JP3226989U - 新型無垢フローリング - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的高い無垢感、高い表面硬度、比較的長い耐用年数を有し、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消することのできる新型無垢フローリングを提供する。【解決手段】新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100と、無垢材ベース層100の第一の表面上に接着被覆された少なくとも一層の上部熱硬化性接着層200と、上部熱硬化性接着層200の上に接着被覆された無垢材装飾層300とを含み、無垢材ベース層100は、早成樹の板材であり、少なくともその第一の表面が位置する側の表層に第一の密度強化層110が形成されており、上部熱硬化性接着層200と第一の密度強化層110との両方によって上部密度強化部が形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、床舗装材料の技術分野に関し、具体的には新型無垢フローリングに関する。
従来の無垢フローリング(Solid Wood Flooring)は、その製造によって貴重な広葉樹資源を大量に消費し、価格も高い。したがって、広葉樹資源の保護及び消費者が受け入れられる市場価格の観点から、従来の無垢フローリングに代わる新型の木質フローリング製品が緊急に必要とされている。既存技術では、従来の無垢フローリングに代わり得るものとして、多層/3層の無垢複合フローリングが提供されている。しかしながら、このようなフローリングは、防水性が悪い、耐用年数(使用寿命)が短い、無垢感が低い(足触りが良くない)等の理由で、実際には従来の無垢フローリングに代わるのが困難である。既存技術では、さらに早成樹の木質フローリングも提供されているが、早成樹の木質フローリングは、表面硬度が低いため、床舗装材料の硬度や強度についての要求を満たし難く、耐用年数も短い。
本考案は、上記技術的課題を解消するためになされたものであり、比較的高い無垢感、高い表面硬度、比較的長い耐用年数を有し、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消することのできる新型無垢フローリングを提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本考案は、新型無垢フローリングを提供する。本考案による新型無垢フローリングは、無垢材ベース層と、前記無垢材ベース層の第一の表面上に接着被覆された少なくとも一層の上部熱硬化性接着層と、前記上部熱硬化性接着層の上に接着被覆された無垢材装飾層とを含み、前記無垢材ベース層は、早成樹の板材であり、少なくともその第一の表面が位置する側の表層に第一の密度強化層が形成されており、前記上部熱硬化性接着層と前記第一の密度強化層との両方によって上部密度強化部が形成される。
上記構造によれば、無垢材ベース層として早成樹の板材を使用しているので、フローリング製品の無垢感(例えば無垢材の外観、無垢材の足触りなど)を保証しながら、貴重な広葉樹資源の消費を減らすことができる。また、上部密度強化部を設けることで、このような新型木質フローリングに、比較的高い表面硬度及び比較的長い耐用年数を持たせることができる。特に、上部熱硬化性接着層を設け、そして上部熱硬化性接着層と第一の密度強化層との両方によって上部密度強化部を形成することで、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消し、このような新型無垢フローリングの耐用年数が比較的長いことをさらに保証することができる。
好ましくは、前記無垢材ベース層は、早成樹の無垢材単板又は早成樹のフィンガージョイントボードである。
好ましくは、前記上部熱硬化性接着層は、熱硬化性樹脂含浸紙層及び/又は熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層である。
好ましくは、前記新型無垢フローリングは、前記無垢材ベース層の第二の表面上に接着被覆された少なくとも一層の下部熱硬化性接着層と、前記下部熱硬化性接着層の下面に接着被覆された無垢材背板層とをさらに含み、前記無垢材ベース層は、その第二の表面が位置する側の表層に形成された第二の密度強化層と、前記第一の密度強化層と前記第二の密度強化層とを繋げるコア層とをさらに含み、前記下部熱硬化性接着層と前記第二の密度強化層との両方によって下部密度強化部が形成される。
好ましくは、前記第一の密度強化層と、前記第二の密度強化層と、前記コア層とは、前記無垢材ベース層上における同じ材料の自然に繋がった異なる厚さの層である。
好ましくは、前記下部熱硬化性接着層は、熱硬化性樹脂含浸紙層及び/又は熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層である。
好ましくは、前記無垢材装飾層の上に熱硬化性保護層が接着被覆されている。
