場合の欠点、す
なわち視野像が変化しないことによる撮影倍率変更を実
感し難い、また望遠状態のとき視野が狭くなって見難い
等を解消する。
影レンズに対応する倍率を持つvI数のレンズ系が、接
眼レンズを共通圧して装備され、撮影レンズの選択使用
に伴って切換使用されるもので、レンズ系を1つに固定
し視野枠のみを切換える単純方式による場合の欠点、す
なわち視野像が変化しないことによる撮影倍率変更を実
感し難い、また望遠状態のとき視野が狭くなって見難い
等を解消する。
従来この変倍ファインダは、例えば実公昭43−142
19号公報で知られているような、ファインダの接眼レ
ンズの後方で、2つ以上のアルバダ式視野枠反射系を回
転収納筐の回転中心層シに装備して設け1収納筺の回転
によって1つの視野枠反射系を接眼レンズ′との対向位
置に移動させ、視野像および視野枠を使用撮影レンズの
焦点距離に応じて切換えると云った、レンズ系の位置を
切換える方式が採用されている。
19号公報で知られているような、ファインダの接眼レ
ンズの後方で、2つ以上のアルバダ式視野枠反射系を回
転収納筐の回転中心層シに装備して設け1収納筺の回転
によって1つの視野枠反射系を接眼レンズ′との対向位
置に移動させ、視野像および視野枠を使用撮影レンズの
焦点距離に応じて切換えると云った、レンズ系の位置を
切換える方式が採用されている。
発明が解決しようとする問題点
レンズ系の位置切換え方式では1位置が切換えられる複
数のレンズ系、およびそれらの位置切換え可能な保持の
ために、構造が複雑になり勝ちで、精度も出し難い。ま
た、不要レンズの退避専用スペースが要る等広い設置ス
ペースを必要とする0問題点を解決するための手段 この発明は、前記問題点を解決するために、焦点距離の
異なる2つの対物レンズを並設し、その長焦点側対物レ
ンズの光軸上に接眼レンズを設けてそれらの間でアルバ
ダ式の長焦点側ファインダ光学系を形成し、短焦点側対
物レンズの光軸上にそのレンズからの入射光を長焦点側
ファインダ光学系側へ屈曲させる固設反射鏡を設けると
共K。
数のレンズ系、およびそれらの位置切換え可能な保持の
ために、構造が複雑になり勝ちで、精度も出し難い。ま
た、不要レンズの退避専用スペースが要る等広い設置ス
ペースを必要とする0問題点を解決するための手段 この発明は、前記問題点を解決するために、焦点距離の
異なる2つの対物レンズを並設し、その長焦点側対物レ
ンズの光軸上に接眼レンズを設けてそれらの間でアルバ
ダ式の長焦点側ファインダ光学系を形成し、短焦点側対
物レンズの光軸上にそのレンズからの入射光を長焦点側
ファインダ光学系側へ屈曲させる固設反射鏡を設けると
共K。
長焦点側ファインダ光学系中に、前記固設反射鏡からの
反射光を前記接眼レンズに向けかつ長焦点側ファインダ
光学系入射光の接眼レンズへの入光を遮断する第1の位
置と、その入光の遮断を解きかつ前記固設反射鏡からの
反射光の接眼レンズへの入光を遮断する第2の位置との
間で回動可能なiJ動反射鏡を設けて、短焦点側対物レ
ンズから前記両度射鏡を経た接眼レンズまでの間でアル
バダ式の短焦点側ファインダ光学系を形成する。
反射光を前記接眼レンズに向けかつ長焦点側ファインダ
光学系入射光の接眼レンズへの入光を遮断する第1の位
置と、その入光の遮断を解きかつ前記固設反射鏡からの
反射光の接眼レンズへの入光を遮断する第2の位置との
間で回動可能なiJ動反射鏡を設けて、短焦点側対物レ
ンズから前記両度射鏡を経た接眼レンズまでの間でアル
バダ式の短焦点側ファインダ光学系を形成する。
可動反射鏡は、回動支持部材で支持し、使用撮影レンズ
の切換えに連動して前記第1の位置と第2の位置とに回
動されるようにするとよく、その回動中心が、可動反射
鏡の平面方向延長上偏心位置に選定されると、可動反射
鏡の前記回動はいわゆるスイング方式によシなされて、
前記第1の位置と第2の位置との変位が狭いスペースで
達成される。
の切換えに連動して前記第1の位置と第2の位置とに回
動されるようにするとよく、その回動中心が、可動反射
鏡の平面方向延長上偏心位置に選定されると、可動反射
鏡の前記回動はいわゆるスイング方式によシなされて、
前記第1の位置と第2の位置との変位が狭いスペースで
達成される。
作 用
可動反射鏡は、焦点距離の異なる2つの撮影レンズの切
換使用に応じて、第1の位置と第2の位置とに切換えら
