JPS61182023A - 防眩ミラ− - Google Patents

防眩ミラ−

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Publication number
JPS61182023A
JPS61182023A JP60023034A JP2303485A JPS61182023A JP S61182023 A JPS61182023 A JP S61182023A JP 60023034 A JP60023034 A JP 60023034A JP 2303485 A JP2303485 A JP 2303485A JP S61182023 A JPS61182023 A JP S61182023A
Authority
JP
Japan
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transparent
layer
coloring layer
plate
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP60023034A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Ito
伊藤 敏安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP60023034A priority Critical patent/JPS61182023A/ja
Publication of JPS61182023A publication Critical patent/JPS61182023A/ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は反射光による眩惑を防止する機構を備えた自動
車用ルームミラーに関するものである。
(従来の技術、および発明が解決しようとする問題点) 自動車用ルームミラーの眩惑防止機構は従来、プリズム
ミラーを利用したものが一般的であった。
第3.4図に示すように、このプリズムミラーは光反射
率の異なる二枚の鏡面11.12からなり、この鏡面の
反射角度を切り換えることにより夜間、後方車両のヘッ
ドライトによるドライバーの眩惑が防止できる機構とな
っている。
しかし、このミラーは防眩効果においては満足できるも
のの、反面、防眩時の後方視認性が悪く、この点の改善
が従来から望まれていた。
そこで、液晶の光吸収変化を利用して鏡面の光反射率を
減少させるミラー、いわゆる液晶ミラーが提唱されては
いるが、液晶の視覚依存性などの理由から、未だ後方視
認性の充分な改善には至っていないのが現状である。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は少なくとも一方が透明な一対の電極2.6間に
酸化発色層3、イオン供与体層4、および還元発色層5
を積層したエレクトロクロミック素子9の薄膜層をガラ
ス、プラスチックなどの透明板8上に設けて防眩ミラー
を構成し、上記問題点の解決を図った。
(作用) エレクトロクロミック素子とは外部から電圧を印加した
ときに、その素子中に酸化・還元反応が誘起され、色や
光透過率が可逆的に変化する素子である。
その基本構成は一対の電極間に各種のエレクトロクロミ
ック物質を積層したものであるが、とりわけ各層がすべ
て固体物質により構成された、いわゆる固体型エレクト
ロクロミック素子が信頼性やコストなどの点で優れてい
る。
この素子は非発光型であること、また色や光透過率の変
化が、可視波長領域の光吸収変化に基づくこと、など液
晶素子と共通した特徴を備えている。
しかし、液晶素子と比較すると、■駆動電圧を低く設定
できる。■温度特性が優れている。■メモリー性を備え
ている。■素子構造が単純で長期間使用時の信頼性に優
れている。■視覚依存性がない、など多くの利点がある
従って、エレクトロクロミック素子の上記特性を防眩ミ
ラーに利用することにより、簡単な構成によって防眩効
果が得られるとともに、後方視認性もより改善されるこ
とになる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した防眩ミラーの実施例を図面に
従って説明する。
第1図に示す透明板8、具体的には無機質または有機質
透明ガラスや透明プラスチックなどの上にエレクトロク
ロミック素子9を設け、リード線10a、10bを図示
しない駆動電源に接続したものが防眩ミラー7の基本構
成である。
第2図は第1図の透明板8とエレクトロクロミック素子
9との接合部の部分拡大図であるが、前面より透明板8