好ましくは、前記熱硬化性保護層は、透明熱硬化性樹脂含浸紙層である。
好ましくは、前記無垢材ベース層の第一の表面と側面との間は、面取りによって遷移され、前記面取りの表面には、面取り熱硬化性接着層が接着被覆され、前記面取り熱硬化性接着層の表面には、面取り無垢材装飾層が接着被覆されている。
好ましくは、前記面取り熱硬化性接着層は、前記上部熱硬化性接着層の延長部分であり、前記面取り無垢材装飾層は、前記無垢材装飾層の延長部分である。
本考案の新型無垢フローリングによれば、無垢材ベース層として早成樹の板材を使用しており、フローリング製品の無垢感(例えば無垢材の外観、無垢材の足触りなど)を保証しながら、貴重な広葉樹資源の消費を減らすことができ、また、上部密度強化部を設けることで、このような新型木質フローリングに、比較的高い表面硬度及び比較的長い耐用年数を持たせることができる。特に、上部熱硬化性接着層と第一の密度強化層との両方によって上部密度強化部を形成することで、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消し、このような新型無垢フローリングの耐用年数が比較的長いことをさらに保証することができる。
さらに、下部密度強化部を設けることで、このような新型木質フローリングに、比較的高い構造強度を持たせ、その耐用年数をさらに延ばすことができる。特に、下部熱硬化性接着層を設け、下部熱硬化性接着層と第二の密度強化層との両方によって下部密度強化部を形成することで、防水性が悪いという問題がさらに解消され、このような新型無垢フローリングの比較的長い耐用年数がさらに保証される。
要約すると、本考案の新型無垢フローリングは、比較的高い無垢感、高い表面硬度、比較的長い耐用年数を有し、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消している。
本願の実施例又は既存技術の技術案をより明確に説明するために、実施例又は既存技術の説明で使用される図面を以下に簡単に紹介する。明らかなことに、以下の説明における図面は、本願のいくつかの実施例にすぎず、当業者にとって、創造的な労力を払うことなく、これらの図面に従って他の図面を得ることができる。
本考案の実施例1による新型無垢フローリングの構造模式図である。
図1におけるA箇所の部分拡大図である。
本考案の実施例2による新型無垢フローリングの構造模式図である。
本考案の実施例3による新型無垢フローリングの構造模式図である。
図4におけるB箇所の部分拡大図である。
当業者が本願の技術案を理解できるように、以下、図面を参照して本願の実施例に係る技術案について詳細に説明する。なお、明らかなことではあるが、説明される実施例は、本願の実施例の一部にすぎず、すべての実施例でない。本願の実施例に基づいて、創造的な労力なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれるべきである。
[実施例1]
図1を参照すると、新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100と、無垢材ベース層100の第一の表面上に接着被覆された一層の上部熱硬化性接着層200と、上部熱硬化性接着層200の上に接着被覆された無垢材装飾層300とを含む。無垢材ベース層100は、早成樹の板材であり、少なくともその第一の表面が位置する側の表層に第一の密度強化層110が形成されており、上部熱硬化性接着層200と第一の密度強化層110との両方によって上部密度強化部が形成される。
図1を参照すると、新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100と、無垢材ベース層100の第一の表面上に接着被覆された一層の上部熱硬化性接着層200と、上部熱硬化性接着層200の上に接着被覆された無垢材装飾層300とを含む。無垢材ベース層100は、早成樹の板材であり、少なくともその第一の表面が位置する側の表層に第一の密度強化層110が形成されており、上部熱硬化性接着層200と第一の密度強化層110との両方によって上部密度強化部が形成される。
上記構造によれば、無垢材ベース層100として早成樹の板材を使用しており、フローリング製品の無垢感(例えば、無垢材の外観、無垢材の足触りなど)を保証しながら、貴重な広葉樹資源の消費を減らすことができる。また、上部密度強化部を設けることで、このような新型木質フローリングに、比較的高い表面硬度及び比較的長い耐用年数(使用寿命)を持たせることができる。特に、上部熱硬化性接着層200を設け、そして上部熱硬化性接着層200と第一の密度強化層110との両方によって上部密度強化部を形成することで、従来の無垢フローリング、多層/3層無垢複合フローリング、早成樹の木質フローリングの防水性が悪いという問題を解消し、このような新型無垢フローリングの比較的長い耐用年数をさらに保証することができる。
