JP3138965U - 板材 - Google Patents
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Abstract
【課題】加工工程を単純化し、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増し、構造強度を高めることを可能にする板材の構造を提供する。
【解決手段】板材の構造10は、基板20とフレーム30とを含む。基板20は外周面22を有し、フレーム30は一体成形された環状を呈し、かつ内周面32を有する。内周面32の形状は基板20の外周面22の形状に類似する形状に形成される。フレーム30は基板20に嵌合し、外周面22と内周面32が接合する。これにより、板材の構造10に関する加工工程が単純化され、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すことができるだけでなく、構造強度を高めることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】板材の構造10は、基板20とフレーム30とを含む。基板20は外周面22を有し、フレーム30は一体成形された環状を呈し、かつ内周面32を有する。内周面32の形状は基板20の外周面22の形状に類似する形状に形成される。フレーム30は基板20に嵌合し、外周面22と内周面32が接合する。これにより、板材の構造10に関する加工工程が単純化され、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すことができるだけでなく、構造強度を高めることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本考案は、板材に関し、詳しくは、加工工程の単純化を可能にする板材の構造に関するものである。
木の板は、原木、合板、繊維板などに分類され、そのうち合板は、単一の板を多層にわたり積み重ね、接着することにより形成される。繊維板の製造方法は、木材および繊維に接着剤を混ぜ、熱圧成形により板状材を形成し、繊維と接着剤の間を固着させることにより、材質が均質で、裂けにくい板材を形成する。上記の製造方法は、合板および繊維板のどちらでも非常に一般的である。
食卓用テーブル、オフィス用机あるいは食器棚などに合板または繊維板を使用する場合、まず合板あるいは繊維板を所定の形に裁断し、そののち合板あるいは繊維板の裁断面に装飾用木口テープを貼り付けることで合板あるいは繊維板の裁断面を露出させず、最後に合板あるいは繊維板の表面をきれいに一致させるために研磨、塗装などの工程を行う。
しかし上記の方法では、合板あるいは繊維板を裁断した後、それぞれの裁断面に天然木の木口テープを貼り付けなければならないため、製造の加工工程が複雑になり、時間がかかる。また合板と繊維板の形状が単純でない場合、製造の際に裁断面に天然木の木口テープを直接貼り付けることが不可能で、軟質プラスチック製の木口テープを貼り付けるほかない。しかし、プラスチック製の木口テープに塗装などの後工程を行うのは難しく、また使用から暫く経つと剥落しやすい。
食卓用テーブル、オフィス用机あるいは食器棚などに合板または繊維板を使用する場合、まず合板あるいは繊維板を所定の形に裁断し、そののち合板あるいは繊維板の裁断面に装飾用木口テープを貼り付けることで合板あるいは繊維板の裁断面を露出させず、最後に合板あるいは繊維板の表面をきれいに一致させるために研磨、塗装などの工程を行う。
しかし上記の方法では、合板あるいは繊維板を裁断した後、それぞれの裁断面に天然木の木口テープを貼り付けなければならないため、製造の加工工程が複雑になり、時間がかかる。また合板と繊維板の形状が単純でない場合、製造の際に裁断面に天然木の木口テープを直接貼り付けることが不可能で、軟質プラスチック製の木口テープを貼り付けるほかない。しかし、プラスチック製の木口テープに塗装などの後工程を行うのは難しく、また使用から暫く経つと剥落しやすい。
本考案の主な目的は、加工工程を単純化する板材の構造を提供することである。
本考案のもう一つの目的は、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すことのできる板材の構造を提供することである。
本考案のまたもう一つの目的は、構造の強度を高めることを可能にする板材の構造を提供することである。
本考案のもう一つの目的は、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すことのできる板材の構造を提供することである。
本考案のまたもう一つの目的は、構造の強度を高めることを可能にする板材の構造を提供することである。
本考案による板材の構造は基板とフレームとを含む。基板は外周面を有し、フレームは一体成形された環状を呈し、かつ内周面を有する。内周面の形状は基板の外周面の形状に類似する形状に形成される。またフレームは基板に嵌合され、外周面と内周面は接合される。本考案による技術により、板材の構造に関する加工工程を単純化し、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すだけでなく、構造強度を高めることができる。
(第1実施形態)
以下、本考案の第1実施形態による板材の構造を、図面に基づいて説明する。
図1と図2に示すように、本考案の第一実施形態による板材の構造10は基板20とフレーム30を含む。基板20は木質の合板または繊維板であり、フレームは原木、金属またはプラスチック材質などのいずれか一つにより形成される。
以下、本考案の第1実施形態による板材の構造を、図面に基づいて説明する。
図1と図2に示すように、本考案の第一実施形態による板材の構造10は基板20とフレーム30を含む。基板20は木質の合板または繊維板であり、フレームは原木、金属またはプラスチック材質などのいずれか一つにより形成される。
基板20は不規則な形状の外周面22を有し、フレーム30は一体成形された環状を呈する。またフレーム30は内周面32と裁断面が円弧状を呈する表面34とを有し、内周面32の形状は基板20の外周面22の不規則な形状と同一である。また図3に示すようにフレーム30は基板20に嵌合され、外周面22と内周面32は接合し、かつフレーム30と基板20の外周面22とを結合させるために外周面22と内周面32との間に接着剤を有する。
