JPS61172242A - 信号記録方法 - Google Patents

信号記録方法

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JPS61172242A
JPS61172242A JP1318085A JP1318085A JPS61172242A JP S61172242 A JPS61172242 A JP S61172242A JP 1318085 A JP1318085 A JP 1318085A JP 1318085 A JP1318085 A JP 1318085A JP S61172242 A JPS61172242 A JP S61172242A
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武井 正弘
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宏爾 高橋
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健一 長沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野) 本発明は回転ヘッド型記録装置に関し、特に記録媒体を
その走行方向と交差する方向にトレースする回転ヘッド
により記録トラックを順次形成しつつ情報信号の記録を
行う回転ヘッド型記録装置に関するものである。
〈従来技術の説明〉 近年、ビデオテープレコーダ(VTR)やディジタルオ
ーディオテープレコーダ(DAT)等の回転ヘッド型記
録装置においては、高密度記録化が更に進行しつつある
。その過程においてこれら装置ではトラックピッチを複
数設定して記録を行うタイプの装置が提案実施されてい
る。
この種の装置においては記録時の記録媒体走行速度によ
ってトラックピッチ(T P)が決定されるのが常であ
る。例えばVTRにおいては記録時のテープの走行速度
をトラックピッチの大きい記録再生モード(所謂標準モ
ード、以下単にSPと称す)とトラックピッチの小さい
記録再生モード(所謂長時間モード、以下単にLPと称
す)とで2〜3倍程度異ならしめている。
ところで、この種の装置においてはSPとLPのいずれ
で記録が行われているかの判別を再生時において行う必
要がある。このため従来のVTRではテープの長手方向
にコントロールトラックと称されるトラックを設けた上
で、このコントロ−ルトラック上に所定周波数のコント
ロール信号を記録しておき、再生時にこのコントロール
信号を再生し、この再生コントロール信号の周波数に基
いてSP、LPのいずれで記録されているかを判別して
いた。しかしながらこの種の装置においてはテープの長
子方向に別途トラックを形成してやる必要があり、高密
度記録化の妨げになり好ましくない。特にテープ状記録
媒体の長手方向に複数の領域を形成し、各領域に対して
記録再生を行う様な装置については別途形成する長手方
向トラックも複数必要となるため実質上は不可能なもの
であった。
一方情報信号が記録されているトラック(ヘリカルトラ
ック)に記録されている信号を利用してこの5P−LP
の判別を行うことも考えられてきた。例えば再生された
トラッキング用パイロット信号(TPS)利用するのも
その1つの方法で。
例えば所謂4周波方式によるTPSが所定期間内に何種
類再生されるかを判別したり、再生TPSによって得ら
れるトラッキングエラー信号の周波数を検出することで
5P−LPの判別を行うことが考えられてきた。しかし
ながら、この方法においてはテープ状記録媒体の長子方
向に複数の領域を形成し、各領域に対して記録再生を行
う装置に対しては前述の如き検出方法が適用し難い。即
ち、TPSの再生レベルは元々それ程高くなく、その上
各領域毎にトラックピッチが異なることも考えられるの
で、各領域毎にサンプリングする必要がありTPSによ
る検出は難しい。また、これが解決した場合にも、3種
類具−1−トラックピッチを設定できるタイプの装置に
おいて、再生TPSを用いてトラックピッチを判別しよ
うとすると、装置の回路構成が極めて複雑化すると共に
検出も更に難しくなり、実用的ではない。
〈発明の目的〉 本発明は上述の如き問題に鑑みてなされたもので、複数
の記録トラックピッチを設定可能で、かつ再生時にこれ
らのトラックピッチを容易に判別できる様な回転ヘッド
型記録装置を提供することを目的とする。
〈実施例による説明〉 以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る従来のテープレコーダ