を基板として順次、透明電極2、酸化発色層3、イオン
供与体層4、還元発色層5さらに透明電極6が積層され
たものである。
そして、透明電極6のa面またはb面のいずれか一方に
は、真空蒸着法やスパッタリング法によリアルミなどの
金属薄膜が形成され、前面からの入射光を反射する鏡面
となっている。
第6図の別例ではa面またはb面のいずれか一方が鏡面
となっている透明板8を基板として順次、透明電極2、
酸化発色層3、イオン供与体N4、還元発色層5さらに
透明電極6が積層され、この透明電極6の前面龜は、さ
らに保護層としてガラスまたはプラスチックの透明板8
aが設けられている。
さらに、第7図の別例では表面をアルミ蒸着やクロムメ
ッキなどで鏡面処理した金属薄膜を電極6aとして順次
、酸化発色層3、イオン供与体層4、還元発色層5さら
に透明電極2が積層され、この透明電極2の前面には、
同様に保護層としてガラスまたはプラスチックの透明板
8aが設けられている。
また、第6.7図の別例において、透明板8aに代え、
透明電極の前面に透明塗料を塗布してこれを保護層とし
てもよい、。
上記透明電極2.6には通常、ITO(5重量%のS 
n O2を含むI nzOJが用いられ、酸化発色層3
にはCr、Q、、I ro、N1pX、、Ni5Rh。
などが、イオン供与体層4にはT azos、Z r 
Olk、S i O,、CaF2、M g F、、Yl
ol、Na−β−アルミナ、L 13N (L i )
などが、さらに還元発色層5にはwo3、Mob、、T
ieLなどが用いられる。
これらの物質により構成されるエレクトロクロミック素
子9は真空装置内で蒸着法、スパッタリング法あるいは
イオンブレーティング法など各種の方法を用いて製造可
能であるが、とりわけ良好な導電性の電極層やイオン供
与能の高いイオン供与体層を速やかに製造しうるイオン
プレーティン法が好ましい。
以下、このイオンブレーティング法による固体エレクト
ロクロミック素子の製造例を図に従って説明する。
第5図はこの素子の製造に用いるイオンブレーティング
装置の略図である。
装214内の底部中央に置かれたるっぽ15内にはエレ
クトロクロミック素子を構成する各種遷移金属酸化物な
どのタブレット16a、16bなど、が配置されている
また、装置1114内部は真空度lO〜10Torr程
度まで排気され、微量のアルゴンガス、あるいは酸素ガ
スなどが封入された雰囲気となっている なお、17は
基板加熱用ヒーター、18は基板ホルダー、21.22
はそれぞれエレクトロンビーム(EB)用電源、高周波
用電源である。
装置14内のエレクトロンビームM(EBガン)19か
らの放電により高温加熱されたタブレット16a、16
bなどは蒸発・気化し、さらに高周波コイル23からの
グロー放電によりイオン化され、陰極に帯電した基板2
0に衝突して薄膜が形成される。
この衝突エネルギーの大きいことがイオンブレーティン
グ法の特徴であり、真空蒸着法やスパッタリング法に比
べ、付着強度の大きい薄膜層を形成できるという利点が
ある。
次に、このイオンブレーティング装置14による素子の
製造例を製造手順に従って説明する。
1、基板洗浄 基板20の材料として100 X 100 X 1.1
鶴のソーダ石灰ガラス板を中性洗剤溶液中で超音波洗浄
した後、蒸留水ですすぎ、清浄雰囲気中で風乾した。
このガラス基板20を基板ホルダー18に固定し、装置
14内の所定の位置にセットした。
2、下部透明電極層処理 装置14内を真空度が10To r rになるまで排気
し、酸素ガスおよびアルゴンガスを封入して真空度を5
X10Torrにした。
次いで、前記ガラス基板20の温度を200℃に保ち、
高周波イオンブレーティング法、すなわち高周波コイル
23により装置14内に放電雰囲気を形成し、EBガン
19の放電加熱により蒸発・気化したITOをイオン化
し、同基板20上に透明のITO薄膜からなる電極層を
形成した。
この薄膜の膜厚は2000人であった。
3、酸化発色層処理 3−1.金属Niを用いた場合 基板20の温度は300℃に、また装置14内を酸素ガ
ス10To r rの雰囲気にし、イオンブレーティン
グ法によって前記ITO薄膜上にNiの薄膜(6000
人)を形成した。
3−2、NiOアを用いた場合 基板20の温度を200°Cに保ち、装置14内をアル
ゴンガス10To r rの雰囲気にしてEBガン19
のみにより、NiOの薄膜(6000人)を形成した。
4、イオン供与体層処理 基板20の温度は300℃に、また装置14内を酸素ガ
スとアルゴンガスとにより5X10T。
rrの雰囲気にしてイオンブレーティング法により、T
 aaosの薄膜(5000人)を形成した。
5、還元発色層処理 基板20の温度は200℃に、また装置14内を窒素ガ