れる。つtb短焦点側撮影レンズ使用に対して可動反射
鏡は第1の位置とされ、長焦点側ファインダ光学系光路
中にあって、長焦点側ファインダ光学系入射光の接眼し
、ンズへの入光を遮断する一方で1雑魚点側対物レンズ
と接眼しンズ間に形成する短焦点側ファインダ光学系で
の入射光を接眼レンズに入射させ、短焦点側撮影レンズ
に対応したファインダ光像を瞳位置に結ばせるOまた、
可動反射鏡は、長焦点側撮影レンズ使用に対して第2の
位置とされ、長焦点側ファインダ光学系光路外へ退避す
ると共に、短焦点側ファインダ光学系での入射光の接眼
レンズへの入光を遮断して、長焦点側ファインダ光学系
での入射光を接眼レンズに入射させ、長焦点側撮影レン
ズに対応したファインダ光像を、先の短焦点側撮影レン
ズに対応したファインダ光像に代えて瞳位置に結ばせる
。
換使用に応じて、第1の位置と第2の位置とに切換えら
れる。つtb短焦点側撮影レンズ使用に対して可動反射
鏡は第1の位置とされ、長焦点側ファインダ光学系光路
中にあって、長焦点側ファインダ光学系入射光の接眼し
、ンズへの入光を遮断する一方で1雑魚点側対物レンズ
と接眼しンズ間に形成する短焦点側ファインダ光学系で
の入射光を接眼レンズに入射させ、短焦点側撮影レンズ
に対応したファインダ光像を瞳位置に結ばせるOまた、
可動反射鏡は、長焦点側撮影レンズ使用に対して第2の
位置とされ、長焦点側ファインダ光学系光路外へ退避す
ると共に、短焦点側ファインダ光学系での入射光の接眼
レンズへの入光を遮断して、長焦点側ファインダ光学系
での入射光を接眼レンズに入射させ、長焦点側撮影レン
ズに対応したファインダ光像を、先の短焦点側撮影レン
ズに対応したファインダ光像に代えて瞳位置に結ばせる
。
以上で、焦点距離の異なる2つの撮影レンズの切換使用
に対応した可動反射鏡1つの回動くよシ、ファインダで
の光像が1使用撮影レンズに対応するよう切換表示され
る、アルバダ式変倍ファインダ機能を発揮し、前記可動
反射鏡の必要回動範囲は、ファインダ光学系形成スペー
ス内となる。
に対応した可動反射鏡1つの回動くよシ、ファインダで
の光像が1使用撮影レンズに対応するよう切換表示され
る、アルバダ式変倍ファインダ機能を発揮し、前記可動
反射鏡の必要回動範囲は、ファインダ光学系形成スペー
ス内となる。
実施例
実施例 l (第1図から第3図)
第1図に見られるように、望遠側の対物レンズlおよび
広角側の対物レンズ2が並設され、それらに共通の接眼
レン7:3が望遠系対物レンズlの光軸上に設けられて
いる。接眼レンズ3の内側近傍に設けられた光像枠板4
の内面4aに光像枠を蒸着し1望遠側対物レンズlの内
側に凹面のアルバダ式光像枠反射面l&を形成して、望
遠側対物レンズlおよび接眼レンズ3間でアルバダ式の
望遠側ファインダ光学系5が形成されている(ただし、
光像枠は光像枠板の外面に設けられていてもかまわない
。)。
広角側の対物レンズ2が並設され、それらに共通の接眼
レン7:3が望遠系対物レンズlの光軸上に設けられて
いる。接眼レンズ3の内側近傍に設けられた光像枠板4
の内面4aに光像枠を蒸着し1望遠側対物レンズlの内
側に凹面のアルバダ式光像枠反射面l&を形成して、望
遠側対物レンズlおよび接眼レンズ3間でアルバダ式の
望遠側ファインダ光学系5が形成されている(ただし、
光像枠は光像枠板の外面に設けられていてもかまわない
。)。
広角系対物レンズ2の光軸上に一レンズ2からの入射光
を望遠側ファインダ光学系5の対物レンズ1および光像
枠板4間に向は屈曲させる固設反射面6&を持ったプリ
ズム6が設けられると共に1望遠側フアインダ光学系5
中、殊に対物レンズ1および光像枠板4間に、反射面6
aからの反射光を接眼レンズ3に向けかつ望遠側ファイ
ンダ光学系5人射光の接眼レンズ3への入光およびアル
バダ式光像枠反射面1aへの光像枠入光を遮断する第1
図実線の第1の位置と、望遠側ファインダ光学系5光路
上方に退避して該光学系5での前記各入光遮断を解きか
つ広角側対物レンズ2から固設反射面6&を経た光の接
眼レンズ3への入光を遮断する第1図一点鎖線の第2の
位置との間で回動可能な可動反射鏡7が設けられ、プリ
ズム6の光射出面6bに光像枠を蒸着すると共にプリズ
ム6の入光凸面に内向き凹面のアルバダ式光像枠反射面
6Cを形成して、広角側対物レンズ2から反射面6&、
反射鏡7を経た接眼レンズ3までの間で、アルバダ式の
