JPS61174211A - 重合体水溶液の製造法 - Google Patents

重合体水溶液の製造法

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JPS61174211A
JPS61174211A JP1441085A JP1441085A JPS61174211A JP S61174211 A JPS61174211 A JP S61174211A JP 1441085 A JP1441085 A JP 1441085A JP 1441085 A JP1441085 A JP 1441085A JP S61174211 A JPS61174211 A JP S61174211A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分散剤等特に重質炭酸カルシウム用の分散剤
等の他多くの用途に使用される水溶性重合体の製造方法
に関する。
(従来の技術) 従来より塗被紙の製造において塗被紙の白色度、平滑度
、隠ペイ力、光沢、インキ受理性等を改良する目的でカ
オリン、クレー、酸化チタン、炭酸カルシウム等の無機
顔料が用いられるが、特に重質炭酸カルシウムは白色度
、インキ受理性、通気性等において優れた性質を持って
おり、取り分は重質炭酸カルシウムはその経済的な有利
さから重要な構成要素となっている。
一般に炭酸カルシウムは製法上、化学反応による沈降性
炭酸カルシウムと、粉砕による重質炭酸カルシウムに大
別されるが、塗被紙用組成物に供する場合その製法から
生ずる特質により各種の問題を有している。
例えば、重質炭酸カルシウムは石灰石を模様的に微粉砕
し、風ヒ又は水ヒでの分級等によって一定の粒子径の炭
酸カルシウムを取り出す方法によって製造されるが、粉
砕、分級といった化学反応を伴わない機械的な製造方法
のため沈降性炭酸カルシウムに比して平均粒子径が大き
く粒度分布の幅も広いため、工業的に粗大粒子の混入を
避けることができない。そのため塗工用に微粒子化する
ことが難しく、特に高濃度化スラリーの分散性及び経時
安定な分散液を調製するには浸れた分散剤の使用が不可
欠となっている。
これまで前述した如き分野で使用される炭酸カルシウム
用分散剤としては、トリポリリン酸ソーダ、ヘキサメタ
リン酸ソーダ等のリン酸系化合物、カゼイン等の蛋白質
系化合物、ポリ(メタ)アクリル酸及びその共重合体、
加水分解無水マレイン酸系ホモ又は共重合体等のポリカ
ルボン酸及びそれらの主にソーダ塩又はアンモニウム塩
等が知られている。
前記の中でポリ(メタ)アクリル酸又はその塩は、分散
剤として用いる場合には低分子量のものが好ましいが、
低分子量のポリ(メタ)アクリル酸の製造法としては、
有機或いは無機系の連鎖移動剤の存在下に水溶媒中で重
合する方法、又は連鎖移動剤として作用する低級アルコ
ール(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、t−ブチルアルコール等)を溶媒として用いて重合
する方法がある。例えば特開昭56−89827によれ
ば共沸組成(イソプロピルアルコール:水二87.4:
12.6)中で(メタ)アクリル酸共重合体を得ている
(発明が解決しようとする問題点) 前記した従来の分散剤の場合は、炭酸カルシウムの粒子
径が比較的大ぎいものには一時的に効果は認められるも
のの、経時による沈降性は避けられず、また粒子径2μ
m以下の含有率の高い分散系スラリーになると経時増粘
が甚だ大きく高濃度化スラリーは望むべくもない。従っ
て分散効果を上げようとすれば分散剤を多量に添加しな
ければならなく、それでも経時安定性は十分なものでは
ない。又、従来のポリ(メタ)アクリル酸又は(メタ)
アクリル酸の共重合体又はその塩を重質炭酸カルシウム
用の分散剤として用いた場合、一時的にはある程度の分
散効果が得られるが、時間を得るに従って分散液の粘度
が増大し、経時安定性に大きな欠点を有している。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、特に重質炭酸カルシウム用の分散能に優
れかつ経時安定性に優れた分散剤として使用可能な重合
体の製造法について鋭意検討した結果、本発明を完成し
た。
本発明は、イソプロピルアルコールを25〜40重量%
含有するイソプロピルアルコール水溶液中で、(メタ)
アクリル酸を、又は(メタ)アクリル酸と一般式(1) %式%(11 (式中、R11は水素又はメチル基を示し、R2はエチ
レン基又はプロピレン基を示し、口は1〜30を示す。
) で示される化合物を、(メタ)アクリル酸と一般式(1
)で示される化合物の割合が100:O〜70:30(
