JPS61173778A - 重合体担体の活性化方法 - Google Patents

重合体担体の活性化方法

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JPS61173778A
JPS61173778A JP27484185A JP27484185A JPS61173778A JP S61173778 A JPS61173778 A JP S61173778A JP 27484185 A JP27484185 A JP 27484185A JP 27484185 A JP27484185 A JP 27484185A JP S61173778 A JPS61173778 A JP S61173778A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機リガンドを重合体担体に共有結合させる
方法に関する。よシ詳細には、本発明は、1又はそれ以
上の第−或いは第ニアミノ基、或いはスルフヒドリル基
を含有する有機リガンドを重合体グルに共有結合させる
新規な方法に関する。
生物学的に活性な材料を簡便な方法で精製する必要性は
長い間重視されてきている。例えば、酵素を精製する為
の初期の方法は、煩雑であり且つ多くの時間を要するも
のであった。最近になって、酵素その他の生物学的に活
性な材料は、次の様な工程によって精製され得ることが
わかった。すなわち、ここではリガンドとして言及され
る酵素その他の生物学的に活性な材料を固定化し、次に
固定化されたリガンドをそれの存在する混合物から分離
するということを含む工程である。リガンドは、必要に
応じ、固定化された状態で使用し得るし、或いは、適当
な化学処理によってその固定化された担体からはずして
固定化されていない状態でも用いることができる。リガ
ンドを重合体担体に共有結合させる方法の発見は、酵素
学、免疫学、そして他の様様な生物学的技術を発展させ
た。
生物学的リガンドの固定化方法のうち最初のものの1つ
に、ヒドロキシル基を含有する重合体を臭化シアン(C
NBr )などの活性化剤で処理する方法があった。活
性化された重合体は、共有結合によって種々の生物学的
リガンドを直接結合させるのに使用し得たのである。ポ
ラス(Porath)らは、CNBr法を含むいくつか
の化学的活性化方法について記している(ポラス他。
イモーピライズド・エンデイムズ(Immobiliz
edEnzymss )メン、ズφイン・エンディモロ
ジー(M@thods in ffinzymolog
y)モスパッチ(Mosbach)編、第44巻、19
−45頁、アカデミツク・プレス(Acadarnic
 Press)、(1976) )。ヒドロキシル基を
含有する重合体の活性方法の初期のものの殆どは、不利
な点が生じ易い為に実際的には広く普及しなかった。と
シわけCNBrによる活性化工程には次のような欠点が
つきものである。すなわち、 (1) CNBrで活性
化されたヒドロキシル基含有重合体と活性化された重合
体と反応するリガンドの7ミノ基との間に生ずる結合は
化学的に不安定であること、(2)活性化された重合体
とIJ ffガントの反応は、しばしば電荷を導入し、
そのことが親和吸収における反応産物の利用を妨げるこ
と、(3) CNBrは有毒で、偏涙性を有する有害な
化学物質であるので、取扱いの際に特別な配慮を必要と
すること、である。
リガンドをヒドロキシル含有重合体に結合させる為の方
法として、CNB r法以外を捜す努力がされた結果、
三塩化トリアジン、N−ヒドロキシサクシミド、  1
.1’−力ルがニルジイミダゾール、及びエポキシ化合
物を含む幾つかの反応物を使用する方法が案出された。
工4キシ化合物の使用については、アクセン(Ax@n
) 他ActaCh@n、 5cand B29 : 
471−474 (1975)に記載されている。エビ
クロロヒドリン、或いは、1.4−ビス(2,3−エポ
キシプロIキシ)ブタンは、アガロースゲルのヒドロキ
シル基と反応して、エポキシドグルを生成するiこのエ
ポキシドグルは、チオ硫酸ナトリウムと反応し、チオ硫
酸エステルを生じ、更にそれは、ジチオトレイトールに
より還元され、チオール基を含有する修飾されたアガロ
−スケ9ルを生成する。チオールゲルとしばしば呼ばれ
ているとのグルは、2.2′−ジピリジルスルフィドに
よりて、2−ピリジルジスルフィドグルに変換される。
そしてこのジスルフィドグルのカラムにウレアーゼの溶
液を通すと、蛋白含有量が高く、高い触媒作用を有する
酵素の結合物が得られる。この方法の一つの欠点は、エ
ポキシ置換重合体が充分安定でない為に保存がしにくい
ということである。
更に最近になると、種々の有機スルホン酸塩が、固定化
親和リガンドを調製する上で広く使用され得ることがわ
かった。例えば、ニルンン(Nilmson)他、Eu
r、 J、 Biochem・、 l 12 : 39
7−402(1980)には、p−)ルエンスルホニル
クロリドによる幾つかの生物由来分子のアガロースグル
への結合について記されている。使用された生物由来分
子は、核酸及び酵素を含むものである。
その他の有機ハロダン化スルホニルの使用や、他のヒド
