JPS61172427A - デイジタルフイルタ - Google Patents

デイジタルフイルタ

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JPS61172427A
JPS61172427A JP1238985A JP1238985A JPS61172427A JP S61172427 A JPS61172427 A JP S61172427A JP 1238985 A JP1238985 A JP 1238985A JP 1238985 A JP1238985 A JP 1238985A JP S61172427 A JPS61172427 A JP S61172427A
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JP
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multiplier
adder
output signal
circuit
signal
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JP1238985A
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Hideo Nishijima
英男 西島
Chikayuki Okamoto
周幸 岡本
Masataka Sekiya
関谷 正尊
Isao Fukushima
福島 勇夫
Hidekazu Funashiro
船城 英一
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、低域通過特性を有するディジタルフィルタに
係わり、特に、位相制御系の位相補償回路に用いて好適
なディジタルフィルタに関する。
〔発明の背景〕
従来、ビデオテープレコーダの位相制御系の位相補償回
路とじ【は、−次ラグリードフィルp (lag−1e
ad filter ) 4I性を有するアナログ構成
の低域通過フィルタが用いられている。
゛ 第3図はかかるフィルタ(以下、−次ラグリードフ
ィルタという)の−例を示す構成図であって、1.2は
抵抗、5はコンデンサ、Xは入力信号、Yは出力信号で
ある。
かかるフィルタの伝達関数G(#)は、抵抗1゜2の抵
抗値を夫々R1,R1、コンデンサ5の静電容量をCと
すると、次のように表わされる。
但し%T* =C(凡1+ Rt ) Tz =CC2 0のフィルタの周波数特性は第6図のようKなリ、折点
周波数り、−hは夫々次のように表わされる。
fr、 = 1/2πT+  、 fH= 1/2πT
2ところで、近年、電子回路の集積回路(IC)化が進
み、フィルタについてもIC化の要望が高まりている。
しかしながら、上記のようなアナログ構成のフィルタは
、これをIC化するに際して、コンデンサ5は外付けに
する必要があるし、また、コンデンサ3の起動手段が設
けられるなどでICパッケージの入出力ピンが多くなり
、IC化に適さない回路構成となっている。
また、このフィルタは、コンデンサ5からリーク電流が
生じたり、コンデンサ5の劣化などにより、特性の劣化
が免れなかった。
そこで、かかる問題点を解消するために、ディジタル構
成の低域通過フィルタ、すなわち、ラグリードフィルタ
が提案された。
第7図はかかる従来のラグリードフィルタの一例を示す
構成図であって、4,5は加算器、6.7.8は乗算器
、9′は単位遅延素子である。
このラグリードフィルタは、フィート°パックループと
フィードフナワードループとを有する巡回形フィルタ構
成をなすものであって、乗算器6,7.8の入力信号に
乗する係数を夫々α。
h、aとすると、2平面での伝達関数G Cz)は、一
般に良く知られているように、次式で表わされる。
さて、このラグリードフィルタの特性が第3図の低域通
過フィルタの特性と同等であるためには、式(2)が式
(1)と等測的に一致しなければならない。そこで、2
変換の一方式である差分近似法を用いて係数αsha’
を求めると、夫々次のように表わされる。
c =−T1/(T+T1)ノ このように、係数α、A、Cを設定するととKより、第
7図に示すラグリ−ドフィルタは第3図に示すアナログ
構成のフィルタと同等の特性をもたせることができる。
このラグリードフィルタは、IC化するに際して、これ
VC1%有の入出力ビンは必要とせず、特性の劣化は生
じない。しかし、実際にこのラグリードフィルタを形成
する場合には、加算器4.5や乗算器6.’7.8の後
段にデータを保持するためのレジスタが必要であり、し
かも、乗算1S617,8の後段のレジスタは、たとえ
