JPS6117625Y2 - - Google Patents

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JPS6117625Y2
JPS6117625Y2 JP4665679U JP4665679U JPS6117625Y2 JP S6117625 Y2 JPS6117625 Y2 JP S6117625Y2 JP 4665679 U JP4665679 U JP 4665679U JP 4665679 U JP4665679 U JP 4665679U JP S6117625 Y2 JPS6117625 Y2 JP S6117625Y2
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JP
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variable
resistor
terminal
transmission line
equalizer
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JP4665679U
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JPS55146723U (ja
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は周波数分割多重伝送路の振幅歪を等化
するための可変等化器、特に主伝送路を持つ加算
形可変等化器に関する。
従来の加算形可変等化器の原理は特公昭53−
34698号公報に示されている。第1図、第2図に
従来の加算形可変等化器の一例を示す。第1図は
原理にもとづいて構成された第1の例で、入力端
子1に加えられた信号は分岐用ハイブリツドトラ
ンス2で主伝送路(分岐用ハイブリツドトランス
2から減衰器3を経て結合用ハイブリツドトラン
ス4に至る伝送路)と副伝送路(分岐用ハイブリ
ツドトランス2から増幅器6、周波数特性回路
7、可変抵抗回路網9、差動増幅器8を経て結合
用ハイブリツドトランス4に至る伝送路)に分岐
され、結合用ハイブリツドトランス4で主伝送路
と副伝送路の差をとり、出力端子5から取り出さ
れる。可変抵抗回路網9は入力端子10と差動増
幅器8の非反転入力端子11との間に抵抗器10
3を接続し、上記入力端子10と差動増幅器8の
反転入力端子12との間に可変抵抗器101と抵
抗器102を直列接続したものを接続して構成さ
れている。この構成によれば、周波数特性回路7
によつて決まる振幅周波数特性を、可変抵抗器1
01を増減することにより、可変することができ
る。101〜103の抵抗値を適当に選べば、可
変抵抗器の回転角に比例した可変量をもつ可変等
化器が構成できる。この例の場合、増幅器6及び
8の利得、周波数特性回路7のインピーダンス、
振幅周波数特性可変量が決定されると、等化器の
損失が決定され、それ以下の損失で等化器を構成
することができなくなる。
この欠点を改良したのが第2図に示す第2の例
で、第1の例の可変抵抗回路網9の構成を変えた
ものである。すなわち、可変抵抗器201の可動
端子が入力端子10に、固定端子が抵抗器20
3,202を介してそれぞれ差動増幅器8の非反
転入力端子11及び反転入力端子12に接続され
ている。この構成によれば、第1の例と同じ可変
量の等化器が低損失で実現できる。一方、この方
法では可変抵抗器201の回転角と振幅周波数特
性の変化量とが比例したものは実現できない。
本考案は上記第1,第2の例の欠点を改良し、
少ない伝送損失で十分な可変量を得、なおかつ可
変量と可変抵抗器の回転角がほぼ比例する可変等
化器を提供するものである。
第3図に本考案の実施例を示す。これは前記第
1,第2の例の加算形可変等化器の可変抵抗回路
網9の構成を変えたものである。すなわち、可変
抵抗器301の固定端子と可動端子の間に抵抗器
304を接続し、固定端子側の接続点には、さら
に抵抗器303を接続し、もう一方の固定端子に
は抵抗器302を接続し、可変抵抗器301の可
動端子と抵抗器304の接続点を入力端子10と
し、抵抗器303,302の接続されていない端
子をそれぞれ差動増幅器の非反転入力端子11、
反転入力端子12に接続した構成となつている。
このように構成された加算形可変等化器の伝達
関数Tは、 T=α−TA …(1) であらわされる。
但しαは主伝送路の減衰器3によつて決まる伝
達関数で、TAは幅伝送路の伝達関数である。
ここで、抵抗器302,303,304の抵抗
値をそれぞれR2,R3,R4,可変抵抗器301の
全抵抗値を2R0、周波数特性回路7のアドミツ
タンスをy、可変抵抗器301の抵抗値R0から
の変化量をK、増巾器6および8の増巾率をaと
すると、伝達関数TAは次のように表わせる。
但し、 K2=R0−K+R2 …(3) K3=R3+(R+K)R/R+K+R …(4) ここで、変化量K=0のときの伝達関数TをT
(K=0)とし、K=R0のときのTをT(K=R0)
し、K=−R0のときのTをT(K=-R0)として、以
下の2式 T(K=0)=α …(5) log|T(K=R0)/T(K=0)|=log|T
K=−R0)
/T(K=0)|…(6) を満たす様なR0,R2,R3,R4の組み合わせを
選べば、振幅周波数特性の利得方向(左辺)と減
衰方向の最大変化量(右辺)を同一にできる。す
なわち、R0,R2,R3,R4を適切に設定すること
により(6)式は左辺の利得方向の第4図における振
幅の振れ幅を右辺の減衰の振れ幅に等しくできる
ことを示している。さらに、第4図に示すよう
に、△θ/θすなわち可変抵抗器301の回転角を変 化させることにより、減衰量および利得変化量を
上記回転角にほぼ比例させて変化できる。また等
化器としての損失も第1の例に比べ少なくでき
る。もちろん周波数特性回路7と可変抵抗回路網
9の組み合わせを並列に接続できることは第1,
第2の例と同様である。第4図は、横軸に/oを とり、縦軸に変化量をとり、△θ/θを可変としたと きの本考案の可変等化器の特性の一例を示す。
但し、 :入力信号の周波数 o:周波数特性回路7の中心周波数 △θ:可変抵抗器301の中心からの回
転角 ±θ:抵抗器301の最大回転角 以上により、本考案の可変等化器を端局装置等
の等化器として用いた場合、損失が少ないため、
従来必要だつた増幅器を減らすことができ、回線
雑音の軽減等に効果がある。又、可変抵抗器の回
転角と等化器の振幅周波数特性の変化量がほぼ比
例するため操作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の加算形可変等化器の一例、第2
図はその変形、第3図は本考案の一実施例を示す
ブロツク図であり、第4図は本考案による可変特
性の一例を示す特性図である。 1……入力端子、2,4……ハイブリツドトラ
ンス、3……減衰器、5……出力端子、6……増
幅器、7……周波数特性回路、8……差動増幅
器、9……可変抵抗回路網、10……可変抵抗回
路網の入力端子、11……差動増幅器の非反転入
力端子、12……反転入力端子、101,20
1,301……