ロキシル基を持つ支持体の使用については、ニルソン(
Nilamon)他、Bioch@m。
l!吐■、Ras、 Comm、 、 102 : 4
49−457(1981)に記載されている。最も活性
の高いハロダン化スルホニルは52e2e2−ト9フル
オロエタンスルホニルクロリド(トレシルクロリド)で
あると思われる。この文献で言及されている他のヒドロ
キシル基を持つ支持体は、セルロース、ノオールーシリ
カ、グリコ7アーゼーグラス、及びヒドロキシエチルメ
タクリレートである。
モスパッチらによる米国特許第4,415,665号は
、重合体物質の反応性に富むスルホン酸塩誘導体を作成
し、次にこうし°C活性化した重合体物質を生物学的に
活性な有機物質と直接反応させることによりて、アミノ
、チオール、或いは、芳香ヒドロキシエチル基接、少な
くとも一つのヒドロキシル基を含有する重合体物質に共
有結合させる方法を教示している。ハロダン化スルホニ
ルの使用は、多くの面で利点を有するものであることは
証明されているが、更に活性の高い有機ハロダン化スル
ホニルを得ることはコストの面で難しく、又、トレシル
クロリドは、液体である為、取シ扱いが簡便ではない。
連続的チオール−ジスルフィド交換反応を用いた酵素の
精製については、カールソン180−182(1976
)に記載されて居シ、そこでは、アガロース−2−ピリ
ジルジスルフィドにウレアーゼが共有結合されている。
この方法は、共有クロマトグラフによるウレアーゼの精
製には効果的ではあるが、アガロース−2−ピリジルス
ルフィドを取得するのには、不安定なエポキシド誘導体
を利用する工程を組合せなければならない。
ムカイヤマらは、種々の2−ピリジル硫化物を取得する
為の反応物として、1−メチル−2−アルコキシピリジ
ニウム塩の使用を開示している( Ch@m、 Let
t、、 1159−1162(1975))。
ホ’) w −ラ4!、アルコールを1−メチル−2、
−フルオロピリジニウム塩及びN、N 、−ジメチルチ
オカルバミン酸ナトリウムと反応させた後、還元的クリ
ーブによって、種々のアルコールのソレラに対応するチ
オールアルコールヘノ変換を示すことに成功した。炭水
化物やステロイドを含め、これらの著者によって例示さ
れているアルコールは、低分子量の単量体のアルコール
である( C155m、 Lett、 、 437−4
40(1977))。
2−フルオロ−1−メチルピリジニウムトルエン−4−
スルホネート(FMP)との反応によって活性化された
、ヒドロキシル含有重合体を利用する共有クロマトグラ
フのマトリ、クスを作製する為の便利な方法が、今や得
られた。活性化されたヒドロキシル含有重合体は、アミ
ノ及びスルフヒドリル基を含有する様々なリガンドとの
共有結合を形成するのに用いられ得る。しかしながら、
共有結合されたリガンドは、重合体マトリ、クスから除
去するのが難しい。したがって、リガンドを望ましい時
にいつでも除去可能な様に重合体へ結合させることが望
ましい。
この方法は、活性化された重合体のチオールダルへの変
換、すなわち、スルフヒドリル基含有重合体への変換を
含むものである。このチオールダルを2,2′−ジピリ
ジルノスルフイドと反応させ、重合体の2−ピリジルジ
スルフィドWIF4体を生成し得る。スルフヒドリル基
含有リガンドのチオール−ジスルフィド交換によって、
すfンドは、ジスルフィド結合により重合体に結合する
。ジチオトレイトールのようなチオールでジスルフィド
結合を還元することにより、リガンドは、いつでも必要
な時に除去されるようになる。
チオールゲルを得る方法として、二つの異なったルート
が可能である。その一つは、ジメチルジチオカルバミン
酸ナトリウムを用いて、活性化重合体をその対応するジ
メチルジチオカルバミル誘導体に変換し、これを還元的
クリーブ(clsave )によって任意のスルフヒド
リル置換重合体(DSrルと以下呼ぶ)に変換するとい
うルートである。
チオールゲルを得るもう一方のルートは、FMP活性化
重合体をジチオトレイトールで処理して、以下DTTダ
ルとして言及するところのチオールゲル、ジチオトレイ
チルダルを生成する過程を含むものであシ、フリーなス
ルフヒドリル基は、重合体へのチオエーテル結合から4
個の炭素原子で隔たっている。
共有クロマトグラフのマトリ、クスを特にどういった場
合に応用するかによって、DS −#か又はDTTダル
が、理想的に特定のクロマトグラフの各手順に適したも
のに使い分けられ得る。
例えば、DTT グルは、すfンドが大きな原子団を含
んで居シ、介在する炭素の4原子鎖によって重合体表面
とジスルフィド結合との間にスペースが存在しなければ
、重合体に充分近づいてノスルフイド結合を攻撃するこ
とが容易でない場合に特に適用され得る。
重合体担体は、水溶性でも水不溶性の重合体物質でもよ
く、本発明の方法を遂行する上では担体の選択は決定的
なものではない。重合体としての性質を有し、炭素原子
に結合している、活性化や結合を可能にする少なくとも
一つのヒドロキシル基を含有するものであれば、原則と
してどのタイプの担体でも使用し得る。担体は、個々の
状況に於ける必要に応じ、先ず第一に、結合させるリガ
ンドのタイプ、そして結合産物の用途に応じて選択され
