JPS6118085Y2 - - Google Patents

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JPS6118085Y2
JPS6118085Y2 JP5322278U JP5322278U JPS6118085Y2 JP S6118085 Y2 JPS6118085 Y2 JP S6118085Y2 JP 5322278 U JP5322278 U JP 5322278U JP 5322278 U JP5322278 U JP 5322278U JP S6118085 Y2 JPS6118085 Y2 JP S6118085Y2
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JP
Japan
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roof
frame
block
snow
bolt
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JP5322278U
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JPS54156409U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は短期間使用あるいは仮設の建築を単
位ブロツク毎にその設置場所へクレーン付きのト
ラツク等で簡単に移動し、二以上のブロツクを接
合して任意床面積の建屋を構成し、又撤去も接合
を解いて単位ブロツク毎に運搬して移動するブロ
ツクビルド建築の耐雪屋根の装置の接合面側の構
造に関する。
ブロツクビルド建築の単位ブロツクは法令上定
められた自動車の積載容積の限度内の大きさに設
計されている。又軽量化も計られている。このよ
うな単位ブロツクは組合せて大きい床面積の建屋
としても使用される。大抵の地域ではそのまゝ使
用される。しかるに雪国においては積雪量も多
く、又寒冷であつて屋根を積雪の重量に耐えるも
のとすると共に断熱の必要もある。このために総
ての屋根を耐雪構造とすると重量も重くなり又不
経済であり、移動性を考えると天井高を低くせざ
るを得ず居住性も低下する。このために耐雪屋根
をユニツト化して補助枠を介して単位ブロツクに
取付ける考案がなされ、必要により耐雪屋根を運
搬してブロツクビルド建築のなされている場所に
おいて耐雪屋根を取付けることが行われる。
この考案は以上の耐雪屋根の移動性に鑑みてブ
ロツクとブロツクの接合面の上部の棟包みを速か
に行うことのできる耐雪屋根の突合せ部分の構造
を提供することを目的とする。
この考案は同一大きさで、少くとも一つの側面
が全面開口し、該開口が接合面となる構造を備え
た六方体の居住空間となつているブロツク同志を
接合面で連結して組立てるブロツクビルド建築の
上部に載置固定する積雪の重量に対抗する耐雪屋
根の装置であつて、ブロツクビルド建築の接合面
側における構成が次にのべるようになつている。
この考案はブロツクビルド建築の上部に載置固
定をする耐雪屋根にして、ブロツクビルド建築の
接合面側における構成が、ブロツクビルド建築の
ブロツクの接合面の上部の外周枠に沿つて該外周
枠上にリツプ溝形鋼形の谷樋のウエブを下にして
固定し谷樋の底に軽Z形鋼形の補助枠をブロツク
の屋根から見て水平に外方へ補助枠の下側のフラ
ンジを向けて、該補助枠の下側のフランジを当接
固定し、補助枠上に耐雪屋根から見て下側のフラ
ンジを外方に向けた軽Z形鋼形の耐雪屋根の枠を
取付取外し自在に固定し、耐雪屋根から見て外方
に向けて水平に延出し延出部分に垂直方向のねじ
を設けたブラケツトを耐雪屋根の枠のウエブに固
着し、隣接するブロツク上の耐雪屋根の前記枠に
固定した前記ブラケツト間に端部にボルト穴を有
し中央にめねじを設けたブリツジをわたして該ブ
リツジを該ブラケツトにボルトにより固定し、ブ
リツジのめねじにボルトをねじ込み、その先端で
隣接するブロツクに夫々備える谷樋の相接近する