ば入力データXが10ビツトであるとすると、夫々18
ビット以上のデータを処理しなければならず、レジスタ
が大型となる。また、乗算器6゜7.8の係数αj、C
は非常に高い精度で設定されていなければならないこと
から、これら係数αoha”を保存しておくために、8
〜10ビツトのROM(リードオンリメモリ)を必要と
する。
このよ5K、従来の巡回形ディジタルフィルタは、数多
くのレジスタ、特に大型のレジスタやメモリを必要とす
ることから、素子数が膨大なものとならざるを得なかっ
た。
また、ラグリードフィルタ特性を有するディジタルフィ
ルタを実現する方法として、移動平均法を利用したもの
も知られている。この方法は、複数のサンプルデータな
平均化し、かつ、平均化するサンプルデータな1サンプ
リング点づつ順次づらしていくようにしたものである。
しかし、この移動平均法によるラグリードフィルタは、
折点周波数(カットオツ周波数)fcが平均化するサン
プルデータの個数に依存しており、折点周波数りを低く
するためには、その個数を多くとらねばならない。
以上のように、従来のラグリードフィルタ特性を有する
ディジタルフィルタは素子を多く必要とし、特に、ビデ
オテープレコーダの位相制御系の位相補償回路に用いる
ことは、IC化を前提としても、コストの面で現実的で
はなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、サンプリ
ング周波数に対して折点周波数が充分低いローパスフィ
ルタ特性を得ることができ、素子数を低減して回路規模
を縮小することかできるようにしたディジタルフィルタ
を提供するKある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、入力信号をりa
ツクの数で表わし、2個のアップダウンカウンタでクロ
ックをアップカウントやダウンカウントするととKより
、信号の加算、減算、乗算処理を時分割に行ない、ラグ
リードフィルタ特性を得るようにした点に41徴がある
さて、上記(2)式は次のよ5に変形できる。
ここで、 α−−=1+C a = 6− c  −1 71=−c とすると、上式は次のようになる。
この式(4)は、伝達関数がべの回路と伝達関数が(1
−β)/(1−I Z−’ ”)の回路とが並列接続さ
れた回路の伝達関数を表わしている。
ところで、上記式(4)の右辺第2項 をみると、これは次のような無限級数で表わされる。
したがって、伝達関数(1−7’ ) / (1−p 
z−t )の回路の入力なXとすると、その出力Wは次
のようkなる。
W=(1−β) (1+I’ z−’+II”z−”+
 ・−+/z−−−−−)Xこの式から明らかなよ5に
、この回路は、入力信号をサンプリングし、単位遅延時
間Tのル倍だけ遅延されたサンプルデータK(1−β)
II′″の重みをつけ、このように重みづけした無限数
のサンプルデータについて逐次移動平均していることに
なる。
このためK、伝達関数が(1−β)/(1−β・2)の
回路はローパスフィルタ特性を有し、JK応じて折点周
波数が変化する。上記式(4)に示す伝達関数の回路は
、かかるローパスフィルタ特性を有する回路と伝達関数
aの回路とが並列接続されてなり、全体として第6図に
示す一次のラグリードフィルタ特性を奏するものである
本出願人は、先に、上記式(4) VC示した伝達関数
を有し、第2図に示すように、加算器10 、15、乗
算器11 、14 、16および単位遅延素子15でも
りて構成して一次のラグリードフィルタ特性を有するデ
ィジタルフィルタを提案した(特願昭59−62155
号)。かかるラグリードフィルタにおいて、加算器13
、乗算器14 、16および単位遅延素子15からなり
、単位遅延素子15と乗算器16とで帰還ループを形成
する回路12は、上記式(5)で表わされる伝達関数を
有するローパスフィルタ特性のフィルタ(以下ディジタ
ルLPF)を構成しており、このディジタルLPF12
と乗算器11とが並列接続されて一次のラグリードフィ
ルタが構成されている。
そこで、まず、ディジタルLPP12が上記式(5)の
伝達関数を有することを説明する。
いま、乗算M114の係数を1/L 、乗算516の係
数を(L−1)とすると、 であるから、ディジタルL P F12の伝達関数d(
z)は、 となる、ここで、’J=(L−1)/Lとすると、上記
伝達関数G (JF)は、 となり、上記〔5)式と一致する。したがって1乗算器
14の係数を(1−II)、乗算器16の係数をβ/(
1−β)K設定することkより、ディジタルLPF12
はローパスフィルタ特性を呈することkなる。
かかる構成のディジタルL P Flzicおい【は、
