JPS6117895A - 溶滓掻出装置 - Google Patents
溶滓掻出装置Info
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- JPS6117895A JPS6117895A JP59138720A JP13872084A JPS6117895A JP S6117895 A JPS6117895 A JP S6117895A JP 59138720 A JP59138720 A JP 59138720A JP 13872084 A JP13872084 A JP 13872084A JP S6117895 A JPS6117895 A JP S6117895A
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- JP
- Japan
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- scraping
- slag
- rod
- scraping rod
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気炉や溶銑鍋、或はその他製鉄・製鋼操業で
使用される溶湯容器の溶湯表面に浮遊する溶滓を機械的
に除去する溶滓掻出装置に関するものである。
使用される溶湯容器の溶湯表面に浮遊する溶滓を機械的
に除去する溶滓掻出装置に関するものである。
電気炉や溶銑鍋の表面に浮遊する溶融スラグは溶融金属
の取出に先だって掻出しておく必要がある。例えば溶銑
や溶鋼の脱硫にはCaC2yN a 2 COs y
M g等の脱硫剤が使用されるが、生成したCaS+N
a2S、MgS等は溶融スラグとして溶融金属の表面に
浮遊するから、脱硫溶銑或は脱硫溶鋼の取出に際して溶
融スラグが混入するのを防止する為に溶融スラグを除去
する必要がある。ところで従来のスラグ除去作業は主と
して作業員の手作業に頼っておシ、例えば第1図に示す
如く、電気炉等の溶湯容器1には溶滓取出口2が形成さ
れておシ、溶滓取出口2の前方に設けたプラットホーム
5の縁に作業員が立ち、手に持った掻出棒3を溶湯容器
1内に挿入し、浮遊している溶融スラグを掻き集めて溶
滓取出口2側へ引き寄せ、これを樋4経由でスラグ回収
鋼(図示せず)等へ回収している。ところがこの様なス
ラグ除去作業では作業員に与える肉体的及び精神的負担
が極めて大きく、火傷等の危険もある。
の取出に先だって掻出しておく必要がある。例えば溶銑
や溶鋼の脱硫にはCaC2yN a 2 COs y
M g等の脱硫剤が使用されるが、生成したCaS+N
a2S、MgS等は溶融スラグとして溶融金属の表面に
浮遊するから、脱硫溶銑或は脱硫溶鋼の取出に際して溶
融スラグが混入するのを防止する為に溶融スラグを除去
する必要がある。ところで従来のスラグ除去作業は主と
して作業員の手作業に頼っておシ、例えば第1図に示す
如く、電気炉等の溶湯容器1には溶滓取出口2が形成さ
れておシ、溶滓取出口2の前方に設けたプラットホーム
5の縁に作業員が立ち、手に持った掻出棒3を溶湯容器
1内に挿入し、浮遊している溶融スラグを掻き集めて溶
滓取出口2側へ引き寄せ、これを樋4経由でスラグ回収
鋼(図示せず)等へ回収している。ところがこの様なス
ラグ除去作業では作業員に与える肉体的及び精神的負担
が極めて大きく、火傷等の危険もある。
本発明は以上の様な事情に着目してなされたものであっ
て、上記スラグ掻出作業を機械化することによシ、作業
者に与えていた肉体的及び精神的負担並びに火傷の危険
等を解消することを目的とするものである。
て、上記スラグ掻出作業を機械化することによシ、作業
者に与えていた肉体的及び精神的負担並びに火傷の危険
等を解消することを目的とするものである。
即ち上記目的を達成し得た本発明の構成とは、掻出し棒
を長さ方向に進退させる進退機構と、掻出し棒を水平方
向に移動させる水平移動機構と、掻出し棒の先端を上下
に揺動させる揺動機構を夫夫掻出し棒の根元部に設けた
ものであることを要旨とするものである。
を長さ方向に進退させる進退機構と、掻出し棒を水平方