のテープ走行系を示す図、第2図はこのテープレコーダ
によるテープ上の記録軌跡を示す図である。
第2図に於いて、CHI〜CH6は夫々ヘッド3または
ヘッド4が第1図に於いてAからB、BからC,Cから
り、DからE、EからF、FからGをトレースしている
期間にオーディオ信号が記録される領域である。各領域
には夫々別々にオーディオ信号を記録することが可能で
あり、夫々所謂アジマス重ね書きが行われるが、各領域
CHI〜CH6のトラックは同一直線上にある必要はな
い。また各領域には夫々トラッキング制御用のパイロッ
ト信号が記録されるが、各領域毎に所定のローテーショ
ン(fl”fz→f3→fa)で記録されているものと
し、これも領域間に相関性はない。
又CH1〜CH3に示す領域は第1図に於いてテープ1
が所定の速度で矢印7に示す方向に走行している時記録
再生され、CH2−CH2に示す領域は同じく矢印9に
示す方向に走行している時記録再生される。従って第2
図に示す如く、CHI−CH3に示す領域の各トラック
の傾きと、CH2−CH2に示す領域の各トラックの傾
きとは若干具なる。但し、この時相対速度の差について
は、ヘッド3.4の回転によるものに比べ、テープlの
走行によるものは極めて小さいため問題とならないもの
とする。
第3図は上述の如きテープレコーダの記録再生のタイム
チャートである。図中(a)はシリンダ2の回転に同期
して発生される位相検出パルス(以下PG)で、1/6
0秒に“ハイレベル(H)”°と“ローレベル(L)”
を繰り返す30Hzの矩形波である。また、(b)はP
G (a)と逆極性のPGである。ここでPG (a)
はヘッド3が第1図のBからGまで回転する間H,PG
(b)はヘッド4が同じくBからGまで回転する間Hで
あるものとする。
第3図(C)はPG (a)より得たデータ読み込み用
パルスで、ビデオ信号の1フイ一ルド分(1/60秒)
に対応する期間のオーディオ信号を1フイールドおきに
サンプリングするためのものである。第3図(d)はサ
ンプリングされた1フイ一ルド分のオーディオデータを
RAM等を用いて誤り訂正用冗長コード等を伺加したり
、配列を変えたりするための信号処理期間をHで示す。
第3図(e)はデータ記録の期間をHで示し、上述の信
号処理で得られた記録用データをテープlに記録するタ
イミングを示す。
例えば第3図を用いて時間的に信号の流れを追うと、t
l〜t3の期間(ヘッド3がB−’Gに移動中)サンプ
リングされたデータは、t3〜t5(ヘッド3がG−A
)で信号処理が施され、t5〜t6(ヘッド3がA−B
)の期間で記録される。即ちヘッド3によって第2図の
CHIの領域に記録される。一方PG (b)がHの期
間にサンプリングされたデータは同様のタイミングで信
号処理され、ヘッド4によってCHIの領域に記録され
る。
PG (a)を所定位相(ここでは1領域分の36°)
移相したPGを第3図(f)に示す。
以下PG (f)及び不図示のこれと逆特性のPGによ
ってオーディオ信号を記録する場合について説明する。
第3図t2〜t4にサンプリングされたデータは、t4
〜t6の間第3図(g)に示す信号に従って信号処理さ
れ、t6〜t7の期間第3図(h)に示す信号に従って
記録される。
即ちヘッド3によって、該ヘッド3がB−Cをトレース
する期間、第2図のCH2に示す領域に記録される。同
期にt4〜t7の期間にサンプリングされたデータはヘ
ッド4によってCH2に示す領域に記録される。
次にCH2に示す領域に記録された信号を再生する動作
について説明する。
ヘッド3によるテープlからのデータの読取は第3図(
h)に示す信号に従いt6〜t7(tl〜t2も同様)
に行われ、第3図(i)に示す信号に従いt7〜t8(
t2〜t3)に記録時とは逆の信号処理が行われる。即
ちこの期間で誤り訂正等を行い、更に第3図(j)に示
す信号に従いt8〜t9(t3〜t6)で再生オーディ
オ信号が出力される。もちろんヘッド4による再生動作
は上述の動作と180°の位相差をもって行われ、これ
で連続した再生オーディオ信号が得られる。
また他の領域CH3〜CH6についても、PG(a)を
nX36’分位相し、これに基づいて上述の記録再生動
作を行えばよいことは云うまでもなく、またこれはテー
プの走行方向には依存しない。
第4図は上述の如きテープレコーダに対して本発明を適
用した場合の一実施例としてのテープレコーダの概略構
成を示す図である。第4図中第1図〜第2図と同様の構
成要素については同一番号を付す。
回転シリンダ2の回転検出器11より得られるPGはシ
リンダモータ制御回路16に供給され、シリンダ2を所
定の回転速度かつ所定の回転位相で回転させる。12.