上記構成による板材の構造10を製造する場合、まず基板20とフレーム30を所定の形状にし、それぞれの表面にニスを塗るなどの加工を行う。基板20の加工が完了した後、基板20の外周面22は裁断された後の形状を呈するため、フレーム30を基板20に直接装着し、接着剤により固定することによりフレーム30は外周面22を囲むことが可能であり、裁断された後の外周面22は板材の構造10から露出することがない。これにより所定の製品を完成させることが可能となる。従来の合板または繊維板はそれぞれの裁断面に木口テープを貼り付けることが必要であるのに対し、本考案ではフレーム30に基板20を嵌め込む加工工程により、製品を完成させることが可能である。
(第2実施形態)
本考案による板材の構造10を使用者の習慣に合わせて特殊な形状に形成する場合を図6に示す。本考案による板材の構造10をオフィス用机40に適用するため、まずフレーム44を不規則な形状または特殊な形状に形成し、そののちフレーム44と基板42とを結合させることで完成する。また合板または繊維板は吸水性があるため、水分を吸収すると膨張し湾曲現象が起こる。またフレーム30に基板20を嵌め込むことにより、一体成形構造を完成させることが可能となり、またフレーム30と基板20とを結合させればフレーム30により基板20の構造強度を高めることが可能となるだけでなく、基板20が曲がりにくくなる。
本考案による板材の構造10を使用者の習慣に合わせて特殊な形状に形成する場合を図6に示す。本考案による板材の構造10をオフィス用机40に適用するため、まずフレーム44を不規則な形状または特殊な形状に形成し、そののちフレーム44と基板42とを結合させることで完成する。また合板または繊維板は吸水性があるため、水分を吸収すると膨張し湾曲現象が起こる。またフレーム30に基板20を嵌め込むことにより、一体成形構造を完成させることが可能となり、またフレーム30と基板20とを結合させればフレーム30により基板20の構造強度を高めることが可能となるだけでなく、基板20が曲がりにくくなる。
上記した通り、本考案による技術により板材の構造に関わる加工工程を単純化し、不規則な形状の加工に適し、製品の美観を増すことが可能なだけでなく、構造強度を高めることが可能である。
(第3実施形態)
また本考案による板材の構造は、使用の目的または加工の需要に応じ、フレームは異なる特徴を有することができる。図4に示すように、フレーム30は固定部36を有し、固定部36はフレーム30の内周面32に形成され、かつ内周面32に垂直にしながら突出する。内周面32と基板20の外周面22とを結合させる場合、固定部36は基板20の上面24に位置付けられるため、フレーム30の構造強度を高め、板材の構造10の外環の突出部を形成することが可能である。図5に示すように、基板20は周縁に沿い延ばされた嵌合溝26を有することが可能である。フレーム30を基板20に装着する場合、フレーム30の固定部36を嵌合溝26に装着することにより、フレーム30と基板20の結合強度を高めることが可能である。
また本考案による板材の構造は、使用の目的または加工の需要に応じ、フレームは異なる特徴を有することができる。図4に示すように、フレーム30は固定部36を有し、固定部36はフレーム30の内周面32に形成され、かつ内周面32に垂直にしながら突出する。内周面32と基板20の外周面22とを結合させる場合、固定部36は基板20の上面24に位置付けられるため、フレーム30の構造強度を高め、板材の構造10の外環の突出部を形成することが可能である。図5に示すように、基板20は周縁に沿い延ばされた嵌合溝26を有することが可能である。フレーム30を基板20に装着する場合、フレーム30の固定部36を嵌合溝26に装着することにより、フレーム30と基板20の結合強度を高めることが可能である。
10:板材の構造、20:基板、22:外周面、24:上面、26:嵌合溝、30:フレーム、32:内周面、34:表面、36:固定部、40:オフィス用机、42:基板、44:フレーム
Claims (7)
- 外周面を有する基板と、
前記外周面の形状に類似する形状に形成される内周面を有し、一体成形された環状を呈するフレームと、
を備え、
前記フレームは前記基板に嵌合し、前記外周面と前記内周面とは接合することを特徴とする板材。 - 前記基板は上面を有し、
前記フレームは内周面に固定部を形成し、
前記フレームの内周面と前記外周面とは、前記固定部が前記上面に位置付けられて結合することを特徴とする請求項1記載の板材。 - 前記基板は周縁に嵌合溝を有し、前記固定部は前記嵌合溝に嵌め込まれることを特徴とする請求項2記載の板材。
- 前記フレームは表面を有し、前記表面は円弧状を呈する面であることを特徴とする請求項1記載の板材。
- 前記基板は合板あるいは繊維板であることを特徴とする請求項1記載の板材。
- 前記フレームは原木、金属あるいはプラスチック材質のいずれか一つであることを特徴とする請求項1記載の板材。
- 前記外周面と前記内周面とは類似する不規則な形状であることを特徴とする請求項1記載の板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008688U JP3138965U (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | 板材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007008688U JP3138965U (ja) | 2007-11-09 | 2007-11-09 | 板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3138965U true JP3138965U (ja) | 2008-01-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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2007
- 2007-11-09 JP JP2007008688U patent/JP3138965U/ja not_active Expired - Fee Related
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