る。担体は、ヒドロキシル基を含有した、天然、半合成
、或いは合成によるものであっても良い。重要な担体材
料は。
多糖類及び多糖類を含有する材料であシ1例えば、セル
ロース、アガロース、デキストラン及びその架橋結合物
である。合成担体としては1、/9エチレンクリコール
、$リビエルアルコール、/リヒドロキシエチルメチル
アクリレート等が例示される。当然のことながら、通常
ヒドロキシル基を含有しない担体を使用することも可能
であるが、その場合は、適切な処理をすることによって
そうした基を付与することができる。その一つの例がシ
リカ粒子であシ、その表面に炭素原子に結合している少
なくとも一つのヒドロキシル基を含有する原子団が結合
されている。
ヒドロキシル含有重合体担体の活性化は、アセトニトリ
ル、アセトン、或いは、テトラヒドロフランの様な極性
の乾燥有機溶媒中にお埴て、トリエチルアミンやトリエ
チルアミンなどの第三アミンがわずかに過剰に存在する
状態で行なわれる。FMPは、通常約1〜15分の速さ
で、周囲の温度(約22−35℃)及び圧力で1種種の
重合体材料と反応し、2−アルコキシ−1−メチルぎり
ゾ斤つム塩を生成し、それが、アフィニティリガンドと
して適切な様々な求核物質のアミノ或いはスルフヒドリ
ル基と直ぐに反応スル。2−クロロ−1−メチルピリジ
ニウム塩の様な2−へロー1−メチルピリジニウム塩も
使用され得るが、その大きな反応性から、2−フルオロ
゛−1−メチルピリジニウム塩のほうが、より望ましい
・ FMPのような活性化剤の反応しなかったものは、希塩
酸(例えば2 mM HCL )の様な希酸で容易に重
合体担体よシ洗い去ることができ、それによって、活性
化ヒドロキシル基に加水分解を起こさせることなく活性
化重合体を精製し、安定化させる。
FMP活性化重合体担体は、2□HCtに4℃で保存す
ると少なくとも4ケ月は安定である。活性化した重合体
担体は、薄い無機酸、例えば、2 mM ’Jン酸中で
も、或いは、必要ならば乾燥させた形態でも保存が可能
である。通常、1dのゲルに対し4〜7マイクロモルと
いう活性密度が得られる。
本発明の結合(eoapl ing)方法は、上記した
アミノ或いはスルフヒドリル基を含有する有機リガンド
に全般的に応用され得る。例えば、第一アミノ、第二ア
ミノ或いは、スルフヒドリル基は活性化されたヒドロキ
シル含有重合体への結合に用いられ得る。同様にそのN
a塩の様なスルフヒドリル基を含有する化合物の塩もこ
の目的の為に有用である。一般に結合の為に選択される
生成物は、結合反応を円滑に行える様に、良好な求核物
質であるべきである。重合体から、1−メチル−2−ピ
リドキシ基を置換し得る基ならいかなるものも充分リガ
ンドとして使用され得る。そこで、結果的にリガンドが
、結合に使用され得る官能基を有するのであれば、りが
ンドは、あらゆる脂肪族、芳香族、複素環、ヘテロ芳香
族ラジカル又は、それらの組合わせより成るあらゆるラ
ジカルを含んで良い。特に興味深いものは、生物学的に
活性なリガンドであシ、例えば、酵素等の蛋白質、抗体
及び抗原。
アミノ酸、チオール化合物、コツアクタ、ヌクレオチド
、プリヌクレオチド、ノーブテン及びその他の多くの生
物学的に活性なリガンドであシ、特に、例えば、アフィ
ニティークロマトグラフィーに使用され得る、他の物質
に生物学的に特異的な親和性を有するものが挙げられる
反応の図式は、第1図に示されている。図中、■−CH
2−OHというシンゲルは、少なぐとも一つの−CH2
−OH基を有する重合体担体を表し、TsO−ハ、トル
エン−4−スルホ*−)(、をンt−iL、TEAは、
トリエチルアミンを、L−Nl(2は、アミノ基含有リ
ガンドを、L−8Hは、スルフヒドリル基含有リガンド
を、夫々示す。
結合は、様々な温度及び−に於いて行ない得、極性有機
溶媒中だけでなく、水性の反応媒体中でも可能である。
反応条件は、活性化の段階でも結合の段階でも決定的な
ものではなく、先ず。
反応体の感受性及び実際上の便宜によって選択される。
穏やかな反応条件が望ましい。例えば、常温及び常圧下
で行うのが適切で、水性の反応媒体の場合、声は中性付
近、例えば、pH8〜9である。担体のヒドロキシル基
への結合の度合は、化学量論上の調節で実質的にすべて
の使用し得るヒドロキシル基を使用する必要がちるか、
そのどの程度の部分を必要とするかによって様様である
。70〜80チの結合効率が1通常実現される。
結合反応の後に残った未反応の活性化原子団は、結合の
終った重合体の利用を妨げる可能性があるので、結合の
終った重合体をpH9,0,2M ) リス−HC1に
室温で、2時間、懸濁して除去することができる。エタ
ノールアミンやメルカプトエタノールの様な他の求核物
質もまた、この目的に使用され得る。
チオールダルの使用を含む本発明の望ましい結合方法に
ついては、第4図を参照して詳細に述べられる。第4図
中には、全体の反応に於ける様々なステ、プが示されて
いる。
示されている過程の最初の工程は、少なくとも一つの反
応性ヒドロキシル基を有するヒドロキシル含有重合体(
式1)の2−フルオロ−1−メチルピリジニウムトルエ
ン−4−スルホネート(式2)との反応でオシ、既に上
に記した。
結果として得られる2−アルコキシ−1−メチルピリジ
