JPS6118055Y2 - - Google Patents

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JPS6118055Y2
JPS6118055Y2 JP1983154015U JP15401583U JPS6118055Y2 JP S6118055 Y2 JPS6118055 Y2 JP S6118055Y2 JP 1983154015 U JP1983154015 U JP 1983154015U JP 15401583 U JP15401583 U JP 15401583U JP S6118055 Y2 JPS6118055 Y2 JP S6118055Y2
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JP
Japan
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guide member
yarn
end yarn
movable guide
pipe
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JP1983154015U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 この考案は、管替時において切断除去される排
出緯管の端子および供給緯管の端糸が織布に織込
まれるのを完全に防止することができる高除去処
理機能を備えた管替織機における端糸の織込み防
止装置に関する。
(ロ) 考案の背景 近年、この種の端糸の織込み防止装置は、織機
の高速運転に伴い同様に高速対応した管替操作が
行なわれている。
ところで、この高速化した管替操作にあつて
は、残糸の減少化に基づいて排出される排出緯管
と、これに代えて緯糸を供給する供給緯管との
各々の切断除去すべき端糸が織布に織込まれるこ
とがないようにこの高速管替時に端糸に緊張を付
与しつつ切断し、これら切断した端糸を個々の吸
引回収装置で吸引除去して織布に織込まれること
がないようにしている(たとえば特公昭35−
11480号公報)。
しかし、これら端末は互いに平行して並んだ状
態で切断されるため、絡みやすくこの絡んだ状態
で個々に吸引した場合、絡んだ各々の端糸を個々
の吸引装置で引き合うかたちとなつて端糸の回収
処理ができず、その結果未回収の端糸が織布に織
込まれていた。このように現状の端糸織込み防止
装置では高速運転化に伴い未だ完全に端糸の織込
みを防止することができなかつた。
(ハ) 考案の目的 そこでこの考案は、織機が高速化しても完全な
る端糸の織込み防止機能を発揮することができる
管替織機における端糸の織込み防止装置の提供を
目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、管替時に排出緯管の端糸を緊張支
持する可動ガイド部材の前端部に端糸を後端側に
案内する案内面を有し、その案内面後端側には端
糸係止用の係止溝を備えると共に、この係止溝に
連通して端糸を吸引回収する吸引装置を備え、こ
の可動ガイド部材と織布との間には、可動ガイド
部材の後退移動に連動する排出緯管の端糸を供給
緯管の端糸と分離すべく導びく回収案内通路を有
する固定ガイド部材を備えた管替織機における端
糸の織込み防止装置であることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 そしてこの考案によれば、可動ガイド部材は排
出緯管の端糸を係止案内する案内面とその案内面
後端側に上方開口部に立上り突起を形成した端糸
係止用の係止溝とを有しているため、管替時は端
糸を確実に係止して緊張支持することができる。
しかし、吸引装置によつて、係止溝で係止された
端糸を吸引回収できるため、係止された端糸はそ
の係止溝より垂れ下がつたり、ずれるようなこと
がなく確実に吸引回収される。
ことに織布に近い内方側で端糸を吸引回収する
ため、端糸の回収がより確実化される。また、こ
の吸引装置は可動ガイド部材兼用に構成している
ため、装置の簡単化も同時に図ることができる。
さらに可動ガイド部材による端糸の緊張支持動
作に連動してこの端糸を、これと平行して位置す
る供給緯管側の端糸と分離すべく回収案内通路へ
導びくことができるため、管替時は自然に双方の
端糸が分離された状態となり、その状態で双方の
端糸が切断されるため、これら端糸は全く絡む余
地がなく個々の吸引回収装置へ回収される。この
ため、織機の高速運転にかかわらず、管替時は確
実に端糸に対する分離回収作用が働いて、端糸の
織込み現象は完全に解消される。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は端糸の織込み防止装置を備えた管替織機
を示し、第1図において、1は織布、2はテンプ
ルカツタ、3はレース、4は管替側杼箱、5は杼
箱に定置した杼、6は排出緯管、7は杼停止部材
であり、このような織機の管替側に後述する端糸
の織込み防止装置は装備される。
上述の端糸の織込み防止装置は、端糸カツタ8
と、可動ガイド部材9と、補助ガイド部材10
と、固定ガイド部材11と、第1吸引装置12と
か構成される。
上述の端糸カツタ8は、周知のごとく、管替時
に前後動して排出緯管6の端糸13を切断把持す
る機能と、その切断した端糸13を回収処理する
機能とを有しており、固定切断刃14と固定把持
刃15との間に、回動切断刃16と緯糸補捉用の
横溝17を有する回動把持刃18とを挾み板バネ
19にて圧着して構成されている。
前述の可動ガイド部材9は、第2図にも示すよ
うに管替時にクランクの作動に連動するリンク機
構(図面省略)を介して上述の端糸カツタ8と共
に同時に前後動し、この前後動作に基づいて排出
緯管の端糸13に対する緊張支持作用を付与する
と共に、この緊張支持された端糸13に対する吸
引装置としての回収機能をも具備するものであつ
て、その形状は第2吸引装置20として設けられ
る吸引管20aの前面開口部を、内方に向けてく
形状に切欠いて設け、その上下の傾斜面を端糸係
止用の案内面21として設けると共に、その案内
面奥部には端糸係止用の係止溝22をこの案内面
21と連通して刻設している。
また、この係止溝22の上面には立上り突起2
2aを形成し、係止溝22における端糸13の係
止機能を高めている。23はリンク機構の連結軸
である。
前述の補助ガイド部材10は、上述の可動ガイ
ド部材9の側部相当位置に、L形状をなして固定
部材(図面省略)により固定配設され、端糸13
に対して一定の緊張を付与し、端糸13が可動ガ
イド部材9に確実に取り込まれるように補助す
る。
前述の固定ガイド部材11は、排出緯管の端糸
13と、供給緯管の端糸24との分離を確実化す