広角側ファインダ光学系8が形成されている。
を望遠側ファインダ光学系5の対物レンズ1および光像
枠板4間に向は屈曲させる固設反射面6&を持ったプリ
ズム6が設けられると共に1望遠側フアインダ光学系5
中、殊に対物レンズ1および光像枠板4間に、反射面6
aからの反射光を接眼レンズ3に向けかつ望遠側ファイ
ンダ光学系5人射光の接眼レンズ3への入光およびアル
バダ式光像枠反射面1aへの光像枠入光を遮断する第1
図実線の第1の位置と、望遠側ファインダ光学系5光路
上方に退避して該光学系5での前記各入光遮断を解きか
つ広角側対物レンズ2から固設反射面6&を経た光の接
眼レンズ3への入光を遮断する第1図一点鎖線の第2の
位置との間で回動可能な可動反射鏡7が設けられ、プリ
ズム6の光射出面6bに光像枠を蒸着すると共にプリズ
ム6の入光凸面に内向き凹面のアルバダ式光像枠反射面
6Cを形成して、広角側対物レンズ2から反射面6&、
反射鏡7を経た接眼レンズ3までの間で、アルバダ式の
広角側ファインダ光学系8が形成されている。
望遠側対物レンズ1およびプリズム6に形成されるアル
バダ式光像枠反射面1m、6oは、それらが設けられる
面の周辺に反射鏡を蒸着するか、面全体に三層干渉膜を
施してハーフ・ミラー化するかして形成される。
バダ式光像枠反射面1m、6oは、それらが設けられる
面の周辺に反射鏡を蒸着するか、面全体に三層干渉膜を
施してハーフ・ミラー化するかして形成される。
可動反射@7は、第2図、第3図に見られるように、一
端を軸9により回動自在に枢支された回動支持部材lO
に対し、一端側で固着保持され、可動反射鏡7の平面方
向延長上偏心位置に位置する軸9を中心にスイング方式
で回動される。
端を軸9により回動自在に枢支された回動支持部材lO
に対し、一端側で固着保持され、可動反射鏡7の平面方
向延長上偏心位置に位置する軸9を中心にスイング方式
で回動される。
第1図は広角系ファインダー表示状態を示し、広角系対
物レンズ2からの入射光線11は、プリズム6の反射面
15a、可動反射鏡7で順次反射し、光像枠板4および
接眼レンズ3を透過して瞳12に入る。入射光線11は
また、プリズム6の光射出面6bに形成された光像枠に
当って反射し、反射面6aを経て逆行するが、プリズム
6のアルバダ式光像枠反射面6Cに至って再度反射され
、プリズム6から反射鏡7、光像枠板4、接眼レンズ3
を経て@12に入シ、広角側ファインダ光学系8でのフ
ァインダ光像に対応した視野枠像を与える。
物レンズ2からの入射光線11は、プリズム6の反射面
15a、可動反射鏡7で順次反射し、光像枠板4および
接眼レンズ3を透過して瞳12に入る。入射光線11は
また、プリズム6の光射出面6bに形成された光像枠に
当って反射し、反射面6aを経て逆行するが、プリズム
6のアルバダ式光像枠反射面6Cに至って再度反射され
、プリズム6から反射鏡7、光像枠板4、接眼レンズ3
を経て@12に入シ、広角側ファインダ光学系8でのフ
ァインダ光像に対応した視野枠像を与える。
この際、光像枠板4の内面4aに形成されている望遠側
ファインダ光学系5用の光像枠にも入射光線11が当っ
て反射され、前記と同様の経路で視野枠像を形成するが
、視度が被写体視度と大きく異なる九め、瞳12で確認
されることはない0なお、望遠側対物レンズ1からの入
射光線13は、可動反射#!7に遮られて接眼レンズ3
側へは到達しない。
ファインダ光学系5用の光像枠にも入射光線11が当っ
て反射され、前記と同様の経路で視野枠像を形成するが
、視度が被写体視度と大きく異なる九め、瞳12で確認
されることはない0なお、望遠側対物レンズ1からの入
射光線13は、可動反射#!7に遮られて接眼レンズ3
側へは到達しない。
次に、可動反射鏡7が第1図一点M線で示される第2の
位置に回動されると、今度は広角系対物レンズ2からの
入射光線11およびアルバダ式光像枠反射面6Cからの
光像枠反射光は、可動反射鏡7に遮られて接眼レンズ3
側へは到達しない。
位置に回動されると、今度は広角系対物レンズ2からの
入射光線11およびアルバダ式光像枠反射面6Cからの
光像枠反射光は、可動反射鏡7に遮られて接眼レンズ3
側へは到達しない。
これに対し望遠側対物レンズ1からの入射光13は、光
像枠板4および接眼レンズ3を経て瞳12に入る。入射
光13はま九光像枠板4の内面4aに形成された光像枠
に当って反射し、望遠系対物レンズ1のアルバダ式光像