ニウム塩(式3)は、時おり活性化重合体、或いは、活
性化ダルとして言及される。
1−メチル2−ピリドキシ基は、すガントによる求核的
置換の際に直ぐに1−メチル−2−ぎりトン(式4)に
変換される優良な離れ易い原子団である為、活性化重合
体は直ぐに求核物質によって攻撃される。
チオールダルの製造に導く一連の反応では、スルフヒド
リル基が直接重合体の炭素原子に結合しているのである
が、求核的置換によって活性化重合体と反応し、重合体
のジメチルジチオカルバミル誘導体(式6)を生成する
のにジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム(式5)が
用いられる。活性化ダルのジメチルジチオカルバミン酸
との反応は、N、N−ツメチルフォルムアミド(DMF
)等の有機溶媒中で起きる。使用し得る他の溶媒は、ア
セトニトリル、アセトン、及びテトラヒドロフランを含
むものである。その反応は1周囲の温度及び圧力下で1
2〜20時間行なわれる。
ダルのジメチルジチオカルバミル誘導体の還元の結果、
ダルの炭素原子に直接結合しているスルフヒドリル基を
有するチオールダル(式7)を生成する。還元は、水素
化ホウ素ナトリウム。
リチウムアルミニウムヒドリド或いは、ジチオナイトナ
トリウム等の標準の還元剤を用いて、容易に為され得る
。反応は、周囲の温度及び圧力(常温、常圧)下、6か
ら12時間の間に行なわれる。結果として得られるDS
−4’ルは、乾燥グルlグラム当り5〜15マイクロモ
ルのスルフヒドリル基含量を有する。
チオールダルを生成するもう一つのルートは、活性化ダ
ル(式3)のジチオトレイトール(式8)との反応を含
み、これによj5 DTT −ダル(式9)を生成する
。チオールダルは、重合体へのチオエーテル結合から4
炭素原子鎖によって隔てられているスルフヒドリル基を
有する。
活性化ダルとジチオトレイトールとは、重炭酸ナトリウ
ムの様な塩基或いは、トリエチルアミンやトリブチルア
ミンなどの第三アミンの存在下で混合することにより容
易に反応する。この反応は、周囲の温度及び圧力で、4
〜8時間で完了する。
結果として得られるDTT −ダルは、・os−ダルと
同様、共有クロマトグラフのマトリックスとして使用さ
れ得る。しかしながら、この使用に進む前に、未反応の
1−メチルピリドキシ活性原子団をDS−ダル或いはD
TT −ダルから除去し、共有クロマトグラフの主体で
あるすf/ドとの望ましい反応の進行が得られる様にコ
ントロールすることが重要である。未反応の活性原子団
の除去は、トリス−HCtl例えば、0.2M)リス−
HCt(PH9)、エタノールアミン、メルカプトエタ
ノール等の反応性リガンド、或いは、チオールダルのス
ルフヒドリル基とは反応しない他の適当な反応性リガン
ドを用いることにより容易に達成される。
チオールダルは、所望のリガンドをダルに結合する役割
を果たすチオール−ジスルフィド交換反応を行う為に活
性化される。活性化は、チオールダルを2.2′ピリノ
ルジスルフイド(式10)と反応させることにより最も
容易に達成される。反応は、周囲の温度及び圧力の条件
で進行し、1〜3時間で完了する。
活性化されたos−v”ル(第11式)又は、活性化さ
れたDTT−ダル(第12式)は、任意のリガンド(第
1図では、フリーなスルフヒドリル基を有する酵素とし
て示されているが)と反応し、ダルと酵素との間にジス
ルフィド結合を形成する。DS−ダルの場合は、ジスル
フィド結合が酵素をダルの炭素原子に直接結合させてい
る(第14式)が、一方、DTT−ダルの場合、酵素は
、イオウ原子によりてダルの炭素原子に結合している4
炭素原子鎖に、ジスルフィド結合している(式15)。
いずれの場合でも、2−チオピリドン(式16)が、活
性化されたチオールダルから置換されている。第14及
び15式は、固定化された酵素を示す。上記の方法に従
って、他の多くのリガンドが、同様に固定化され得るこ
とは、評価されるべきである。リガンドの活性化チオー
ルダルとの反応は、周囲の温度及び圧力の条件下、適当
に精製され緩衝液で調整されたリガンドを用いて、容易
に行なわれる。反応は2−6時間で完了する。
固定化された酵素は、システィン、ジチオトレイトール
、或いはメルカプトエタノール等の還元剤(式17)で
処理することにょシ、酵素(式13)を離脱する。周囲
の温度及び圧力の条件によって酵素は容易に離脱する。
セファローズ(S@pharose) CL−4Bを、
ダルの容積の20倍の蒸留水、容積比25ニア5゜50
:50,75:25のアセトンと水の混合物、及び10
0%アセトン、最後に、ダルの容積の10倍のドライア
セトンで、順に継続して洗浄した。50.9量の洗浄さ
れたデルを、1dのトリエチルアミンの混合したドライ
アセトニトリル50111tlC@濁し、室温で、激し
く攪拌した。ダル懸濁液に、40.dのドライアセトニ
トリル及び1.54のドライトリエチルアミンに3gの
FMPを溶解させた溶液を5dに分けて加えた。10分
後、ダルを、ダルの10倍容積のアセトンと2 mM 
Factとの混合物を、容積比で。
75:25,50:50,25ニア5.そして希釈しな
い2 mW HCLを用いて順次洗浄した。
