JPS61182508A - 微少段差計測装置 - Google Patents

微少段差計測装置

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JPS61182508A
JPS61182508A JP2308285A JP2308285A JPS61182508A JP S61182508 A JPS61182508 A JP S61182508A JP 2308285 A JP2308285 A JP 2308285A JP 2308285 A JP2308285 A JP 2308285A JP S61182508 A JPS61182508 A JP S61182508A
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JP
Japan
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light
objective lens
amplifier
zero
lens
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Application number
JP2308285A
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English (en)
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Noriaki Honma
本間 則秋
Shinobu Hase
長谷 忍
Tadasuke Munakata
忠輔 棟方
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/026Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness by measuring distance between sensor and object

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入射光ビームを光軸方向に摂動する寸法計測
装置に係り、特に物体表面の微少な段差を評価するのに
好適な微少段差計測装置に関するものである。    
゛ 〔発明の背景〕 物体表面の観察あるいは物体表面の微少な段差等の高低
情報を検出するのに光学顕微鏡が用いられているが、上
記光学顕微鏡は観察対象部外からの迷光成分があるため
コントラストが悪く、かつ深さ方向の分解能が2μm程
度しかなく、生物体や集積回路の表面観察には満足が得
られなかった。
これに対処する顕微鏡の一例が、Appl、 Phys
、 B。
211−213 (1982)におけるHamilto
nおよびWilsonによる” Three−Dime
nsional 5urface Measureme
ntUsing The Confocal Scan
ning Microscope″に紹介されている。
上記顕微鏡の概略構成を第4図によって説明する。第4
図において、点光源1の放射光は対物レンズ2を通過後
焦点位置に配置した物体3の表面に集光する。該集光点
の光は共焦点位置にアルコレクタレンズ4を通過して観
察面に集まる。
上記光学系は共焦点顕微鏡と呼ばれている。共焦点顕微
鏡では上記観察面にピンホール5を設けることによって
、物体3における観察対象とする部分以外からの迷光成
分を除去している。つぎに、物体3が光軸方向に変位し
た場合に、光検出器6に表われる信号がどのように変化
するかを第4図と第5図(alとを用いて説明する。第
4図において物体3が合焦点位置にある場合は、点光源
7を発する光は実線で示すように全光量がピンホール5
を通過する。これに対して物体3がZ=0からずれて3
′あるいは3“に移動すると、3′にある物体の一点7
′から発する光は1点鎖線で示すような光路となり、ピ
ンホール5の位置の手前に集光してピンホール5を通過
する光量が減少する。同様に物体が3″にあるときに物
体の一点から発する光は2点鎖線で示すような光路とな
り、ピンホール5の位置の後方に集光するためピンホー
ル5を通過する光量が減少する。これにより、物体3を
合焦点位置Z=0の前後に変位して光検出器6で得た信
号は第5図(a)の形となり、この結果、変位量と受光
量との関係が明らかになる。上記第4図に示した構成に