枠反射面1aで再度反射され、光像枠板4および接眼レ
ンズ3を経て瞳12に入り、望遠側ファインダ光学系5
でのファインダ光像に対応した視野枠像を与える。
像枠板4および接眼レンズ3を経て瞳12に入る。入射
光13はま九光像枠板4の内面4aに形成された光像枠
に当って反射し、望遠系対物レンズ1のアルバダ式光像
枠反射面1aで再度反射され、光像枠板4および接眼レ
ンズ3を経て瞳12に入り、望遠側ファインダ光学系5
でのファインダ光像に対応した視野枠像を与える。
可動反射鏡7の第1図実線の第1の位置と、一点鎖線の
第2の位置との間の回動は、第2図に示されるような反
射鏡7の平面方向延長線上偏心位置にある軸9を中心と
したスイング方式でなさnることによって、偏心しない
(gI#中心を持つ場合に比べて反射鏡7先端の描く円
弧軌跡のふくらみが少なく、光像枠板4との干渉を避は
易いので、望遠側対物レンズ1、光像枠板4、プリズム
6で囲まnた空間をそのまま利用できる。しかも望遠側
対物レンズ1と接眼レンズ3との距離を小さくするほど
、広角系と望遠系との倍率比は高くなるが同時にファイ
ンダブロックのスペースが小さくなると云う関係にある
ものの、前記スイング回動方式により対応し得る。
第2の位置との間の回動は、第2図に示されるような反
射鏡7の平面方向延長線上偏心位置にある軸9を中心と
したスイング方式でなさnることによって、偏心しない
(gI#中心を持つ場合に比べて反射鏡7先端の描く円
弧軌跡のふくらみが少なく、光像枠板4との干渉を避は
易いので、望遠側対物レンズ1、光像枠板4、プリズム
6で囲まnた空間をそのまま利用できる。しかも望遠側
対物レンズ1と接眼レンズ3との距離を小さくするほど
、広角系と望遠系との倍率比は高くなるが同時にファイ
ンダブロックのスペースが小さくなると云う関係にある
ものの、前記スイング回動方式により対応し得る。
この実施例での光学系配置において、広角側対物レンズ
2からの入射光線11を、可動反射W17で反射してか
ら、望遠側対物レンズ1からの入射光線13の接眼レン
ズ3への入射光路に重ねていることにより、視野マスク
の大きさは変えずに、画角を望遠から広角に変換するこ
とができる。ファインダ光像内に一定の比率(例えば8
5%)で視野枠を写し出すよう光像枠をアルミ蒸着等の
方法により、光像枠板4の内面4aおよびプリズム6の
光射出面6bに設ける。その際、望遠系においては面4
a上の光像枠からの反射光が望遠側アルバダ式光像枠反
射面1aで再度反射された時点から、望遠側対物レンズ
1を通過する85%の入射光に重なるようにし、同様に
、広角系にあっては、光射出面6b上の光像枠からの反
射光が、広角側アルバダ式光像枠反射面6oで再反射さ
れた時点から、広角側対物レンズ2を通過する85%の
入射光に重なるようにする。以上のような方法で、光像
枠の大きさも視野マスクの大きさと同様、変化させずに
画角変換ができる。
2からの入射光線11を、可動反射W17で反射してか
ら、望遠側対物レンズ1からの入射光線13の接眼レン
ズ3への入射光路に重ねていることにより、視野マスク
の大きさは変えずに、画角を望遠から広角に変換するこ
とができる。ファインダ光像内に一定の比率(例えば8
5%)で視野枠を写し出すよう光像枠をアルミ蒸着等の
方法により、光像枠板4の内面4aおよびプリズム6の
光射出面6bに設ける。その際、望遠系においては面4
a上の光像枠からの反射光が望遠側アルバダ式光像枠反
射面1aで再度反射された時点から、望遠側対物レンズ
1を通過する85%の入射光に重なるようにし、同様に
、広角系にあっては、光射出面6b上の光像枠からの反
射光が、広角側アルバダ式光像枠反射面6oで再反射さ
れた時点から、広角側対物レンズ2を通過する85%の
入射光に重なるようにする。以上のような方法で、光像
枠の大きさも視野マスクの大きさと同様、変化させずに
画角変換ができる。
実施例 2 (第4図)
広角側ファインダ光学系8が、広角側対物レンズ2から
の入射光線11を望遠側ファインダ光学系5側へ屈曲さ
せる光学部材として固設反射鏡21を設け、広角側光像
枠は、可動反射鏡7の一点鎖線で示される第2の位置直
上部に配置した光像枠板22の上面22aに設け、広角
側対物レンズ2の内面にアルバダ式光像枠反射面2aを
形成した点で、第1実施例と相違しているだけで、アル
バダ式変倍ファインダとしての機能に変りはない(なお