13は夫々キャプスタン14.15のフライホイール1
7.18の回転検出器であり、これらの出力(FG)は
スイッチ19を介して択一的にキャプスタンモータ制御
回路20に供給される。該回路20の出力は記録時に於
いてはキャプスタン14又は15の回転が所定速度とな
る様にスイッチ21を介して夫々のキャプスタンモータ
へ供給される。スイッチ19.21は夫々テープを矢印
7に示す方向(順方向)に走行させる際は図中F側、矢
印9に示す方向(逆方向)に走行させる際は図中R側に
接続される。
操作部24をマニュアル操作することにより、記録、再
生等の動作モード、記録再生の対象となる領域が指定さ
れる。また、オーディオ専用で記録を行うか、またビデ
オ信号も第2図の記録パターンで記録するかも指定され
る。また、記録時のトラックピッチについてもこの操作
部24にて指定される。
これらのデータはシステムコントローラ25へ供給され
、システムコントローラ25はキャプスタンモータ制御
回路20、スイッチ19.21及び領域指定回路26、
ゲート回路27、後述するID信号制御回路51等をコ
ントロールする。そして領域指定回路26は領域指定デ
ータをゲートパルス発生回路23に供給し、所望のゲー
トパルスを得る。尚、ビデオ信号も記録する場合に於い
て指定される領域は当然CHIとなる。
ゲート回路28の制御用ゲートパルスとしてはは、領域
指定データに基づいて、ヘッド3.ヘッド4夫々につい
て、前述のウィンドウパルスが択一的に選択供給されて
いる。
記録時、端子29より入力されたアナログオーディオ信
号はPCMオーディオ信号処理回路30に供給され、ウ
ィンドウパルスに係る前述のタイミングでサンプリング
され、ディジタルデータとされて後、前述の信号処理が
施される。またこのオーディオデータと共に後述する如
き指標(ID)データも発生される。こうして得た記録
用オーディオデータはパイロット信号発生回路32より
1フイールド毎にf1→f2→f3→f4のローテーシ
ョンで発生されるTPS及び後述する他のパイロット信
号と加算器33で加算される。加算器33の出力はゲー
ト回路28で前述の如く適宜ゲートされ、ヘッド3,4
によって所望の領域に書込まれていく。
再生時はヘッド3.4の再生信号が同じくウィンドウパ
ルスによりゲート回路28にて抽出され、この再生信号
はスイッチ34のA側端子を介してローバルフィルタ(
LPF)35に供給されると共にPCMオーディオ回路
30に供給される。P、 CMオーディオ回路30に於
いては記録とは逆に誤り訂正、時間軸伸長、ディジタル
−アナログ変換等の信号処理が行われ、再生アナログオ
ーディオ信号を端子36より出力する。
LPF35は前述のTPSを分離し、ATF回路37に
供給する。ATF回路37は周知の4周波方式によるト
ラッキングエラー信号を得るための回路で、再生された
トラッキング用パイロット信号とパイロット信号発生回
路32により記録時と同一のローテーションで発生され
たパイロット信号とを利用するのは周知の通りである。
但し、トラッキングエラー信号は各領域毎に得られるの
で、これをサンプルホールドしてやる。こうして得られ
たトラッキングエラー信号はキャプスタンモータ制御回
路20に供給され、再生時のテープ1の走行をキャプス
タン14.15を介して制御し、トラッキング制御を行
う。
次にビデオ信号を記録再生する機能について説明する。
システムコントローラ25よりビデオ信号の記録再生を
行う命令がなされると、領域指定回路26は強制的にC
HIの領域を指定し、かつまたゲート回路27をPGに
応じて動作させる。
端子38より入力されたビデオ信号はビデオ信号処理回
路39にて記録に適した信号形態とされて後加算器40
に供給される。そして、加算器40にてパイロット信嬰
発生回路32より得られるパイロット信号と加算されゲ
ート回路27を介し、ヘッド3,4によって領域CH2
〜CH6の部分に記録される。この時のPCMオーディ
オ信号の記録動作はCHIについての前述の記録動作と
全く同様である。
再生時に於いて、ヘッド3,4よりピックアップされた
ビデオ信号はゲート回路27を介して連続信号とされる
。この連続信号はビデオ信号処理回路39に供給され、
元の信号形態とされ、端子41より出力される。また、
ゲート回路27より得られた連続信号はスイッチ34の
V側端子を介して、LPF35へ供給される。
LPF35では連続してパイロット信号成分が分離され