よる共焦点顕微鏡では、深さ方向(Z方向)の分解能が
0.1μm程度得られ、かつコントラストも向上する。
すなわち上記構成によって結果的に、物体3の3次元形
状が求められる。
従来行われていた物体の3次元形状の同定方法は、大別
すると3種類に分類可能であるが、物体3でZ方向に垂
直な面内に関しては、いずれも単純なx、y走査であり
、また面内情報は照射ビーム径で制限される。したがっ
て上記分類はZ方向の位置検出法に係ることになる。
第1は物体の各場所からの絶対光量を検出し、第5図(
a)に示した光量変化曲線と照合することで対応する変
化量Ziを求める方法である。しかしこの方法によると
きは、(1)表面の凹凸状態を判定することが不可能で
あり、(2)光量変化曲線において、曲線が緩慢に変化
する範囲では読取り誤差が大きくなるなどの欠点を伴う
。特に上記(1)の欠点は3次元のプロフィールを描く
上で致命的である。第2の方法は、常時光量の最大値を
保存するように物体3をバイモルフなどの電歪素子で移
動し、その時の移動量を電圧値として計測する。この場
合にも光量変化曲線の頂点近傍がある平坦さを有するこ
とから、最大光量を示す位置を同定するに際しては位置
判定誤差を生じるという欠点がある。
つぎに第3の方法は現在量も広く用いられている方法で
、物体3の光量変化曲線を電気的に微分して零点を求め
、基準位置からのずれ量を検出する方法である。電気的
な微分によって第5図(b)に示す微分曲線が得られる
。ZOが零点となり面内各点の走査に従ってZoの位置
が移動し変位が求められる。しかしこのような微分方式
の場合、電気回路的に微分値が正確に零である点を検出
すること信号を検出する。認知幅Δυは一般に窓幅と呼
ばれることが多い。これは信号増幅器の雑音レベルとの
かねあいで有限の値にセットされる。また温度変化等に
よって増幅器の零点ドリフトなども生じる。これらの因
子によって、本方法の計測精度は±0.1μmか、それ
よりも悪くなる。
上記の各方法にはそれぞれ大きな欠点があり、今後、深
さ方向(Z方向)の分解能の向上をはかるうえで困難を
伴うことになる。また、これら3種の方法ではZ方向の
移動を行うのに物体を移動させている。このため物体か
らの反射光を検出する共焦点顕微鏡では、物体の反射面
が移動の際に傾いたりすると大きな誤差を生じることに
なる。
つまり物体の表面と垂直な方向が′共焦点系の光軸とあ
る深さのところで一致しても、物体表面に垂直な軸と上
記光軸とが平行になるように物体を移動しなければ、反
射型の共焦点顕微鏡は動作不良になってしまうという問
題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、共焦点顕微鏡の深さ方向の位置同定を、従来
の電気的微分法などによる零点検出に較べて測定精度、
安定性、検出値の信頼性などの点ですぐれた方法を求め
、この方法を利用した微少段差計測装置を得ることを目
的とする。
〔発明の概要〕
物体の3次元形状の同定方法における従来の第3方法で
ある零点検出法は、電気的な微分操作によるものであっ
た。これに対し深さ方向の変化量を求めるには、物体に
機械的な摂動を与えることで微分操作を行い位置検出す
る方法が考えられる。
また物体の移動に伴う光軸調整の乱れは、物体を固定し
て光ビームの収束位置をZ方向に変化させることにより
解決できると考えられる。
第5図(alに示す光量変化曲線を。
i = ro−a (Zt−Zo )2−・・−・・−
・fitで表わす。ここでZl:対物レンズ2の物体側
主平面から物体3までの距離、ZO:物体3が合焦点位
置にあるときの対物レンズ2からの距離、a:光検出器
の定数である。なおこの(1)式は物体3の変位に伴っ
て検出される光量変化に関して、■0exp(−1)と
なるZ位置あたりまで近似的に成立する。
目的とする微分操作は、第6図に示すようにZ軸上の任
意位置Zlでb sinωt(b:振幅)の摂動を与え
、光量変化曲線を変調する技法で行う。この結果Zi位
置では。
I = I(、−a (Zt + b sin ωt 
−ZO)2−・−・−−−−−−−−(2)が得られる
。(2)式を整理すると が求められる。ここで第1〜第3項が直流成分、第4項
がωの交流成分で、第5項が2ωの交流成分を表わす。
したがってωの交流成分だけを帯域フィルタで検出して
その振幅を求めれば、その出力信号eは6cx: −2