重量比)となる比率で重合させ、必要により更にアルカ
リ性物質で中和することを特徴とする水溶性重合体の製
造方法に関する。
本発明において、一般式(1)の化合物におけるnの値
は1〜30であるが、R2がエチレン基の場合はnは1
〜20特に1〜10が好ましく、R2がプロピレン基の
場合はnは1〜15%に1〜5が好ましい。
(メタ)アクリル酸と一般式(1)で示される化合物の
使用割合は100:O〜90:10とするのが特に好ま
しい。
本発明の重合は通常のビニル系単量体の重合方法により
行うことが出来る。例えばイソプロピルアルコール(以
下IPAという)と水の混合溶媒中に原料モノマーを加
え重合開始剤の存在下に重合を行5゜アルカリ性物質で
中和する場合は、アルカリ性物質としては一価及び二価
金属の水酸化物、アンモニア、アルキルアミン等を用い
るのが好ましく、特に水酸化すl−IJウム及び水酸化
カリウムが好ましい。
重合開始剤としては、水溶性及びアルコール易溶性のラ
ジカル開始剤はほとんど使用可能であり、例えば過硫酸
アンモニウム、過硫酸カリウム等の無機化合物、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスアミジノプロパン塩酸
塩等のアゾ化合物、クメンハイドロパーオキサイド等の
ハイドロパーオキサイド化合物、ラウロイルパーオキサ
イド、ペンゾイルパーオキザイド等のジアシルパーオキ
サイド化合物、t−ブチルパーオキ/−2−エチルヘキ
サネート等のアルキルパーエステル化合物が使用できる
。また、酸性即硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等
の還元剤と過硫酸塩との組合せによるレドックス開始剤
も使用できる。
重合温度は重合開始剤の種類により異なるが比較的高温
の方が重合度が低くなること、及び重合時間が短縮され
ることがら望ましい。重合温度は30〜95℃が好まし
く、特に還流下で重合を行うのが好ましい。
本発明の方法に従えば、分散剤として使用すの水溶性重
合体が得られる。
本発明の方法により得られる水溶性重合体は例えば無機
顔料用の分散剤として使用出来る他に、キレート剤、ス
ケール防止剤、洗浄用ビルダー等の広い用途に用いるこ
とが出来、優れた性能を有している。特に無機顔料の中
でも重質炭酸カルシウム用の分散剤として用いた場合に
優れた性能を発揮し、中でも経時安定性の点で顕著な効
果が認められる。
本発明において、イソプロピルアルコール水溶液中のイ
ングロビルアルコールの含有量を25〜40重量%の範
囲外とした場合、経時安定性の優れた重合体が得られな
い。
なお、重質炭酸カルシウム用分散剤としては本発明の水
溶性重合体はナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩であることが好ましい。
この場合、分散剤としての本発明の水溶性重合体の使用
量は重質炭酸カルシウムに対し01〜5重量%の範囲で
用いるのが好ましい。又、重質炭酸カルシウム分散液ス
ラリー中の重質炭酸カルシウムの含有量は通常60〜7
5重量%である。
(実施例) 実施例1 気密撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えた5Bガラス
製反応容器中に40%IPA水溶液2400部(重量部
を示し、以下同じ)を仕込み撹拌下に窒素置換を行い内
温を70℃に昇温する。
次に、10%過硫酸アンモニウム52部を仕込み還流し
た状態で80%アクリル酸1200部を2時間要して滴
下する。一方、これと平行しつつ7%過硫酸アンモニウ
ム200部を25時間で滴下し、反応さぜる。重合終了
してほとんどのiPAを留去し、次いで重合体の含有量
が50%になるように調整した後更に微量の残存IPA
を除去する。次(・で40%苛性ソーダ1070部を仕
込んでr)H8付近に調整し更に濃度調整を行って固形
分−9= 濃度40%、粘度25℃ 360 cpsの重合体水溶
液を得た。尚、該重合体の極限粘度を測定したと実施例
2〜5 実施例1で回収した水−IPA混合浴媒のiPA濃度を
求めておき、水及び若干のIPAの不足分を補なって4
0%IPA水溶液2400部として仕込み、以下実施例
1に準じる各仕込量、条件操作にて固形分濃度40%、
粘度25℃355 cpsの重合体水溶液を得た。尚、
この重合体であった。
以下、同様に回収された水=IPA 混合溶媒中のIP
A含有量を求めておいて、水及び若干のIPA量の不足
分を補ない水−IPA(#、合溶媒所定量を仕込んで実
施例1に準じ、IPAを5回まで連続的に再使用しそれ
ぞれの対応する実施例3〜5の固形分濃度40%の重合
体水浴液を得た。
