JPS61182904A - 水硬性製品の製造方法 - Google Patents

水硬性製品の製造方法

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JPS61182904A
JPS61182904A JP2425085A JP2425085A JPS61182904A JP S61182904 A JPS61182904 A JP S61182904A JP 2425085 A JP2425085 A JP 2425085A JP 2425085 A JP2425085 A JP 2425085A JP S61182904 A JPS61182904 A JP S61182904A
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JP
Japan
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mold
consumable
hydraulic
mixture
curing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2425085A
Other languages
English (en)
Inventor
滋 伊藤
川合 悦蔵
勝次 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61182904A publication Critical patent/JPS61182904A/ja
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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水硬性製品の製造方法に関する。より詳細には
複雑形状で多数個の水硬性製品を能率的にしかも経済的
に生産するための製造方法に関する。
(従来技術) 従来、水硬性製品は、木材、或いは鋼板を組み合わせた
型枠内にスラリー状の水硬性混合物を流し込んで硬化さ
せたあと、型枠をばらして水硬性硬化体を取り出して得
るか、或いは、金属、又は木製のマスター型にファニキ
ュラー状或いはキャピラリー状の水硬性混合物を入れて
振動させたあと圧縮成形し、圧縮成形後、型抜きして型
崩れしないように静かに養生硬化させて得るかのどちら
かであった。
しかし、前者は硬化に1日以上かかり多数個の製品を作
るには製品1個毎に1個ずつ型枠を製作しなければなら
ないため非能率的であるとともに複雑形状の製品を作る
には、不適当であった。また、後者は、水硬性混合物の
流動性が悪いうえに型抜き後の強度が弱いt二め、複雑
な形状の製品を作ることは困難であった。
(発明の目的) 本発明はこれらの問題点に鑑みて成されたものであって
、複雑な形状の水硬性製品を能率的、−かつ低コストで
作ることができろ製造方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明はマスター型から粒子状物、質によって消耗型を
成形する工程と、この消耗型によって形成されろキャビ
ティに水硬性混合物を流し込み硬化させて水硬性硬化体
を得る工程と、この水硬性硬化体を前記消耗型から取り
出す工程と、がら成ろことを要旨とするものであって、
第1の工程の消耗型を成形する手段としては、減圧成形
法、即ちマスター型の上面に吸着された合成樹脂フィル
ムを介して内部に吸引管を備えた減圧用型枠を載置して
前記合成樹脂フ、イルムと型枠とによって画成された空
間内に粒子状物質を充填し、次いで、前記型枠および粒
子状物質の上面をビニールシート等のフィルム被覆材で
覆って前記型枠内の粒子状物質を気密状に遮蔽するとと
もに前記吸引管を介して前記型枠内を減圧することによ
り前記粒子状物質を負圧固化し、つづいて、マスター型
表面に作用している減圧作用を解いて負圧固化された前
記粒子状物質をマスター型から分離して一方の消耗型と
し、同様にして成形した対となる他方の消耗型を、組み
合わせて1対の消耗型とする方法が用いられろ。
また、粒子状物質を結合材で接合、硬化する方法によっ
て消耗型を成形するようにしても良い。即ち、マスター
型の上面に型枠を載置して前記マスター型と型枠とによ
って画成された空間内に、適当量の粘土と水を粒子状物
質に添加混練して生成した混合物を充填して押圧成形し
たあと、この押圧成形された前記混合物を前記マスター
型から分離して一方の消耗型とし、同様にして成形した
他方の消耗型をこの一方の消耗型に組み合わせて1対の
消耗型とする加圧硬化法、またマスター型の上■に型枠
を載置して前記マスター型と型枠とによって画成された
空間内に、適当量の結合材と硬化剤を粒子状物質に添加
混練した混合物を充填するとともに所定時間放置して硬
化させ、硬化後、この硬化した前記混合物をマスター型
