JPS6117636B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117636B2 JPS6117636B2 JP6858877A JP6858877A JPS6117636B2 JP S6117636 B2 JPS6117636 B2 JP S6117636B2 JP 6858877 A JP6858877 A JP 6858877A JP 6858877 A JP6858877 A JP 6858877A JP S6117636 B2 JPS6117636 B2 JP S6117636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- air chamber
- handle
- hand
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 9
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 229940045860 white wax Drugs 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、打撃往復運動をするピストン1を封
入したシリンダ2の外周部に軸方向に摺動自在に
手持ハンドル3を装着し、シリンダ2と手持ハン
ドル3との間にこれらシリンダとハンドルとの相
対的摺動により容積が可変自在な空気室9を設
け、この空気室9を介してシリンダ2内へ圧縮空
気を送入するようにして成ることを特徴とする空
気式手持さく岩機に関するものであつて、その目
的とするところはさく岩機による穿孔作業中ロツ
ドの振動や本体反動から発生する衝撃を吸収緩和
することができ、作業者の疲労を少なくし作業能
率を増進せしめるとともに白ろう病を予防しさら
にさく岩機の耐久性を増大せしめることができる
空気式手持さく岩機を提供するにある。
入したシリンダ2の外周部に軸方向に摺動自在に
手持ハンドル3を装着し、シリンダ2と手持ハン
ドル3との間にこれらシリンダとハンドルとの相
対的摺動により容積が可変自在な空気室9を設
け、この空気室9を介してシリンダ2内へ圧縮空
気を送入するようにして成ることを特徴とする空
気式手持さく岩機に関するものであつて、その目
的とするところはさく岩機による穿孔作業中ロツ
ドの振動や本体反動から発生する衝撃を吸収緩和
することができ、作業者の疲労を少なくし作業能
率を増進せしめるとともに白ろう病を予防しさら
にさく岩機の耐久性を増大せしめることができる
空気式手持さく岩機を提供するにある。
以下本発明を実施例により説明する。図中2は
シリンダで、このシリンダ2は内部に圧縮空気を
送入すると往復運動をするピストン1を封入装着
したものである。3は手持ハンドルで、この手持
ハンドル3はシリンダ2の後外周部を包み込んだ
ようにして前後摺動自在に装着した筒状摺動部3
aと、この摺動部3aに一体連結した把持部3b
とから構成されている。12はフロントヘツド
で、4はバツクヘツドであつて、これらのフロン
トヘツド12、バツクヘツド4は夫々シリンダ2
の前部と後部とに組み込まれて、ロツド13によ
り締付け固定されている。15はピストン1を一
方方向に回転させるラチエツトホイール、16は
ロツド13を保持するチヤツクである。9は空気
室で、手持ハンドル3の摺動部3aの内径と、シ
リンダ2の後部外径との差によつて構成してあつ
て、摺動部3aと、シリンダ2との間に受圧面積
を持たしている。8はハンドル3内に設けられた
通気孔で、把持部3b下端に取付けられた給気ホ
ース14を介して送入された圧縮空気を空気室9
へ送り出すようになつている。5,6,6′は空
気洩れを防止し、シリンダ2と手持ハンドル3の
摺動部3aとの摺動を円滑に保持するためのOリ
ングである。今、スロツトルレバー7を押すと、
給気ホース14から供給された圧縮空気は通気孔
8を通り、手持ハンドル3の摺動部3aとシリン
ダ2との間に設けられた空気室9に充満する。空
気室9は手持ハンドル3の周面に設けた凹段部と
シリンダ2と外周に設けた凹段部とによつて構成
してあり、供給空気圧力がこの空気室9に作用す
ることによつて、空気室9の容積を大きくするよ
うに摺動部3aが摺動して第3図のような状態位
置となりさらに供給空気は空気室9よりシリンダ
2内へ流入しピストン1を上下に駆動させる。こ
のとき、さく岩用刃先工具は岩等の被破砕物に押
しつけられており、手持ハンドル3に加えられて
いる力は前記空気室9にかかる力にさからつて空
気室9の内容積を少さくする方向に働く。この空
気室9に導入された圧縮空気の圧力によつてこの
空気室9自体を押し広げる方向に発生する力の大
小は手持ハンドル3に破砕作業に適した押圧力を
加えたときこのハンドル3の摺動ストロークの約
1/2にて上記押圧力と空気室9の押し広げ作用力
とが平衡するように設計されている。なお本発明
において空気式手持さく岩機は、穿孔の目的でピ
ストンに打撃作用と回転作用とを与える本来の意
味におけるさく岩機の他、ピストンに打撃作用の
みを与える破砕作業用のチツピングハンマやピツ
クハンマ等も含まれるものである。本発明は、打
撃往復運動をするピストンを封入したりシリンダ
の外周部を包み込むようにシリンダの外周部に軸
方向に摺動自在に手持ハンドルを装着してあるの
で、シリンダとハンドルとの摺動接触面積を広く
取ることができることになり、従つて軸方向に対
する横振れが極端に少くなり、摺動面の〓耗も少
くなく、またハンドル全体の質量を増すことがで
きるため効率良く振動を吸収できるものであり、
作業者の疲労や白ろう病を少くするだけでなく、
安定した防振効果を有するものである。さらにシ
リンダとハンドルとの間にこれらシリンダと手持
ちハンドルとの相対的摺動により容積が可変自在
な空気室を設け、この空気室を介してシリンダ内
へ圧縮空気を送入するようにしてあるので摺動面
の〓耗が進行しても緩衝効果は極端に低下するこ
となくさらに摺動面の直径が大きいので比較的高
い精度を必要とせず安定した性能を容易に得られ
るという効果を有するとともに、この空気室に導
入された圧縮空気の作用によりシリンダとハンド
ルとの間における振動の緩衝が得られ、ハンドル
に加わる振動を大巾に低減することができる効果
を有する。
シリンダで、このシリンダ2は内部に圧縮空気を
送入すると往復運動をするピストン1を封入装着
したものである。3は手持ハンドルで、この手持
ハンドル3はシリンダ2の後外周部を包み込んだ
ようにして前後摺動自在に装着した筒状摺動部3
aと、この摺動部3aに一体連結した把持部3b