向に移動させる水平移動機構と、掻出し棒の先端を上下
に揺動させる揺動機構を夫夫掻出し棒の根元部に設けた
ものであることを要旨とするものである。
以下実施例図面に基づいて本発明の構成及び作用効果を
具体的に説明する。第2図は本発明に係る溶滓掻出装置
を例示する斜視図で、溶湯容器の上部を破断して示して
いる。溶湯容器1の溶滓取出口2の外側近傍に配置され
る溶滓掻出装置6は掻出し棒3を枢支した掻出し台車8
と、掻出し台車8を載置したままで移動できる移動台車
7とから構成され、移動台車7上にはターンテーブル9
が取付けられると共に、ターンテーブル9上には掻出し
台車8走行用のレール10.10が敷設されている。そ
してターンテーブル9は移動台車7に取付けた支持シャ
フト11を介して回転可能に枢支されると共に、支持シ
ャフト11下方に同軸的に取付けたビニオン12をラッ
ク12aの進退(例えば油圧シリンダの駆動によって回
転)させることによシ、ターンテーブル9を矢印(ハ)
方向へ回転する。即ちラック12aとビニオン12の駆
動によってターンテーブル9と共にレール10゜10を
旋回させることができ、掻出し棒3が水平方向に移動(
本例では水平面内での回転)する。
具体的に説明する。第2図は本発明に係る溶滓掻出装置
を例示する斜視図で、溶湯容器の上部を破断して示して
いる。溶湯容器1の溶滓取出口2の外側近傍に配置され
る溶滓掻出装置6は掻出し棒3を枢支した掻出し台車8
と、掻出し台車8を載置したままで移動できる移動台車
7とから構成され、移動台車7上にはターンテーブル9
が取付けられると共に、ターンテーブル9上には掻出し
台車8走行用のレール10.10が敷設されている。そ
してターンテーブル9は移動台車7に取付けた支持シャ
フト11を介して回転可能に枢支されると共に、支持シ
ャフト11下方に同軸的に取付けたビニオン12をラッ
ク12aの進退(例えば油圧シリンダの駆動によって回
転)させることによシ、ターンテーブル9を矢印(ハ)
方向へ回転する。即ちラック12aとビニオン12の駆
動によってターンテーブル9と共にレール10゜10を
旋回させることができ、掻出し棒3が水平方向に移動(
本例では水平面内での回転)する。
一方掻先し台車8の溶滓取出口2側に拡掻出し棒3がブ
ラケット16を介して上下方向へ揺動可能に枢支される
と共に、掻出し台車8の上面側には掻出し棒揺動用の巻
上げモータ13が取付けられ、巻上げモータ13の出力
端には掻出し棒引上用のワイヤ15が連結される。そし
てワイヤ15の先端側は掻出し棒3の中間部適所に接続
され、巻上げモータ13の巻掛方向或は巻戻方向への駆
動によって掻出し$3を矢印に)方向へ揺動させる。ま
だ掻出し台車8は台車8内に設けた走行駆動モータ(図
示せず)等によってレール10.10上を矢印(ロ)方
向へ走行させることができる。更に掻出し棒3の先端に
は掻出し板3aが取付けられ、溶湯表面に浮遊するスラ
グを広範囲に掻集められる様に形成している。尚3bは
掻寄せ面を示す。
ラケット16を介して上下方向へ揺動可能に枢支される
と共に、掻出し台車8の上面側には掻出し棒揺動用の巻
上げモータ13が取付けられ、巻上げモータ13の出力
端には掻出し棒引上用のワイヤ15が連結される。そし
てワイヤ15の先端側は掻出し棒3の中間部適所に接続
され、巻上げモータ13の巻掛方向或は巻戻方向への駆
動によって掻出し$3を矢印に)方向へ揺動させる。ま
だ掻出し台車8は台車8内に設けた走行駆動モータ(図
示せず)等によってレール10.10上を矢印(ロ)方
向へ走行させることができる。更に掻出し棒3の先端に
は掻出し板3aが取付けられ、溶湯表面に浮遊するスラ
グを広範囲に掻集められる様に形成している。尚3bは
掻寄せ面を示す。
この様に構成した溶滓操出装置6を運転するに当たって
は以下の通シ行なう。まず走行台車7上の掻出し台車8
を走行台車7の後端側(図の右側)7aに待機させた状
態で、掻出し棒3が溶滓取出口2の開口面と対向する位
置へ走行台車7を移動する。そして走行台車7の位置決
めが終わると、■巻上げモータ13を作動させてワイヤ
15を巻取シ、掻出し棒3が斜め上方を向く(仰向きに