側のリツプとこれらの谷樋間のすきまを蔽う谷樋
カバーを押え込んでなる耐雪屋根の装置である。
以下図面に従つてこの考案の実施例について説
明する。第1図はブロツクビルド建築の床面図、
第2図は側面図、第3図は正面図である。ブロツ
ク1乃至5は接合面A−A乃至D−Dにおいて分
解、組立可能でブロツク1乃至5は夫々が単位ブ
ロツクをなしている。ブロツク1乃至5には夫々
耐雪屋根6乃至10が設けられている。この実施
例では接合面B−BとD−Dの上部は棟とし、接
合面A−AとC−Cの上部は谷としているが、殆
んど陸屋根としてもよい。耐雪屋根6,8,10
は平面上で180度旋回すると耐雪屋根7,9と同
じ流れになる即ち同じ物である。
第4図は第2図のイ部又はロ部を拡大して一部
断面で示す図、第7図は同部の一部を一部透視図
で示す斜視図である。(以下関連する符号はイ部
についてのべる。)第5図は第2図のハ部であつ
て第2図の紙面に平行な拡大断面図である。第6
図は第3図のニ部であつて第3図の紙面に平行な
拡大断面図である。第7図では主として取付取外
し得る耐雪屋根は取外した状態を示してある。尚
第7図はブロツク4側に示してある。
接合面D−D上部には両端が該接合面両側に立
設したジヨイント型コーナ柱20に固定されてジ
ヨイント梁11がわたされ、そのウエブがジヨイ
ント梁11の上面に当接し、ブロツクの外側にそ
のフランジを垂下し、ブロツクの内部側にそのフ
ランジを立設した軽Z形鋼の外周枠13がジヨイ
ント梁11に溶着されている。外周枠13に沿つ
て外周枠13のウエブ上にはリツプ溝形鋼の谷樋
18がそのウエブを下にして当接固定され、軽Z
形鋼の水平方向に配した補助枠19がウエブを立
てるようにしてブロツクの屋根16から見て外方
を向いた下側のフランジが谷樋18の底に固定さ
れている。軽Z形鋼の耐雪屋根の枠21がそのウ
エブを立てるようにし且つ耐雪屋根から見てその
下側のフランジを外方に向けて該耐雪屋根の枠2
1の下側のフランジを補助枠19の上側のフラン
ジと当接してある。補助枠19の上部フランジ下
面にはナツト34が溶着され、補助枠19と枠2
1の孔をとおつてボルト35が該ナツト34にね
じ込まれている。枠21には短い幅のアングル形
鋼のブラケツト41が固着され、ブラケツト41
にはナツト42が溶接されている。ブロツク4と
5のブラケツト41間にはブリツジ43が渡され
ボルト44を両端のボルト孔を挿通してナツト4
2にねじ込み固定され、中央に溶接したナツト4
5にねじ込んだボルト46により、隣り合うブロ
ツク4,5の谷樋13のリツプ及び該谷樋13,
13間を蔽つている谷樋カバー39が押えられて
いる。
ブロツク4,5の上部の接合面D−Dでない部
分は外周に桁12が囲らされ、接合面でない隅に
はコーナー柱が立てられ、桁12に軽Z形鋼の外
周枠13が溶着されている。接合面D−Dを除く
外周枠13上には溝形鋼のウエブを内側に向けて
軽溝形鋼の補助枠17のフランジが固定されてい
る。
上述した処の外周枠13はブロツク5の屋根の
周囲を縁取る如く配置されている。外周枠13の
内部側の立設したフランジに軽Z形鋼の屋根フレ
ーム14のウエブを当接して屋根フレーム14と
屋根の表面材15によりリツプ付のフランジを構
成した屋根パネル16の該フランジが外周枠13
の上端を蔽つている。
補助枠17と補助枠19で方形環状に外周枠1
3上に配置されており、補助枠19の端部では谷
樋18の片側を間において直交して補助枠17が
配置されている。単体専用のブロツクは谷樋18
を設けず補助枠17を方形に外周枠13上に配置
する。
耐雪屋根10はブロツク5の屋根上に重ねられ
る。接合面D−D上部には軽Z形鋼の枠21のウ
エブが立姿で且つ、耐雪屋根から見て外方に向け
た下側のフランジを補助枠19と当接している。
枠21に直交して、軽溝形鋼の枠22が溶接され
枠22の他端には枠21に平行して軽溝形鋼の枠
23が溝を外方に向けて溶接されている。単体で
専用されるブロツクに対する耐雪屋根の場合は枠
21はなく枠23が平行して配置される。平行す
