JPS61172799A - 筆記具のキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、キャップ、軸筒等といった筆記具用部品の改
良に係シ、特に、これらの筆記具用部品に対して要求さ
れる種々の品質に十分に対応することができ、低価格品
のものに用いて好適な筆記具用部品に関するものである
。

（従来の技術とその問題点） 従来、キャップ、軸筒等といった筆記具用部品は、金属
或いは樹脂等様々な材質により形成されており、特に低
価格帯向けの商品については、この中でもその緒特性か
ら樹脂が主に採用されている。

しかし乍ら、低価格帯向けの商品とは言っても、基本的
には嵌合性、耐久性、蒸気透過性。

耐衝撃性、耐変色性、見映え等の問題が全て満足されて
はじめて優れた商品たり得ることができるものであるが
、従来の樹脂材質では、そのうち何れかの要求品質が欠
除されて満足のいくものではなかった。即ち２例えばス
チロールやアクリル樹脂は蒸気透過性が有ることよりイ
ンキ等の揮散が十分に懸念されたり、ポリ塩化ビニル樹
脂では嵌合性が悪くペン先が乾燥したり。

マタ、ポリエチレンやポリプロピレン樹脂は嵌合性は良
好であるも透明感が醸し出せないことより見映えの点で
若干の問題が有るという具合である。尚、ポリカーボネ
ートや透明ナイロン樹脂は、一応上記の要求品質には対
応し得るものであるが、コスト的に高くなる為汎用性が
少ないという欠点を有している。

（問題点を解決するための手段） 本発明者らは、上記事情に鑑み、キャップ。

軸筒等といった筆記具用部品に要求される全ての品質に
答え得るだけの素材について鋭意検討を重ねた結果、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂が最適であることを見い
出し、遂に本発明を完成したものである。

即ち本発明は、各種の筆記具用部品をポリエチレンテレ
フタレート樹脂により形成したことを特徴とする筆記具
用部品を要旨とするものである。

本発明では、キャップ、軸筒等といった筆記具用部品材
質としてポリエチレンテレフタレート樹脂を採用してい
る為、ポリエチレンテレフタレート樹脂の持つ諸々の特
性を筆記具用部品としてのメリットに十分反映させるこ
とができるものである。−例として、キャップを軸筒に
対して凹凸嵌合をなす場合、エアータイトも含めて極め
て良好な嵌合状態が得られるとか、或いはこの様な嵌合
を繰り返し行なっても嵌合部が摺シ減って所期の目的が
達成できないという耐久性の点でも問題が無＜、また、
インキ等の揮散が極力防止できる如く蒸気透過性の点で
も信頼性があり、更には落下等による割れ防止或いは汚
れに対する耐汚染性も良好で、しかも透明度が高いこと
からペン先の種類やインキ色の識別、インキ残量の確認
等が容易となり店頭での陳列効果も一際上がること等が
あげられ９種々のメリットを保有し得るものである。

尚９本発明ではキャップにクリップを一体威形すること
により、そのコストの低減を図っても良いものであり、
とシわけインキ使用の筆記具に本発明を適用すれば、よ
り優れた実用的効果が発揮できるものである。

（発明の効果） 以上述べた如く２本発明は、各種の筆記具用部品をポリ
エチレンテレフタレート樹脂により形成したため、これ
らに要求される品質の例えば、＠合性、耐久性１Ｍ気透
過性、耐衝撃性。

耐変色性、見映え等といったものを十分に満足せしめる
ことが可能となったもので、従来のものよりも所有面で
優れた筆記具用部品が低コストで提供できるものである
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各種の筆記具用部品をポリエチレンテレフタレート樹脂
   により形成したことを特徴とする筆記具用部品。