比較例1 実施例1と同様の容器に、IPAI440部を仕−]〇
− 込み、攪拌下に窒素置換を行って同温を70℃に昇温す
る。次に、10%過硫酸アンモニウム52部を仕込み、
還流下に80%アクリル酸1200部を2時間要して滴
下する。一方、これと平行しつつ7%過硫酸アンモニウ
ム200部を25時間で滴下し反応させる□。以下実施
例1に準じる方法にてIPAを留去し、次いで重合体の
含有量が50%になる様に調整した後に40%苛性ソー
ダでp)f 8付近に調整し固形分濃度40%、粘度2
5’C4’40 cpSの重合体を得た。得られた重合
体は〔η〕パ片0110.096であった。
比較例2゜ 実施例1と同様の容器に67%IPA水溶液2160部
を仕込み、攪拌下に窒素置換を行って内温を70°Cに
昇温する。次に、10%過硫酸アンモニウム79部を仕
込み、還流下に80%アクリル酸1800部を2時間要
して滴下する。一方これと平行しつつ7%過硫酸アンモ
ニウム308部を2.5時間で滴下し反応させる。重合
終了して以下は実施例1に準じる操作方法にてl)H8
,0固形分濃度40%、粘度25℃ 420 cpsの
重合体を2NNaOI]oo95テアツタ。
得た。該重合体は〔η〕2.。。
実施例及び比較例で得られた粘度、極限粘度の結果を第
1表に示す。
第    1    表 (注1) 40%固形分濃度の水溶液の粘度(B型粘度
計、25℃、5 Q rpmにて測定)参考例1.゛ 実施例1〜5及び比較例1〜2で得た重合体をそのまま
分散剤とし、サンドミル分散試験機を用いて重質炭酸カ
ルシウムを分散化粉砕し、2μm以下の粒径が90%以
上、重質炭酸カルシウム濃度70%及び75%のスラリ
ー゛を調製し粘度の経時変化を検討した。
尚、分散化条件は次の通りである。
〈分散化条件〉 分散機: l/8 Gテスト用六筒式サンドグラインダ
ー(五十嵐機械製造■製) ベッセル容量:400cc 主軸回転数: 200Orpm(50Hz )X2時間
メ デ ィ ア:ジルコニアビーズ(1m+++$)顔
     料:三共精粉■製、重質炭酸カルシウム・ニ
スカロン#1500” 分散剤の添加量=125%(対顔料固形分換算)経時粘
度の測定:試験用分散機で25秒振盪処理後粘度を測定
する。
得られた結果を第2表及び第3表に示した。
なお、第1表及び第2表中の単位はCpsである。
第  2  表  (注1) (注1) 重質炭酸カルシウム濃度70%スラリー、粘
度は25℃、 5 Q rpmにて測定、以下第3表も
同じ。
(注2) 市販ポリアクリル酸ナトリウム、第  3 
 表  (注1) (注1) 重質炭酸カルシウム濃度75%スラリー(注
2) 市販ポリアクリル酸ナトリウム実施例6 攪拌機、温度計及び還流冷却器を付した3、、e反応容
器中に40%IPA水溶液1500部を仕込み、攪拌下
に窒素置換を行いつつ内温を70℃まで昇温した。次に
10%過硫酸アンモニウム33部を仕込み、還流した状
態で80%アクリル酸675部とポリエチレングリコー
ルモノメタクリレ−)(’EO付加モル数2)60部の
混合したモノマーを2時間で滴下し、一方これと平□行
しつつ7%過硫酸アンモニウム129部を2.5時間で
滴下し反応させる。重合終了後はとんどのIPAを留去
し、次いで重合体の含有量が50%になる様に調整した
後、更に微量の残存IPAを除去する。
次いで40%苛性ソーダ667部を仕込んでr+H8,
0に調整し、更に濃度調整を行い、固形分濃度40%、
粘度350 cpsの重合体水溶液を得た。尚0078
であった。
実施例7 実施例6と同様の容器に各39%■PA水溶液1500
部、メタクリル酸558部とポリエチレングリコールモ
ノメタクリレート(EO付加モル数2)42部の混合し
たモノマー中和に40%苛性ソーダ650部を用いる以
外は実施例6に準じた条件操作にて行い、固形分濃度4
0%、粘度410 cpsの重合体水溶液を得た。尚、
この重合物あった。
実施例8゜ 実施例6と同様の容器に各38%IPA水溶液1400
部、80%アクリル酸638部とポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート(日本油脂製ブレンマーPE20
0)(E、O付加モル数4〜5平均分子量261〜30
3)90部の混和したモノマー5中和に40%苛性ソー
ダ710部を用いる以外は実施例6に準じた条件にて固
形分濃度40%、粘度440 cpsの重合体水溶液を
得た。尚、こ実施例9一 実施例6と同様の容器に各40%IPA水溶液1400
部、98%アクリル酸540部とポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート(日本油脂製プレンマーPE35