、光像枠は光像枠板の下面に設けられていてもよい)。
の入射光線11を望遠側ファインダ光学系5側へ屈曲さ
せる光学部材として固設反射鏡21を設け、広角側光像
枠は、可動反射鏡7の一点鎖線で示される第2の位置直
上部に配置した光像枠板22の上面22aに設け、広角
側対物レンズ2の内面にアルバダ式光像枠反射面2aを
形成した点で、第1実施例と相違しているだけで、アル
バダ式変倍ファインダとしての機能に変りはない(なお
、光像枠は光像枠板の下面に設けられていてもよい)。
実施例 3 (第5図)
図に見られるように、可動反射鏡7の第2の位置直上部
に凸レンズ31を設けて、その上面に広角側アルバダ式
光像枠反射面31mを形成し、望遠側ファインダ光学系
5における光像枠板4上の光像枠からの反射光を、凸レ
ンズ31を通しアルバダ式光像枠反射面31aで再反射
させて、接眼レンズ3から瞳12へ到達させることによ
り、光像枠板4上の光像枠を、望遠側ファインダ光学系
での視野枠写し出しに共用できるようにし次点で第2実
施例と相違しており、光像枠は1つ設ければよいことに
なる。
に凸レンズ31を設けて、その上面に広角側アルバダ式
光像枠反射面31mを形成し、望遠側ファインダ光学系
5における光像枠板4上の光像枠からの反射光を、凸レ
ンズ31を通しアルバダ式光像枠反射面31aで再反射
させて、接眼レンズ3から瞳12へ到達させることによ
り、光像枠板4上の光像枠を、望遠側ファインダ光学系
での視野枠写し出しに共用できるようにし次点で第2実
施例と相違しており、光像枠は1つ設ければよいことに
なる。
実施例 4 (第6図)
図に見られるように、可動反射鏡7の第2の位置直上部
にメニスカスレンズ41を設け、その上面41&および
下面4113のどちらかに、光像枠板4上光像枠を広角
側ファインダ光学系8に共用するためのアルバダ式光像
枠反射面を選択的に形成できるようにした点で、第3実
施例と相違している。
にメニスカスレンズ41を設け、その上面41&および
下面4113のどちらかに、光像枠板4上光像枠を広角
側ファインダ光学系8に共用するためのアルバダ式光像
枠反射面を選択的に形成できるようにした点で、第3実
施例と相違している。
ここで、第1から3の各実施例での、望遠系ファインダ
光学系5と、広角系ファインダ光学系8とのファインダ
光像の倍率設計例を下表に示す。
光学系5と、広角系ファインダ光学系8とのファインダ
光像の倍率設計例を下表に示す。
発明の効果
この発明によれば、共通の接眼レンズに対し長焦点側フ
ァインダ光学系が直進光路で、短焦点側ファインダ光学
系が屈曲光路で、それぞれ充分な光路長差をもって形成
されて、所望倍率差がコンパクトに得られるアルバダ式
変倍ファインダをなし、そのファインダ光学系中、1つ
の反射鏡が、ファインダ光学系形成の通常スペース内で
回動式に位置を切換えられるだけで、光像および光像枠
双方の切換えを達成することができ、切換え構造が簡単
であると共に切換えのための光学部材専用スペースも不
要で、ファインダブロックが従来のアルバダ式変倍ファ
インダに比し大幅に小型化する。また、1つの可動反射
鏡を2位置間で回動させるだけであるから、その回動支
持および位置決め上精闇が出易く、誤差が比較的発生し
睡い。
ァインダ光学系が直進光路で、短焦点側ファインダ光学
系が屈曲光路で、それぞれ充分な光路長差をもって形成
されて、所望倍率差がコンパクトに得られるアルバダ式
変倍ファインダをなし、そのファインダ光学系中、1つ
の反射鏡が、ファインダ光学系形成の通常スペース内で
回動式に位置を切換えられるだけで、光像および光像枠
双方の切換えを達成することができ、切換え構造が簡単
であると共に切換えのための光学部材専用スペースも不
要で、ファインダブロックが従来のアルバダ式変倍ファ
インダに比し大幅に小型化する。また、1つの可動反射
鏡を2位置間で回動させるだけであるから、その回動支
持および位置決め上精闇が出易く、誤差が比較的発生し
睡い。
第1図は第1実施例の断面図、?F、2図は可動反射鏡
支持部材の側面図、第3図は第2図の平面図、第4図か
ら第6図は第2から第4各実施例の断面図である。
支持部材の側面図、第3図は第2図の平面図、第4図か
ら第6図は第2から第4各実施例の断面図である。
Claims (2)
- (1)焦点距離の異なる2つの対物レンズを並設し、 その長焦点側対物レンズの光軸上に接眼レンズを設けて
