JPS6118022Y2 - - Google Patents
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- JPS6118022Y2 JPS6118022Y2 JP12137983U JP12137983U JPS6118022Y2 JP S6118022 Y2 JPS6118022 Y2 JP S6118022Y2 JP 12137983 U JP12137983 U JP 12137983U JP 12137983 U JP12137983 U JP 12137983U JP S6118022 Y2 JPS6118022 Y2 JP S6118022Y2
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- JP
- Japan
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- sleeve
- resistant
- heat
- roller
- ring
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- Expired
Links
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ローラーハース型連続加熱炉、焼
鈍炉等において被処理材を搬送するローラーを被
覆しているセラミツクフアイバー製のスリーブに
関する。
鈍炉等において被処理材を搬送するローラーを被
覆しているセラミツクフアイバー製のスリーブに
関する。
従来、ステンレス薄板等の被処理材を連続的に
熱処理するローラーハース型連続加熱炉や連続焼
鈍炉においては、炉内で被処理材を搬送する搬送
用ローラーとして耐熱金属のローラーが用いられ
てきた。このローラーによつて被処理材を搬送す
る際に被処理材から生ずるスケール等が、ローラ
ーに付着し、それが搬送されてきた被処理材にき
ずを発生させることが知られていた。このきずの
発生を防止するため、セラミツクフアイバー製の
スリーブによつて、金属ロールを被覆し、スケー
ルの付着を防ぐことが考えられた。被覆材として
はグラフアイトやシリカ製のチユーブもあるが、
セラミツクフアイバー成形体は、酸化雰囲気での
耐久性、耐スポーリング性、価格等、種々の点で
優れている。
熱処理するローラーハース型連続加熱炉や連続焼
鈍炉においては、炉内で被処理材を搬送する搬送
用ローラーとして耐熱金属のローラーが用いられ
てきた。このローラーによつて被処理材を搬送す
る際に被処理材から生ずるスケール等が、ローラ
ーに付着し、それが搬送されてきた被処理材にき
ずを発生させることが知られていた。このきずの
発生を防止するため、セラミツクフアイバー製の
スリーブによつて、金属ロールを被覆し、スケー
ルの付着を防ぐことが考えられた。被覆材として
はグラフアイトやシリカ製のチユーブもあるが、
セラミツクフアイバー成形体は、酸化雰囲気での
耐久性、耐スポーリング性、価格等、種々の点で
優れている。
セラミツクフアイバーの成形体は、繊維を水中
に分散させたスラリーから、真空成形法として知
られる方法で成形型上に成形され、脱型、乾燥さ
れる繊維とバインダーの他に充填材となる粉末等
も混合して成形することが出来る。上記のように
成形したセラミツクフアイバー成形体は、成形型
面に平行な、又は同心の面に繊維が主として平行
に配向するので、耐圧力、抗張力共にこの面に平
行方向では大きく、面に直角方向では小さい。
に分散させたスラリーから、真空成形法として知
られる方法で成形型上に成形され、脱型、乾燥さ
れる繊維とバインダーの他に充填材となる粉末等
も混合して成形することが出来る。上記のように
成形したセラミツクフアイバー成形体は、成形型
面に平行な、又は同心の面に繊維が主として平行
に配向するので、耐圧力、抗張力共にこの面に平
行方向では大きく、面に直角方向では小さい。
そのため、円筒状に成形した成形体を被覆用ス
リーブとしてそのまゝ用いると、搬送する品物の
荷重に耐え難く、又、剥離を生じやすい。このた
め、平板状のセラミツクフアイバーシートよりの
リング状の打抜品、又はリング状の成形体を多数
接着してスリーブとする。第1図、第2図は、こ
のようなスリーブの説明図である。
リーブとしてそのまゝ用いると、搬送する品物の
荷重に耐え難く、又、剥離を生じやすい。このた
め、平板状のセラミツクフアイバーシートよりの
リング状の打抜品、又はリング状の成形体を多数
接着してスリーブとする。第1図、第2図は、こ
のようなスリーブの説明図である。
1はリング状成形体、2は耐火性接着剤の層で
ある。スリーブの長さは通常20cmないし50cmと
し、ローラー長がこれより長い場合は、複数のス