ab (Zi  zO)になる。つまり位相同期検波増
幅器でω成分を検出すれば、Z工=Z。
のときe吹O,Zl〉ZoとZi<Zoの場合にはe=
Qであるが符号が異なる信号になる。したがって第5図
(b)に示した微分信号に相当する信号が得られること
になる。
しかし上記の微分操作を行っただけでは、上記第3の方
法である電気的な微分操作で求め得る測定精度と何ら変
ることがなく、深さ方向の分解能   1を向上するこ
とはできない。本発明で重要なのは、信号増幅器からの
雑音成分を減少することであり、上記第3の方法の問題
点であった雑音−やドリフトによる窓幅を狭めることが
分解能向上にとって重要点である。本発明は交流摂動に
よる交流信号を位相同期検波増幅器でS/Nよ(検出す
ることにより、従来法の問題点の一つを解決するもので
ある。
もう一つの問題点である物体に対する光ビームの光軸方
向への移動は、レンズの波長分散を利用して行うことが
できる。例えばレンズを光学材料BK−7で作ると、光
源の波長を436 nmから486nmまで変化させ、
レンズの焦点距離をlQmmとしたときの焦点距離移動
量は約28μmである。この物体移動に対する光軸調整
の変動は、特に反射光を利用する場合に重要になる。
また、上記物体に対する光ビームの光軸方向への移動は
、物体を機械的に摂動させることによってその目的が達
せられる。すなわち時間的および空間的に安定な状態で
摂動できる、例えばボイスフィル方式または電歪方式な
どが使用できる。ただし、物体の摂動振幅はb;1μm
とし、摂動周波数としてはω>100Hzを選ぶ。上記
方式における深さ方向の分解能を制限する因子は、電気
的に微分する方式と異り、摂動振幅の大きさやその安定
性などである。
本発明による微少段差計測装置は、共焦点状態に配置し
た対物レンズとコレクタレンズとを有し、該コレクタレ
ンズの結像位置にピンホールを配し、該ピンホールを通
過した光ビームを電気信号に変換する手段を設けた微少
段差計測装置において、上記対物レンズを通過して試料
に入射する光ビームの収束位置の試料面に対する相対位
置を光軸方向に摂動させる手段と、上記電気信号の増幅
器出力側に設けた位相同期検波増幅器とを備えたことに
より、物体表面の微少な段差を高精度に計測できるよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による微少段差計測装置の第1実施例を
示す構成図、第2図は上記微少段差計測装置の第2実施
例を示す構成図、第3図は上記微少段差計測装置の第3
実施例を示す構成図である。
本発明の詳細な説明した前記第4図では透過光を利用す
る構成を示したが、上記各実施例はSi表面などに形成
した凹凸形状を計測することを目的にした反射型の構成
について説明する。
第1図において、白色光源8から出射された光はモノク
ロメータ9で単色光にされ、フリメータ光学系10で平
行光束にされたのちビームスプリッタ11で分割される
。該ビームスプリッタ11で反射された光は対物レンズ
2/で集光され、試料である物体3の表面近傍に焦点を
結ぶ。物体3からの反射光は再び対物レンズ2′を通り
ビームスプリッタ11ヲ透過してコレクタレンズ4に集
光され、光検出器6で電気信号に変換される。コレクタ
レンズ4の焦点位置には、該焦点位置における光ビーム
の直径にほぼ等しい穴のピンホール5を設置している。
上記ピンホール5は物体3の観察対象以外の部分から反
射してくる迷光成分を除去する役目をもっている。本実
施例では上記光学系の対物レンズ2′として波長分散が
大きい材料からなるものを用いる。他の光学素子である
コリメータ10、ビームスプリッタ11およびコレクタ
レンズ4は、それぞれ波長分散がないものを用いる。上
記波長分散が大きい対物レンズ2′を用いることによっ
て、対物レンズ2′の焦点位置が変化する。すなわち、
Z方向の移動を、物体3を移動させるのではなく、対物
レンズ2′の焦点位置の移動で行う。そのためにモノク
ロメータ9の波長を、モノクロメータ波長制御装置9′
からの電気信号で変化させる。微少なZ方向の摂動は、
発振器13によって波長制御装置9′からの波長制御信
号を、波長掃引の繰返し周波数より高い周波数(100
Hz以上)で浅く変調してやることにより達成される。
これによりモノクロメータ9からの光の波長は、発振器
13の周波数で微少変動しながら掃引される。この結果
、対物レンズ2/の焦点位置もZ方向に微少振動(約1