る枠21と枠23上には山と谷が平面をなしてい
る三角波形のタイトフレーム24が固着されてお
り、タイトフレーム24の各頂部の穿設せられた
孔にはボルト25が下側より挿入溶接されてい
る。両側のタイトフレーム24にわたつてルーフ
デツキ26が当接し、ルーフデツキの頂部の孔に
はボルト25が挿通し、該孔とボルト25間に気
密材27が座板28を介してボルト25にねじ込
んだナツト29により締込まれている。
妻面の上部には水切りを附した戸板30がルー
フデツキ26と枠22に沿つて当接し、タツピン
ねじ31により枠22に固定され、上部はボルト
25とナツト29により気密材27を座板28を
介してルーフデツキ26と戸板30が共締めされ
ている。戸板30はジヨイントルーフデツキ47
が置かれる範囲には重ならないような大きさとな
つている。
ルーフデツキ26の山の端部は枠21,23と
の間が軒先面戸32にふさがれて嵌め合せ部分は
密封材を塗布されている。
第5図に示すように枠23の両端附近のウエブ
には吊ボルト33が溶着され、吊ボルト33がル
ーフデツキ26を貫通する部分は密封されてい
る。補助枠19と平行する補助枠17の部分では
補助枠17と枠23に複数のボルト孔が穿設せら
れ、補助枠17にはナツト36が溶接されボルト
37が座金を介して挿入しナツト36にねじ込ま
れている。
屋根パネル16上には断熱材が密におかれる。
又、耐雪屋根10の内側の上部と側部に断熱材を
吹付ける。
ブロツク4と5の谷樋18の間を気密材を介し
て谷樋カバー39が蔽つている。
接合面D−Dの上方には両側のブロツク4,5
の耐雪屋根9,10のルーフデツキ26に同じ波
形のジヨイントルーフデツキ47が重ねられ、ブ
ロツク4,5上の耐雪屋根9,10間の空間を蔽
つて棟の雨仕舞とする。このためジヨイントルー
フデツキ47のボルト孔をボルト25に差込み、
気密材27、座板28を介してナツト29をねじ
込んである。ジヨイントルーフデツキ47は接合
面D−D長手方向両端部にわたる。
51はルーフデツキ背面に接着した断熱材、5
2は屋根パネル16上に載置した断熱材である。
以上のように構成した耐雪屋根は補助枠17及
び19を工場で取付けておくか、現地に運搬して
ブロツク1乃至5に取付ける。耐雪屋根6乃至1
0は現地に運搬後、クレーンにて補助枠17と1
9の上に下して位置を合せる。そのときに吊ボル
ト33及びナツト42に単体の吊ボルト48をね
じ込んで玉掛けする。その際戸板30はタツピン
ねじ31を外すか、あるいは併せてナツト29を
ゆるめて取外しておき後に組付ける。ナツト34
にボルト35を、ナツト36にボルト37をねじ
込む。
谷樋カバー39はブロツク4と5と結合した場
合に既に装着されている。吊ボルト48を取外し
てブリツジ43をブラケツト41間にわたしボル
ト44をナツト42にねじ込み、ボルト46を回
転して当板を介して谷樋カバー39を押え込む。
ジヨイントルーフデツキ47を棟となる部分の接
合面D−Dの上部で隣接するブロツク9と10の
ルーフデツキ26にかぶせるようにわたし、その
際端部ボルト孔をルーフデツキ26に取付けてあ
るボルト25に差込む。
次にボルト25に気密材27、座板28を差込
み、ナツト29をボルト25にねじ込み固定す
る。接合面B−B上においても同様にジヨイント
ルーフデツキ47は取付けられる。接合面A−A
及びC−C上の屋根の谷にはジヨイントルーフデ
ツキ47は取付けない。
接合面D−D上方についてのべれば雨水はジヨ
イントルーフデツキ47上で分水し、ブロツク
4,5上のルーフデツキ26の谷を流れて、接合
面C−C上の枠21及び補助枠19に沿つて谷樋
18に落ち、谷樋18中を接合面C−C上方を流
れて端部より落下する。第2図のハ部においては
ルーフデツキ26の谷を流れた雨水は端部より地
上に落下する。接合面B−B上両側においては同
様にして接合面A−A,C−C上の谷樋18に落
ち排出される。
耐雪屋根6乃至10は以上と逆の順序で取外
す。
以上のとおり、移動性があつて速かに組立、撤
去が行われるブロツクビルド建築の耐雪屋根にお
