JPS61178928A - 視力調節剤 - Google Patents

視力調節剤

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JPS61178928A
JPS61178928A JP60004169A JP416985A JPS61178928A JP S61178928 A JPS61178928 A JP S61178928A JP 60004169 A JP60004169 A JP 60004169A JP 416985 A JP416985 A JP 416985A JP S61178928 A JPS61178928 A JP S61178928A
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JP
Japan
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calcitonin
vision
sight
adjustor
active ingredient
Prior art date
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JP60004169A
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English (en)
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JPH0350729B2 (ja
Inventor
Yasumichi Yajima
矢島 保道
Koichiro Akiyama
秋山 晃一郎
Koichi Yamashita
山下 剛一
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Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカルシトニン類を有効成分とする視力調節剤に
かんする。更に詳しくは、本発明はカルシトニン類を有
効成分とする白内障による視力低下を改善するための薬
剤に関する。
〔従来の技術〕
白内障は水晶体の基質の変性ま之は何らかの物質の沈着
により、水晶体の光学的透光性が低下した状態を旨い、
ヒトにおける後天性白内障には老人性白内障、糖尿病性
白内障等々が知られている。
白内障は眼の水晶体内部において物質代謝に異常がおこ
った結果、水晶体を構成するタンパク質の変性や凝集が
おこり、そのため光が網膜に到達しにくくなつ念もので
ある。
近年、人口の老令化に伴い、老人性白内障が増加する傾
向を示して込る。白内障は手術をすれば、視力が良くな
ることは判っているが、手術に対する恐怖心から、薬物
療法に頼ろうとする要求が多かった。しかしながら、白
内障に対して薬はあまi効かなhことはよく知られてい
ることであり、より効果のある薬物が求められていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、入間の寿命がのびて、人口の老令化が
進むにつれて臨床的に明らかな原因がなく、加令ととも
に進行してくる水晶体混濁、老人性白内障に悩む人が増
大して来ている。老人性白内障は75才以上の人口の9
0チまでが、罹っているといわれており、このような疾
患を、手術によるのでなくて、薬物療法によって治癒で
きれば、大多数の患者にとって望ましいことは云うまで
もない。
白内障は、キノンが水晶体タンパク質に作用したり、水
晶体の構造タンパク質、脂質膜が酸化されたり、これら
タンパク質や脂質の代謝回転が遅くなった結果、変性タ
ンパクや脂質が発生することによって、水晶体の透明性
を失うためにおこるといわれてbる。このような、酸化
や代謝回転の改善のためにキノン抑制剤や酸化防止剤で
あるアスコルビン酸、還元型グルタチオン、ビタミンE
1システインやチオプロニンある匹は唾液腺ホルモン(
バロチン)が治療薬として使用されている。
しかし、このような薬物は、その作用機作からみても明
らかな如く、水晶体の混濁増強による視力低下を防ぐた
めに有意義とされているのであつ念。
〔問題点を解決するtめの手段〕
本発明者らは、前述したような白内障の原因とは別に、
生理的な視力低下以外の疾病による視力低下になってい
る白内障によってひき起こされた視力の減退の回復につ
いて研究を続けた結果、全く意外にも、カルシトニン類
が視力の改善、調節を示すことを見い出した。このこと
から、カルシトニン類は、眼の水晶体の毛様体筋の筋力
増強を通じて眼の調節をなしているもので、水晶体の混
濁そのものは治癒しなくても視力の回復が可能となった
ものと推定された。即ち、本発明はカルシトニン類を有
効成分とする視力調節剤に関するものである。
本発明の目的は、白内障患者の視力を回復するための視
力調節剤を提供するにある。
本発明の別の目的は、カルシトニン類を有効成分とする
白内障による視力低下を阻止ま念は回復させる視力調節
剤を提供するにある。
本発明においてはカルシトニン類を有効成分とする薬剤
が14製される。
本発明におけるカルシトニン類とは、血清カルシウム低
下作用eVするペプチド類であって、天然型カルシトニ
ンまたはそのアナログペプチドが知られている。天然型
カルシトニンの例としては、ウナギカルシトニン、サケ
カルシトニン、ブタカルシトニン、ヒトカルシトニンな
どがあげられる。
また、そのアナログペプチドの例としては、エルカトニ
ン((Aau1.7〕ウナギカルシトニン)、〔A+s
u1.’ ]t’rカルシ)、=7、(Aau1.7〕
ヒトカルシトニンなどが知られており、これらの物質や
合成法については、英国特許第1516947号明細書
に記載されている。上記以外の各種カルシトニン類につ
いても本発明の範囲に含まれる。
本発明における薬剤の形態としては、注射剤、直腸吸収
剤、経皮吸収剤、経口投与剤などがあげられ、これらの
投与形態は何んら限定されるものではない。注射剤とし
ては、好ましくは筋肉内投与のために使用されるもので
、直腸吸収剤は一般に坐薬の形態で使用され、経皮投与
剤は鼻孔用やその他の種々の経皮吸収用としての製剤の
形態で使用され、経口投与剤はりボゾーム製剤、マイク