ATF回路37に供給される。このとき、ATF回路3
7より得られるトラッキングエラー信号はサンプルホー
ルドする必要はなく、そのままキャプスタンモータ制御
回路20に供給される。また、この時CH1の領域より
PCMオーディオ信号も再生され、端子36よりアナロ
グオーディオ再生信号を得るが、ゲート回路28の出力
信号を用いたトラッキング制御は行われない。
次に本実施例に適用できるデータフォーマットの一例に
ついて説明する。第5図は第2図における各領域の1ト
ラツクに記録されるデータフォーマット、即ち1/60
秒の2チヤンネルのオーディオ信号に対応したPCMオ
ーディオデータが含まれるデータのフォーマットの一例
を示す図である。
第5図に示すデータマトリクスにおいて5yncで示す
列は同期用データ列、adressで示す列はアドレス
データ列、P、Qで示す列は夫々誤り訂正用冗長データ
列、CRCCで示す列は周知のCRC:Cチェックコー
ドデータ列、DI、D2は夫々複数の列を含み、夫々2
チヤンネルのオーディオ信号情報を含むデータ列である
。一方、b(0)〜b (3x−1)は夫々このデータ
マトリクスの各行を示し、この各行が夫々1つのデータ
ブロックとして図中左側から右側へ順次記録される様に
なっている。例えばb(0)の5ync列データの次は
b(0)のadress列データ、更に次はb(0)の
2列データという様に順次記録されていく。またb B
)の最終列データの次にはb(文+1)の5qnC列デ
ータが記録され、b(3x−1)の最終列データが記録
されると1トラツク分のデータ記録が終了する。
ここでDlに含まれる列中最初の列においてb (0)
、b (1)、b (X)、b (x+1)。
b (2x)、b (2x+1)の6つのデータ(ID
O−ID5)は、オーディオ信号の情報以外の情報を含
むデータである。
以下、このIDO〜ID5に示すデータについて第1表
及び第2表を用いて説明する。IDOで示す8ビツトデ
ータはIDI〜ID5の各データがどの様な情報に対応
するかを示唆するためのデータ(モード指定データ)で
ある。モード1〜モード6の各モードのIDI〜ID4
の各データは第1表に示す情報を示すデータであるもの
とする。即ちモードlのIDl−ID4はテープカウン
タとしての時間情報、モード2のそれは各カット毎の時
間情報、モード3.モード4のそれは時刻情報、モード
5のそれは各プログラム毎の時間情報、モード6のそれ
は各テープの頭部分からの時間情報を夫々示す。
第1衷中Pro、/Noはプログラム番号、Cut/N
oはカット番号、File/Noはファイル番号を示す
また一般にデータエラーが生じた場合オールOのデータ
に置換するシステムを考慮した場合、オールOのデータ
が発生し難い様にするのが望ましく、各データはOがオ
ール1、lが11111110という様に、通常のデー
タと04+1が反転したデータをとるものとする。
第1表中X、Yに示す8ビツトデータが示す情報は第2
表に示しておく。Yは1〜7の各モードにおけるID5
のデータを示す。このデータYの第1ビツトはこの8ビ
ツトデータYそのものが有効か無効かを示す。第2.第
3ビツトは前述2チヤンネルの記録されるオーディオ情
報がモノラルであるかステレオであるか等のオーディオ
信号の形態を示す。また第4.第5ビツトは夫々第1チ
ヤンネル、第2チャンネル対応部にオーディオ信号情報
を記録するか、他の情報を記録するかを【 ζ 第1表 第2表 示す。また第6.第7ビツトはオーディオ信号の記録開
始部、記録終了部で1゛′となるデータ、第8ビツトは
タビングを防止したい時“°1′”となるデータである
一方8ビットデータXは本発明に係る情報を含むデータ
であり、第1表に示す如く以下の情報を含む。まず、第
1ビットはXそのものが有効であるか無効であるかを示
す。この時、前述の様なデータエラーが生じた時、オー
ル0のデータが発生するシステムを考慮に入れた場合、
有効が“1′°、無効が“O′°という様に対応させる
のが好ましい。
Xの第2ビツトは記録時のテープ走行方向を示すデータ
、Xの第3.第4.第5ビツトは次に記録を行う領域が
CHI〜CH6のいずれか、または記録を停止するか等
次トラック番号を示すデータ、Xの第6.第7ビツトは
前述の記録トラックのトラックピッチを示すデータ、X
の第8ビツトは頭出しの為に無音部に対応する部分につ
いてのみ“1パとなるデータである。