μm位)しながら光軸方向(Z方向)に掃引される。
このことは第6図に示したように光検出器6に交流成分
を発生させる。摂動の周波数成分を位相同期検波増幅器
(ロックインアンプ)14で検出すると、その出力は第
5図(b)に示した信号変化になる。
そこで零クロス点検出回路15で位相同期検波増幅器1
4の出力信号の零クロス点を検出し、同時にゲート回路
16にパルスを送ってゲートを開く。すると、その時の
光の波長に相当する電気信号が波長制御装置9′からイ
ンターフェイス17を通してマイクロコンピュータ18
に伝達される。マイクロコンピュータ18では波長と対
物レンズ2′の焦点位置との関係が既に記憶されている
ので、零クロス点の波長から焦点位置は直ちに求められ
る。つぎに光軸に垂直な方向への試料台22の移動を試
料台移動装置21で行い、上記に説明した零クロス点の
検出から焦点位置を求める。この動作を繰返すことによ
り、物体表面における各位置での焦点位置(Z方向の位
置)の分布が求められる。したがっである基準の場所で
の焦点位置からそれぞれの場所の焦点位置の差を求めて
、その差を表示装置20に表示すれば、物体3の表面の
凹凸分布が得られることになる。上記分布を求めるには
上記試料台22の移動量を検出する必要があるが、これ
を移動量検出器23で行い、その位置情報をインターフ
ェイス17を通してマイクロコンピュータ18で処理し
、分布を表示させる際のデータにする。
またモノクロメータ9からの出力光を一定に制御□する
ため、ビームスプリッタ11を透過した光を光検出器1
2でモニタし、その電気信号により光源強度制御装置8
′を用いて光源強度を制御する。上記のように第1図に
示した本実施例では、光強度、波長掃引の仕方、摂動の
振幅と周波数、試料台の移動と測定場所の位置等はマイ
クロコンピュータ18で制御できるようになっており、
それらの制御は入力端末装置19を通して行うことがで
きる。
なお、本実施例では波長可変光源として白色光源8とモ
ノクロメータ9との組合わせを用いているが、モノクロ
メータ9の代りに音響光学型可変波長光フィルタを用い
たり、光源8として波長可変のレーザを使用することも
当然可能である。
第2図に示す第2実施例は、レーザなどの光源からの光
を平行光束にしたのちビームスプリッタ11に入射し、
光路を変更して対物レンズ2の焦点位置にある物体3に
集光する。物体3の反射光は対物レンズ2で再び平行光
束になりビームスプリツタ11を通過後、コレクタレン
ズ4で観察面に集光される。このとき上記観察面と物体
3の表面とが共焦点関係を形成するが、上記観察面の位
置にピンホール5を配置しその後方に光検出器6を設け
ている。光量減衰対策として、光源(図示せず)には直
線偏光したレーザを用い、ビームスプリッタ11として
偏光プリズムを用いているが、これら24をビームスプ
リッタ11と対物レンズ2との間に設けている。また雑
音対策としては光路中の光学素子による散乱光成分を除
去するために、検光子25をビームスプリッタ11とコ
レクタレンズ4との間に設けている。
第2実施例では本発明の主眼である物体3の移動および
摂動を、一般に知られているスピーカと同様にボイスコ
イルで行っている。物体3を補助治具26に載せ、駆動
装置32によりボイスコイル27に電流を流し、光軸方
向に力を発生させることでZ方向の移動を行う。微小な
Z方向の摂動は、実施例1と同様に、発振器13によっ
て駆動装置32からの電気信号を、移動時の繰返し周波
数より高い周波数(100Hz以上)で浅く変調するこ
とにより行う。ここで注意すべきことは、物体3と補助
治具26との重量で決まる共振周波数付近の周波数を摂
動周波数に用いるのを避けることである。
物体3の表面の2次元走査は、物体3と補助治具26と
をXYテーブル28上に固定し、駆動回路29でステッ
プモータを動作させて行う。その際、それぞれの走査位
置はX軸およびY軸に対応するリニアエンコーダ30お
よび31で読み取られる。
光検出器6で得られた信号は位相同期検波増幅器14に
導かれ、これは第5図(blに示した信号変化になる。
第1実施例と同様に零クロス点検出回路15で位相同期
検波増幅器14の出力信号の零クロス点を検出し、同時
にゲート回路16にパルスを送りゲートを開く。その時
の電流値が駆動装置32からインターフェイス17を通
してマイクロコンピユー   1り18に伝達される。
マイクロコンピュータ18では電流値と対物レンズ2の
