JPS61175353A - 舶用減速逆転機の連れ回り防止装置 - Google Patents
舶用減速逆転機の連れ回り防止装置Info
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- JPS61175353A JPS61175353A JP60015160A JP1516085A JPS61175353A JP S61175353 A JPS61175353 A JP S61175353A JP 60015160 A JP60015160 A JP 60015160A JP 1516085 A JP1516085 A JP 1516085A JP S61175353 A JPS61175353 A JP S61175353A
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- Japan
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- reverse
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- brake mechanism
- hydraulic
- brake
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は舶用減速逆転機の連れ回り防止装置に関する。
(従来技術及びその問題点)
減速逆転機を船舶に搭載する場合には、逆転機ケース内
の出力軸及び切換操作用の摺動輪は、プロペラ軸等と共
に水平面に対してレーキ角だけ傾けられる。
の出力軸及び切換操作用の摺動輪は、プロペラ軸等と共
に水平面に対してレーキ角だけ傾けられる。
そのため中立時においては、摺動輪等はその自重により
逆転機ケースあるいはクラッチ板に対して後下方にずり
下がろうとする。そうすると摩擦板とクラッチ板が接触
して連れ回り現象が生じ、中立にも拘らずプロペラ軸が
回転する恐れがある。
逆転機ケースあるいはクラッチ板に対して後下方にずり
下がろうとする。そうすると摩擦板とクラッチ板が接触
して連れ回り現象が生じ、中立にも拘らずプロペラ軸が
回転する恐れがある。
上記連れ回り現象を防止するために、例えば実公昭55
−24431あるいは実公昭52−20612のような
装置が開発されている。即ち板ばねやウェーブワッシャ
等を利用して、中立時に摺動輪を正確な中立位置に押し
戻すようにした装置である。
−24431あるいは実公昭52−20612のような
装置が開発されている。即ち板ばねやウェーブワッシャ
等を利用して、中立時に摺動輪を正確な中立位置に押し
戻すようにした装置である。
しかしながらクラッチ板と摩擦板との隙間は非常に小さ
いため、板ばね等よって連れ回りを完全に防止するには
至っていないようである。
いため、板ばね等よって連れ回りを完全に防止するには
至っていないようである。
(発明の目的)
本発明の目的は、クラッチ作動油を利用して中立時に逆
転機の出力軸を制動できるようにすることにより、プロ
ペラ軸の連れ回りを確実に防止できるようにすることで
ある。
転機の出力軸を制動できるようにすることにより、プロ
ペラ軸の連れ回りを確実に防止できるようにすることで
ある。
(目的を達成するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、逆転機ケース内に
油圧作動の前進用摩擦クラッチ並びに後進用etaクラ
ッチを備え、両クラッチを油圧切換弁に接続して前、後
進の切換操作自在とした舶用減速逆転機において、逆転
機の出力軸を停止する油圧式ブレーキ機構を備え、該ブ
レーキ機構を上記油圧切換弁に接続し、切換弁が中立位
置の時にブレーキ機構に作動油を供給してブレーキON
になるように構成している。
油圧作動の前進用摩擦クラッチ並びに後進用etaクラ
ッチを備え、両クラッチを油圧切換弁に接続して前、後
進の切換操作自在とした舶用減速逆転機において、逆転
機の出力軸を停止する油圧式ブレーキ機構を備え、該ブ
レーキ機構を上記油圧切換弁に接続し、切換弁が中立位
置の時にブレーキ機構に作動油を供給してブレーキON
になるように構成している。
(実施例)
第1図において、エンジンEの後側に減速逆転機ケース
1が固着され、逆転機ケース1には前、後進クラッチ2
.3、クラッチ切換用摺動軸5及び出力軸6等が収納さ
れると共に、クラッチ切換弁7が備えられている。
1が固着され、逆転機ケース1には前、後進クラッチ2
.3、クラッチ切換用摺動軸5及び出力軸6等が収納さ
れると共に、クラッチ切換弁7が備えられている。
出力軸6は軸受9を介してケース1に回転自在に支持さ
れると共に後方に延び出し、その後端部に外向き7ラン
ク部6aを備えている。7ランク部6aにはカップリン
グ4を介してプロペラ軸(図示せず)が連結される。出
力軸6のケース1内部分には減速大ギヤ8が固着されて