所定の特性を得るべく乗算器11の係数αや乗算器14
.16の係数1/L 、 L −1を任意に設定できる
から、 :1 に設定するととkより、乗算器目を単にレジスタでもク
ズ構成できるし、さらに、L : 2’ i(設定する
ことkより、乗算器14の係数t /Lが1/2Lとな
って乗算器14も単なるレジスタで、また、乗算器16
の係数(L−1)が2’−tとなりてシフトレジスタと
減算器とで構成できる。
このように、乗算器11 、14 、16がレジスタで
構成、あるいはレジスタを含み、かつ、レジスタはデー
タ保持機能を有することから、これら乗算器の出力デー
タを保持するための特別のレジスタを必要とせず、この
ために、素子数が大幅に低減できる。
しかしながら、かかるデジタルL P F12kmおイ
テも、加算510 、15、乗算6tt 、 14 、
16および単位遅延素子15は独立に構成されるもので
あるから、やはり、素子数が多くなる。
本発明は、第2図に示すディジタルフィルタをさらに変
形し、加算器、減算器などの異なる機能を有する部分を
統合して単一の回路でもって構成可能とし、素子数の大
幅な低減化を実現可能としたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明によるディジタルフィルタの一実施例を
示すブロック図でありて、17 、18は乗算器、19
は減算器であり、第2図に対応する部分には同一符号を
つけている。
第1図において、ディジタルLPF12は、入力信号X
が供給される加算器13と、この加算器13の出力信号
を遅延する単位遅延素子15と、との単位遅延素子15
の出力信号と所定係数とを乗算処理する乗算回路17と
、単位遅延素子15の出力信号から乗算@17の出力信
号を減算する減算519と、加算器15の出力信号と所
定係数とを乗算処理する乗算器1Bとからなり、単位遅
延素子15、乗算517および減算器19が帰還ループ
を構成しズ減算器19の出力信号を加算器tSVc供給
するとともに、乗算器18の出力信号をディジタルLP
F12の出力信号Wとするものである。
そこで、いま、乗算器17 、18の係数を夫々人。
Bとすると、ディジタルLPF12の伝達関数G(z)
は、 となり、これを上記式(6)と対比するととにより、B
=− となる。したがって、乗算器17,18の係数をとも)
(1/LVcすることkより(すなわち、乗算器17 
、18?IC同一分周機能をもたせるととkより)。
第1図のディジタルLPP12の特性は第2図のディジ
タルLPF12の特性と等しく、このことから、この実
施例は上記式(4)で示す伝達関数を有するラグリード
フィルタである。
ディジタルLPF12のかかる構成によると、乗算器1
7.18に供給されるデータは同一であって、ただ、単
位遅延素子15によって夫々に供給されるデータの供給
タイミングが異なるだけであるから、乗算器17 、 
tsを共通にすることが可能である。また、加算815
と単位遅延素子15との間には、何も回路が設けられて
いないことから、加算器15にデータ保持機能をもたせ
るととkより、加算器15と単位遅延素子15とを一体
とすることも可能となる。さらに%入力信号Xは周期T
(上記式e)参照)でサンプリングされたサンプルデー
タからなり、加算器15はサンプルデータが供給された
ときに、減算器19からのデ−タと入力されたサンプル
データとの加算処理を行な5ものであるから、この加算
処理を行なう前に減算器19で減算処理を行なりて得ら
れたデータを加算器15で保持させることにより、加算
器13と減算器19とを加算処理と減算処理とを交互に
行なう回路でもって統合して構成することが可能となる
以上のことから、この実施例では、それを構成する°個
々の回路が統合可能となり、素子数が太幅に低減されて
回路規模が大幅に縮小できることkなる。
第3図は第1図に示した実施例の一具体例を示すブロッ
ク図であって、20^25は入力端子、24は制御回路
、25〜28はアップダウンカウンタ、29はラッチ回
路、30^52はオア回路、55^57はスイッチ回路
である・ また、第4図は第3図における各部の信号のタイミング
関係を示すタイミングチャートであって、第3図に対応
する信号には同一符号をつけている。
この実施例は、位相制御系における位相補償回路を例と
して示したものであり、入力端子20からは位相基準信
号fB、Fが、入力端子21からは被制御系(図示しな
いが、たとえば、ビデオテープレコーダにおけるシリン
ダモータなど)の位相を表わす被制御信号fi 11が
、また、入力端子22 、25からは一定周波数のクロ
ック信号CP、。
cp、が夫々供給される。
制御回路24は、位相基準信号fRIFと被制御信号人