から分離して一方の消耗型とし、同様にして成形した対
となる他方の消耗型を、この一方の消耗型に組み合わせ
て一対の消耗型とする自硬硬化法、さらには、マスター
型と型枠とによって画成された空間内に、粒子状物質に
適当量の結合材を添加混練した混合物を充填するととも
にこの混合物中に硬化ガスを通気させて硬化したあと、
この硬化混合物を前記マスター型から分離させて一方の
消耗型とし、同様にして成形した他方の消耗型に組み合
わせて1対の消耗型とするガス硬化法、また加熱したマ
スター型の上面に型枠を載置してマスター型と型枠とに
よって画成された空間内に、表面に熱硬化性樹脂を被覆
した粒子状物質を充填するとともに所定時間放置して型
面と接する部位を一定深さまで硬化したあと、この外表
面の硬化した粒子状物質を前記マスター型から分離して
一方の消耗型とし、同様にして成形した他方の消耗型を
組み合わせて一対の消耗型とするベーキング法、などに
よって消耗型を成形するようにしてもよい。
ここで、前記粒子状物質としては、水およびアルカリに
溶解しないものであれば有機物、無機物いずれでも良い
が、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリスチレンなど
のプラスチックビーズ、或いは珪砂、アルミナ、ジルコ
ニア、鉄、アルミニウム、銅等が適しており、粒径は水
硬性製品の表面平滑度を保つために、lOμ〜31rI
Iが良い。
なお、前記加圧硬化法に用いられる粘土はベントナイト
、本節粘土、紙粘土等が適当である。また、前記自硬硬
化法の際に使用する結合材と硬化材は、フランレシンと
酸、フェノールレジンと酸、フェノールレジン・ポリイ
ソシアネートとピリジン系誘導体などの組合せが良い。
また、水硬性製品は、形状によっては消耗型の内に消耗
中子を組み合わせる必要があるが、この消耗中子は、開
閉可能な1対のマスター型用金型を用いて前記加圧硬化
法、自硬硬化法、ガス硬化法、ベーキング法等により成
形することができる。
づぎに、第2の工程は、組み合わされた1対の消耗型の
キャビティにスラリー状の水硬性混合物を流し込み硬化
させることから成る。
この水硬性混合物は、基本的にはポルトランrセメント
、アルミナセメント、高炉セメント等の水硬性セメント
に、砂砕砂、砂利、砕石等の骨材および水を添加混練し
た混合物であり、必要に応じて混和材および金属繊維を
添加混合しても良い。
水硬性混合物はスラリー状にして消耗型のキャビティに
流し込むのが適当であるが、必ずしもスラリー状でなく
てもよい。そして、キャビティ形状によって充填が不十
分な場合には、振動を与えて充填度をあげろようにして
も良く、また、消耗型キヤビテイ内を減圧することによ
り、水硬性混合物に巻き込まれた空気を強制的に除去す
るようにすれば、良好な水硬性製品が期待できる。また
、水硬性混合物は消耗型キャビティに流し込んで、その
まま放置しておけば硬化するが、加温・加湿雰囲気下の
キャビネット内に入れれば、水硬反応が促進され、硬化
時間は短縮される。そして、第3の最終工程は水硬性硬
化体を消耗型から取り出すことから成る。この水硬性硬
化体の取り出しは、前記減圧成形法においては、型枠内
の減圧作用を解くことにより行われる。また、粒子状物
質を結合材で接合して硬化させる加圧硬化法、自硬硬化
法、ガス硬化法、ベーキング法等においては、消耗型を
崩壊して取り出すか分割して取り出すよううにすればよ
い。消耗型から取り出した水硬性硬化体は、不要物を必
要に応じて切断除去したあと、そのまま大気中に放置す
るか、或いは加温・加湿雰囲気中で養生することにより
所定強度に達し、高強度でかつ型形状を正確に転写した
水硬性製品が得られる。pぎに、本発明の具体的実施例
について説明する。
(実施例1) 第1図に示すように、図示されない真空ポンプの作動に
より、吸引管(1)、中空室(2)および吸気孔(3)
を介してマスター型(4)の上面に、負圧作用を及ぼし
ながら加熱軟化した可撓性の合成樹脂フィルム(5)を
密着添装し、次いで内部壁面間に複数本の吸気管(6)
を架設した減圧用型枠(7)をマスター型(4)の上面
に、フィルム(5)を介して載置し、フィルム(5)と
型枠(7)とによって画成された空間内に振動を与えな
がら粒子状物質のプラスチックビーズ(8)を投入充填
し、つづいて型枠(7)およびプラスチックビーズ(8
)の上面をフィルム被覆材(9)で気密状に被ったあと
、吸気管(6)を介して型枠(7)内を減圧し、型枠(
7)内のプラスチックビーズ(8)を負圧固化して消耗
型(10) e成形する。次いで、前記真空ポンプの作
動を停止して、マスター型(4)上面の負圧作用を解い
てマスター型(4)から消耗型(10)を分離する。
その後、マスター型(4)の流入口模型部(11)にお
けろフィルム(5)およびフィルム被覆材(9)を溶断
除去するとともにそれらの溶断部分を互いに接合、補修
して水硬性混合物の流入口(lla)を形成する。同様