実施例2 100In9量のN、ε−2,4−ジニトロフェニル−
L−リシンをO−2M NaHCOs 30 ’に溶解
した。
この溶液に実施例1の方法に従って得たFMP −活性
化ダル5gを加えた。その結果得られた懸濁液を室温で
15時間、振盪した。次にダルを懸濁液から除去し、5
00−〇〇 −2M NaHCOsで洗浄し、100I
IL(の0.1M)リス−HC2%−8に再び懸濁し、
室温で2時間、振盪した。ダルを500a/のl M 
NaC2及び0.15 M NaCtを含むPH7,5
の0.1 M !jン酸ナナトリウム緩衝液 PBS 
)で洗浄した。
実施例3 トブラマイシンの活性化ダルへの結合 。
実施例1によりて得た、2mMリン酸溶液中で保存した
FMP−活性化ゲルをリン酸から除去し、その2017
量を0.2ミリモルのトブラマイシンを含b 10 a
ll OO−5M NaHCO3K加えた。
ダル懸濁液を室温で24時間、ゆるやかに振盪した後、
500dのリン酸緩衝液食塩水(PBS)で洗浄した。
洗浄されたダルを15分間、0.IMTris中に懸濁
し、未反応の活性化ヒドロキシル基を不活性化した。次
にダルをPBS 500jlj。
l M NaCL含有PBS1000d、そして最後に
PBS500Itlで洗浄した。
重合体担体のヒドロキシル基の活性の度合を測定する為
に1−のダルにつき、マイクロ毫ル単位で、活性化の密
度を測定した。1−メチル−2−ピリドンは、求核物質
との結合の際に活性化ダルから離脱するので、結合反応
が行なわれている溶液の297 nmに於ける吸収(吸
光度)によって活性化の密度を量的に測定することが可
能である。この波長では、0.2 M Trf「・HC
4PH9中で、1−メチル−2−ピリドンは、5900
のモル吸光を有する。活性の密度は、1−の活性化ダル
を2Mの0.2 M Trim HCL 、 pH9に
懸濁し、10時間室温で、ゆるやかに振盪することによ
って測定され得る。結果として得られるグル懸濁液の遠
心の際に297nmでの上清の吸収を測定し、既知濃度
の1−メチル−2−ピリドンの溶液の吸収と比較する。
ここに記述した活性化方法を用い、活性密度40−70
 m1cro〜moles/1117のセファローズC
L−48の活性化ダルが得られた。
本発明によって得られる結合産物は、親和精製、共有ク
ロマトグラフィー、及び共有結合による生体分子の可逆
的及び不可逆的固定化など、生物学的に活性な材料等の
リガンドを重合体担体に付着させて固定化することが望
まれ場合に、様々な応用が可能である。以下の実施例で
、アフィニティークロマトグラフィーに於ける結合産物
の使用について例示する。
実施例4 精製 2d量のウサギ抗−DNP血清を遠心に対し、小片を除
去した。その上清を実施例2に従りて作製した0、5X
20cINカラムのN、e −2,4−−/ニトロフェ
ニルーL + 17シン結合セファローズCL−4Bに
流した。抗血清を流した後、カラムを流出物の280n
mの吸光度が0.02未満になる迄pBsで充分に洗浄
した。そして、容積で10チのテトラヒドロフランを含
む0.1Mのグリシン−HCl(pH2,5)を流出液
として用いた。抗体は、グリシン−HCt緩衝液を流し
た後3番目の5M画分に現れた。この実験の結果を第2
図に示す。
実施例5 1d量のウサギ抗トブラマイシン血清をPBSで10倍
に希釈した。希釈した抗血清を200゜rpmで30分
間、遠心に付し、小片を除いた。
上清全体を実施例3に記した様に調製したトブラマイシ
ン結合5epharos@CL−4Bの0.5 X 2
0備カラムに流した。流出物の280trmでの吸光度
が、0.02未満になる迄、カラムをPBSで洗浄した
。抗体を10%テトラヒドロ゛7ラン含有0.1Mグリ
シン−HCl 、 pH2,5と共に7M画分に流出さ
せた。結果を第3図に示す。
上記実施例4及び5に示される通シ、本発明の方法に従
って得られるリガンド結合重合体担体は、リガンド結合
重合体との間に親和結合(afflnity bond
 )を形成し得る様々な材料を精製する為の親和吸収材
として有用である。例えば、リガンド結合重合体は、抗
体の精製に使用し得、その場合、アフィニティーマトリ
、クスに吸収された抗体をマトリ、クスから、リガンド
を漏゛らすことなく流出させることが可能である。リガ
ンド結合マトリ、クスはまた一保存中に於けるその安定
性でも特徴づけられる。例えば、N、t −2,4−ジ
ニトロフェニル−も−リシン結合セファローズCL−4
Bは、リン酸111F液食塩水中、4Cで、すfンド結
合マトリ、クスからのリガンドの漏出なくして、保存さ
れる。
上述した様に、本発明の結合方法の重要な利点は、結合
した物質、すなわち、リガンドが重合体担体の炭素原子
に直接共有結合し、加水分解による分裂を不可能にする
点である。更には、先行技術の結合方法の幾つかに於い
てそうである様に、結合反応の間に付加的な電荷が導入
されることはない。担体材料の交差結合は、従来可能な
結合方法に於いてよくある。tた、望ましくない副作用
であるが、本発明の結合方法によれば、それを避けるこ
とができる。
実施例6 実施例1の乾燥活性化グル1gのサンプルを1OOIL