なる)様に揺動させる。次いで■掻出し台車8を走行台
車7の前方側へ移動させる。こうして掻出し棒3が溶湯
容器1内に進入されると、0巻上げモータ13を作動さ
せて巻取っていたワイヤ15を掻出し棒に自重によって
繰出し、仰向き状態にあった掻出し棒3の先端を降下さ
せて掻出し板3aを溶湯面に着湯させる。尚掻出し板3
aの着湯状態については第3図に示す様に、掻出し板3
aの下端3 a’が溶湯A内に若干浸漬される程度のも
のを例示したが、掻出し板3aの浸漬深さはスラグBの
厚さ状況に応じて適宜変更される。この様に掻出し板3
aが着湯すると、■掻出し台車8を走行台車7の後端側
7aへ後退させる。この時掻寄せ面3bが溶湯A上に浮
遊しているスラグBを矢印ピ)方向へ掻寄せ、溶湯取出
口2からスラグBを掻落す。
は以下の通シ行なう。まず走行台車7上の掻出し台車8
を走行台車7の後端側(図の右側)7aに待機させた状
態で、掻出し棒3が溶滓取出口2の開口面と対向する位
置へ走行台車7を移動する。そして走行台車7の位置決
めが終わると、■巻上げモータ13を作動させてワイヤ
15を巻取シ、掻出し棒3が斜め上方を向く(仰向きに
なる)様に揺動させる。次いで■掻出し台車8を走行台
車7の前方側へ移動させる。こうして掻出し棒3が溶湯
容器1内に進入されると、0巻上げモータ13を作動さ
せて巻取っていたワイヤ15を掻出し棒に自重によって
繰出し、仰向き状態にあった掻出し棒3の先端を降下さ
せて掻出し板3aを溶湯面に着湯させる。尚掻出し板3
aの着湯状態については第3図に示す様に、掻出し板3
aの下端3 a’が溶湯A内に若干浸漬される程度のも
のを例示したが、掻出し板3aの浸漬深さはスラグBの
厚さ状況に応じて適宜変更される。この様に掻出し板3
aが着湯すると、■掻出し台車8を走行台車7の後端側
7aへ後退させる。この時掻寄せ面3bが溶湯A上に浮
遊しているスラグBを矢印ピ)方向へ掻寄せ、溶湯取出
口2からスラグBを掻落す。
但し上記掻出し操作で線、第4図に示す機外掻出し板3
aの掻寄せ幅!によって定まる一是面積領域W部分の浮
遊スラグBが掻寄せられるだけである。従って広範囲に
浮遊しているスラグBを掻出すに当たっては、掻出し板
3aを再び持ち上けた上で、ラック12a及びビニオン
12を作動させることによシ、ターンテーブル9を回転
し、掻出し板3aの挿入位置を第4図の仮想線で示す様
に変更する。そして再び上記■〜■の操作を繰返すこと
によって掻出し板3aを溶湯面に着湯させた後、前記第
■工程と同じ操作によって浮遊スラグBを溶滓取出口2
側へ掻き寄せる。即ち前記領域W以外の領域Y、Y部分
に広がっているスラグBを広範囲に掻出すことができる
。尚掻出し棒3が短くて溶湯容器1の奥側まで届かない
ことがあっても、奥側領域に浮遊するスラグBはそれよ
ル入口側のスラグが掻出されるときに生じる溶湯面の流
動に引きずられて溶滓取出口2側へ徐々に移動し、例え
ば領域w、y内へ徐々に入ってくる。
aの掻寄せ幅!によって定まる一是面積領域W部分の浮
遊スラグBが掻寄せられるだけである。従って広範囲に
浮遊しているスラグBを掻出すに当たっては、掻出し板
3aを再び持ち上けた上で、ラック12a及びビニオン
12を作動させることによシ、ターンテーブル9を回転
し、掻出し板3aの挿入位置を第4図の仮想線で示す様
に変更する。そして再び上記■〜■の操作を繰返すこと
によって掻出し板3aを溶湯面に着湯させた後、前記第
■工程と同じ操作によって浮遊スラグBを溶滓取出口2
側へ掻き寄せる。即ち前記領域W以外の領域Y、Y部分
に広がっているスラグBを広範囲に掻出すことができる
。尚掻出し棒3が短くて溶湯容器1の奥側まで届かない
ことがあっても、奥側領域に浮遊するスラグBはそれよ
ル入口側のスラグが掻出されるときに生じる溶湯面の流
動に引きずられて溶滓取出口2側へ徐々に移動し、例え
ば領域w、y内へ徐々に入ってくる。
こうして前記領域W或はY内に移動してきたスラグBは
、前記■〜■の工程を繰シ返すことによって掻出される
。
、前記■〜■の工程を繰シ返すことによって掻出される
。
尚上記様き落し操作に当たっては手動によっそ行なえる
ことはもちろんであるが、後述する自動運転忙よって上