次に8ビツトデータXの第6.第7ビツトのデータに示
すデータについて考察する。このトラックピッチを示す
データは2ビツトであるので、最大4種類のトラックピ
ッチを規定することができるが、ここでは簡単の為2種
類のトラックピッチによる記録再生、即ち前述のLPと
SPについてのみ考えることにする。またLPとSPの
トラックピッチの比は1:2、ヘッド3,4のヘッド幅
はLPのトラックピッチの1.4倍であるものとする。
第6図(A)はLPで記録されたトラックをSPで再生
した際のテープ1の指定領域上の様子 −を示す図、第
6図(B)は逆にSPで記録されたトラックをLPで再
生した際のテープ10指定領域上の様子を示す図である
。第6図(A)。
(B)においてTLO〜TL6は夫々LPで記録された
トラック、H3O〜H53は夫々SPで再生ずる際のヘ
ッドのトレース軌跡、TS0〜TS3は夫々SPで記録
されたトラック、HL。
〜HL4は夫々LPで再生する際のヘッドのトレース軌
跡を示す。また図中、+、−は各トラックまたは各トレ
ース軌跡が+θ°のアジマス角を有するヘッド(3)に
よるものか、−θ°のアジマス角を有するヘッド(4)
によるものかを示している。Dは前述の100.IDI
が記録されている位置を示し、100.101がほぼ同
一位置に記録されていることに基づく。尚、斜線部はガ
ートバンドである。
今、第6図(A)においてTL、、TL2゜TL3のD
の部分に前述の8ビツトデータXが記録されていたとし
ても、第6図(A)から明らかな様にこのデータXをピ
ックアップすることはできない。また第6図(B)にお
いてTS、のDの部分にデータXが記録されていた場合
にも同様にデータXをピックアップすることはできない
従ってこのデータXはある程度のトラック数連続して記
録していなければならない。つまりnトラック連続して
、しかもこのnトラックが全トラックに対して均一に存
在しなければならない。
例えば上述の様な場合、即ち、隣接トラックでアジマス
角が異なり、SPとLPのトラックピッチの比が2:1
で、ヘッド幅がLPのトラックピッチの1.4倍程度の
場合には、60トラック毎に4トラック続けてモード7
でID0−ID5を記録してやればデータXのピックア
ップが迅速かつ確実に行えることになる。
さて、ここで連続してデータX、つまりトラックピッチ
を示すデータを記録するトラック数(n)について更に
考察を加えてみる。まず、アジマス角の条件を除去する
場合、即ちデータがアジマス角の影響を受けない帯域に
て記録されている場合もしくは、アジマス記録自体を行
なわない場合について考えてみる。この場合、SPで記
録されたものについては、ヘッド幅がLPのトラックピ
ッチ以上あり、かつLPのトラックピッチの1/2以上
の部分より再生信号が得られればデータXの再生が可能
であると仮定すれば、SPについては連続トラックにデ
ータXを記録する必要はない。これに対してLPで記録
されたトラックについては同一条件下においては、LP
のトラックピッチ分のSPのトラックピッチ(以下単に
TPC)に対応する数似上連続したトラックにデータX
を記録すればこのデータXをピックアップできる。
次に、アジマス角を考慮に入れた場合を考えて(2mO
−1)の場合はnが大きくてもデータXがピックアップ
できない場合があり、TPO=(2m O−1)とする
のは避けることが望ましい。一方、TPOが整数ではな
い場合、例えば一般的にTPO−(ml)/ (m2)
 で表される場合を考える。但しm l 4m2で、m
lとm2は公約数を持たない正の整数(もちろんm 1
 > m 2 )であるとする。この場合SPにおいて
はn=2m2、LPにおいてはn = 2 m lとす
れば、確実にデータXが再生できることが分かった。但
しこのnはヘッド幅がLPのトラックピッチと等しく、
かつLPのトラックピッチの1/2を境にしてデータX
のピックアップの可否が決定される場合に100%確実
にデータXかピックアップできることを想定したもので
、ヘッド幅が広がったり、倍率が(2mO輔)に極めて
近い場合、nは小さくなる。但し、この様にnはSPと
LPのトラックピッチの比に依存していることは明らか
なものである。
尚、3つ以上のトラックピッチを設定可能とした場合に
はその2つをSP、LPと見たてた上で前述のトラック
数nを決定し、その最大値を参照すれば確実にデータX
がピックアップできる。
次に本実施例におけるSPとLPとのトラックピッチの