いる。大ギヤ8には前進ギヤ10が直接噛合うと共に、
後進ギヤ11がアイドルギヤ12を介して連結している
。なおアイドルギヤ12は、図示されている大径のギヤ
部分と図示されていない小径のギヤ部分とが一体に形成
されており、大径のギヤ部分が後進ギヤ11に噛合い、
小径のギヤ部分が減速大ギヤ8に噛合っている。また出
力軸6は後端部が下方にくるように傾斜している。即ち
レーキ角が与えられている。
れると共に後方に延び出し、その後端部に外向き7ラン
ク部6aを備えている。7ランク部6aにはカップリン
グ4を介してプロペラ軸(図示せず)が連結される。出
力軸6のケース1内部分には減速大ギヤ8が固着されて
いる。大ギヤ8には前進ギヤ10が直接噛合うと共に、
後進ギヤ11がアイドルギヤ12を介して連結している
。なおアイドルギヤ12は、図示されている大径のギヤ
部分と図示されていない小径のギヤ部分とが一体に形成
されており、大径のギヤ部分が後進ギヤ11に噛合い、
小径のギヤ部分が減速大ギヤ8に噛合っている。また出
力軸6は後端部が下方にくるように傾斜している。即ち
レーキ角が与えられている。
前進ギヤ10は前進筒軸13に固着されている。
前進筒軸13は摺動軸5の外周に隙間を隔てて嵌合して
おり、また逆転機ケース1に固着されたシリンダケース
14に軸受15を介して回転自在に支持されている。前
進筒軸13の前端部には外向の7ランク部が形成され、
該7ランク部にドリブンプレートを介して前進摩擦板1
7が設けられている。
おり、また逆転機ケース1に固着されたシリンダケース
14に軸受15を介して回転自在に支持されている。前
進筒軸13の前端部には外向の7ランク部が形成され、
該7ランク部にドリブンプレートを介して前進摩擦板1
7が設けられている。
後進ギヤ11は後進筒軸18に一体に形成されている。
後進筒袖18は前進筒軸13の外周に軸受19を介して
回転自在に支持されている。後進筒軸18の前端部には
外向の7ランク部が形成され、該フランジ部にドリブン
プレートを介して後進摩擦板20が設けられている。
回転自在に支持されている。後進筒軸18の前端部には
外向の7ランク部が形成され、該フランジ部にドリブン
プレートを介して後進摩擦板20が設けられている。
前、後進**板17.20の間には軸方向移動可能にク
ラッチ抑圧板24が配置されている。前進摩擦板17の
前側にはクラッチハウジング21が配置され、後進摩擦
板20の後側にはクラッチハウジング22が配置され、
両クラッチハウジング21.22はボルト23等により
互いに一体回転自在に結合されている。クラッチハウジ
ング21は、その内周側筒状端部が軸受25を介して前
進筒軸13の前端部の内周面に嵌合すると共に、途中の
入力部分21aが前方に延び出し、カップリング26を
介してエンジンのクランク軸に結している。クラッチ抑
圧板24の外周端部は連結リンク28を介して■レバー
29の上端部に枢S*結している。■レバー29はその
中央部が入力部分21aに支持ビン(図示せず)を介し
て回動自在に支持されると共にVカム面を有し、カム面
には押し棒30の上端ローラ部が係合する。押し棒30
は軸受31を介して摺動軸5の外周面に回転自在に嵌合
している。
ラッチ抑圧板24が配置されている。前進摩擦板17の
前側にはクラッチハウジング21が配置され、後進摩擦
板20の後側にはクラッチハウジング22が配置され、
両クラッチハウジング21.22はボルト23等により
互いに一体回転自在に結合されている。クラッチハウジ
ング21は、その内周側筒状端部が軸受25を介して前
進筒軸13の前端部の内周面に嵌合すると共に、途中の
入力部分21aが前方に延び出し、カップリング26を
介してエンジンのクランク軸に結している。クラッチ抑
圧板24の外周端部は連結リンク28を介して■レバー
29の上端部に枢S*結している。■レバー29はその
中央部が入力部分21aに支持ビン(図示せず)を介し
て回動自在に支持されると共にVカム面を有し、カム面
には押し棒30の上端ローラ部が係合する。押し棒30
は軸受31を介して摺動軸5の外周面に回転自在に嵌合
している。
摺動軸5は出力軸6と平行に配置されると共にシリンダ
ケース14に軸方向移動自在に支持されており、その後
端部にピストン33が一体的に固着されている。ピスト
ン33はシリンダケース14内を前進油圧室34と、後
進油圧室35とに区画している。両袖圧室34.35は
切換弁7を介して作動油供給ポンプ37に切換自在に接
続している。またシリンダケース14内には2本の中立
用ばね38が配置されており、1本はケース14の後壁
とピストン33の間に縮設され、残りの1本はケース1
4の前壁とピストン33の間に縮設され、両ばね38の
弾性力により摺動軸5を中立位置に保つようになってい
る。
ケース14に軸方向移動自在に支持されており、その後
端部にピストン33が一体的に固着されている。ピスト
ン33はシリンダケース14内を前進油圧室34と、後