記操作を行なう様にしてもよい(第11図)。まず走行
台車7上の掻出し台車8を走行台車7の後端側に待機さ
せた状態で掻出し棒3が溶滓取出口2の開口面と対向す
る位置へ走行台車7を移動し、掻出し台車8を自動運転
開始位置に待機させる。そして掻出し棒3を■上昇させ
て自動運転スイッチをONにすると、掻出し台車8が前
進し掻出し開始位置に到達すると掻出し棒3が■下降す
る。次いで溶湯面に降下した掻出し楠3は掻出し台車8
に載置されたまま■後退し元の運転開始位置■に戻る。
ことはもちろんであるが、後述する自動運転忙よって上
記操作を行なう様にしてもよい(第11図)。まず走行
台車7上の掻出し台車8を走行台車7の後端側に待機さ
せた状態で掻出し棒3が溶滓取出口2の開口面と対向す
る位置へ走行台車7を移動し、掻出し台車8を自動運転
開始位置に待機させる。そして掻出し棒3を■上昇させ
て自動運転スイッチをONにすると、掻出し台車8が前
進し掻出し開始位置に到達すると掻出し棒3が■下降す
る。次いで溶湯面に降下した掻出し楠3は掻出し台車8
に載置されたまま■後退し元の運転開始位置■に戻る。
尚掻出し棒3のストロークを大きくとる必要が力い場合
には自動運転開始位置と掻出し開始位置の間に基準位置
(少なくとも溶滓取出口2から溶滓の掻出しができる位
l■を設け、上記自動運転区間を掻出し開始位置と基準
位置■とし、自動運転において、■後退時の掻出し棒3
が基準位置■に達すると、掻出し台車8の後退移動を停
止して掻出し棒3を上昇させ、再び■前進させる。この
様に■−■−■−■のサイクルで自動運転を繰返し行な
ってもよい。そして自動運転の停止に当たっては掻出し
台車8が基準位置■に復帰した時点でスイッチをOFF
にすれば元の運転開始位置■まで後退して停止する。
には自動運転開始位置と掻出し開始位置の間に基準位置
(少なくとも溶滓取出口2から溶滓の掻出しができる位
l■を設け、上記自動運転区間を掻出し開始位置と基準
位置■とし、自動運転において、■後退時の掻出し棒3
が基準位置■に達すると、掻出し台車8の後退移動を停
止して掻出し棒3を上昇させ、再び■前進させる。この
様に■−■−■−■のサイクルで自動運転を繰返し行な
ってもよい。そして自動運転の停止に当たっては掻出し
台車8が基準位置■に復帰した時点でスイッチをOFF
にすれば元の運転開始位置■まで後退して停止する。
この様に掻出し作業を自動的に行なえるので溶滓掻出し
作業が容易になった。
作業が容易になった。
第5〜10図は本発明装置の他の実施例を示すもので、
第5図は平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は第
6図の要部拡大図、第8図は第7図の■−VI線断面矢
視相当図、第9図は水平移動機構を示す斜視説明図、第
10図は第9図のX −X線断面矢視相当図を夫々示し
ている。これらの図において前記実施例と同じ働きをす
るものについては同符号を伺している。即ち前記実施例
と同様に移動台車7の上方には走行し〜ル1oが水平面
内で回転できる様に取付けられると共に、走行レール1
0には掻出し台車が乗っている。従って掻出し台車8上
の揺動装[18によって枢支されている掻出し棒3を水
平面内で首搗シ運動させると共に溶湯容器1内へ出し入
れすることができる。
第5図は平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は第
6図の要部拡大図、第8図は第7図の■−VI線断面矢
視相当図、第9図は水平移動機構を示す斜視説明図、第
10図は第9図のX −X線断面矢視相当図を夫々示し
ている。これらの図において前記実施例と同じ働きをす
るものについては同符号を伺している。即ち前記実施例
と同様に移動台車7の上方には走行し〜ル1oが水平面
内で回転できる様に取付けられると共に、走行レール1
0には掻出し台車が乗っている。従って掻出し台車8上
の揺動装[18によって枢支されている掻出し棒3を水
平面内で首搗シ運動させると共に溶湯容器1内へ出し入
れすることができる。
揺動装置18は掻出し棒3を上下方向に揺動させる装置
