JPS61173037A

JPS61173037A - 換気扇

Info

Publication number: JPS61173037A
Application number: JP60014829A
Authority: JP
Inventors: Susumu Matsui; 進松井
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1985-01-29
Filing date: 1985-01-29
Publication date: 1986-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は台所のレンジで！！ｌ！ｌ理時に発生する油
煙や蒸気、排気ガス等を屋外へ排出する換気扇に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の換気扇としては、レンジのほぼ真上に吸
込口を設け、レンジからの上昇気流を吸引して屋外に排
出する機構のものが一般的であった。しかし、上記の換
気扇は吸込口ｉ−レンジから所定の高さを有するため、
レンジから上昇する油煙等が途中から広が夛やすく、こ
のような油煙を排出するには大容量の送風機が必要であ
シ、また換気扇に用いられるフィルタの交換・や清掃等
も換気扇が使用者の上部に位置するので非常に作業しづ
らいものであった。

また、第６図に調理台の後部に吸込口を設けた例えば特
開昭５７−１３１９４９号公報に示す調理用排気装置を
示している。この排気装置は、調理台ｌの上面にガスレ
ンジ２を配置または配設した調理台１の後部に立上構部
３を形成し、この立上り部３の上面に吸気口４をレンジ
２ｆＭに向って傾斜させ、立上構部３の後部に接して直
立する壁５にレンジ２の上方に前向気流誘導板６が設け
である。上記吸気口４にはダクト７を接続し、ダクト７
の終端部の排気口８にブロワ９を設けて排気路管形成し
、調理時に発生する油煙等が排気口４から吸込まれて排
気口８より屋外へ排出されるようになっている。なお、
図中１０．１１は気流案内格子、１２はレンジ２の下部
に設けた天火、１３は天火強制煙量、１４ｆｌこの煙量
工３の開口部である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の調理用排気装置は、調理時に発生す
る油煙等が上方に拡散することなく吸引されるものであ
るが、排気路が調理台ｌの背面に形成されているため、
この排気路ヌペースのために論理台ｌを手前に出さなけ
ればならないと共に、調理台１の正面壁部の空間が有効
に利用されない等の問題があつ次。また排気流が下向き
となるので、十分な排気を行なりには大型のグゝロワが
必要となる。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、調理時に発生する油煙等をレンジの上方に配設し
た送風機構部から垂下するダクト下端の吸気口よ）効率
よく吸引し、屋外へ排出するようにし、かつ給気用およ
び排気用ファンの着脱作業や保守９点検を容易に行なえ
るようにした換気扇ｔ−得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の換気扇は、レンジ上方に給気用７アンと下方
へ吹出す吐出口および排気用ファンと吸込部をそれぞれ
有する送風機構ｉｔ−収容した外箱を備え、吸込部にレ
ンジに近接する位置にレンジからの油煙等を吸引する吸
気口を有するダクトを接続し、吸気口の上部に吐出口か
ら流下する外気を曲流して油煙等の上昇を抑制するひ嘔
しｔｌ−設け、上記給気用および排気用ファンを外箱の
正面側に並設し、外箱正面から着脱可能にしたものであ
る。

〔作　用〕

この発ＩＪＡＫよれば、給気用ファンによシ吐出口から
流下する外気がダクトに取付けたひさしに衝突して曲流
し、この外気によシ調理時に発生する油煙等を包み込ん
で上昇を抑制することによシ、上記油煙等をダクトの吸
込口から吸込んで屋外へ排出することができる。また、
給気用および排気用ファンを外箱の正面側に着脱可能に
並設したので、両ファンの外箱への組込みや取外し作業
および保守９点検が容易に行なえる。