リーブを用いる。このスリーブを金属ローラーに
被覆した場合の難点は、第一にローラーとスリー
ブの接面におけるスリーブの摩耗であり、第二に
スリーブの長さ方向の剥離を生じやすいことであ
る。ローラーとスリーブの接面におけるスリーブ
の摩耗について詳しく説明すると、ローラーが駆
動されて被処理材を移送する場合は、ローラーか
らスリーブに回転トルクが伝えられるし、又、被
処理材が他の手段、例えば重力により移送されロ
ーラーが回転支持する場合は、スリーブからロー
ラーに回転トルクが伝達されるので、ローラーと
スリーブとが、しつかり固定されていない限りス
リツプが生じ、スリーブの摩耗が生じることとな
る。しかし、一般に耐熱金属、特にオーステナイ
ト系耐熱鋼の熱膨張係数は18×10-6/℃程度で、
組成によるが、4〜8×10-6/℃程度であるセラ
ミツクフアイバー成形体のそれより大きいため、
取付時にローラーとスリーブとのゆるみをなくし
たり、耐火モルタル等で接着したりすると、使用
時加熱された場合にローラーの膨張により、スリ
ーブが破損することになるので、ローラーとスリ
ーブの双方に若干の製造上の寸法誤差を見込むと
ローラーとスリーブの寸法は、加熱時に多少のゆ
るみを持つようにせざるを得ず、ローラーとスリ
ーブとのスリツプは、防止できないのが実態であ
る。第二の難点のスリーブの長さ方向の剥離と
は、前記したようにセラミツクフアイバー成形体
の強度は、成形時の型面に平行方向には大きく、
直角方向には小さいのであるが、本スリーブで
は、前記のようにリング状成形体を接着して円筒
状とした構成になつているので、長さ方向には弱
く、接着面又はリング状成形体の内部で剥離しや
すくなつている。そこで、長さ方向にボルトを貫
通させ、両側から締めつける等の手段で補強する
ことが考えられるが、ボルトを耐熱鋼とすると、
前記のように熱膨張により加熱時にはゆるんでし
まうし、他の材料では十分な強度のものが得られ
ないのが実態である。
ある。スリーブの長さは通常20cmないし50cmと
し、ローラー長がこれより長い場合は、複数のス
リーブを用いる。このスリーブを金属ローラーに
被覆した場合の難点は、第一にローラーとスリー
ブの接面におけるスリーブの摩耗であり、第二に
スリーブの長さ方向の剥離を生じやすいことであ
る。ローラーとスリーブの接面におけるスリーブ
の摩耗について詳しく説明すると、ローラーが駆
動されて被処理材を移送する場合は、ローラーか
らスリーブに回転トルクが伝えられるし、又、被
処理材が他の手段、例えば重力により移送されロ
ーラーが回転支持する場合は、スリーブからロー
ラーに回転トルクが伝達されるので、ローラーと
スリーブとが、しつかり固定されていない限りス
リツプが生じ、スリーブの摩耗が生じることとな
る。しかし、一般に耐熱金属、特にオーステナイ
ト系耐熱鋼の熱膨張係数は18×10-6/℃程度で、
組成によるが、4〜8×10-6/℃程度であるセラ
ミツクフアイバー成形体のそれより大きいため、
取付時にローラーとスリーブとのゆるみをなくし
たり、耐火モルタル等で接着したりすると、使用
時加熱された場合にローラーの膨張により、スリ
ーブが破損することになるので、ローラーとスリ
ーブの双方に若干の製造上の寸法誤差を見込むと
ローラーとスリーブの寸法は、加熱時に多少のゆ
るみを持つようにせざるを得ず、ローラーとスリ
ーブとのスリツプは、防止できないのが実態であ
る。第二の難点のスリーブの長さ方向の剥離と
は、前記したようにセラミツクフアイバー成形体
の強度は、成形時の型面に平行方向には大きく、
直角方向には小さいのであるが、本スリーブで
は、前記のようにリング状成形体を接着して円筒
状とした構成になつているので、長さ方向には弱
く、接着面又はリング状成形体の内部で剥離しや
すくなつている。そこで、長さ方向にボルトを貫
通させ、両側から締めつける等の手段で補強する
ことが考えられるが、ボルトを耐熱鋼とすると、
前記のように熱膨張により加熱時にはゆるんでし
まうし、他の材料では十分な強度のものが得られ
ないのが実態である。
本考案は、上記の二つの欠点を同時に改善した
耐熱搬送ローラー被覆用のセラミツクフアイバー
製スリーブを供せんとするものでる。
耐熱搬送ローラー被覆用のセラミツクフアイバー
製スリーブを供せんとするものでる。
本考案はこの目的を達するため、セラミツクフ
アイバーのリング状成形体を多数接着して形成し
た円筒状のスリーブ内面に、中心線と平行する溝
を等間隔で少なくとも3個形成し、該溝内に耐熱
金属コイルを、スリーブ内面を形成する円筒面と
接するように耐火性接着剤で埋込んだものであ
る。第3図、第4図は本考案によるスリーブの一
実施例を示したものである。
アイバーのリング状成形体を多数接着して形成し