いて、単位ブロツクと単位ブロツクの接合面上部
の棟包みが簡単で早く行うことができる。耐雪屋
根の荷役に際してはナツト42を利用して吊ボル
トを取付け、取外すことができる。屋根より谷樋
まで雨水が枠材に沿つて自然に流下する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも実施例を示し、第1図はブロツク
ビルド建築の床面図、第2図は側面図、第3図は
正面図、第4図は第2図のイ部及びロ部の一部断
面で示す拡大図、第5図は第2図のハ部を示し、
第2図の紙面に平行な拡大した断面図、第6図は
第3図のニ部を示し、第3図の紙面に平行な拡大
した断面図である。第7図はブロツクの接合面上
部の一部透視図を含む斜視図である。 1乃至5……ブロツク、6乃至10……耐雪屋
根、13……外周枠、17,19……補助枠、1
8……谷樋、19……補助枠、21,22,23
……枠、26……ルーフデツキ、39……谷樋カ
バー、41……ブラケツト、42……ナツト、4
3……ブリツジ、44……ボルト、45……ナツ
ト、46……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロツクビルド建築の上部に載置固定をする耐
    雪屋根にして、ブロツクビルド建築の接合面側に
    おける構成が、ブロツクビルド建築のブロツクの
    接合面の上部の外周枠に沿つて該外周枠上にリツ
    プ溝形鋼形の谷樋のウエブを下にして固定し谷樋
    の底に軽Z形鋼形の補助枠19をブロツクの屋根
    から見て水平に外方へ補助枠19の下側のフラン
    ジを向けて、該補助枠の下側のフランジを当接固
    定し、補助枠19上に耐雪屋根から見て下側のフ
    ランジを外方に向けた軽Z形鋼形の耐雪屋根の枠
    21を取付取外し自在に固定し、耐雪屋根から見
    て外方に向けて水平に延出し延出部分に垂直方向
    のねじを設けたブラケツト41を耐雪屋根の枠2
    1のウエブに固着し、隣接するブロツク上の耐雪
    屋根の前記枠に固定した前記ブラケツト41間に
    端部にボルト穴を有し中央にめねじを設けたブリ
    ツジ43をわたして該ブリツジ43を該ブラケツ
    ト41にボルトにより固定し、ブリツジのめねじ
    にボルトをねじ込み、その先端で隣接するブロツ
    クに夫々備える谷樋の相接近する側のリツプとこ
    れらの谷樋間のすきまを蔽う谷樋カバー39を押
    え込んでなる耐雪屋根の装置。
JP5322278U 1978-04-21 1978-04-21 Expired JPS6118085Y2 (ja)

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JP5322278U JPS6118085Y2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21

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JP5322278U JPS6118085Y2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS54156409U JPS54156409U (ja) 1979-10-31
JPS6118085Y2 true JPS6118085Y2 (ja) 1986-06-02

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ID=28945831

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JP5322278U Expired JPS6118085Y2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21

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