JPS61181647A

JPS61181647A - 記録装置

Info

Publication number: JPS61181647A
Application number: JP2295785A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Nagashima; 永島　正善; Sumio Inoue; 井上　純男
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1985-02-08
Filing date: 1985-02-08
Publication date: 1986-08-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は多色印字が行なえる記録装置に関する。

（発明の技術的背景とその問題点〕インクジェット式の記録装置においては、従来、インク
を噴出するノズルの目詰まりを防止するため、第３図〜
第５図に示すように構成したものが提案されている。す
なわち、ローラ１，１間に孔よりなるインク収容部２を
多数有するフィルム３を無端走行するように掛渡し、こ
のフィルム３のインク収容部２・・・にその走行に伴っ
てインク貯蔵部４にてインク５を供給し、このフィルム
３がサーマルヘッド６上を通過する際にインク５を加熱
することにより気泡を発生させ、その気泡の圧力でイン
ク５を噴出して紙送りローラ７上の記録用紙８に転写し
、転写に供されなかったインク５はクリーナー９で除去
するようになっている。

しかしながら、このような方式を用いた多色ラインプリ
ンタでは、第６図に示すように、各色毎にフィルム３等
を設けなければならないため、装置全体が大型化すると
いう問題がある。

また、同様の方式を用いて、第７図に示すように、多色
シリアルプリンタとしたものも提案されているが、他の
方式のシリアルプリンタと同様に印字速度が遅いという
問題がある。

一方、多色印字が行なえる記録装置であって、比較的高
速印字ができ、装置全体も比較的小型なものとしては、
熱転写式ラインプリンタが知られているが、これは、１
色印字毎に記録用紙を戻し再び記録用紙の先端部分から
次の色を印字する方式のため、印字色ずれを起こし易い
という問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、単一のフィルムで複数種のインクが
使用でき、以て装置の小型化が図れ、しかも、高速印字
が行なえるとともに印字色ずれのない重ね合せ印字が行
なえる記録装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、インクを収容し
得る孔または凹部よりなるインク収容部を多数有し所定
方向へ移動されるフィルムの移動方向に沿って複数個の
インク貯蔵部を並べ、さらに、上記フィルムの移動方向
に対して発熱体の並びが斜め方向となるようにサーマル
ヘッドを配置し、上記インク貯蔵部により上記フィルム
のインク収容部に充填されたインクを加熱しバブル圧力
によって記録体に転写する記録装置であって、上記フィ
ルムがインク貯蔵部を通過するときにフィルムに複数色
のインクを順に充填するとともに上記サーマルヘッド上
で記録体を一方向に送ることで多色重ね印字を行なうよ
うに構成したことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図および第２因を参照し
ながら説明する。

第１図中１１はインクを収容し得る孔または凹部よりな
るインク収容部（図示しない）を多数分散して配置した
フィルムであり、このフィルム１１は第１〜第４の固定
ローラ１２，１３．１４゜１５および第１と第２の可動
ローラ１６．１７間に無端走行するように掛渡されてい
る。上記第１と第２の可動ローラ１６．１７はフィルム
１１の一部をたとえば上下方向に平行移動させるもので
、この平行移動される部分のフィルム１１の外周面側に
は、イエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）の
各インク貯蔵部１８．１９．２０がフィルム１１の移動
方向に沿ってこの順に配置されている。これらインク貯
蔵部１８．１９．２０はそれぞれ、インクを貯蔵する貯
蔵品本体１８ａ。

１９ａ、２０ａと、この貯蔵品本体１８ａ。

１９ａ、２０ａのインクがしみ込むスポンジ１８ｂ、１
９ｂ、２０ｂとからなり、フィルム１１は、第１と第２
の可動ローラ１６．１７が下がることによって貯蔵品本
体１８ａ、１９ａ。

２０ａ上部のスポンジ１８ｂ、１９ｂ、２０ｂに接触し
て３色のインクが充填された後、第１と第２の可動ロー
ラ１６．１７が上がることによってスポンジ１８ｂ、１
９ｂ、２０ｂから離れるようになっている。

また、第１と第２の固定ロー５１２，１３間のフィルム
１１の内周面側には発熱体（第２図参照）２１の並びが
フィルム１１の移動方向に対して斜め方向となるように
サーマルヘッド２２が配置されている。そして、第２図
（ａ）に示すように、発熱体２１の並び方向とフィルム
１１の移動方向とのなす角度をθ、発熱体２１の並びの
長さをし、フィルム１１（７）Ｊ資８．！−Ｔると、Ｂ
＞ＬＣＯ８θトなるように、Ｂ、Ｌ、θが設定されてい
る。

また、第１と第２の固定ローラ１２，１３間のフィルム
１１の外周面側には紙送りローラ２３がフィルム１１を
サーマルヘッド２２との間に挟む状態で配設されていて
、記録用紙（記録体）２４をフィルム１１との間に供給
するようになっている。なお、２５．２５は押えローラ
である。