lの乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(DMF )で
洗浄し、1.81iツメチルジチオ力ルバミン酸ナトリ
ウム含有DMF100mに加えた。
そのグル懸濁液を室温で16時間、振盪した。
そして100ILlのドライDMFで洗浄し、5Qmの
乾燥DMFに再び懸濁した。懸濁液に、水素化ホウ素ナ
トリウムを加えた。懸濁液を室温で、更に4時間、振盪
し、200d伽σ、1000d1000d2.5001
1170.5NNaC1,及び500Ill 2 mM
 EiCLで、グルを洗浄した。チオールゲルのスルフ
ヒドリル含量を、ジー・エル・エルマン(G、L、 I
llman ) 、 Arch、 Bioah@m、 
Biophys。
82ニア0−77(1959)に記載の通シ、5.5’
−ゾチオピス(2−ニトロ安息香酸)によって測定した
結果、乾燥グル11に対し、9マイクロモルであった。
実施例7 実施例1の乾燥活性化l”A/111を0.2MNaH
COsに1Mジチオトレイトール(・DT’r )を溶
解し、攪拌した溶液に加えた。この懸濁液を室温で5時
間、振盪した。次にグルを500IllO−2M Na
HCOs、500d蒸留水、及び1000d1000d
2で1.洗浄した。スルフヒドリル含量は、111の乾
燥グルにつき、6マイクロモルでアった・ 実施例8 活性化チオールゲルの作製 実施例6のos−グル又は実施例7のDTT −rルを
エチレンシアミン四酢酸(KDTA )中の60チアセ
トy−40% 0.05MNaHCO31mMで洗浄し
た。洗浄されたグルは、0.3 M 2.2’−ジピリ
ジルジスルフィドと反応させた。
実施例9 ウレアーゼの共有クロマトグラフィーによる精製 1y量の部分精製したタチナタマメウレアーゼを、l 
mM EDTA及び5mMジチオトレイトール(DTT
 )を含む40ILlO,IM)リス−aCt、?7.
4に加えた。結果として得られる懸濁液を4℃で1時間
、攪拌し、遠心分離で小片を含む画分を除去した。51
7の曇った上清を0.5mMEDTAを含む0.05 
M TrisHCA 、 pJ(7,4で平衡化したセ
フアープ、リス(S@phadex ) G−50C)
X50mカラムに通した。こうした処理によって存在す
る全てのジチオトレイトールが除去され1次の共有クロ
マトグラフィーの段階での邪魔を防ぐことができる。
DTTを除いた5Nの流出物を実施例8の活性化DS−
fルの0.5X20tMカラムに流した。次にカラムを
流出物の280nmでの吸光度が0.1未満になる迄、
0.5 rrM EDTAを含む0.05 M )すx
−)104%pH7,4テ洗い、そして、0.05mM
 EDTA及び0.05MN亀Ctを含む0.05 M
 )リス−HC1、pH7,4で、吸収が0.02未満
になる迄洗浄した。酵素ウレアーゼは、0.05 my
iEDTA及び20mMジチオトレイトール(DTT 
)を含有する0、05 mM )リス−、HCtによっ
てカラムから流出した。ウレアーゼ活性は、グルタミ、
クデヒドロrナーゼ連結反応によJ、NADHの340
nm吸収の消失率を測定して分析された。
使用した基質の溶液は、0.05M)IJスーHC4p
H7,4; O,E mM EDTk : 1 mMA
DP : 1 mMアルファーケトゲルタレ−) : 
50mM尿素及び50Uグルタミ、クデヒドロrナーゼ
を含有していた。
アッセイは、2dの基質溶液に5〜10マイクロリ、ト
ルの酵素溶液を加えることにより開始される。ウレアー
ゼのカラムへの固定化及びカラムからの流出の結果を第
5図に示す。第5図の実線から、UV吸収物質のほとん
どが、遅滞無くカラムを通過することがわかる。これら
の物質は、最初の11画分に流出していた。高濃度のN
aCtを含有する緩衝液を流すと、第15〜20画分に
少量のW吸収物質が更に流出した。
破線は、ウレアーゼ活性を示し、 DTTがカラムに流
される迄、ウレアーゼ活性は検出されなかったことを示
す。曲線に示される通9、DTTが流された後、(第2
4画分から開始)第29−33画分に強いUV吸収物質
が流出していた。
DTTを加えると酵素だけでなく、2−チオピリドンも
離脱し、それも280 nmで強い吸収を示す。UV吸
収物質のほとんど(90S近く)は2−チオピリドンで
構成されているということは、これらの画分を0.05
 M )リスーHC1中の0.05mMgDTA 20
001117に対して透析を行ない、それらのUVe、
収に於いて、34倍の縮少となったことから確実とされ
た。ウレアーゼ活性は、四吸収の増加と同時に増加した
。酵素溶液を単独で、活性化チオールダルに通した結果
、酵素全体の83チが、11倍の精製率で回収された。
精製された酵素は、770単位/In9の特異的活性を
有することがわかった。実施例8の活性化DTT−ダル
を用いても類似の結果が得られる。
次の実施例では、本発明の活性化チオールダルにジスル
フィドプリ、デで結合した共有結合による生物学的活性
物質の可逆的な固定化について例示する。生物学的活性
物質を使用に便利な形態で提供する目的であれば、そう
した物質の固定化については、その生物学的活性物質の
活性に本質的に関わらないスル7ビドリル基を利用して
ソスルフイド結合を形成すべきであることを指摘しなけ