にして対となる他方の消耗型(12)を減圧、成形して
前記消耗型(10)に組み合わせて、第2図に示すよう
に、一対の消耗型(13)を完成する。
こうして得られた1対の消耗型(13)のキャビティ(
14)にポルトランドセメント、砂に適量の水を添加、
混練してスラリー状に生成した水硬・性混合物を大気圧
又は加圧下で流入口(lla)より流し込んで所定時間
放置することによって硬化させ、次いで、型枠(7) 
(15)内に作用している減圧作用を止めてフィルム被
覆材(9) (16) e取り除くと共に型枠(7) 
(15)内からプラスチックビーズ(8) 、(17)
を排出、除去して前記水硬性混合物の硬化した水硬性硬
化体を取り出し、この水硬性硬化体の表面に耐着したフ
ィルム(5) (18)および流入口(lla)部位の
不要部分を切断除去したあと、一定期間そのまま放置す
るか或いは加温・加湿雰囲気中で養生することにより、
この水硬生硬化体は所定強度に達し、高強度でかつ型形
状を正確に転写した水硬性製品を得た。
(実施例2) 第3図に示すように、マスター型(21)の上面に型枠
(22)を載置し、マスター型(21)と型枠(22)
とによって画成された空間内に、珪砂と粘土を適当量の
割合で配合したものに水を添加、混練して生成した混合
物(23)を板部材で押圧して固型化し、押圧成形後、
この押圧成形された混合物(23)をマスター型(21
)から分離して一方の消耗型(24)とし、同様にして
成形した他方の消耗型(25)を組み合わせて、第4図
に示すように、1対の消耗型(26)を完成する。
こうして得られた1対の消耗型(26)のキャビティ(
27)にアルミナセメント、砂に適量の水を添加、混練
してスラリー状に生成した水硬性混合物を大気圧又は加
圧下で流入口(28)より流し込んで所定時間放置する
ことによって硬化させ、硬化後、消耗型(24) (2
5)を外力により崩壊させて水硬性混合物の硬化した水
硬性硬化体を得た。次いで、この水硬性硬化体から流入
口(28)部位の不要部分を切断除去してのち、一定期
間そのまま放置するか或いは加温・加湿雰囲気中で養生
することにより、水硬性硬化体は所定強度に達し、高強
度でかつ型形状を正確に転写した水硬性製品を得た。
尚、水硬性製品の表面研掃が必要な場合には、ブラスト
処理をすればよい。
(発明の効果) 以上の説明によって明らかなように本発明によれば、マ
スター型から粒子状物質によって消耗型を成形し、この
消耗型に水硬性混合物を流し込み硬化させて、水硬性製
品を作るようにしたから、高価なマスター型を多数個用
いることな(、硬化に比較的長時間を要する複雑形状で
多数個の水硬性製品を能率的にしかも低コストで生産す
ることができる効果を有し、この種の業界に寄与する効
果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示す工程断面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マスター型から粒子状物質によって消耗型を成形する工
    程と、この消耗型によって形成されるキャビティに水硬
    性混合物を流し込み硬化させて水硬性硬化体を得る工程
    と、この水硬性硬化体を前記消耗型から取り出す工程と
    、から成ることを特徴とする水硬性製品の製造方法。
JP2425085A 1985-02-08 1985-02-08 水硬性製品の製造方法 Pending JPS61182904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008166A1 (en) * 2001-07-20 2003-01-30 Cts Di A. Maffioletti & C. S.A.S. Concrete casting process for the manufacture of concrete articles
JP2021536363A (ja) * 2018-08-14 2021-12-27 イーコンクリート テク リミテッドECOncrete Tech LTD. 鋳型作製用の組成物及びその使用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53111316A (en) * 1978-01-17 1978-09-28 Obayashi Gumi Kk Concrete mold expressing complicated surfaces such as curved surface* groove* slit* etc*
JPS5565505A (en) * 1978-11-13 1980-05-17 Suzuki Kiichi Glass fiber reinforcing cement molding mold flask

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