具体的に、本実施例において、無垢材ベース層100は、早成樹の無垢材単板であり、例えば完全なラジアータパイン無垢板であり、上部熱硬化性接着層200は、熱硬化性樹脂含浸紙層であり、無垢材装飾層300は、スパイラルカット、プレーニング又はのこぎり引きによって作製された、厚さが1mm未満なオークの表皮である。
生産/製造の際に、上部熱硬化性接着層200、無垢材ベース層100を、プレス機のホットプレート上に上から下に順番に配置し、ホットプレート温度を130〜160℃、ホットプレート圧力を10〜30kg/cm2、ホットプレス時間を90〜210sに設定してホットプレスするか、或いは、無垢材装飾層300、上部熱硬化性接着層200、無垢材ベース層100を、プレス機のホットプレート上に上から下に順番に配置し、上述したホットプレスのパラメータでホットプレスして複合させてから、冷間接着により無垢材装飾層300と結合させる。ホットプレス中に、無垢材ベース層100の第一の表面が位置する側に近い表層無垢材材料が加熱および加圧されて、第一の密度強化層110を形成する。同時に、上部熱硬化性接着層200が硬化して、無垢材装飾層300と無垢材ベース層100とを接着する。さらに、上述した第一のプロセス及び第二のプロセスのいずれを用いるにしても、上部熱硬化性接着層200の硬化が第一の密度強化層110の形成と同時に発生するため、上部熱硬化性接着層200は、溶融、接着および硬化の過程において、無垢材ベース層100の第一の表面に浸透し、接着ネイル状に形成され、第一の密度強化層110と共に上部密度強化部を形成する。これによって、無垢材ベース層100の表面硬度、及び、無垢材ベース層100の少なくとも表面の防水性能を保証することができる。本実施例において、第一の密度強化層110は、厚さが約5mm、絶対乾燥密度が約900g/cm3であり、第一の密度強化層110と無垢材ベース層100の他の厚さの部分とは、同じ材料の自然に繋がった異なる厚さの層であり、両者の間には、密度遷移層がある。
ホットプレスされたブランク板をフローリング仕様の小さなボードに切断してから養生して、四周にラベットを開く。図2を参照すると、既存技術と同様に、無垢材ベース層100の第一の表面と側面との間は、面取り140によって遷移されている。面取り部140の表面には、面取り熱硬化性接着剤層700が接着被覆され、面取り熱硬化性接着剤層700の表面には、面取り無垢材加飾層800が接着被覆されている。そのうち、面取り熱硬化性接着層700は、面取り140と同じ形状の帯状の熱硬化性樹脂含浸紙であり、面取り無垢材装飾層800は、面取り140と同じ形状の帯状のオークの表皮である。最後に、無垢材装飾層300の表面がペイントで塗装された後、この実施例の新型無垢フローリングが作製される。
[実施例2]
図3を参照すると、実施例2による新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100の第二の表面上に接着被覆された少なくとも一層の下部熱硬化性接着層400と、下部熱硬化性接着層400の下に接着被覆された無垢材背板層500とをさらに含み、無垢材ベース層100が、その第二の表面が位置する側の表層に形成された第二の密度強化層120と、第一の密度強化層110と第二の密度強化層120とを繋げるコア層130とをさらに含み、下部熱硬化性接着層400と第二の密度強化層120との両方によって下部密度強化部が形成され、無垢材装飾層300の上に熱硬化性保護層600が接着被覆されている。この点において、実施例2による新型無垢フローリングは、実施例1による新型無垢フローリングと異なっている。
図3を参照すると、実施例2による新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100の第二の表面上に接着被覆された少なくとも一層の下部熱硬化性接着層400と、下部熱硬化性接着層400の下に接着被覆された無垢材背板層500とをさらに含み、無垢材ベース層100が、その第二の表面が位置する側の表層に形成された第二の密度強化層120と、第一の密度強化層110と第二の密度強化層120とを繋げるコア層130とをさらに含み、下部熱硬化性接着層400と第二の密度強化層120との両方によって下部密度強化部が形成され、無垢材装飾層300の上に熱硬化性保護層600が接着被覆されている。この点において、実施例2による新型無垢フローリングは、実施例1による新型無垢フローリングと異なっている。
上記構造によれば、下部密度強化部を設け、下部密度強化部と上部密度強化部との連携によって、新型木質フローリングに比較的高い構造強度を持たせること及び耐用年数をさらに延ばすことができる。また、下部熱硬化性接着層400を設け、そして下部熱硬化性接着層400と第二の密度強化層120との両方によって下部密度強化部を形成することで、防水性が悪いという問題がさらに解消され、比較的長い耐用年数が保証される。