進油圧室35とに区画している。両袖圧室34.35は
切換弁7を介して作動油供給ポンプ37に切換自在に接
続している。またシリンダケース14内には2本の中立
用ばね38が配置されており、1本はケース14の後壁
とピストン33の間に縮設され、残りの1本はケース1
4の前壁とピストン33の間に縮設され、両ばね38の
弾性力により摺動軸5を中立位置に保つようになってい
る。
出力軸6を停止するためのブレーキ機構39としては、
2つ割りのブレーキディスク40及び環状一体物の摩擦
プレート41が串力軸6に設けられると共に、第3図に
示すようにブレーキシュー43、ピストン44、シリン
ダケース45及び取付台46が出力軸用シールケース4
7を介して逆転機ケース1に設けられている。ブレーキ
ディスク40は出力軸6に嵌め合わされると共に、ボル
ト42(第1図)によりフランジ部6aの前面に固着さ
れている。摩擦プレート41(第3図)はディスク40
の外周端部にボルト48により固着されている。ブレー
キシュー43はピストン44の後端に固着されると共に
、摩擦プレート41に間隔を隔てて対向している。ピス
トン44は出力軸6と平行に配置さ、れると共に、シリ
ンダケース45内に軸方向移動可能に嵌合し、リターン
ばね49により前方に付勢されている。シリンダケース
45は取付台46に液密状態に固着され、取付台46は
シールケース取付用ボルト50を利用して逆転機ケース
1に固着されている。シリンダケース45内の油圧室5
3は油路51及びバイブ52を介して切換弁7の中立用
作動油取出し部57に接続している。
2つ割りのブレーキディスク40及び環状一体物の摩擦
プレート41が串力軸6に設けられると共に、第3図に
示すようにブレーキシュー43、ピストン44、シリン
ダケース45及び取付台46が出力軸用シールケース4
7を介して逆転機ケース1に設けられている。ブレーキ
ディスク40は出力軸6に嵌め合わされると共に、ボル
ト42(第1図)によりフランジ部6aの前面に固着さ
れている。摩擦プレート41(第3図)はディスク40
の外周端部にボルト48により固着されている。ブレー
キシュー43はピストン44の後端に固着されると共に
、摩擦プレート41に間隔を隔てて対向している。ピス
トン44は出力軸6と平行に配置さ、れると共に、シリ
ンダケース45内に軸方向移動可能に嵌合し、リターン
ばね49により前方に付勢されている。シリンダケース
45は取付台46に液密状態に固着され、取付台46は
シールケース取付用ボルト50を利用して逆転機ケース
1に固着されている。シリンダケース45内の油圧室5
3は油路51及びバイブ52を介して切換弁7の中立用
作動油取出し部57に接続している。
切換弁7はその本体部7aがシリンダケース14(第1
図)に一体に形成されており、本体部7aには弁蓋55
が固着され、弁蓋55内にコック56が回動自在に支持
されている。弁蓋55には前記中立用作動油取出し部5
7が設けられ、本体部7aには作動油取入れ部58及び
ドレン油路59が設けられている。作動油取入部58は
作動油供給ポンプ37に連通している。
図)に一体に形成されており、本体部7aには弁蓋55
が固着され、弁蓋55内にコック56が回動自在に支持
されている。弁蓋55には前記中立用作動油取出し部5
7が設けられ、本体部7aには作動油取入れ部58及び
ドレン油路59が設けられている。作動油取入部58は
作動油供給ポンプ37に連通している。
また弁蓋55には第5a図に示すように前進油路60と
後進油路61が設けられており、前進油路60はクラッ
チ切換用のシリンダケース14(第1図)の前進油圧室
34に、後進油路61(第5C図)は第1図の後進油圧
室35に連通している。コック56の外周面には第48
,5a図に示すように円弧形の第1、第2、第3油路6
5.66.67及び縦油路68等が設けられている。
後進油路61が設けられており、前進油路60はクラッ
チ切換用のシリンダケース14(第1図)の前進油圧室
34に、後進油路61(第5C図)は第1図の後進油圧
室35に連通している。コック56の外周面には第48
,5a図に示すように円弧形の第1、第2、第3油路6
5.66.67及び縦油路68等が設けられている。
(作用)
コック56を第2図の矢印X方向に回動して第48、第
5a図に示すような前進位置にすると、ポンプ37から
送られてくる作動油はコック56内の第1油路65及び
弁蓋55内の前進油路60を通ってクラッチ切換用シリ
ンダケース14(第1図)の前進油圧室34に圧入し、
ピストン33を介して摺動軸5を後方に摺動させる。そ
れと共に押し棒30も後方向に移動し、■レバー29を
矢印Y方向に回動する。それにより連結リンク28を介
して押圧板24を後方に引張り、クラッチハウジング2
1に前進摩擦板17を圧接する。即ち前進クラッチが入
る。
5a図に示すような前進位置にすると、ポンプ37から
送られてくる作動油はコック56内の第1油路65及び