、との位相比較を行なって両者の位相差に出力するとと
もに、少なくともこの位相比較を行なう期間(すなわち
、差信号Xの時間幅)をレベル)となる切替制御信号U
/Dと、後述するタイミングでラッチパルス几P、プリ
セットパルスPSおよび切換信号SZtとを発生する。
アップダウンカウンタ25 、26 、27は別々に示
しているが、実際にはこれらは単一のアップダウンカウ
ンタからなり、このアップダウンカウンタの下位ビット
部分がアップダウンカウンタ25 、26であって、夫
々分周機能を有している。
ここで、アップダウンカウンタ25は入力クロック信号
CP−aをt/ltL倍に分周し、アップダウンカラン
426は入カクaツク信号CP−hfa倍に分周するも
のとする。ここで、櫂は第7図の乗算器11の係数、1
/11は同じく乗算器17.18の係数である。
次k、この実施例の動作を第4図のタイミングチャート
な用いて説明する。
いま、制御回路24からの切替制御信号U/Dアップカ
ウントモードに設定されると、制御回路24に位相基準
信号fnwと被制御信号J”4 mとが供給され、差信
号Xが発生する。この差信号を回路55 、54はオン
している。また、切替制御信イッチ回路57はf3)側
に閉じている。さらk、こノドき、アップダウンカウン
タ28の値は零であってスイッチ回路36はオフしズい
る。
そこで、入力端子25からのクロック信号CP。
は、スイッチ回路34、オア回路50を介し、入力クロ
ックCP−aとしてアップダウンカウンタ25に供給さ
れ、t/aL倍に分周される。また、アップダウンカウ
ンタ26には、入力端子22からスイッチ回路55を介
してクロック信号CP、とアップダウンカウンタ25の
分周出力とが、オア回路5雪を介し、入力クロックCP
−Aとして供給される。クロック信号CP、、OF、は
同一周波数で位相が異なりており、アップダウンカウン
タ26からは入力クロックcp−bが4倍に分周された
分局出力が得られる。この分周出力がアップダウンカウ
ンタ27で入力クロックCP−cとしてアップカウント
される。
差信号Xの期間にアップダウンカウンタ25に供給され
るクロック信号CP、の数と、アップダランカウンタ2
6に供給されるクロック信号CP。
の数とは等しく、これをXlとすると、アップダウンカ
ウンタ25の分局出力の数はXt /” Lとなり、ま
た、アップダウンカウンタ26の分局出力の数は、 となるから、この数がアップダウンカウンタ27に加算
される。
ここで、差信号X、が第1図の入力信号Xの最初のサン
プルデータとし、また、アップダウンカウンタ27の初
期値が零とすると、上記式(8)の値は第1図における
この最初のサンプルデータに対する出力信号Yの最初の
データである。
以下、動作がわかり易いよ5k、差信号X、とアップダ
ウンカウンタの初期値が上記のものとする。
これとともに、アップダウンカウンタ28k。
入力クロックCP−dとして、入力端子23からスイッ
チ回路54、オア回路32を介してクロック信号CP、
が供給される。この結果、差信号X1が終ったとぎkは
、アップダウンカウンタ28に値X、が設定される。こ
れkよって、アップダウンカウンタ2Bの出力信号EQ
は″H′となり、スイッチ回路36がオンする。
差信号XがL となりてさらに切換制御信号m回路24
はラッチパルスBPを発生し、これkよってアップダウ
ンカウンタ27の上記式(f3)のデータがラッチ回路
29にラッチされる。
アップダウンカウンタ25〜28はダウンカウントモー
ト°となり、また、スイッチ回路35がオンする。そこ
で、クロック信号CP、がスイッチ回路55 、56 
、57およびオア回路31を介し、入力クロックCP−
hとしてアップダウンカウンタ26に供給され、その分
周出力がアップダウンカウンタ27でダウンカウントさ
れる。これとともに、このりaツク信号CP、は、スイ
ッチ回路55 、56およびオア回路32を介し、入力
クロックCP−dとしてアップダウンカウンタ28に供
給される。アップダウンカウンタ28はこの人力クロッ
クCP−dを初期値X、からダウンカウントし、そのカ
ウント値が零となると、出力信号IQが零となってスイ
ッチ回路36はオフする。したがって。
アップダウンカウンタ2BはX、だけダウンカウントし
たことKなり、その間、アップダウンカウンタ27は、
アップダウンカウンタ26の分局出力をダウンカウント
する。したがって、アップダウンカウンタ27のデータ
は、 となる。このデータは第1図の乗算器17で得られるデ
ータに等しい。
スイッチ回路37を四側に閉じるとともに、プリセット
パルスPSを発生し、上記(9)式で示すアップダウン
カウンタ27のデータをアップダウンカウンタ28にプ