で、台車本体27上に塔29を立設すると共に、塔29
の内側に設けた案内棒24に浦って昇降するトロリー1
9が配設されている。そしてトロリー19の上方端は昇
降シリンダ20の先端とワイヤ15によって連結され、
ワイヤ15を介してトロリー19を昇降させる様に々つ
でいる。
で、台車本体27上に塔29を立設すると共に、塔29
の内側に設けた案内棒24に浦って昇降するトロリー1
9が配設されている。そしてトロリー19の上方端は昇
降シリンダ20の先端とワイヤ15によって連結され、
ワイヤ15を介してトロリー19を昇降させる様に々つ
でいる。
従って昇降シリンダ20を作動させてロッド20a(蛇
腹に収納されている)を矢印(ホ)方向へ引き寄せると
、ワイヤ15に継がれたトロリー19は案内棒24に沿
って上昇する(仮想線)。即ち掻出し棒3全体が上昇す
ることになる。
腹に収納されている)を矢印(ホ)方向へ引き寄せると
、ワイヤ15に継がれたトロリー19は案内棒24に沿
って上昇する(仮想線)。即ち掻出し棒3全体が上昇す
ることになる。
またトロリー19の掻出し棒取付面側にはプラケット2
2a 、22bが突設され、ブラケット22aには掻出
し棒3を支持する腕杆21の根元側21aが回転自在に
枢支されると共に、プラタン)22bには腕杆21を上
下方向へ傾動させる傾動シリンダ23が同じく回転自在
に枢支されている。従って傾動シリンダ23を作動させ
ると掻出し棒3は腕杆21の根元側21aを支点として
上下方向(掻出し板3aを持ち上けたシ下げたシする方
向)に運動する。傾動シリンダ23のロッド(蛇腹内圧
収納されている)をシリンダ23内へ引入れると、前述
した第■工程の操作が行なわれる。尚掻出し棒3全体を
上昇させるか戒は単に先端のみを昇降(揺動)させるか
、或は更にこれらの変位を合わせるかは、スラグBの状
態に応じて任意に選択することができる。
2a 、22bが突設され、ブラケット22aには掻出
し棒3を支持する腕杆21の根元側21aが回転自在に
枢支されると共に、プラタン)22bには腕杆21を上
下方向へ傾動させる傾動シリンダ23が同じく回転自在
に枢支されている。従って傾動シリンダ23を作動させ
ると掻出し棒3は腕杆21の根元側21aを支点として
上下方向(掻出し板3aを持ち上けたシ下げたシする方
向)に運動する。傾動シリンダ23のロッド(蛇腹内圧
収納されている)をシリンダ23内へ引入れると、前述
した第■工程の操作が行なわれる。尚掻出し棒3全体を
上昇させるか戒は単に先端のみを昇降(揺動)させるか
、或は更にこれらの変位を合わせるかは、スラグBの状
態に応じて任意に選択することができる。
一方台車本体270両側面の上下位置及び前後位置には
ローラ26・−・が合計8個遊転可能に取付けられ、台
車本体27の両側面に突設されたレール10を上方及び
下方よシ挾み込む様に配置されているので、台車本体2
7が掻出し捧3の重みによって前方へ傾く恐れはない。
ローラ26・−・が合計8個遊転可能に取付けられ、台
車本体27の両側面に突設されたレール10を上方及び
下方よシ挾み込む様に配置されているので、台車本体2
7が掻出し捧3の重みによって前方へ傾く恐れはない。
また台車本体27の下面にはレール10に沿って並走す
る様なチェーンガイド25が上下2段に取付けられ、チ
ェーンガイド25内を無端チェーン28が上段から下段
へ、或は下段から上段へ循環する様に張設される。そし
て台車本体27の下面に突出したフック27aを無端チ
ェーン28の適所に係合しているので、油圧モータ(図
示せず)によって無端チェーン28を任意方向に巡行さ
せれば、それに従って掻出し台車8が任意方向に走行す
る(前述した第■及び第■工程に相当する)。尚上記実
施例では掻出し棒3をバイブ31と32で形成すると共
にその先端側に掻出し板3aを取付けているが、バイブ
状としたのは、掻出し棒3の熱損を防止すべく冷却水を
供給することが好ましいからであシ、冷却水は矢印(へ
)に溢ってバイブ32に入シ、掻出し板3aに達した後
、バイブ31を通って戻シ、矢印(ト)方向へ排出され
る。
る様なチェーンガイド25が上下2段に取付けられ、チ