た円筒状のスリーブ内面に、中心線と平行する溝
を等間隔で少なくとも3個形成し、該溝内に耐熱
金属コイルを、スリーブ内面を形成する円筒面と
接するように耐火性接着剤で埋込んだものであ
る。第3図、第4図は本考案によるスリーブの一
実施例を示したものである。
図において、1はセラミツクフアイバーのリン
グ状成形体、2はリング状セラミツクフアイバー
成形体1を接着した耐火性接着剤の層、3は耐熱
金属コイル、4は耐熱金属コイル3を埋込んだ耐
火性接着剤、5は耐熱金属コイル3を埋込むため
に設けた溝である。セラミツクフアイバーのリン
グ状成形体1の多数を耐火性接着剤の層2を介し
て接着して形成したスリーブの内面に、耐熱金属
コイル3を埋込む溝5がスリーブの中心線に平行
して等間隔で6ケ所形成してある。これに耐熱金
属コイル3を耐火性接着剤4で埋込んだものであ
る。埋込む耐熱金属コイル3の数は、3ケ所以上
で特に限定されないが、好ましくはその間隔が30
〜60mmとすると良い。耐熱金属コイル3は、スリ
ーブ内面を形成する円筒面と接しスリーブ内面で
わずかに露出するように埋込むのがよい。耐熱金
属コイル3の材質は特に限定されず、使用温度に
応じ、ニクロム線、ステンレス鋼線等が選ばれ
る。コイルの線径とコイル径も特に限定を要する
ものではないが、その熱膨張を硬化した耐火性接
着剤4の内部で吸収するように、線径は0.5mmな
いし1.2mm、コイル外径は4mmないし10mmが好ま
しい。耐火性接着剤2,4は、セラミツクフアイ
バー用接着剤、あるいは耐火モルタル、耐熱接着
剤として多くの製品が市販されており、これらか
ら選ばれる。
グ状成形体、2はリング状セラミツクフアイバー
成形体1を接着した耐火性接着剤の層、3は耐熱
金属コイル、4は耐熱金属コイル3を埋込んだ耐
火性接着剤、5は耐熱金属コイル3を埋込むため
に設けた溝である。セラミツクフアイバーのリン
グ状成形体1の多数を耐火性接着剤の層2を介し
て接着して形成したスリーブの内面に、耐熱金属
コイル3を埋込む溝5がスリーブの中心線に平行
して等間隔で6ケ所形成してある。これに耐熱金
属コイル3を耐火性接着剤4で埋込んだものであ
る。埋込む耐熱金属コイル3の数は、3ケ所以上
で特に限定されないが、好ましくはその間隔が30
〜60mmとすると良い。耐熱金属コイル3は、スリ
ーブ内面を形成する円筒面と接しスリーブ内面で
わずかに露出するように埋込むのがよい。耐熱金
属コイル3の材質は特に限定されず、使用温度に
応じ、ニクロム線、ステンレス鋼線等が選ばれ
る。コイルの線径とコイル径も特に限定を要する
ものではないが、その熱膨張を硬化した耐火性接
着剤4の内部で吸収するように、線径は0.5mmな
いし1.2mm、コイル外径は4mmないし10mmが好ま
しい。耐火性接着剤2,4は、セラミツクフアイ
バー用接着剤、あるいは耐火モルタル、耐熱接着
剤として多くの製品が市販されており、これらか
ら選ばれる。
このように構成したスリーブ金属のローラーに
被覆すると、スリーブとローラー間にスリツプを
生じても、埋込んだ耐熱金属コイル3がローラー
と接するため、容易に摩耗することなく長期に使
用できる。又、スリーブの長さ方向にも耐熱金属
コイル3と耐火性接着剤4が一体となつて補強す
る結果、剥離が生じなくなつた。この結果を次の
実施例によつて示す。
被覆すると、スリーブとローラー間にスリツプを
生じても、埋込んだ耐熱金属コイル3がローラー
と接するため、容易に摩耗することなく長期に使
用できる。又、スリーブの長さ方向にも耐熱金属
コイル3と耐火性接着剤4が一体となつて補強す
る結果、剥離が生じなくなつた。この結果を次の
実施例によつて示す。
イソライト・バブコツク耐火(株)製のセラミツク
フアイバー(商品名カオウール)シートよりリン
グ状に打抜いた外径160mm、内径102mm、厚さ15mm
のリング状成形体を得、これを耐火性接着剤(イ
ソライト・バブコツク耐火(株)製、商品名カオステ
イツク)で接着して、長さ330mmのスリーブを2
個製作した。このスリーブの1個に内面の等分8
ケ所に、幅6mm、深さ5mm、の溝をスリーブの中
心線に平行に等間隔で設け、これに線径0.7mm、
コイル外径5mm、ピツチ6mmのニクロム線のコイ
ルを耐火性接着剤(カオステイツク)で埋込み、
乾燥した。このスリーブとコイルを埋込まないス
リーブとを、それぞれ外径101mmのSUS304ステン
レス鋼のローラーに嵌挿し、温度700℃の炉内に
回転する2本の支持ローラーで保持して、回転速
度毎分3回転で250時間回転試験した。(このとき
のトルクは、スリーブからローラーへと伝達され
る。)試験後点検したところ、コイルを埋めなか
つたスリーブが摩擦により内径が5mm拡大し、
又、スリーブのほぼ中央のリング状成形体の接着