ス、またはアルゴンガスにより10T。
rrの雰囲気にしてEBガン19のみによって、wo、
の薄膜(6000人)を形成した。
6、上部透明電極層処理 1.0透明電極処理と同様の手順でイオンブレーティン
グ法により、膜厚2000人のITOi膜を形成した。
次に、この基板20を装置14から取り出し、両電極層
2.6にリード線を設けてエレクトロクロミック素子9
とした。
このイオンブレーティング法による製造方法は上記構成
の素子に限定されるものではなく、前記例示の各種物質
を用いて構成される素子の製造にも利用することができ
る。
なお、前記再発色層3.5には互換性があり、相互の位
置を置き換えてもその効果に変わりはない。
上記各実施例の構成からなる防眩ミラー7に夜間、後方
車両のヘッドライトが照射された際、エレクトロクロミ
ック量子9に電圧が印加されると、素子中に酸化・還元
反応が誘起され、光透過率が可逆的に変化する。
具体的には、このときヘッドライトの光がエレクトロク
ロミック素子9に吸収されて防眩効果が生ずる。
また、通常の使用時には同素子9の光透過率を増加させ
ておけば、電極6表面に形成された鏡面の光反射により
充分な後方視認性を確保することができる。
従って、例えばインストルメントパネルなどに設けられ
、かつ変圧機構を備えたスイッチを操作して電圧を適宜
調整することにより、防眩効果と後方視認性とのバラン
スのとれた任意の反射率を設定することが可能となる。
また、光センサーを併用して自動的に電圧を調整可能と
する機構を設ければ、運転者の負担はさらに軽減される
ことになる。
発明の効果 このように、本発明の防眩ミラーは簡単な構成により防
眩効果が得られるとともに、後方視認性も充分に確保す
ることができる、という優れた効果を備えた発明である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した防眩ミラーの要部断面図、
第2図は本発明で用いるエレクトロクロミック素子の構
成を模式的に示す断面図、第3図、第4図は従来の防眩
ミラーの略側面図、第5図はイオンブレーティング装置
の概略図、また第6図、第7図はそれぞれ別個のエレク
トロクロミック素子の構成を模式的に示す断面図である
。 7:防眩ミラー、8:透明板、9:エレクトロクロミッ
ク素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも一方が透明な一対の電極(2,6)間に
    酸化発色層(3)、イオン供与体層(4)、および還元
    発色層(5)を積層してなるエレクトロクロミック素子
    (9)を透明板(8)上に設けたことを特徴とする防眩
    ミラー。
  2. 2.一方の電極(6)は金属、または表面に金属薄膜を
    形成した透明導電体であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の防眩ミラー。
JP60023034A 1985-02-07 1985-02-07 防眩ミラ− Pending JPS61182023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5223976A (en) * 1989-07-11 1993-06-29 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle mirror including an anti-halation mirror member a piezo-electric vibrator and a spacer member
WO2003093061A1 (de) * 2002-04-29 2003-11-13 Magna Donnelly Gmbh & Co. Kg Abdeckmodul

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5223976A (en) * 1989-07-11 1993-06-29 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle mirror including an anti-halation mirror member a piezo-electric vibrator and a spacer member
WO2003093061A1 (de) * 2002-04-29 2003-11-13 Magna Donnelly Gmbh & Co. Kg Abdeckmodul
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