〔実施例〕

第１〜４図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図
は換気扇の側断面図、第２図に正面図、第３．４図は換
気扇の分解斜視図である。図において、１５に送風機構
部の外箱で、この外箱１５内は仕切板１６で区画されて
いる。１７は一方の箱内にインレットスレート１８を介
して収容され、ファンケーシング１９に収納されている
排気用ファン、２０ｔ−ｆｆ外箱１５の正面カバー２１
に取付けた排気用ファンモータである。２２は他方の箱
内に収容され、ファンケーシング２３に収納されている
給気用ファン、２４は正面カバー２１に取付は穴給気用
ファンモータである。上記排気用ファン１７および給気
用７アン２２汀、外箱１５の正面側に並設され、外箱１
．５の正面カバー２１を着脱することによシそれぞれの
７アンモータ２０゜２４と共Ｋｍ付け、取外し可能であ
る。２５は外箱１５の天板２６に堰付けた排気用エルボ
、２７セ同じく給気用エルボである。２８はスイッチ取
付ケースで、このケースにスイッチ２９および照明器具
３０が備えられ、ケー７２８の・下面前方側に給気用フ
ァンからの外気を調理者の顔面に吹付ける吹出口３１と
、その後方に下方へ向って吹出す吐出口３２を備えてい
る。３３は上記のように構成した送風機構部の外箱１５
をレンジ台上方の壁面３４へ固定する取付ねじ、３５に
上記給排気用エルボ２６．２７とそれぞれ接続した配管
ダクトで、３６はこのダクト３５の屋外側開口部に取付
けたベントキャップである。

３８は送風機構部の外箱１５の後部下面に形成した排気
用ファン１７による吸込部３７に連結したダクトで、こ
のダクト３８は壁面３４に沿って垂下し、その下端にレ
ンジ台３９上のレンジ４０に向って斜めに開口する別部
材からなる吸気口４１が取付けである。

第５図はダクト３８の詳細図で、４２は上記吸気口４１
の下部に設けた油溜シ、４３にダクト３８内に斜めに配
設したフィルターで、フィルター４３の上端はダクト後
壁３８ａに取付けた掛は具４４に支持され、下端に上記
吸気口４１と共につまみねじ４５で固定されている。こ
れによシ、つまみねじ４５を取外すことによって吸気口
４１とフィルター４３とが取外せる。４６＃：ｒダクト
３８の前壁３８ｂから張勺出したひさしで、このひさし
４６はダクト３８の側壁３８ｃに段階的に形成したひさ
し掛け４７に選択的に掛止してひさし４６の高さを変更
可能である。なお、ひさし４６はダクト３８の左右側に
張夛出すようにしてもよい。４８は防火シャッターで、
その下端がダクト３８の後壁下端に取付けた支承板４９
に回動自在に支持されている。５０は防火シャッター４
８に取付板５１を介してねじ５２で固定したヒユーズで
、このヒユーズ５０とダクト後壁３８ａに取付けた支持
板５３間にスプリング５４を張設して上記防火シャッタ
ー４８を垂直に引上けている。５５は取付板５１と支承
板４９間に張設したスプリングで、上記ヒユーズ５０の
溶断時スプリング５５のばね力で防火シャッタ−４８’
ｉ回動して上記吸気口４１を閉止する。なお、５６に送
風機構部の左右に配設した吊戸棚、５７ｒＸレンジ４０
上の鍋を示している。

次に動作について説明する。まず、スイッチ２９を始動
して排気用７アン１７および給気用ファン２２を回転さ
せる。そしてレンジ４０で鍋５７によ逆論理を行なうと
、油煙や廃気ガス灯吸気口４１からダクト３８内に吸込
まれ、フィルター４３を通過してダクト３８内を上昇し
排気用７７ン１７を経てエルボ２５を通シ配管ダクト３
５から屋外へ排出される。また、給気用ファン２２の回
転によシ屋外からエルボ２７を通って吸込まれた空気は
スイッチケース２８の吐出口３２から下向きに吹出され
、ひさし４６に当って矢印方向に曲流する。この際鍋５
７からの油煙等は吸気口４１から洩れ出る一部の油煙等
を空気流によって包み込んで上昇を抑制し、したかって
全ての油煙は吸気口４１から吸込まれる。なお、ひさし
４６での空気流速ｎ　Ｏ，５〜０．９　ｍ／Ｓ　、ひさ
しの角度ｆｆ５〜１０度において最も効率よく油煙等の
吸込みが行なえる０また、給気用７７ン２２による一部の給気に吹出口３１
から吹出されて調理者の顔面に吹付けて調理中の暑さか
らやわらげることができるので、調理の作業条件を大幅
に改善することができる。