ェーンガイド25内を無端チェーン28が上段から下段
へ、或は下段から上段へ循環する様に張設される。そし
て台車本体27の下面に突出したフック27aを無端チ
ェーン28の適所に係合しているので、油圧モータ(図
示せず)によって無端チェーン28を任意方向に巡行さ
せれば、それに従って掻出し台車8が任意方向に走行す
る(前述した第■及び第■工程に相当する)。尚上記実
施例では掻出し棒3をバイブ31と32で形成すると共
にその先端側に掻出し板3aを取付けているが、バイブ
状としたのは、掻出し棒3の熱損を防止すべく冷却水を
供給することが好ましいからであシ、冷却水は矢印(へ
)に溢ってバイブ32に入シ、掻出し板3aに達した後
、バイブ31を通って戻シ、矢印(ト)方向へ排出され
る。
第9図及び第10図は水平移動(揺動)機構の概略説明
図で、移動台車上に取付けられる水平移動機構を模式的
に示している。即ち移動台車上には枠組で形成されたペ
ース33を配設すると共に、ベース33の上面にレール
架台34を介してレール10を敷設している。そしてレ
ール架台34は、ベースプレート33a及び架台グレー
ト34aを貫通する把持ピン35を介して旋回可能に遊
支される。17は水平移動用シリンダで、ロッド17a
の進退によってレール架台34を仮想線で示す様に首振
移動させる。上記実施例では上下運動を専ばら揺動運動
として説明したが、水平方向への平行移動を組合わせる
ことによってスラグ掻出し能力は一層向上させることが
できる。
図で、移動台車上に取付けられる水平移動機構を模式的
に示している。即ち移動台車上には枠組で形成されたペ
ース33を配設すると共に、ベース33の上面にレール
架台34を介してレール10を敷設している。そしてレ
ール架台34は、ベースプレート33a及び架台グレー
ト34aを貫通する把持ピン35を介して旋回可能に遊
支される。17は水平移動用シリンダで、ロッド17a
の進退によってレール架台34を仮想線で示す様に首振
移動させる。上記実施例では上下運動を専ばら揺動運動
として説明したが、水平方向への平行移動を組合わせる
ことによってスラグ掻出し能力は一層向上させることが
できる。
この様に本発明では掻出し棒3の■前進・後退、■水平
移動及び■上昇・下降を機械的に行なうことができるの
で、スラグの自動掻出しが可能となった。そして溶滓等
の掻出し作業を機械化することができたので、作業員に
対する肉体的及び精神的負担が大幅に軽減され、高温環
境下での作業が楽に行なわれる様になった。また掻出し
操作と出鋼操作を製銑・製鋼等の自動操炉運転に合わせ
てコントロールすることが可能となった。
移動及び■上昇・下降を機械的に行なうことができるの
で、スラグの自動掻出しが可能となった。そして溶滓等
の掻出し作業を機械化することができたので、作業員に
対する肉体的及び精神的負担が大幅に軽減され、高温環
境下での作業が楽に行なわれる様になった。また掻出し
操作と出鋼操作を製銑・製鋼等の自動操炉運転に合わせ
てコントロールすることが可能となった。
第1図岐従来の出滓作業を示す説明図、第2図は本発明
の溶滓掻出装置を示す斜視説明図、第3図は要部拡大図
、第4図は掻出し状態を示す平面説明図、第5〜10図
は本発明の好ましい他の実施例を示すもので、第5図は
平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は第6図の要
部拡大図、第8図は第7図の■−V1線断面矢視相当図
、第9図は水平移動機構を示す斜視説明図、第10図は
第9図のX−X線断面矢視相当図、第11図は自動運転
時の作動手順説明図を夫々示している。
の溶滓掻出装置を示す斜視説明図、第3図は要部拡大図
、第4図は掻出し状態を示す平面説明図、第5〜10図
は本発明の好ましい他の実施例を示すもので、第5図は
平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は第6図の要
部拡大図、第8図は第7図の■−V1線断面矢視相当図
、第9図は水平移動機構を示す斜視説明図、第10図は
第9図のX−X線断面矢視相当図、第11図は自動運転
時の作動手順説明図を夫々示している。