ればならない。
実施例1O ベータガラクトシダーゼの可逆的固定化大腸菌(L C
o11 )ベーターガラクトシダーゼ5ダを10ゴの0
.1Mリン酸ナトリウム緩衝液、0.15 M NaC
6,pH7,4に溶解させた。その酵素溶液に実施例8
の方法に従って作製した水分を含む活性化DTT−ダル
2.59を加えた。得られた懸濁液を室温で攪拌した。
ある間隔をおいて、0.11117のグル懸濁液を取り
出して、2500rpmで1分間、遠心分離に付した。
その上清をリン酸緩衝液で50倍に希釈し、0.25r
Llの希釈上清について、21jo−ニトロフェニル−
ベーターローガラクトピラノシド溶液中、ベーターガラ
クトシダーゼのアッセイを行った。室温で4時間インキ
ュベートした後、充分な活性を有するベーターガラクト
シダーゼの固定化が全て実現した。その時、0.05M
IJン酸塩、−7,7中の20 mM DTTを固定化
された酵素と混合してサングルを取シ出し、ベーターガ
ラクトシダーゼについてアッセイを行なった。第6図に
示される通シ、ベーターガラクトシダーゼ活性は、反応
8時間で酵素が全て回収される迄増大した。
本発明に関する上の記述は、説明及び例示を目的として
特に望ましい具体化の記述に向けられたものである。し
かしこの技術の分野に精通する者ならば、本発明の範囲
及び主旨から逸脱することなく、方法や材料について多
くの改良、改変が為され得ることは、明らかであろう・
例えば・他のヒドロキシル含有重合体担体及び他のりf
ンドが使用されるかもしれない。ここに記された特定の
アフィニティーシステムは、便宜上選択されたものであ
シ、限定を意図したものではない。出願人は、特許請求
の範囲が、そういったすべての均等な改良物やバリエー
ションをカバーするものであり、それらは、本発明の真
の範−囲及び主旨に含まれることを意図している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による活性化重合体の製造方法の概略模
式図である。 第2図は、アフィニティーマトリ、クスとし”C2、4
−DNP −リ’/ 7結合−≠隊ia’CL’−48
を用いた2、4−ジニトロフェニルウシ血清アルブミン
に対するウサギ抗血清のアフィニティー精製を示す流出
曲線である。 第3図は、トブラマイシン結合i呼# CL−4Bをアフィニティーマトリ、クスとして用いた
ウサギ抗トブラマイシン血清のアフィニティー精製を示
す流出曲線である。 第4図は、チオールゲルの種々の製造ルートを示す概略
模式図である。 第5図は共有クロマトグラフィーによるタチナタマメウ
レアーゼの精製中に生じた流出物の色々な画分の吸収を
示す流出曲線である。 第6図は、大腸菌ベーターガラクトシダーゼの2.2′
−ジチオジピリノル活性化チオール(DTT)グルへの
固定化の進行及び、ジチオトレイ) −ル付加による逆
反応の反応曲線である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦FIG、 1 @cnz−on 士、f’) ↓ 9CH2−oQ ・7メ\、 9CH1411440CH2−乳 + 口G、 2 FIG、 3 日G、4 FIG、 5 画分1号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも1つのヒドロキシル基を含有する重合
    体物質を2−フルオロ−1−メチルピリジニウムトルエ
    ン−4−スルホネートと反応させ、上記重合体のヒドロ
    キシル基の少なくとも幾つかが1−メチル−2−ピリド
    キシ基に転化されている重合体産物を回収することより
    成る、少なくとも1つのヒドロキシル基を含有する重合
    体物質のヒドロキシル基を活性化する方法。 (2)(A)第一アミノ基、第二アミノ基、及びスルフ
    ヒドリル基より成る群の中から選択される少なくとも1
    つの置換基を含有する有機リガンドを(B)少なくとも
    1つのヒドロキシル基を含有する重合体物質に直接的に
    共有結合させる方法であって、 (1)先ず、(i)1−フルオロ−2−メチルピリジニ
    ウムトルエン−4−スルホネートを、(ii)少なくと
    も1つのヒドロキシル基を含有する重合体物質であって
    その炭素原子に少なくとも1つの反応性ヒドロキシル基
    が結合しているものと反応させて反応性誘導体を生成し
    、ついで (2)上記反応性誘導体を有機リガンド(A)と直接反
    応させることから成る方法。 (3)少なくとも1つのヒドロキシル基を含有する重合
    体物質のヒドロキシル基をスルフヒドリル基で、置換す
    る方法であって、先ず、 (i)2−フルオロ−1−メチルピリジニウムトルエン
    −4−スルホネートを(ii)少なくとも一つのヒドロ
    キシル基を含有する重合体物質であってその炭素原子に
    少なくとも1つのヒドロキシル基が結合しているものと
    反応させて反応性誘導体を生成し、上記反応性誘導体を
    ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムと直接反応させ