さらに、第２と第３の固定ローラ１３．１４問にはフィ
ルム１１の記録用紙２４への転”写に供されなかったイ
ンクをクリーニングするクリーナー２６が配置されてい
る。

しかして、インク貯蔵部１８，１９．２０にてフィルム
１１にイエロー〈Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）。

シアン（Ｃ）の各インクをこの順に充填する。そして、
第２図（ａ）に示すように、サーマルヘッド２２に対向
したところで、紙送りローラ２３で支持された記録用紙
２４に第１色を印字する。なお、この印字動作は、サー
マルヘッド２２の発熱体２１の発熱によりインク収容部
のインクが加熱されると、サーマルヘッド２２とインク
との間に気泡が発生し、その気泡の圧力でインクがイン
ク収容部から噴出し記録用紙２４に転写されるものであ
る。

ついで、記録用紙２４を停止させた状態で、第２図（ｂ
）に示すように、フィルム１１のみをインク１色分のピ
ッチＰだけ送り、第２色を印字する。このとき、第１色
の印字に使用した部分は発熱体２１の並びに対して位置
的に重ならない。

ついで、第２色と同様にして第３色を印字する。

これにより記録用紙２４上に紙送り方向に対して直角な
印字ラインが１ライン完了する。

ついで、紙送りローラ２３により記録用紙２４を送り、
以下同様にして第２ライン、第３ラインと印字していく
。

なお、サーマルヘッド２２を通過した後のフィルム１１
はクリーナー２６でインク収容部内のインクがクリーニ
ングされ、再びインク貯蔵部１８゜１９．２０へと送ら
れる。

以上の構成によれば、単一のフィルム１１で複数色のイ
ンクが使用できるので、装置の小型化が図れ、しかも、
高速印字が行なえる。また、記録用紙２４に１ライン印
字する間、記録用紙２４は停止しているため、多色重ね
合せによる印字ずれは起こらない。

なお、上記実施例では、インクは色の３原色であるイエ
ロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）の３色とし
たが、これにブラック（黒）を加えた４色としてもよい
。

また、フィルム１１へのインクの供給はフィルム１１を
上下に動かすことにより行なう構成としたが、インク貯
蔵部１８，１９．２０を動かすようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、インクを収容し得
る孔または凹部よりなるインク収容部を多数有する移動
可能なフィルムと、このフィルムを移動させる移動手段
と、上記フィルムの移動方向に沿って並べられ、上記イ
ンク収容部にインクを充填する複数個のインク貯蔵部と
、上記フィルムの移動方向に対して発熱体の並びが斜め
方向となるように配置され、上記インク貯蔵部により上
記フィルムのインク収容部に充填されたインクを加熱し
バブル圧力によって記録体に転写するサーマルヘッドと
、このサーマルヘッドに上記フィルムを介して対向する
記録体の送り手段と、上記記録体に転写されないで上記
フィルムのインク収容部に残留するインクをクリーニン
グするクリーニング手段とを具備し、上記フィルムがイ
ンク貯蔵部を通過するときにフィルムに複数色のインク
を順に充填するとともに上記サーマルヘッド上で記録体
を一方向に送ることで多色重ね印字を行なうように構成
したから、単一のフィルムで複数種のインクが使用でき
、以て装置の小型化が図れ、しかも、高速印字が行なえ
るとともに印字色ずれのない重ね合せ印字が行なえる等
の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は斜視図、第２図は作用説明図、第３図〜第５図
は本発明に先行して提案された装置を示すもので、第３
図は概略的構成図、第４図はフィルムの平面図、第５図
はフィルムの断面図、第６図は第３図〜第５図に示す装
置の方式を用いた多色ラインプリンタを示す断面図、第
７図は同じく第３図〜第５図に示す装置の方式を用いた
多色シリアルプリンタを示す斜視図である。。１１・・・フィルム、１２，１３．１４．１５・・・第
１〜第４の固定ローラ、１６．１７・・・第１　第２の
可動ローラ、１８．１９．２０・・・インク貯蔵部、２
１・・・発熱体、２２・・・サーマルヘッド、２３・・
・紙送りローラ、２４・・・記録用紙、２６・・・クリ
ーナー。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　愚弟１図第２ｒＩ！Ｊ第３図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

インクを収容し得る孔または凹部よりなるインク収容部
を多数有する移動可能なフィルムと、このフィルムを移
動させる移動手段と、上記フィルムの移動方向に沿って
並べられ、上記インク収容部にインクを充填する複数個
のインク貯蔵部と、上記フィルムの移動方向に対して発
熱体の並びが斜め方向となるように配置され、上記イン
ク貯蔵部により上記フィルムのインク収容部に充填され
たインクを加熱しバブル圧力によって記録体に転写する
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに上記フィルム
を介して対向する記録体の送り手段と、上記記録体に転
写されないで上記フィルムのインク収容部に残留するイ
ンクをクリーニングするクリーニング手段とを具備し、
上記フィルムがインク貯蔵部を通過するときにフィルム
に複数色のインクを順に充填するとともに上記サーマル
ヘッド上で記録体を一方向に送ることで多色重ね印字を
行なうように構成したことを特徴とする記録装置。