リセクトする。
これkともなって、アップダウンカウンタ28の出力信
号JQはHとなり、スイッチ回路36が再びオンする。
そこで、クロック信号CP、はスイッチ回路35456
 、57を通り、アップダウンカウンタ25でt/lz
T。
倍に分周された後、さらに、オア回路31を介してアッ
プダウンカウンタ26に供給され、a倍に分周されてダ
ウンカウントモードにあるアップダウンカウンタ27に
供給される。これとともk。
このクロック信号CP、は、スイッチ回路55 、56
およびオア回路32を介してアップダウンカウンタ2B
VCも供給される。
アップダウンカウンタ28がこのクロック信号CP、を
x、/Lだけダウンカウントし、そのデータが零となる
と、アップダウンカウンタ28の出フする。したがって
、アップダウンカウンタ28がx、/ Lだけダウンカ
ウントする間に、アップダウンカウンタ27は、 −X −Xα=□ L  、L     L2 だけダウンカウントし、そのデータは、となる。このデ
ータは、第1図において、入力信号Xの最初のサンプル
データX、を乗算器17および減算器19で処理し、さ
らに、乗算器18で乗算処理して得られるデータに等し
い。
次k、切換制御信号U/Dと切換信号819とアップカ
ウントモードに、スイッチ回路55がオフするとともk
、スイッチ回路57は■側に閉じる。
そして、制御回路24では、位相基準信号ムヨと被制御
信号f0との位相比較が行なわれ、次の差信号X、が発
生される。これkよりてスイッチ回路55 、54がオ
ンし、以下、差信号X、 k対して上記の動作が繰り返
される。
差信号X、によりてスイッチ回路55 、54がオンし
ている間にアップダウンカウンタ27でアップカウント
する値は、先の説明から明らかなようk。
であるから、この値と式(10)で示す値との和、すな
わち、 がラッチ回路29でラッチされるデータである。
この式(1ので表わされるデータを第1図についてみる
と、第1項は、入力信号Xの2番目のサンプルデータX
、 K乗算器11で係数理を乗じたものであり、第2項
は、このサンプルデータX、 K乗算器18で係数t 
/Lを乗じたものであり、第3項および第4項は先に説
明したとおりのものである。この場合、式(1のの第2
項、第3項および第4項の和は、サンプルデータX2と
減算519の出力サンプルデータとを加算515で加算
し、さらに、乗算器18で係数1/11を乗じたもので
ある。したがって、ラッチ回路29でラッチされるデー
タは、第1図の出力信号Yのサンプルデータとなる。
以下、制御回路24が差信号X′を出方する毎に上記の
動作が繰り返される。
5番目の差信号為が制御回路24)C得られることによ
るラッチ回路29でのラッチデータY;は、 となり、差信号X′が発生する周期をTとすると、8−
;・年;、・・・はx、、 w対してT、2T、・・・
だけ進んだものである。そこで、ある入力信号X力信号
Xを周期Tでサンプリングした夫々のデータとし、4T
周期の進みを24(但し、4=’ # 1 # 2 #
・・・)と表わし【、夫4の差信号Xn eX?L−1
# Xs−; * ”・’を夫々、x7:’ 、 xz
−’ 、 xz−” 。
・・・と表わすと、 となる。この式の第2項以下の級数は、杏 で表わされて上記式(6)と一致する。したがって。
この実施例は、第2図、すなわち、第1図に示した実施
例と同じラグリードフィルタ特性ヲ有していることがわ
かる。
ここで、第3図と第1図の各構成部分を対比する。
まず、制御回路24が差信号Xを発生し、スイッチ回路
55 、54がオンしたときには、アップダウンカウン
タ26が乗算器11としての作用をなし、アップダウン
カウンタ25 、26が一体となって乗算器1Bとして
の作用をなしている。また、アップダウンカウンタ27
は加算器10 、15双方の作用をなしている◎ 次に、アップダウンカウンタ28がダウンカウントし、
アップダウンカウンタ27では、スイッチ回路55 、
56 、57およびオア回路31を介してりロック信号
CP、が供給されるアップダウンカウンタ26の分周出
力をダウンカウントするが、これは、第1図において、
出力信号Yから乗算器11の出力信号aXを減算して乗
算器18の出力信号を得るものである。この出力信号は
、また、加算器15の出力信号が単位遅延素子15で単
位時間遅延された後、減算器19、加算器15、乗算器
18の経路を得たデータに等しい。
次いで、アップダウンカウンタ27のデータがアップダ
ウンカウンタ28にプリセットされ、クロック信号CP
2がアップダウンカウンタ25で分周されて供給される
アップダウンカウンタ26の分局出力をアップダウンカ
ウンタ27がダウンカウントする。この場合、乗算器1