るための分離機能を備えたものであつて、これは
第3図に示すように既設の一方のテンプルカツタ
2に具備されるものであり、テンプルカツタ2の
外側角部を一部く形状に切欠き、この切欠き面を
回収案内面25として設けると共に、その回収案
内面25の奥部にはテンプルカツタ2の前端面よ
り斜め後方に貫通した端糸13の回収案内通路2
6を上述の回収案内面25に連通して設けてい
る。
前述の第1吸引装置12は、周知のごとく管替
時に、供給緯管27の端糸24を一時吸引支持し
た後、その端糸24を吸引回収するものであつ
て、管替位置の杼5の外方側にこの第1吸引装置
12の吸引管28の開口部を対設している。
このように構成された端糸の織込み防止装置
は、通常、製織時にあつては、端糸カツタ8およ
び可動ガイド部材9が後退した待機状態にある
が、杼5内の緯糸残少化を検知すると、電気的に
管替信号が発生して第4図に示すように、杼5が
管替側に移動したとき、リンク機構が作動して端
糸カツタ8と可動ガイド部材9を前進させ、端糸
カツタ8は排出緯管6近傍位置の緯糸(端糸1
3)を固定切断刃14と回動切断刃16との間で
切断すると共に、固定把持刃15と回動把持刃1
8との間で把持する。この切断把持作用と同期し
て可動ガイド部材9は前進して端糸13は案内面
21に沿つてその奥部に自然移行して係止溝22
に係止される。
またこの場合、端糸13は第2吸引装置20の
吸引作用により係止溝22への取込みが的確に行
なわれる。
次いで第5図に示すように、リンク機構の作動
に基づいて端糸カツタ8と可動ガイド部材9が後
退移動すると、端糸13は後方へ引つぱられて緊
張が付与される。
この際、端糸13の内方側は固定ガイド部材1
1の回収案内面25より回収案内通路26に導び
かれる。一方、杼5には自動的に排出緯管6に代
えて供給緯管27が装填され、この供給緯管27
の取出された端糸24は第1吸引装置12に吸引
支持されており、その状態で第6図に示すよう
に、杼5が他側へ飛走した際、織耳部に揃つた2
本の端糸13,24はテンプルカツタ2でそれぞ
れ同時に切断され、供給緯管側の端糸24は第1
吸引装置12に吸引され、また排出緯管側の端糸
13は可動ガイド部材9の第2吸引装置20に吸
引除去される。
このような織布1に対する端糸13,24の織
込み防止操作が行なわれて管替操作は完了する。
なお、上述の一実施例においては固定ガイド部
材11をテンプルカツタ2の一部に具備させて形
成したものを示したが、これに限らず、独立した
固定ガイド部材をテンプルカツタに併設して構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は管
替織機における端末の織込み防止装置を示す要部
平面図。第2図はその可動ガイド部材と補助ガイ
ド部材の使用状態を示す側面図。第3図は固定ガ
イド部材を示す要部縦断側面図。第4図〜第6図
は管替時における織込み防止装置の動作状態をそ
れぞれ示す要部平面図である。 9……可動ガイド部材、11……固定ガイド部
材、13,24……端糸、20……第2吸引装
置、21……案内面、22……係止溝、25……
回収案内面、26……回収案内通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管替時に排出すべき排出緯管の端糸を切断把持
    する端糸カツタと、この端糸カツタと織布との間
    に前後動して排出緯管の端糸を緊張支持する可動
    ガイド部材とを備えた管替織機における端糸の織
    込み防止装置であつて、 前記端糸カツタの可動ガイド部材側に排出緯管
    端糸用の吸引装置を併設し、さらに管替位置に供
    給緯管端糸用の吸引装置を配置し、 前記可動ガイド部材は前端部に、端糸を後端側
    に案内する案内面を有し、その案内面後端側には
    上方開口部に立上り突起を形成した端糸係止用の
    係止溝を備えると共に、この係止溝に連通して端
    糸を吸引回収する吸引装置を備え、この可動ガイ
    ド部材と織布との間には、可動ガイド部材の後退
    移動に連動する前記排出緯管の端糸を、前記供給
    緯管の端糸と分離すべく導びく回収案内通路を有
    する固定ガイド部材を備えたことを特徴とする 管替織機における端糸の織込み防止装置。
JP15401583U 1983-10-03 1983-10-03 管替織機における端糸の織込み防止装置 Granted JPS6060481U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15401583U JPS6060481U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 管替織機における端糸の織込み防止装置

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JP15401583U JPS6060481U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 管替織機における端糸の織込み防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6060481U JPS6060481U (ja) 1985-04-26
JPS6118055Y2 true JPS6118055Y2 (ja) 1986-06-02

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ID=30340574

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JP15401583U Granted JPS6060481U (ja) 1983-10-03 1983-10-03 管替織機における端糸の織込み防止装置

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JP (1) JPS6060481U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458374Y1 (ja) * 1966-10-18 1970-04-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458374Y1 (ja) * 1966-10-18 1970-04-20

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JPS6060481U (ja) 1985-04-26

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