    、その結果得られるジメチルジチオカルバミル誘導体を
    還元し、上記の少なくとも1つのヒドロキシル基がスル
    フヒドリル基に置換されているチオールゲルを生成する
    ことからなる方法。 (4)少なくとも1つのスルフヒドリル基がヒドロキシ
    ル含有重合体の炭素原子に直接結合しているチオールゲ
    ルの製造方法であって、少なくとも1つの反応性ヒドロ
    キシル基を含有する重合体を2−メチル−1−フルオロ
    −ピリジニウムトルエン−4−スルホネートと反応させ
    て、上記重合体の炭素原子に1−メチル−2−ピリドキ
    シ基が直接結合している活性化重合体を生成し、上記活
    性化重合体をジチオトレイトールと反応させて、上記ジ
    チオトレイトールのイオウ原子が上記重合体の炭素原子
    に直接結合している上記重合体のジチオトレイチル誘導
    体を生成することから成る方法。 (5)2−ピリジルジスルフィドで置換された重合体の
    製造方法であって、ヒドロキシル含有重合体を2−フル
    オロ−1−メチルピリジニウムトルエン−4−スルホネ
    ートと反応させ、その結果得られる上記重合体の1−メ
    チルピリドキシ誘導体をジメチルジチオカルバミン酸ナ
    トリウムと反応させ、その結果得られるジメチルジチオ
    カルバミル誘導体を還元的にクリーブしてスルフヒドリ
    ルで置換された重合体を製造し、更に上記のスルフヒド
    リルで置換された重合体を2,2′−ジピリジルジスル
    フィドと反応させてその結果得られた、上記重合体の2
    −ピリジルジスルフィド置換誘導体を回収することから
    成る方法。 (6)ヒドロキシル含有重合体の2−ピリジルジスルフ
    ィド誘導体の製造方法であって、少なくとも1つの反応
    性ヒドロキシ基を有するヒドロキシル含有重合体を2−
    フルオロ−1−メチルピリジニウムトルエン−4−スル
    ホネートと反応させ、結果として得られる上記重合体の
    1−メチルピリドキシ誘導体をジチオトレイトールと反
    応させ、その結果得られるジチオトレイチルを反応させ
    て、上記重合体のジチオトレイチル誘導体の2−ピリジ
    ルジスルフィド誘導体を作成することから成る方法。 (7)固定化され、生物学的に活性化されたリガンドの
    製造方法であって、少なくとも1つの反応性ヒドロキシ
    ル基を含有するヒドロキシル含有重合体を2−フルオロ
    −1−メチルピリジニウムトルエン−4−スルホネート
    と反応させ、その結果として得られる上記重合体の1−
    メチル−2−ピリドキシ誘導体をジメチルジチオカルバ
    ミン酸ナトリウムと反応させ、その結果得られる上記重
    合体のジメチルジチオカルバミル誘導体を還元的にクリ
    ーブしてスルフヒドリル基が上記重合体の炭素原子に直
    接結合しているスルフヒドリル置換重合体を生成し、上
    記スルフヒドリル置換誘導体を2,2′−ジピリジルジ
    スルフィドと反応させ、その結果得られる上記重合体の
    2−ピリジルジスルフィド誘導体をフリーなスルフヒド
    リル基を含有する生物学的に活性なリガンドと反応させ
    て、固定化リガンドを製造することから成り、上記リガ
    ンドが上記重合体にジスルフィド結合により結合してい
    る方法。 (8)固定化され、生物学的に活性なリガンドの製造方
    法であって、少なくとも1つの反応性ヒドロキシル基を
    含有するヒドロキシル含有重合体を2−フルオロ−1−
    メチルピリジニウムトルエン−4−スルホネートと反応
    させ、その結果得られる上記重合体の1−メチル−2−
    ピリドキシ誘導体をジチオトレイトールと反応させ、そ
    の結果得られる上記重合体のジチオトレイチル誘導体を
    2,2′−ジピリジルジスルフィドと反応させて上記重
    合体のジチオトレイチル誘導体の2−ピリジルジスルフ
    ィド誘導体を製造し、上記2−ピリジルジスルフィド誘
    導体をフリーなスルフヒドリル基を含有する生物学的に
    活性なリガンドと反応させることから成り、上記リガン
    ドがジスルフィド結合によって上記重合体に共有結合し
    て居り、上記ジスルフィド結合が、ジチオトレイチル置
    換重合体のスルフヒドリル基を置換している方法。 (9)フリーなスルフヒドリル基を含有する生物学的に
    活性なリガンドを精製する為の共有クロマトグラフ方法
    であって、特許請求の範囲第5項または6項の方法によ
    り製造されたヒドロキシル含有重合体の2−ピリジルジ
    スルフィド誘導体と上記リガンドを含有する混合物を含
    有させ、その際、上記リガンドがジスルフィド結合によ
    って上記重合体に結合し、ジチオトレイトール、メルカ
    プトエタノール、及びシステインより成る群の中から選
    択される低分子のスルフヒドリル含有化合物によって上
    記重合体から上記リガンドを解離させることから成る方
    法。
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