0)(EO付加モル数7〜9、平均分子量387〜4’
68)60部の′混合したモノマー、重合開始剤として
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(ト
ルエン50%希釈液)16部を分割添加し、40%苛性
ソーダ750部を用いて実施例6に準じた操作にて行い
固形分濃度40%、粘度470cpsの重合体水溶液を
得た。尚、この重合物の極限粘度を測定したと実施例1
0゜ 実施例6と同様の容器に各35%IPA水溶液1200
部、98%アクリル酸450部と2−ヒドロキシエチル
メタクリレート150部の混和したモノマー、中和に4
0%苛性ソーダ625部用いる以外は実施例6に準じた
条件操作にて行い、固形分濃度40%、粘度390 C
pSの重合体水溶液を得た。尚、この重合物の極限粘度
を測定したと比較例3 実施例6と同様の容器に各IPA900部、80%アク
リル酸600部とポリエチレングリコールモノメタクリ
レート(EO付加モル?2 ) 12.0部の混和した
モノマー、中和用に40%苛性ソーダ667部を用い、
実施例6に準じた条件操作にて行い、固形分40%、粘
度385 cpsの重合体水溶0.072であった。
実施例] 1゜ 実施例6と同様の容器に各40%IPA水溶液1400
部、98%アクリル酸560部とポリプロピレングリコ
ールモノアクリレート(Po付加モル数12)40部の
混和したモノマー、重合開始剤としてN、N−アゾビス
イソブチロニトリル5部を初期に仕込み、15部を分割
添加し、40%苛性ソーダ778部を用いて実施例6に
準じた操作方法にて固形分濃度40%、粘度520 c
psの重2NNai11 合体水溶液を得た。得られた重合体はCη〕2.。。
0086であった。
比較例4 実施例1と同様の容器に20%IPA水溶液2550部
を仕込み撹拌下に窒素置換を行って内温を70℃に昇温
する。次いで10%過硫酸アンモニウム57部を仕込み
、還流下に80%アクリル酸1200部を2時間要して
滴下する。一方、これと平行しつつ7%過硫酸アンモニ
ウム220部を2.5時間で滴下し反応させる。重合終
了して以下は実施例6に準じる操作方法にてI))18
.0、固形分濃度40%、粘度25℃820 CpSの
重合体を得た。尚、該重合体の極限粘度を測定したとこ
ろ2 N Na OHo、 ] 45テア−タ。
〔η〕25゜C 参考例2 実施例6〜11及び比較例3〜4で得た重合体をそのま
ま分散剤とし、SQ分散試験機を用いて重質炭酸カルシ
ウムを分散化粉砕し、2μm以下の粒径が90%以上、
重質炭酸カルシウム濃度73%のスラリーを調製し粘度
の経時変化を検討した。
その結果を第4表に示す。尚、分散化条件、は参考例1
と同じである。
第2表〜第4表に示した如く5本発明で得た重合体を分
散剤として用いた場合、粉砕処3理された重質炭酸カル
シウム分散液スラリーの分散性及び安定性に関し、2μ
m以下の粒径90%以上含有される70〜75%という
高濃度でも高分散性及び優れた経時安定性を示した。
(発明の効果) 本発明によれば、分散剤として、特に重質炭酸カルシウ
ム用の分散剤として有用な水溶性重合体を得ることがで
きる。本発明の特定の組成のイングロビルアルコール水
溶液中で本発明の水溶性重合体を゛製造した場合、得ら
れる水溶性重合体は、特にアルカリ塩の形で重質炭酸カ
ルシウム用の分散剤として用いた場合、経時安定性等の
点で優れた特性を発揮する。
例えば、重質炭酸カルシウムの初期分散液をサンドミル
で粉砕処理した後の分散液スラリーの分散性及び安定性
に関し、2μm以下の粒径90%以上が含有される高濃
度化スラ□リー系でも、本発明で得られる水溶性重合体
特にアルカリ塩の形の水溶性重合体は低粘性で経時安定
性良好な分散剤として用いつる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イソプロピルアルコールを25〜40重量%含有す
    るイソプロピルアルコール水溶液中で、(メタ)アクリ
    ル酸を、又は(メタ)アクリル酸と一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R_1は水素又はメチル基を示し、R_2はエ
    チレン基又はプロピレン基を示し、nは1〜30を示す
    。) で示される化合物を、(メタ)アクリル酸と一般式(1
    )で示される化合物の割合が100:0〜70:30(
    重量比)となる比率で重合させ必要により更にアルカリ
    性物質で中和することを特徴とする水溶性重合体の製造
    方法。
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