JPS6117334A - 改良された周囲ヘリ部を有する卓上食器類を製造する方法及びこれによつてつくられる食器類 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童粟上優肌朋光韮 本発明は金属製卓上食器類、特に改良された周囲ヘリ部
を存する器物又はトレイの製造方法及びこの方法によっ
て得られる製品に関する。

従来技術 シート状金属を公知の技術によって適当に変形して器物
、１〜レイあるいは他の卓上食器類を製造することは知
られている。このような製品は、実用上及び美的理由か
ら、一段と高くなった周囲へり部を設りることが有利で
ある。この一段と高くなったへり部は、成形されたシー
ト状金属の上に溶接することが以前から一般に行われて
いる。この作業は非常に多くの時間を費し、またその製
品が高価な材料を使用しない時にはその材料費に不釣合
に多くの製造コストを有している。

発明の目的 本発明の目的は、一段と高くなった周囲へり部を有する
金属製食器類、例えば器物やトレイ等を、従来技術のよ
うに時間を費すという欠点なしで製造する方法を提供す
ることである。

光里少棗威 本発明は上記目的を達成するため、−一一一一周囲縁部
に一段と高くなった周囲へり部を設けた中央ボディを有
する金属製卓上食器類を製造する方法であって、上記一
段と高くなったへり部が塑性変形可能な材料でつくられ
た、上記中央ボディの縁部を受入れる溝を有する環状要
素を有し、該環状要素は加圧によって変形させられて最
終的な形状となり、該溝は押圧されて上記縁部に噛付き
結合さセられることを特徴として柄部されるＯ本発明の
目的、利点及び構成上の特徴は、添付した図面を参照し
て述べ為以下の説明からさらに明らかになるが、これら
の説明は発明の範囲を何ら制限するものではない。

失施■ 図面に示すように、器物は全体を１０で示す中央ボディ
を有し、プレス、丸削り等の公知の方法により製造され
る。

本発明によれば、環状要素１１は中央ボディ１０の縁部
の周囲に取付けられる。第２図によりより明確に理解で
きるように、上記環状要素１１はそ　・の溝１２に中央
ボディ１０の縁部を受容し、環状要素１１は開いた状態
で容易に縁部を組入れ、１３で略図的に示す衝頭接合に
よって閉じられる。

環状要素１１は、例えば銅等のように大きな塑性変形性
を有する金属により製作することが有利である。

器物は、その後、環状要素１１が第３図に示すような一
定の形状を取るようにプレス加工される。

このプレス加工は′ａ１２を自動的に閉じることになり
、環状要素１１は、それ以外の溶接作業や特別の仕上げ
を必要とすることなく中央ボディ１０に堅く固着される
。

中央ボディ１０の縁部が、そのプレス加工中に僅かに曲
げられて最後的に曲げられた状態となると、環状要素１
１は中央ボディ１０の縁部により強固に固着される。こ
のようにして得られる器物は当然に、電気メッキ等のよ
うな、通常このような製品になされる処理がなされる。

本発明による方法及び部品の結合、すなわち中央のシー
ト状金属体に無端式の一段と高いへり部を組合わせて加
圧によりそこに噛付き結合することは、その製品を迅速
に形成して満足のいく品質の製品を得ることを可能にす
る。

上述の部品の形状及び配置は、中央ボディの縁部に一段
高くなったへり部を溶接することを不要となし、また、
溝１２が、環状要素１１を切断して中央ボディｌＯの縁
部にそれを取付けなければならない程に深いものである
場合には、最終的に組立てをなす前に一段と高い縁部材
を閉じるためにだけ溶接を必要とする。

・　環状要素１１に十分な力を加えて望性変形をなして
いる間に、溝１２は実際には一方の側で開いており、上
記環状要素１１の材料は中央ボディ１０の縁部を越える
ようになってそこに捲縮を形成する。

光１１邂九限 本発明による利点の一つは、周囲の一段と高くなったヘ
リ部が力が加えられたときの変形により堅くなった材料
により形成されるから大きな抵抗力を持つということで
ある。