弁蓋55内の前進油路60を通ってクラッチ切換用シリ
ンダケース14(第1図)の前進油圧室34に圧入し、
ピストン33を介して摺動軸5を後方に摺動させる。そ
れと共に押し棒30も後方向に移動し、■レバー29を
矢印Y方向に回動する。それにより連結リンク28を介
して押圧板24を後方に引張り、クラッチハウジング2
1に前進摩擦板17を圧接する。即ち前進クラッチが入
る。
前進位置の場合には、エンジンからの入力はクラッチハ
ウジング21、前進摩擦板17、前進筒軸13、前進ギ
ヤ10.大ギヤ8を介して出力軸6に伝達され、出力軸
6を正回転させる。
ウジング21、前進摩擦板17、前進筒軸13、前進ギ
ヤ10.大ギヤ8を介して出力軸6に伝達され、出力軸
6を正回転させる。
切換弁7のコック56を第2図の矢印X′力方向回動し
て第4c、第5C図に示すような後進位置にすると、ポ
ンプ37から送られてくる作動油は第1油路65及び後
進油路61を通ってクラッチ切換用シリンダケース14
(第1図)の後進油圧室35に圧入し、ピストン33を
介して摺動軸5を前方に摺動させる。それと共に押し棒
も前方に移動し、■レバー29を逆矢印Y方向に回動す
る。それにより連結リンク28を介して押圧板24を後
方に押し、クラッチハウジング22に後進摩擦板20を
圧接する。即ち後進クラッチが入る。
て第4c、第5C図に示すような後進位置にすると、ポ
ンプ37から送られてくる作動油は第1油路65及び後
進油路61を通ってクラッチ切換用シリンダケース14
(第1図)の後進油圧室35に圧入し、ピストン33を
介して摺動軸5を前方に摺動させる。それと共に押し棒
も前方に移動し、■レバー29を逆矢印Y方向に回動す
る。それにより連結リンク28を介して押圧板24を後
方に押し、クラッチハウジング22に後進摩擦板20を
圧接する。即ち後進クラッチが入る。
後進位置の場合には、エンジンからの入力はクラッチハ
ウジング21、クラッチハウジング22、後進摩擦板2
0、後進筒軸18、後進ギヤ11、アイドルギヤ12及
び大ギヤ8を介して出力軸6に伝達され、出力軸6を逆
回転させる。
ウジング21、クラッチハウジング22、後進摩擦板2
0、後進筒軸18、後進ギヤ11、アイドルギヤ12及
び大ギヤ8を介して出力軸6に伝達され、出力軸6を逆
回転させる。
切換弁7を前進位置あるいは後進位置から第2図に示す
中立位置に戻すと、第4b図に示すように中立用作動油
取出し部57が縦油路68を介してポンプ37に連通し
、−力筒5b図に示すように前、後進油路60.61は
ドレン油路59に連通する。従ってポンプ37からの作
動油は縦油路68、中立用作動油取出し部57を通って
ブレーキ用シリンダケース45(第3図)の油圧室53
に圧入し、ピストン44を後方に押し、それによりブレ
ーキシュー43をrs擦プレート41に圧接し、出力軸
6を停止する。
中立位置に戻すと、第4b図に示すように中立用作動油
取出し部57が縦油路68を介してポンプ37に連通し
、−力筒5b図に示すように前、後進油路60.61は
ドレン油路59に連通する。従ってポンプ37からの作
動油は縦油路68、中立用作動油取出し部57を通って
ブレーキ用シリンダケース45(第3図)の油圧室53
に圧入し、ピストン44を後方に押し、それによりブレ
ーキシュー43をrs擦プレート41に圧接し、出力軸
6を停止する。
(別の実施例) ′
切換弁としては中立位置を有する切換弁であれば、軸方
向摺動式のものなど各種利用できる。
向摺動式のものなど各種利用できる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明による舶用減速逆転機は、逆
転機の出力軸6を停止するブレーキ機構39を備え、ブ
レーキ機構39を前、後進クラッチ切換用の油圧切換弁
7に接続し、切換弁7が中立位置の時にブレーキ機構3
9に作動油を供給してブレーキONになるように構成し
ているので、次のような利点がある。
転機の出力軸6を停止するブレーキ機構39を備え、ブ
レーキ機構39を前、後進クラッチ切換用の油圧切換弁
7に接続し、切換弁7が中立位置の時にブレーキ機構3
9に作動油を供給してブレーキONになるように構成し
ているので、次のような利点がある。
(1)前、後進クラッチ用作動油を利用して、中立時に
強制的に出力軸6を停止するようにしているので、従来
のようにコーンスプリングを摺動輪に嵌合して出力軸の
連れ回りを防止する場合に比べ、より確実に出力軸6及
びプロペラ軸の連れ回りを防止できる。
強制的に出力軸6を停止するようにしているので、従来
のようにコーンスプリングを摺動輪に嵌合して出力軸の
連れ回りを防止する場合に比べ、より確実に出力軸6及
びプロペラ軸の連れ回りを防止できる。
即ち中立時にプロペラ軸の連れ回りを確実に防止し、漁
網の巻き込みを防止することができる。
網の巻き込みを防止することができる。
(2)クラッチ用の油圧切換弁7を利用してプレキ機構