それらの間でアルバダ式の長焦点側ファインダ光学系を
形成し、 短焦点側対物レンズの光軸上にそのレンズからの入射光
を長焦点側ファインダ光学系側へ屈曲させる固設反射鏡
を設けると共に、長焦点側ファインダ光学系中に、前記
固設反射鏡からの反射光を前記接眼レンズに向けかつ長
焦点側ファインダ光学系入射光の接眼レンズへの入光を
遮断する第1の位置と、その入光の遮断を解きかつ前記
固設反射鏡からの反射光の接眼レンズへの入光を遮断す
る第2の位置との間で回動可能な可動反射鏡を設けて、
短焦点側対物レンズから前記両反射鏡を経た接眼レンズ
までの間でアルバダ式の短焦点側ファインダ光学系を形
成した ことを特徴とする変倍ファインダの画像切換え装置 - (2)可動反射鏡は、その平面方向延長線上偏心位置に
回動中心を持つよう支持された特許請求の範囲第1項記
載の変倍ファインダの画像切換え装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2408685A JPS61183627A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 変倍フアインダの画像切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2408685A JPS61183627A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 変倍フアインダの画像切換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183627A true JPS61183627A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12128583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2408685A Pending JPS61183627A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 変倍フアインダの画像切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61183627A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0157723U (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-11 | ||
JPH01120129U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-15 | ||
JPH01140522U (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-26 | ||
JPH01269928A (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-27 | Sigma:Kk | 切換え式変倍ファインダー |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2408685A patent/JPS61183627A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0157723U (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-11 | ||
JPH01120129U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-15 | ||
JPH01140522U (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-26 | ||
JPH01269928A (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-27 | Sigma:Kk | 切換え式変倍ファインダー |
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