比は2:1で、ヘッド3,4の幅は共にLPのトラック
ピッチの1.4倍であると仮定し、60トラツク毎に4
トラック続けてモード7でIDO〜ID5を記録するた
めの具体的な回路構成について説明する。
第7図は第4図におけるID制御回路51の具体的な回
路構成の一例を示す図である。第4図において80は前
出の検出器11よりのPGが供給される端子で、PGは
カウンタ81及びモードZのIDデータ発生回路86に
されている。
モード7のIDデータ発生回路85は操作部24のマニ
ュアル操作に対応してシステムコントローラ25より得
られるデータに基いて、第1表及び第2表にて示す如き
モード7のデータを形成し、データセレクタ88にその
一人力として供給する。他方モードZのIDデータ発生
回路は、操作部24より指定されたモードに対応し、か
つ操作部24のマニュアル操作によりシステムコントロ
ーラ25より得られるデータ及び発振器87より得られ
る一定周波数のクロック信号に基いて、第1表、第2表
にて示す如きモード1〜6のいずれかのデータを択一的
に形成し、データセレクタ88の他方の入力として供給
する。
カウンタ81はPGをカウントし、その計数値を最下位
ピッ)Q+から最−E位ビットQ8として出力する。こ
こでカウンタ81の計数値が0〜3の4フイ一ルド期間
はQ3〜QBはオール゛°0°′でありオアゲート84
の出力もローレベルとなる。オアゲート84の出力がロ
ーレベルの時、データセレクタ88はモード7のIDデ
ータ発生回路85よりの出力データをPCMオーディオ
信号処理回路30に供給する。
カウンタの計数値が4以上となるとQ3〜Q8の少なく
とも1つが“1°゛となリオアゲート84の出力はハイ
レベルとなるため、万一タセレクタ88はモードZのI
Dデータ発生回路86よりの出力データをPCMオーデ
ィオ信号処理回路30に供給する。カウンタ81の計数
値が60に達すると、60に対応するデータを発生する
比較データ発生回路82の出力とカウンタ81の計数値
が一致することによって比較回路83がパルス信号を出
力する。このパルス信号はカウンタ81のリセット端子
に供給され、この結果カウンタ81の計数値はゼロに戻
る。これに伴いオアゲート84の出力も4フイ一ルド期
間ローレベルとなる。
これらの工程をくり返すことによって、データセレクタ
88からは、60フイ一ルド期間中の連続した4フイ一
ルド期間にのみモード7に対応したIDデータが得られ
、他の56フイ一ルド期間にはモード1〜6中のいずれ
かに対応したIDデータが得られることになる。
第8図は第4図におけるPCMオーディオ信号処理回路
の一具体例を示す図である。第8図において101は端
子29に入力されている入力アナログオーディオ信号が
供給される端子、102は前述の第7図に示すID制御
回路51よりの出力データが供給される端子である。端
子102に供給されているパラレルデータはID発生回
路104に供給され、所定タイミングでシリアル化され
たデータを発生する。
一方端子101に入力されたアナログオーディオ信号は
アナログ−ディジタル変換器(A/D)103に供給さ
れる。A/D103ではアナログオーディオ信号を所定
周波数でサンプリング後、量子化し、所定のタイミング
のシリアルデータとしてデータセレクタ105に供6合
する。データセレクタ105は1フイ一ルド期間に一度
IDIに対応するタイミングでIDデータ発生回路10
4の出力をRAM (ランダムアクセスメモリ)107
に供給し、他のタイミングではA/D103の出力をR
AM107に供給する。RAM107では誤り訂正用回
路(ECC)106より得られたパリティワード(P 
、Q)、CRCC等、アドレスコントローラ108より
得たアドレスデータ等と前述のデータセレクタ105よ
り得られたデータとを第5図に示すデークマトリクスに
対応する様配列する。RAM107よりは前述の順序で
時間軸圧縮されたデータが変調回路109に供給され、
変調回路109ではBPM(パイ、フェイズ、モジュレ
ーション)等のテイジタル変調を行なった後端子111
を介してj上方される。端子111より出力されたディ
ジタル変調オーディオ信号は前述した如く加算回路33
に供給されることになる。
次に再生時の動作について説明する。端子112にはゲ
ート回路28を介したディジタル変調信号はディジタル
復調器113で復調され、RAMI 15に供給される