本実施例において、無垢材ベース層100は、早成樹の無垢材単板であり、例えば完全なラジアータパイン無垢板であり、無垢材装飾層300は、スパイラルカット、プレーニング又はのこぎり引きによって作製された2mmの厚さのオークの表皮であり、上部熱硬化性接着層200及び下部熱硬化性接着層400は、いずれも熱硬化性樹脂含浸紙層であり、しかも、2〜3層の上部熱硬化性接着層200及び2〜3層の下部熱硬化性接着層400が備えられている。無垢材背板層500は、スパイラルカット、プレーニング又はのこぎり引きによって作製された1〜1.5mmの厚さのバーチの表皮であり、熱硬化性保護層600は、透明熱硬化性樹脂含浸紙層であり、好ましくは、耐摩耗性粒子を有する透明熱硬化性樹脂含浸紙層である。
生産/製造の際に、熱硬化性保護層600、無垢材装飾層300、2〜3層の上部熱硬化性接着層200、無垢材ベース層100、2〜3層の下部熱硬化性接着層400、無垢材背板層500を、プレス機のホットプレート上に上から下に順番に配置し、ホットプレート温度を150〜200℃、ホットプレート圧力を10〜30kg/cm2、ホットプレス時間を20〜40sに設定する。ホットプレス中に、無垢材ベース層100の第一の表面が位置する側に近い表層無垢材料が加熱および加圧されて、第一の密度強化層110を形成し、無垢材ベース層100の第二の表面が位置する側に近い表層無垢材料が加熱および加圧されて、第二の密度強化層120を形成する。同時に、2〜3層の上部熱硬化性接着層200が硬化して、無垢材装飾層300と無垢材ベース層100とを接着し、2〜3層の下部熱硬化性接着層400が硬化して、無垢材装飾層300と無垢材背板層500とを接着する。さらに、2〜3層の上部熱硬化性接着層200の硬化は、第一の密度強化層110の形成と同時に発生し、2〜3層の下部熱硬化性接着層400の硬化は、第二の密度強化層120の形成と同時に発生する。そのため、2〜3層の上部熱硬化性接着層200は、溶融、接着および硬化の過程において、無垢材ベース層100の第一の表面に浸透し、接着ネイル状に形成され、第一の密度強化層110と共に上部密度強化部を形成し、2〜3層の下部熱硬化性接着層400は、溶融、接着および硬化の過程において、無垢材ベース層100の第二の表面に浸透し、接着ネイル状に形成され、第二の密度強化層120と共に下部密度強化部を形成する。したがって、無垢材ベース層100の構造強度及び上下面の防水性能を向上させることができる。本実施例において、第一の密度強化層110は、厚さが約3〜4mm、絶対乾燥密度が約900g/cm3であり、第二の密度強化層120は、厚さが約2〜3mm、絶対乾燥密度が約900g/cm3であり、第一の密度強化層110と、第二の密度強化層120と、コア層130とは、同じ材料の自然に繋がった異なる厚さの層であり、それらの間には、密度遷移層がある。
[実施例3]
実施例3による新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100が2フィート×4フィート幅面の早成樹のフィンガージョイントボード、例えばラバーウッドのフィンガージョイントボードである点で、実施例2による新型無垢フローリングとは異なっている。2〜3層の上部熱硬化性接着層200及び2〜3層の下部熱硬化性接着層400は、いずれも熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層であるか、或いは、熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層〜熱硬化性樹脂含浸紙層〜熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層の複合層であってもよく、これにより、早成樹のフィンガージョイントボードの継ぎ目がホットプレス後に無垢材装飾層300の表面で印を形成することを比較的よく防ぎ、平坦な接着面の形成に役立つことができる。無垢材装飾層300は、スパイラルカットされた幅面の大きいオークの表皮である。
実施例3による新型無垢フローリングは、無垢材ベース層100が2フィート×4フィート幅面の早成樹のフィンガージョイントボード、例えばラバーウッドのフィンガージョイントボードである点で、実施例2による新型無垢フローリングとは異なっている。2〜3層の上部熱硬化性接着層200及び2〜3層の下部熱硬化性接着層400は、いずれも熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層であるか、或いは、熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層〜熱硬化性樹脂含浸紙層〜熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層の複合層であってもよく、これにより、早成樹のフィンガージョイントボードの継ぎ目がホットプレス後に無垢材装飾層300の表面で印を形成することを比較的よく防ぎ、平坦な接着面の形成に役立つことができる。無垢材装飾層300は、スパイラルカットされた幅面の大きいオークの表皮である。