焦点位置との関係が既に記憶されているので、零クロス
点を示す電流値から合焦点位置を基準にしたときの位置
ずれが求められる。XYテーブル28を動作させること
で得たリニアエンコーダ30および31の信号とインタ
ーフェイス17におけるZ方向の位置信号を、表示装置
20に表示することによって、物体3の表面形状が得ら
れる。
第3図に示す第3実施例は、上記第2実施例と同様の構
成であるが、物体3に摂動を与える素子としては、ボイ
スコイルの代りにバイモルフ等の電歪素子33を使用し
たものである。電歪素子33は1μm程度の振幅を与え
るのに10〜100Vのかなり大きな印加電圧を必要と
する欠点があるが、振幅の安定性が上記ボイスコイルに
較べてすぐれている。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による微少段差計測装置は、共焦点
状態に配置した対物レンズとコレクタレンズとを有し、
該コレクタレンズの結像位置にピンホールを配し、該ピ
ンホールを通過した光ビームを電気信号に変換する手段
を設けた微少段差計測装置において、上記対物レンズを
通過して試料に入射する光ビームの収束位置の試料面に
対する相対位置を光軸方向に摂動させる手段と、上記電
気信号の増幅器出力側に設けた位相同期検波増幅器とを
備えたことにより、従来の電気的に微分操作を行う方法
と異り、試料である物体に摂動を与えて微分操作を行い
位置検出をするとともに、摂動により光検出器で得られ
る電気信号に対して位相同期検波増幅器による零クロス
点を検出するため、物体表面における微少段差の位置同
定を、安定性にすぐれ信頼性が高い測定精度をもって計
測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による微少段差計測装置の第1実施例を
示す構成図、第2図は上記微少段差計測装置の第2実施
例を示す構成図、第3図は上記微少段差計測装置の第3
実施例を示す構成図、第4図は共焦点顕微鏡の原理を示
す説明図、第5図は従来法による共焦点顕微鏡の深さ方
向の信号変化説明図で、(a)は光量変化曲線、(b)
は上記光量変化曲線を電気的に微分した曲線、第6図は
変調入力信号付加時の出力信号の説明図である。 2・・・対物レンズ 2′・・・対物レンズ(波長分散型) 3・・・試料(物体) 4・・・コレクタレンズ 5・・・ピンホール 6・・・光検出器 14・・・位相同期検波増幅器 27・・・ボイスコイル 33・・・電歪素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共焦点状態に配置した対物レンズとコレクタレン
    ズを有し、該コレクタレンズの結像位置にピンホールを
    配し、該ピンホールを通過した光ビームを電気信号に変
    換する手段を設けた微少段差計測装置において、上記対
    物レンズを通過して試料に入射する光ビームの収束位置
    の試料面に対する相対位置を光軸方向に摂動させる手段
    と、上記電気信号の増幅器出力側に設けた位相同期検波
    増幅器とを備えたことを特徴とする微少段差計測装置。
  2. (2)上記摂動手段は、波長分散型の対物レンズである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の微少段差
    計測装置。
  3. (3)上記摂動手段は、試料を載架したボイスコイルま
    たは電歪素子であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の微少段差計測装置。
JP2308285A 1985-02-08 1985-02-08 微少段差計測装置 Pending JPS61182508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314426A (ja) * 1985-07-03 1988-01-21 サイスキャン・システムズ・インク 表面輪郭決定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314426A (ja) * 1985-07-03 1988-01-21 サイスキャン・システムズ・インク 表面輪郭決定装置

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