7 、18の係数は等しく1/Lであり、入力信号のタ
イミングが単位遅延素子15で異なるだけで値が等しい
データである。したがって、このときには、アップダウ
ンカウンタ28にプリセットされるデータそのものが乗
算器17の出力データに相当L(したがって、アップダ
ウンカウンタ25 、26は乗算fl17としても作用
したことKなる。、)、アップダウンカウンタ25 、
26が乗算器1Bとしての作用をなしている。アップダ
ウンカウンタ27は、ダウンカウントすることにより、
減算519としての作用をなしている。第1図では、減
算器19で減算処理がなされてから乗算器1Bでの乗算
処理がなされているが、第3図ではその順序が逆になる
だけである。
このように、アップダウンカウンタ25 、26は時分
割的にあるいは同時に乗算器17.18とし工作用し、
アップダウンカウンタ26はまた乗算器日として作用す
る。また、アップダウンカウンタ27は、アップカウン
トモードのとき同時に加算器to 、 tsとして作用
し、ダウンカウントモードのと鎗減算器19として作用
する。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、加算器、減算器
9分局機能を有する乗算器および単位遅延素子で構成さ
れ、これら回路はデータをディジタル的に処理するもの
であるから、これら回路の動作のタイミングずれを考慮
することにより、これら回路を統合することが可能とな
り、所定のラグリードフィルタ特性を高い精一度で維持
しつつ素子数を低減することができ、全体の回路規模が
大幅に縮小できてIC化に非常に適するようkなるとい
う優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるディジタルフィルタの一実施例を
示すブロック図、第2図は第1図に示した実施例のもと
となるディジタルフィルタのブロック図、第3図は第1
図に示した実施例の一具体例を示すブロック図、第4図
は第3図の各部の信号のタイミング関係を示すタイミン
グチャート、第3図は従来のアナログ構成の1次ラグリ
ードフィルタを示す回路図、第6図はその特性図、第7
図は従来のディジタルフィルタの一例を示すブロック図
である。 10・・・加算器、11・・・乗算器、12・・・ディ
ジタルLPF、15・・・加算器、15・・・単位遅延
素子、17 、18・・・乗算器、19・・・減算器。 第1図 ノθ 第2 図 尺r

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力信号を一方の入力とする第1の加算器、該加算器の
    出力信号を遅延する単位遅延素子、該単位遅延素子の出
    力信号と第1の係数とを乗算処理する第1の乗算器、該
    単位遅延素子の出力信号と該第1の乗算器の出力信号と
    で減算処理し前記第1の加算器の他方の入力を生成する
    減算器および前記第1の加算器の出力信号と第2の係数
    とを乗算処理する第2の乗算器からなる1次のローパス
    フィルタと、前記入力信号と第3の係数とを乗算処理す
    る第3の乗算器と、該1次のローパスフィルタの出力信
    号と該第3の乗算器の出力信号とを加算する第2の加算
    器とを有し、ラグリードフィルタ特性をもたせたことを
    特徴とするディジタルフィルタ。
JP1238985A 1985-01-28 1985-01-28 デイジタルフイルタ Pending JPS61172427A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63278411A (ja) * 1987-04-03 1988-11-16 マイクロン・テクノロジー・インコーポレイテッド 多段デジタル・フィルタ
JPH01200815A (ja) * 1988-02-05 1989-08-14 Sony Corp ディジタルフィードバック回路
JPH0586258U (ja) * 1991-09-02 1993-11-22 株式会社マック計算センター 空調用空気の吹出口を備えた寝具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63278411A (ja) * 1987-04-03 1988-11-16 マイクロン・テクノロジー・インコーポレイテッド 多段デジタル・フィルタ
JPH01200815A (ja) * 1988-02-05 1989-08-14 Sony Corp ディジタルフィードバック回路
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