JPS61180834A

JPS61180834A - 点火用バ−ナの点火・火炎検出装置

Info

Publication number: JPS61180834A
Application number: JP2093885A
Authority: JP
Inventors: Nobuya Watanabe; 渡辺　暢弥
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1985-02-07
Filing date: 1985-02-07
Publication date: 1986-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、火炎噴射案内部と配管設置及び空気流入のた
めのダクト部を具備する保炎筒と、該保炎筒内にバーナ
及び点火器、火炎検出器等を取付けているエディプレー
トなどで構成されている点火用バーナの点火・火炎検出
装置の改良に関し、ボイラ用点火バーナに利用されるも
のである。

従来の技術従来この種の点火用バーナの点火・火炎検出装置を第３
図乃至第６図に示す。

第３図、第４図に示すように、保炎筒１は火炎噴射案内
部１ａが円錐の底面を押しつぶした形で、その頂側に配
管設置及び空気流入のためのダクト部１ｂが接続してい
る。

前記保炎筒１内のダクト部１ｂと火炎噴射案内部１ａと
の接続部位近傍すなわち、保炎筒１の喉部にはエディプ
レート２が配置され、該エディプレート２にバーナ３、
点火器４、火炎検出器５が取付けられ支承されている。

前記バーナ３はエディプレート２の中央に取付けられ、
この上下に点火器４と火炎検出器５とが夫々別軸として
取付けられている。

前記点火器４は、第５図に示すように、その先端部に高
圧電気火花が飛ぶ２つの電極６が対向して配位されてな
る。

他方、前記火炎検出器５は、第６図に示すように、アー
スから絶縁した電極７が先端部に突出して火炎にさらさ
れる位置に延びており、そして火炎検出回路に接続して
いる。

８は前記ダクト部１ｂから火炎噴射案内部１ａに送給さ
れてくる燃焼用２次空気の流れを示す矢印、９は前記バ
ーナ３に送給されてくる燃料の流れる方向を示す矢印、
１０は電極の絶縁碍子、１工は取付部である。

而して、バーナ３に空気と共に圧送されてきた燃料はそ
の先端部から霧状に噴射される。。この状態で点火器４
に電圧電気火花を発生せしめると２次空気によって燃料
の一部が点火器４の先端部に導かれているので、それが
点火され主火炎１２が発生する。

この時、火炎１２の中に入っている火炎検出電極７とア
ース、例えば、エディプレート２又は保炎筒１間に電気
的導通が生じ火炎１２の存在が検出される。

しかし、この従来の点火用バーナの小火・火炎検出装置
における火炎検出器５と点火器４は、構造上よく似てい
るが、別々に設置されているため構造が複雑である。

また、その点火・火炎検出装置において燃焼の状態が悪
℃・ときには、火炎検出器５の電極７とアース間の絶縁
を保つ碍子等に未燃のカーボン分が付着し、その検出器
電極７とアース間が常時導通状態となり、検出不良が発
生する。

さらに、その点火・火炎検出装置において火炎１２に電
極材は直接長い部分がさらされるため、根元から切断、
曲り等が発生する。

発明が解決しようとする問題点そこで、本発明は、これら従来技術の問題点に鑑みて、
これを解決すべくなされたもので、構造簡単にしてカー
ボンによる汚染による前書を防止することのできる新規
な点火用バーナの点火、火炎検出装置を提供することを
目的とする。

問題点を解決するための手段この目的を達成するために、本発明は、火炎噴射案内部
と配管設置及び空気流入のためのダクト部を具備する保
炎筒と、該保炎筒内でバーナ及び点火器、火炎検出器等
を取付けているエディプレートなどで構成されている点
火用バーナの点火・火炎検出装置において、火炎検出器
と点火器が同軸上で一体構造になっており、かつ、同一
の電極を火炎検出用と点火用に切換可能とする電気的切
換回路を具備し、火炎検出用電極は中間地点まで碍子等
の絶縁物で蓋われるよう構成したことを特徴とする。

実施例以下、本発明の詳細を図示する実施例を参照しながら説
明する。なお、従来のものと共通する構成部分について
は同一符号を使用するものとする。

第１図は電極部の構造を表わす断面図、第２図は点火・
火炎検出装置の全体系統図である。

第１図において、電極１３は点火用電極１３ａと検出用
電極１３ｂとが同一軸上に配列されて構成され、その電
極１３の絶縁碍子１０は従来のものに略同じであるが、
前記点火用電極１３ａと取付部１１の間を殆んど埋めて
いる。