さらに、従来の製品の製造方法も含めて製品の製造方法
において使用することがすすめられないような金属材料
も、本発明によって製品を製造するために使用可能であ
る。例えば、環状要素をシート状金属ボディに固定する
ために従来使用されていたはんだ付は加工に不適当だっ
た材料が使用可能である。

本発明による形状の製品においては、もし強固な固着を
しようとするならば、固着力の弱いすず合金ではなく銀
合金を使用しなければならないから、はんだ付は合金の
使用はそのコストが従来の製品製造コストにおいて無視
することができなかったが、本発明はこのはんだ付は合
金を不要にした。

本発明によれば、前処理された一段と高くなったふち部
を優れた仕上げにすることができ、従って、中央ボディ
及び１段と高くなったふ゛ち部のためにそれぞれ選ばれ
た金属の色の組合せにより卓上食器類を製造して美的喜
びを得ることができる。

本発明による方法及び形状によって得られる利点は、卓
上食器類を、非常に高品質の仕上げと外観を有するがコ
ストを安くして多量生産することができることである。

このことは、製品の品質を下げる構造の単純化、例えば
へり部をその製品をつくっているシート状材料の周辺部
分を変形させて折り曲げることによって製造するとと等
なしに達成することができる。このような単純化された
へり部はその製造可能な形が非常に制限され、また穴が
形成されて使用中、特に洗っている時にそこに水が溜ま
ってしまう問題が生じる。

本発明による方法及び部品の配置によれば、美的面から
求められる非常に変化に冨んだ一段と高くなった色々の
縁部を作成することができるが、これらの卓上食器類は
、限定的でなく代表的なものとして挙げられた器物、ト
レイ、飲用ガラス器等の広い範囲に及ぶものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によって得られた器物の部分的平面図、
第２図及び第３図は第１図における線■−■に沿って切
断した断面図そあり、連続した２つの加工行程を示す。 １０・・・中央ボディ、１１・・・環状要素、１２・・
・溝、１３・・・衝頭接合゛。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）一段と高くなった周囲へり部を形成した縁部を有
   する中央ボディからなる金属製卓上食器類を製造する方
   法において、上記一段と高くなった周囲へり部は、上記
   中央ボディの縁部を受入れるようになった溝を有し、塑
   性変形可能な金属でつくられた環状要素からなり、該環
   状要素を一定の形状となるように加圧により変形させ、
   上記溝を圧縮して上記周囲縁部に噛付き結合させること
   を特徴とする方法。
2. （２）上記環状要素は、上記縁部が上記溝に挿入された
   後に衝頭接合される特許請求の範囲第（１）項に記載の
   方法。
3. （３）上記縁部は、平らではなく、上記環状要素によっ
   て把持される領域内で曲げられている特許請求の範囲第
   （１）項に記載の方法。
4. （４）上記縁部は、上記環状要素の加圧による変形中に
   曲げられる特許請求の範囲第（３）項に記載の方法。
5. （５）特許請求の範囲第（１）項ないし第（４）項のい
   ずれか一項により製造された卓上食器類。
6. （６）縁部に一段と高くなった周囲へり部を有する中央
   ボディを備えた金属製卓上食器類において、上記一段と
   高くなったへり部が、上記中央ボディの縁部を受入れる
   溝を有し、塑性変形可能な金属でつくられた環状要素か
   らなり、該環状要素は加圧により変形させられて一定の
   形状となり、かつ上記溝を圧縮させて上記縁部噛付き結
   合していることを特徴とする卓上食器類。
7. （７）上記環状要素は、上記縁部が上記溝内に挿入され
   た後に衝頭接合される特許請求の範囲第（６）項記載の
   卓上食器類。
8. （８）上記縁部は、平らではなく、上記環状要素によっ
   て把持される領域内で曲げられている特許請求の範囲第
   （７）項に記載の卓上食器類。
9. （９）上記縁部は、上記環状要素が加圧による変形中に
   曲げられたものである特許請求の範囲第（８）項に記載
   の卓上食器類。