JPS61178454A - 液体セメント急結剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体セメント急結剤、詳しくはアミン類と液体
急結剤からなる吹付はコンクリート用液体セメント急結
剤に関する。

〔従来技術〕

従来より吹付はコンクリート用に液体急結剤としてアル
ミン酸アルカリ塩、炭酸アルカリ塩等が知られ実用化さ
れているが、急結力が充分でなかった。このためリバウ
ンドが大きいこと、湧水があると付着しないこと、添加
量と急結カーが比例しないこと及び長期強度が低下する
こと等の問題点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明者は上記欠点を解決すべ≦種々検討した結果、液
体急結剤にアミン類を加えるこ、とによりこれら欠点が
解決される知見を得て、本発明を完成するに到った。

〔問題点を解決するための手段〕

即ち、本発明は、アミン類と液体急結剤からなる液体セ
メント急結剤である。

以下本発明の詳細な説明する。

本発明で使用するアミン類としては、脂肪族アミン、脂
肪族で飽和アミン及び脂環式アミン等が挙げられる。

その他モノエタノールアミンも使用できる。

アミンの添加量としては液体急結剤に対して１〜５０重
量％が急結物性及び混合性より好ましく３〜２０％がさ
らに好ましい。

液体急結剤としては、アルミン酸アルカリ塩及び炭酸ア
ルカリ塩等の単独又は混”金物の水溶液が挙げられる。

液体急結剤の濃度は固形物が５０％程度のものが使用さ
れる。アミン類と液体急結剤の混合は常温でも可能であ
るが、液体急結剤の析出防止のためには８０℃以上の温
度で混合することが好ましい。液体セメント急結剤の使
用は通常の方法で圧送ポンプにより吹付コンクリートに
添加して使用する。又水酸化アルミの析出防止剤として
グルコン酸塩等の有機酸を使用することもできる。

〔実施例〕

以下実施例で更に詳しく説明する。

実施例１ 表−１の配合のコンクリートに本発明の液体セメント急
結剤を添加し吹付コンクリート試験を行った。

表　　−１ ｗ／ｃ　：水セメント比 Ｂ／ａ：ａ骨材比 Ｃｈｎａｘ　：最大骨材寸法 粗骨材：、　新潟県姫用産 細骨材： アミン類：　試薬（−級） 液体急結剤として、アルミン酸カリ３０重量％、炭酸カ
リ２０重量％及び水５０重量％の混合物に、プロピルア
ミン（分子式〇ＨＩ（ＣＨ２）２ＮＨ２）を表−２のよ
うに内側添加したものを使用してトンネル吹付試験を行
った。吹付機はアリパー２６０を用い毎時３〜４　ｒＩ
Ｌ３で施工した。吹付試験結果を表−２に併記する。又
１：３モルタル、Ｗｌｏ−５０％の条件で前記配合の液
体セメント急結剤を対セメン）６％配合しブロクターテ
ストで凝結の始発及び終結の測定を行った。その結果を
表−１に併記する。

比較例 プロピルアミンを添加しなかったこと以外は実施例と同
様に行った。結果を表−２に併記する。

実施例２ 表−３のように各種アミンを各々３％添加したこと以外
は実施例１と同様の方法で１行った。結果を表−３に示
す。

〔発明の効果〕

以上説明した通り、本発明の液体セメント急結剤は １）急結力が強（湧水があっても吹付可能である。

２）添加量を増加すると急結力が比例して太き（なる。

３）長期強度の低下がない。

４）リバウンドが小さい。

等の効果を発揮するものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アミン類と液体急結剤からなる液体セメント急結剤。