前記点火用電極１３ａと検出用電極１３ｂは、第２図に
示すように、電気スイッチ１４により、点火回路１５あ
るいは火炎検出回路１６に切換えられるようになってい
る。

前記点火回路１５は点火火花発生用高電圧回路を有し、
他方、前記火炎検出回路１６は検出用亘流電源を有して
いる。

そして、前記火炎検出回路１６は検出電流指示計１７に
接続されている。

次に、この実施例の作用を説明する。

例えば、点火する場合には、従来の方法と同様に燃料が
、第１図に示すように、矢印９の方向に送られ霧状に噴
出する時、点火回路１５から高電圧が電極１３にスイッ
チ１４を経由して印加されると、その点火用電極１３ａ
ともつとも近いアース側である取付部１１に向って火花
Ｓが発生する。

これによって、２次空気の方向を示す矢印８によって電
極近傍にある燃料に着火される。

点火操作を一定時間実施後、スイッチ１４を検出回路１
６側に切換えて検出電流指示計１７を見る。電流が流れ
ていれば、以後その状態で点火状態を監視する。もし、
そうでない場合は、再び、点火操作を繰返す。

発明の効果以上述べたように、本発明によれば、点火用の電極と、
検出用の電極が同一軸上に配列されているので、構造が
単純化し全体がコンパクトになり、構造上の信頼性が増
す。

また、本発明によれば、火花の径路が、碍子表面を通る
ので、そこに付着されたカーボンが高温で焼切られ、自
動的に絶縁が保たれる。そして、絶縁不良による検出不
良に対しては、点火中でも点火操作を繰返すことによっ
て清浄効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による点火用バーナの点火・火炎検出装
置の一例を示す要部拡大断面図、第２図は同上点火・火
炎検出装置の全体系統図、第３図乃至第６図は従来の点
火用バーナの点火・火炎検出装置を示し、第３図は同上
点火・火炎検出装置の縦断側面図、第４図は同上点火・
火炎検出装置の正面図、第５図は同上点火・火炎検出装
置のうち点火器部分の拡大断面図、第６図は同上点火・
火炎検出装置のうち火炎検出器部分の拡大断面図である
。１・・保炎筒、１ａ・・火炎噴射案内部、１ｂ・・ダク
ト部、２・・エディプレート、３・・バーナ、４・・点
火器、５・・火炎検出器、１０・・碍子、１３・・電極
、１３ａ・・点火用電極、１３ｂ・・火炎検出用電極、
１４・・スイッチ。゛を復代理人　木村正巳／゛・−１；′ （Ｊ、ｔか７名）第３図手続補正音（自発）昭和６０年　４月　２日特許庁長官　　志　賀　　　　学　殿！、事件の表示　　　特願昭６０年２０９３８号２、発
明の名称　　　点火用バーナの点火・火炎検出装置３、
補正をする者　　事件との関係　出願人名　称　　三菱
重工業株式会社４、復代理人　　〒１００東京都千代田区有楽町−丁目
８番１号日比谷パークビルヂング５１９号（電話２１３
−０６８６）５、補正の対象　　　明細書の「特許請求
の範囲」および「発明の詳細な説明」の欄＼、−／′ 明細古を次のように補正します。（＋）特許請求の範囲を別紙の通り訂正します。（２）第４頁第９−１１行「さらに・・・発生する。」
を削除します。（３）第５頁第７−８行「具備・・・構成した」を「具
備した」と訂正します。特許請求の範囲火炎噴射案内部と配管設置及び空気流入のためのダクト
部を具備する保炎筒と、該保炎筒内でバーナ及び点火器
、火炎検出器等を取付けているエディプレートなどで構
成されている点火用バーナの点火・火炎検出装置におい
て、火炎検出器と点火器が同軸上で一体構造になってお
り、かつ、同一の電極を火炎検出用と点火用に切換可能
とする電気的切換回路を具備以二いる点火用バーナの点
火・火炎検出装置。

Claims

【特許請求の範囲】

火炎噴射案内部と配管設置及び空気流入のためのダクト
部を具備する保炎筒と、該保炎筒内でバーナ及び点火器
、火炎検出器等を取付けているエデイプレートなどで構
成されている点火用バーナの点火・火炎検出装置におい
て、火炎検出器と点火器が同軸上で一体構造になつてお
り、かつ、同一の電極を火炎検出用と点火用に切換可能
とする電気的切換回路を具備し、火炎検出用電極は中間
地点まで碍子等の絶縁物で蓋われている点火用バーナの
点火・火炎検出装置。