39に作動油を圧送するようにしているので、ブレーキ
機構用の特別の油圧開閉弁を備える必要がなく、経済的
である。
39に作動油を圧送するようにしているので、ブレーキ
機構用の特別の油圧開閉弁を備える必要がなく、経済的
である。
第1図は本発明を適用した減速逆転機の縦断面図、第2
図は第1図の■矢視図、第3図は要部の拡大図、第4a
、第5a図は前進時の状態を示す第3図のIV−rV、
V−V断面図、第4o、ff15b図は中立時の状態を
示す第3図のIV−IV、v−■断面図、第4c、第5
C図は後進時の状態を示す第3図のIV−IV、v−■
断面図である。1・・・逆転機ケース、2.3・・・前
、後進クラッチ(前、後進用摩擦クラッチ)、5・・・
摺動軸、6・・・出力軸、39・・・ブレーキ機構 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社第2図 第3図 第4.a 第4b図 第4c図 第5,1図 第5b図 第5゜図
図は第1図の■矢視図、第3図は要部の拡大図、第4a
、第5a図は前進時の状態を示す第3図のIV−rV、
V−V断面図、第4o、ff15b図は中立時の状態を
示す第3図のIV−IV、v−■断面図、第4c、第5
C図は後進時の状態を示す第3図のIV−IV、v−■
断面図である。1・・・逆転機ケース、2.3・・・前
、後進クラッチ(前、後進用摩擦クラッチ)、5・・・
摺動軸、6・・・出力軸、39・・・ブレーキ機構 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社第2図 第3図 第4.a 第4b図 第4c図 第5,1図 第5b図 第5゜図
Claims (1)
- 逆転機ケース内に油圧作動の前進用摩擦クラッチ並びに
後進用摩擦クラッチを備え、両クラッチを油圧切換弁に
接続して前、後進の切換操作自在とした船用減速逆転機
において、逆転機の出力軸を停止する油圧式ブレーキ機
構を備え、該ブレーキ機構を上記油圧切換弁に接続し、
切換弁が中立位置の時にブレーキ機構に作動油を供給し
てブレーキONになるように構成したことを特徴とする
舶用減速逆転機の連れ回り防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60015160A JPS61175353A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 舶用減速逆転機の連れ回り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60015160A JPS61175353A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 舶用減速逆転機の連れ回り防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61175353A true JPS61175353A (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=11881047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60015160A Pending JPS61175353A (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 | 舶用減速逆転機の連れ回り防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61175353A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393652U (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-25 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509670B1 (ja) * | 1970-12-21 | 1975-04-15 |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP60015160A patent/JPS61175353A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509670B1 (ja) * | 1970-12-21 | 1975-04-15 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393652U (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-25 |
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