ただし冬季においては、吐出口３２は閉じるか、あるい
は風向きを顔面以外に変えて冬場にあっても支障しない
ようにすることが好ましい。なお、鍋５７の高さ寸法が
変わる場合に灯、ひさし４６をその高さに応じたひさし
掛け４７に調節することができる。

一方、ダクト３８内に吸込まれた油煙は、フィルター４
３で大部分が補集されるので排気空気は浄化して屋外へ
排出されるが、長時間の使用中にはダクト３８の内壁に
油が付着し、これが壁面を流れ落ちて油溜力４２に溜ま
る。したがって油の処理はつまみねじ４５を外せば吸気
口４１とフィルター４３が同時に取外せるので、油溜フ
４２内の油の排出と、フィルター４３の清掃あるいは交
換を行なえばよい。

また、防火シャッター４８は、吸気口４１から高温空気
あるいに炎が吸引された時、ヒユーズ５０が溶断され、
これによシスプリング５５のはね力で防火シャッター４
８が支承板４９金支点として第５図の仮想線で示すよう
に回動して吸気口４１を閉止するのでダクト３８内に炎
の流入が防止できる。なお、防火シャッター４８の再セ
ットに、吸気口４１に外してヒユーズ５０を交換し、ヒ
ユーズ５０をスプリング５４に掛止めすればよい。

なお、給気用７アン２２および排気用７アン１７の着脱
作業は外箱１５の正面側から行なえるので、換気扇施工
後の保守９点検が容易に行なえると共に、換気扇の付着
した油汚れが作業者例たれ落ちることもなく、しかも外
箱１５の正面側は空間スペースが充分に広いので作業が
自由に行なえる。

〔発明の効果〕

この発ＦＪＡｔｘ以上説明したように、ダクトの吸気口
上部に給気用ファンによる外気を吐出口から流下してダ
クトに取付けたひさしに衝突して曲流することによシ、
調理時に発生する油煙等が上記気流によシ包み込まれて
上昇全抑制することができ、これによって油煙等がダク
トの吸気口から効率よく吸引されて屋外へ排出できるた
め、油煙による換気扇自体の汚れや室内の汚染から防止
できる。

また、給気用７７ンおよび排気用ファンを外箱の正面側
から着脱できるので、保守や点検が容易かつ安全に行な
える等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図にこの発明の一実施例を示す換気扇の側断面図、
第２図は正面−１第３図および第４図は換気扇の分解斜
視囚、第５図はダクトの詳＃１な拡大断面図、第６図に
従来の調理用排気装置の断面図である。１５・・・外箱、１７・・・排気用ファン、２１・・・
正面カバー、２２・・・給気用ファン、３１・・・吹出
口、３２・・・吐出口、３７・・・吸込部、３８・・・
ダクト、４０・・・レンジ、４１・・・吸気口、４２・
・・油溜勺、４３・・・フィルター、４５・・・つまみ
ねじ、４６・・・ひさし、４７・・・ひさし掛け、４８
・・・防火シャッター、４９・・・支承板、５０・・・
ヒユーズ、５４．５５・・・スプリング。なお、図中、同一符号は同−又に相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

台所のレンジ上方に給気用ファンと下方へ空気を吹出す
吐出口および排気用ファンと空気を吸込む吸込部をそれ
ぞれ有する送風機構部を収容した外箱を備え、上記吸込
部にはレンジに近接する位置にレンジからの油煙等を吸
引する吸気口を有するダクトを接続し、吸気口の上部に
は上記吐出口から流下する外気を曲流して油煙等の上昇
を抑制するひさしを設け、上記給気用ファンおよび排気
用ファンは外箱の正面側に並設し、外箱の正面から着脱
可能にしたことを特徴とする換気扇。