Claims (1)
- 溶融金属上の溶滓を掻出す装置であつて、掻出し棒を長
さ方向に進退させる進退機構と、掻出し棒を水平方向に
移動させる水平移動機構と、掻出し棒の先端を上下に揺
動させる揺動機構を掻出し棒の根元部に設けたものであ
ることを特徴とする溶滓掻出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138720A JPS6117895A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 溶滓掻出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138720A JPS6117895A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 溶滓掻出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117895A true JPS6117895A (ja) | 1986-01-25 |
Family
ID=15228564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138720A Pending JPS6117895A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 溶滓掻出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117895A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0328313A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-06 | Kurosaki Refract Co Ltd | 出鋼樋の除滓方法 |
JP2011012934A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | スラグドラッガ |
CN107218815A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-29 | 成都中机盈科科技有限公司 | 一种滑动限位式窑炉出料口堵塞系统 |
JP2018105567A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | ダイヤモンドエンジニアリング株式会社 | スラグ除去装置 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP59138720A patent/JPS6117895A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0328313A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-06 | Kurosaki Refract Co Ltd | 出鋼樋の除滓方法 |
JP2011012934A (ja) * | 2009-07-06 | 2011-01-20 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | スラグドラッガ |
JP2018105567A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | ダイヤモンドエンジニアリング株式会社 | スラグ除去装置 |
CN107218815A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-29 | 成都中机盈科科技有限公司 | 一种滑动限位式窑炉出料口堵塞系统 |
CN107218815B (zh) * | 2017-06-22 | 2019-01-11 | 万金芬 | 一种滑动限位式窑炉出料口堵塞系统 |
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