。RAI’vjl15ではRAM107と全く逆の信号
処理が行われる。
即ちアドレスコントローラ114より得られたアドレス
データ、更には同期用データに基いて、配列を変化させ
、ECC116にて誤り訂正を行う。また、これに伴い
、得られるD1列、D2列の各データがRAM115よ
り出力され、D/A(ディジタル−アナログ変換器)1
17、データ読取回路118に供給される。
D/A 117では元のアナログオーディオ信号を復元
して端子119を介して第4図の端子36より出力する
。他方データ読取回路118では前述のIDデータをピ
ックアップし、ID検出回路52に供給する。尚、第8
図の信号処理回路各部の動作は全てタイミングコントロ
ーラ110より発生されるタイミング信号により同期さ
せられているものとする。
ID検出回路52においてはIDデータを検索に、前記
第1表、第2表に示す如き情報をシステムコントローラ
25に供給する。もちろん前述のトラックピッチ情報も
少なくとも1秒間に一回はシステムコントローラ25に
供給される。これらのデータに従ってシステムコントロ
ーラ25は領域指定回路26やギヤプスタン制御回路2
0を制御l「する。例えばSPにより再生時においてI
D検出回路52より指定領域についてLPで記録されて
いるという情報に対応するデータが供給された場合、キ
ャプスクン制御回路20をしてキャプスタンの回転速度
を1/2にせしめる。
上述の如き実施例のテープレコーダによればSP、LP
の判ヌ11が確実かつ迅速に行える上に記録密度の低下
等の問題点も全く生じることのないものである。
尚、上述の実施例においては記録トラックのトラックピ
ッチを示す情報を、PCMオーディオデータと共に記録
しているが、周波数多重する等の他の方法で記録するこ
とも可能である。
また、上述の実施例においてはテープの長子方向に6つ
の領域を形成して、各領域に記録トラックを順次形成す
るテープレコーダについて説明したが本発明の適用範囲
はこれに限られるものではなく、従来より周知のVTR
、DAT等にも適用可能なものである。
更に本実施例では2ヘツド構成としたか、各トラックピ
ッチに対応して別途ヘッドを設けてやり、トラッキング
エラー信号を得易く、かつ各トラックピッチについて最
高のS/N比が得られる様なシステムに対して本発明を
適用した場合においても同様の効果が得られるのは云う
までもない。
〈効果の説明〉 以上説明した様に、本発明によれば複数のトラックピッ
チを設定可能で、かつまた再生時これらのトラックピッ
チを確実かつ迅速に判別できる回転ヘッド型記録装置を
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るテープレコーダのテー
プ走行系を示す図、 第2図は第1図に示すレコーダの記録フォーマットを示
す図、 第3図は第1図に示すレコーダの記録再生タイミングを
示すタイミングチャート、 第4図は本発明の一実施例としてのテープレコーダの概
略構成を示す図、 第5図は本実施例のレコーダによる記録データフォーマ
ットを説明するためのデルタマトリクスを示す図、 第6図(A)、(B)は本実施例のレコーダにおいて記
録トラックを記録時と異なるテープ速度で走行させつつ
トレースした場合の記録媒体上の様子を示す図、 第7図は第4図におけるID制御回路の一具体例を示す
図、 第8図は第4図におけるPCMオーディオ信号処理回路
の一具体例を示す図である。 ■は記録媒体としてのテープ、3,4は夫々回転ヘッド
、24は操作部、25はシステムコントローラ、30は
PCMオーディオ信号処理回路、51はID制御回路、
52はID検出回路、81はカウンタ、83は比較回路
、88はデータセレクタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録媒体をその走行方向と交差する方向にトレースする
    回転ヘッドにより、該媒体上に第1または第2のトラッ
    クピッチで記録トラックを順次形成しつつ情報信号の記
    録を行う装置であって、前記情報信号と共に前記記録ト
    ラックのトラックピッチを示す情報を少なくとも前記第
    1のトラックピッチと前記第2のトラックピッチの比に
    応じた数の連続するトラックに対して記録する回転ヘッ
    ド型記録装置。
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