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力端子に接続された分岐用ハイブリツトトラ
    ンスによつて信号を主伝送路および副伝送路に分
    岐し、分岐された主伝送路の信号を減衰器に入力
    し、前記副伝送路の信号を増中器および周波数特
    性回路を介して可変抵抗回路網に入力し、その出
    力と前記減衰器の出力とを結合用ハイブリツトト
    ランスで結合して信号を出力する加算形可変等化
    器において、 前記可変抵抗回路網は、第1および第2の固定
    端子と可動端子を有する可変抵抗器と、前記第1
    の固定端子と前記可動端子間に接続された第1の
    抵抗と、前記第1の固定端子と前記可動端子との
    接続点に接続された第2の抵抗と、前記第2の固
    定端子に接続された第3の抵抗とから構成され、
    前記第2、および第3の抵抗の接続されていない
    側はそれぞれ前記差動増幅器の非反転及び反転入
    力端子に接続され、前記可動端子と前記第1の抵
    抗との接続点は前記周波数特性回路の出力に接続
    されたことを特徴とする加算形可変等化器。
JP4665679U 1979-04-09 1979-04-09 Expired JPS6117625Y2 (ja)

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JP4665679U JPS6117625Y2 (ja) 1979-04-09 1979-04-09

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JP4665679U JPS6117625Y2 (ja) 1979-04-09 1979-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55146723U JPS55146723U (ja) 1980-10-22
JPS6117625Y2 true JPS6117625Y2 (ja) 1986-05-29

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ID=28927185

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JPS55146723U (ja) 1980-10-22

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