面から3mmのところで剥離して2分し、その箇所
から成形体の欠け落ちがみられたのに対し、コイ
ルを埋込んだ本考案のスリーブは、実質上摩耗は
認められず、その他の欠陥も生じなかつた。
フアイバー(商品名カオウール)シートよりリン
グ状に打抜いた外径160mm、内径102mm、厚さ15mm
のリング状成形体を得、これを耐火性接着剤(イ
ソライト・バブコツク耐火(株)製、商品名カオステ
イツク)で接着して、長さ330mmのスリーブを2
個製作した。このスリーブの1個に内面の等分8
ケ所に、幅6mm、深さ5mm、の溝をスリーブの中
心線に平行に等間隔で設け、これに線径0.7mm、
コイル外径5mm、ピツチ6mmのニクロム線のコイ
ルを耐火性接着剤(カオステイツク)で埋込み、
乾燥した。このスリーブとコイルを埋込まないス
リーブとを、それぞれ外径101mmのSUS304ステン
レス鋼のローラーに嵌挿し、温度700℃の炉内に
回転する2本の支持ローラーで保持して、回転速
度毎分3回転で250時間回転試験した。(このとき
のトルクは、スリーブからローラーへと伝達され
る。)試験後点検したところ、コイルを埋めなか
つたスリーブが摩擦により内径が5mm拡大し、
又、スリーブのほぼ中央のリング状成形体の接着
面から3mmのところで剥離して2分し、その箇所
から成形体の欠け落ちがみられたのに対し、コイ
ルを埋込んだ本考案のスリーブは、実質上摩耗は
認められず、その他の欠陥も生じなかつた。
第1図は、従来のセラミツクフアイバーの被覆
用スリーブの正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図は本考案によるセラミツクフアイバーの被
覆用スリーブの一実施例の正面図、第4図は第3
図の側面図でる。 1……セラミツクフアイバーのリング状成形
体、2……耐火性接着剤の層、3……耐熱金属コ
イル、4……埋込み用耐火性接着剤、5……スリ
ーブに設けた溝。
用スリーブの正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図は本考案によるセラミツクフアイバーの被
覆用スリーブの一実施例の正面図、第4図は第3
図の側面図でる。 1……セラミツクフアイバーのリング状成形
体、2……耐火性接着剤の層、3……耐熱金属コ
イル、4……埋込み用耐火性接着剤、5……スリ
ーブに設けた溝。
Claims (1)
- セラミツクフアイバーのリング状成形体を多数
接着して形成した円筒状のスリーブの内面に、中
心線と平行する溝を等間隔で少なくとも3個形成
し、該溝内に耐熱金属コイルを、耐水性接着剤で
スリーブ内面を形成する円筒面と接するように埋
込んだことを特徴とする耐熱搬送ローラー被覆用
スリーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12137983U JPS6029164U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 耐熱搬送ロ−ラ−被覆用スリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12137983U JPS6029164U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 耐熱搬送ロ−ラ−被覆用スリ−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029164U JPS6029164U (ja) | 1985-02-27 |
JPS6118022Y2 true JPS6118022Y2 (ja) | 1986-06-02 |
Family
ID=30277831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12137983U Granted JPS6029164U (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | 耐熱搬送ロ−ラ−被覆用スリ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029164U (ja) |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP12137983U patent/JPS6029164U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6029164U (ja) | 1985-02-27 |
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