本実施例において、プレス機の上部ホットプレートのホットプレス作業面は、フローリングの仕様に一致するようにエッチング加工され、四周(周囲)がサイドエッジによって突出している。ホットプレス温度が150〜200℃、ホットプレス圧力が10〜40kg/cm2、ホットプレス時間が20〜40sである。上部ホットプレートのホットプレス作業面における突出したエッジによって無垢材ベース層100に面取り140が形成されるとともに無垢材装飾層300が面取り140に押し付けられる。このとき、上部熱硬化性接着層200の延長部分が面取り熱硬化性接着層700となり、無垢材装飾層300の延長部分が面取り無垢材装飾層800となる。
上記の説明は、例示して説明するためのものであり、限定のためのものではない。上記の説明を読むことで、提供された実施例以外の多くの実施形態および多くの適用は、当業者にとって明らかであろう。したがって、本教示の範囲は、上記の説明を参照して決定されるべきではなく、添付の請求項およびこれらの請求項の均等物の全範囲を参照して決定されるべきである。包括的な目的のために、出願および公告の開示を含むすべての文章および参考文献は、参照により本明細書に組み込まれる。下記の請求項で本明細書に開示される主題のいずれの態様を省略するにしても、当該主題を放棄することを意図するものではなく、出願人が当該主題を出願の開示主題の一部として考慮しなかったと見なされるべきではない。
100…無垢材ベース層、110…第一の密度強化層、120…第二の密度強化層、130…コア層、140…面取り、200…上部熱硬化性接着層、300…無垢材装飾層、400…下部熱硬化性接着層、500…無垢材背板層、600…熱硬化性保護層、700…面取り熱硬化性接着層、800…面取り無垢材装飾層。
Claims (10)
- 無垢材ベース層(100)と、前記無垢材ベース層(100)の第一の表面上に接着被覆された少なくとも一層の上部熱硬化性接着層(200)と、前記上部熱硬化性接着層(200)の上に接着被覆された無垢材装飾層(300)とを含み、
前記無垢材ベース層(100)は、早成樹の板材であり、少なくとも第一の表面が位置する側の表層に第一の密度強化層(110)が形成されており、
前記上部熱硬化性接着層(200)と前記第一の密度強化層(110)との両方によって上部密度強化部が形成される
ことを特徴とする新型無垢フローリング。 - 前記無垢材ベース層(100)は、早成樹の無垢材単板又は早成樹のフィンガージョイントボードである
ことを特徴とする請求項1に記載の新型無垢フローリング。 - 前記上部熱硬化性接着層(200)は、熱硬化性樹脂含浸紙層及び/又は熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層である
ことを特徴とする請求項1に記載の新型無垢フローリング。 - 前記無垢材ベース層(100)の第二の表面上に接着被覆された少なくとも一層の下部熱硬化性接着層(400)と、前記下部熱硬化性接着層(400)の下面に接着被覆された無垢材背板層(500)とをさらに含み、
前記無垢材ベース層(100)は、第二の表面が位置する側の表層に形成された第二の密度強化層(120)と、前記第一の密度強化層(110)と前記第二の密度強化層(120)とを繋げるコア層(130)とをさらに含み、
前記下部熱硬化性接着層(400)と前記第二の密度強化層(120)との両方によって下部密度強化部が形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の新型無垢フローリング。 - 前記第一の密度強化層(110)と、前記第二の密度強化層(120)と、前記コア層(130)とは、前記無垢材ベース層(100)上における同じ材料の自然に繋がった異なる厚さの層である
ことを特徴とする請求項4に記載の新型無垢フローリング。 - 前記下部熱硬化性接着層(400)は、熱硬化性樹脂含浸紙層及び/又は熱硬化性樹脂含浸木繊維紙層である
ことを特徴とする請求項4に記載の新型無垢フローリング。 - 前記無垢材装飾層(300)の上に熱硬化性保護層(600)が接着被覆されている
ことを特徴とする請求項1に記載の新型無垢フローリング。 - 前記熱硬化性保護層(600)は、透明熱硬化性樹脂含浸紙層である
ことを特徴とする請求項7に記載の新型無垢フローリング。 - 前記無垢材ベース層(100)の第一の表面と側面との間は、面取り(140)によって遷移され、前記面取り(140)の表面には、面取り熱硬化性接着層(700)が接着被覆され、前記面取り熱硬化性接着層(700)の表面には、面取り無垢材装飾層(800)が接着被覆されている
ことを特徴とする請求項1に記載の新型無垢フローリング。 - 前記面取り熱硬化性接着層(700)は、前記上部熱硬化性接着層(200)の延長部分であり、前記面取り無垢材装飾層(800)は、前記無垢材装飾層(300)の延長部分である
ことを特徴とする請求項9に記載の新型無垢フローリング。
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