とから構成されている。12はフロントヘツド
で、4はバツクヘツドであつて、これらのフロン
トヘツド12、バツクヘツド4は夫々シリンダ2
の前部と後部とに組み込まれて、ロツド13によ
り締付け固定されている。15はピストン1を一
方方向に回転させるラチエツトホイール、16は
ロツド13を保持するチヤツクである。9は空気
室で、手持ハンドル3の摺動部3aの内径と、シ
リンダ2の後部外径との差によつて構成してあつ
て、摺動部3aと、シリンダ2との間に受圧面積
を持たしている。8はハンドル3内に設けられた
通気孔で、把持部3b下端に取付けられた給気ホ
ース14を介して送入された圧縮空気を空気室9
へ送り出すようになつている。5,6,6′は空
気洩れを防止し、シリンダ2と手持ハンドル3の
摺動部3aとの摺動を円滑に保持するためのOリ
ングである。今、スロツトルレバー7を押すと、
給気ホース14から供給された圧縮空気は通気孔
8を通り、手持ハンドル3の摺動部3aとシリン
ダ2との間に設けられた空気室9に充満する。空
気室9は手持ハンドル3の周面に設けた凹段部と
シリンダ2と外周に設けた凹段部とによつて構成
してあり、供給空気圧力がこの空気室9に作用す
ることによつて、空気室9の容積を大きくするよ
うに摺動部3aが摺動して第3図のような状態位
置となりさらに供給空気は空気室9よりシリンダ
2内へ流入しピストン1を上下に駆動させる。こ
のとき、さく岩用刃先工具は岩等の被破砕物に押
しつけられており、手持ハンドル3に加えられて
いる力は前記空気室9にかかる力にさからつて空
気室9の内容積を少さくする方向に働く。この空
気室9に導入された圧縮空気の圧力によつてこの
空気室9自体を押し広げる方向に発生する力の大
小は手持ハンドル3に破砕作業に適した押圧力を
加えたときこのハンドル3の摺動ストロークの約
1/2にて上記押圧力と空気室9の押し広げ作用力
とが平衡するように設計されている。なお本発明
において空気式手持さく岩機は、穿孔の目的でピ
ストンに打撃作用と回転作用とを与える本来の意
味におけるさく岩機の他、ピストンに打撃作用の
みを与える破砕作業用のチツピングハンマやピツ
クハンマ等も含まれるものである。本発明は、打
撃往復運動をするピストンを封入したりシリンダ
の外周部を包み込むようにシリンダの外周部に軸
方向に摺動自在に手持ハンドルを装着してあるの
で、シリンダとハンドルとの摺動接触面積を広く
取ることができることになり、従つて軸方向に対
する横振れが極端に少くなり、摺動面の〓耗も少
くなく、またハンドル全体の質量を増すことがで
きるため効率良く振動を吸収できるものであり、
作業者の疲労や白ろう病を少くするだけでなく、
安定した防振効果を有するものである。さらにシ
リンダとハンドルとの間にこれらシリンダと手持
ちハンドルとの相対的摺動により容積が可変自在
な空気室を設け、この空気室を介してシリンダ内
へ圧縮空気を送入するようにしてあるので摺動面
の〓耗が進行しても緩衝効果は極端に低下するこ
となくさらに摺動面の直径が大きいので比較的高
い精度を必要とせず安定した性能を容易に得られ
るという効果を有するとともに、この空気室に導
入された圧縮空気の作用によりシリンダとハンド
ルとの間における振動の緩衝が得られ、ハンドル
に加わる振動を大巾に低減することができる効果
を有する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図
は同上の外側組立状態を示す平面図、第3図は同
上の圧縮空気を送入した場合の動作状態を示す縦
断面図であり、1はピストン、2はシリンダ、3
は手持ハンドル、9は空気室である。
は同上の外側組立状態を示す平面図、第3図は同
上の圧縮空気を送入した場合の動作状態を示す縦
断面図であり、1はピストン、2はシリンダ、3
は手持ハンドル、9は空気室である。
Claims (1)
- 1 打撃往復運動をするピストンを封入したシリ
ンダの外周部を包み込むようにシリンダの外周部
に軸方向に摺動自在に手持ハンドルを装着し、シ
リンダと手持ハンドルとの間にこれらシリンダと
ハンドルとの相対的摺動により容積が可変自在な
空気室を設け、この空気室を介してシリンダ内へ
圧縮空気を送入するようにして成ることを特徴と
する空気式手持ちさく岩機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6858877A JPS542903A (en) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | Pneumatic hand rock drill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6858877A JPS542903A (en) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | Pneumatic hand rock drill |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS542903A JPS542903A (en) | 1979-01-10 |
JPS6117636B2 true JPS6117636B2 (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=13378094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6858877A Granted JPS542903A (en) | 1977-06-09 | 1977-06-09 | Pneumatic hand rock drill |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS542903A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5395531B2 (ja) | 2009-06-19 | 2014-01-22 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
-
1977
- 1977-06-09 JP JP6858877A patent/JPS542903A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS542903A (en) | 1979-01-10 |
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