ロカプセル製剤等の経口用としての形態で使用される。
これらの薬剤は、通常の夫々の薬剤形態に適した剤型に
調製される。注射剤は、例えばエルカトニン(WHO一
般名)を緩衝剤、等張化剤、pH調節剤を適量溶解した
注射用蒸留水にm解し、除菌フィルターを通して滅菌し
たものをアンプルに分注することによって調製され得る
。直腸吸収剤は、例えば、エルカトニンをペクチン酸ナ
トリウムやアルギン酸ナトリウムなどのキレート能を有
する吸収促進剤、酸化ナトリウムやグルコースなどの高
張化剤を適宜選択使用して蒸留水または油性ビヒクルに
溶解ま九は分散して直腸注入坐剤ま念は坐剤として#I
4製され得る(英国公開特許第以上の結果から明らかな
ように、本発明の薬剤を投与することによって、白内障
による視力の低下がとまるか回復、改善されたことが明
らかである。このように、本発明の薬剤は白内障による
視力の低下を防止または改善する視力調節剤として有用
である。
以下に本発明の実施例をあげるが、本発明はこれによっ
て制限されるものではない。
実施例1 エルカトニylO#(6000単位/rn9) 1k。
緩衝剤、等張化剤、pHW14整剤を適量溶解した注射
用蒸留水61に溶解し、次いで除菌フィルターを通じ之
後lアンプル1mづつ充填し、アンプルを溶融密封して
エルカトニンlO単位/アンプルの筋肉用注射剤を得た
。本筋肉内注射剤を視力調節剤として用いた。
実施例2 実施例1のエルカトニン1OIn9の代りに、エルカト
ニン407+fを用いて、以下同様に行って、エルカト
ーン40単位/アンプルの筋肉用注射剤を得た。
実施例3 エルカトーン100単位、アルギン酸ナトリウム50I
Ii9、塩化ナトリウム50ダを蒸留水1mに溶解して
直腸用注入剤を得た。
本製剤0.11+1/1−8D系雄性ラツト(4週令)
に直腸投与した結果、その血清カルシウム値(原子吸光
法による測定値)は、投与時9.2〜/di。
30分後7.61n97 di 60分後6.9’97
dll 、 90分後7.0In9/dA!を示したも
ので、エルカトニンが良好に吸収され次ものであった。
実施例4 エルカトニンg o、 o o o単位、ペクチン酸ナ
トリウム50g、塩化ナトリウム50.9を蒸留水10
0dに加え、これを加温溶融し念つイテップゾールH−
15に均一に分散してlK4となし、各々1.9づつ坐
剤コンテナーに充填して直腸坐剤を得た。
手続補正書 昭和60年 ゛2月7λ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルシトニン類を有効成分とする視力調節剤。 2、カルシトニン類が天然型カルシトニンまたはそのア
    ナログペプチドである特許請求の範囲第1項記載の視力
    調節剤。 3、天然型カルシトニンがウナギカルシトニン、ヒトカ
    ルシトニン、サケカルシトニンまたはブタカルシトニン
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の視力調
    節剤。 4、天然型カルシトニンのアナログペプチドが〔A_s
    _u1.7〕ウナギカルシトニン、〔A_s_u1.7
    〕サケカルシトニン、または〔A_s_u1.7〕ヒト
    カルシトニンである特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の視力調節剤。 5、視力調節剤が注射剤、直腸吸収剤(坐薬)、経皮吸
    収剤または経口投与剤である特許請求の範囲第1項ない
    し第4項記載の視力調節剤。
JP60004169A 1985-01-16 1985-01-16 視力調節剤 Granted JPS61178928A (ja)

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JP60004169A JPS61178928A (ja) 1985-01-16 1985-01-16 視力調節剤

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JPS61178928A true JPS61178928A (ja) 1986-08-11
JPH0350729B2 JPH0350729B2 (ja) 1991-08-02

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JP (1) JPS61178928A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0500003A2 (en) * 1991-02-19 1992-08-26 MEDIATOR s.r.l. Topical use of calcitonin for the preparation of medications in senile idiopathic cataract and a pharmaceutical composition thereof
JPH06210013A (ja) * 1992-12-16 1994-08-02 Tecnol Medical Prod Inc 使い捨てマスク及びエーロゾルマスクの製法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0500003A2 (en) * 1991-02-19 1992-08-26 MEDIATOR s.r.l. Topical use of calcitonin for the preparation of medications in senile idiopathic cataract and a pharmaceutical composition thereof
JPH06210013A (ja) * 1992-12-16 1994-08-02 Tecnol Medical Prod Inc 使い捨てマスク及びエーロゾルマスクの製法

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JPH0350729B2 (ja) 1991-08-02

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