JPS6117157Y2 - - Google Patents

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JPS6117157Y2
JPS6117157Y2 JP10153380U JP10153380U JPS6117157Y2 JP S6117157 Y2 JPS6117157 Y2 JP S6117157Y2 JP 10153380 U JP10153380 U JP 10153380U JP 10153380 U JP10153380 U JP 10153380U JP S6117157 Y2 JPS6117157 Y2 JP S6117157Y2
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gate
locking
bearing body
hinge
bearing
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JP10153380U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は門扉用ヒンジ、詳しくは3個の部材を
一体に結合して門扉に装着され、門柱側のヒンジ
部材の枢支軸に嵌合保持される門扉用ヒンジに関
するもので、特に、厚さの異なる門扉にも容易に
適用でき、門柱側ヒンジ部材の開き方向に対する
取付け左右勝手が自在で、しかも強度が大きく門
扉を常に安定に開閉することのできる門扉用ヒン
ジを提案することを目的とする。
すなわち、本考案は先端に軸受け孔を備えると
ともに、この軸受け孔に近い位置の両側部にそれ
ぞれ係止凹溝を設けた軸受け体と、この軸受け体
の両側に配設され、前半部の内側面に上記係止凹
溝に嵌まり合う係止突部を設ける一方後半部内側
面には門扉の一側に設けた係止溝に嵌まり合い、
しかも上記係止突部とは突出高さの異なる係止突
部を設けた1対の挾持葉とを備え、上記門扉とこ
の門扉の前部に配置した上記軸受け体とを上記挾
持葉で挾み、締結ボルトで一体に締結することを
特徴とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
第1図及び第2図において、符号Aは本考案に
係るヒンジを示す。ヒンジAは軸受け体A1と1
対の挾持葉A2,A2′とを備え、軸受け体A1の両側
を挾持葉A2,A2′で挾持し、これら3個の部材
A1,A2,A2′は締結ボルト1及びナツト2で一体
に締結される。
軸受け体A1は、先端部に軸受け孔3を備える
とともに、後部の少なくとも上下部に締結ボルト
1を挿通するボルト挿通孔4を設け、中間部両側
に係止凹溝6,6′を形成する。なお、軸受け体
A1の後部は第3図のように、中央部を切欠く構
成としてもよい。1対の挾持葉A2,A2′はそれぞ
れ内側部の前端部及び後端部付近に縦方向に係止
突部9a,9b及び9a′,9b′を設ける。係止突
部9a,9a′と9b,9b′とはいずれも軸受け体
A1の係止凹溝6,6′に適合して嵌まり合う形と
して構成する一方、それぞれ共通の位置レベルか
らの突出高さが異なるものとして構成する。ま
た、挾持葉A2及びA2′にはそれぞれ上下部にボル
ト挿通孔11及び11′を設ける。上記ヒンジA
は門扉10の一側に取りつけられる一方、門柱1
2の一側には他方のヒンジ部材Bがボルト7及び
ナツト8によつて締めつけ固定され、ヒンジAの
軸受け孔3にヒンジ部材Bの枢支軸5を嵌合させ
て門扉10を枢支軸5を中心にP方向又はQ方向
に回転する。上記ヒンジAを門扉10に取りつけ
る場合は、挾持葉A2,A2′の前半部の係止突部9
a,a′を軸受け体A1の係止凹溝6,6′にそれぞ
れ係止させるとともに、後半部の係止突部9b,
9b′を門扉10の一側端の係止溝10aに係止さ
せ、上記挾持葉A2,A2′に設けたボルト挿通孔1
1,11′と軸受け体A1に設けたボルト挿通孔4
とに締結ボルト1を挿通し、ナツト2で一体的に
締結し、挾持葉A2,A2′により軸受け体A1ととも
に門扉10を挾持固定する。なお、門扉10の厚
さは必ずしも一定ではない。そこで、第1図及び
第2図に示すものよりも、うす肉の門扉に上記ヒ
ンジAを取りつけるときは、第3図に示すよう
に、ヒンジAの挾持葉A2,A2′の位置を前後逆に
して用いればよい。すなわち、挾持葉A2,A2′の
前半部の係止突部9a,9a′をうす肉の門扉1
0′の一側端の係止溝10a′に係止させる一方、
後半部の係止突部9b,9b′を軸受け体A1の係
止凹溝6,6′に係止させ、上記要領でボルト
1、ナツト2により締結する。前半部の係止突部
9a,9a′の方が後半部の係止突部9b,9b′よ
りも突出高さが大きいため、うす肉の門扉10′
に対しても厚肉の門扉10と全く同じ状態で保持
でき、安定に回転することができる。
次に、上記構成のヒンジAを効果とともにさら
に詳しく説明する。
まず、ヒンジAは軸受け体Aと1対の挾持葉
A2,A2′との3分割構成で、門扉10とこの門扉
10の前方に配置された軸受け体A1とを1対の
挾持葉A2,A2′によつて両側から挾持固定するの
で、ヒンジAは門扉10の見込幅芯aに対して対
称又はほぼ対称となる。ヒンジAをうす肉の門扉
10′に取りつけた場合も同様である。このた
め、軸受け孔8の中心、すなわち、回転の中心O
は上記見込幅芯a上にあることになり、門扉1
0,10′を円滑かつ安定に回転させることがで
き、外観も良好である。また、どの方向からの外
力に対しても、門扉10又は10′を平均に保持
することができる。さらに、門柱側のヒンジ部材
がどの方向に開いても、取付け左右勝手は自在で
ある。なお、また上記ヒンジAの各構成部材は通
常、鋳物あるいは押出型材で構成すればよい。な
お、本例においては1対の挾持葉A2及びA2′は、
いずれも同一形状として成形すればよいので、ヒ
ンジAの3個の構成部材は2型で成形することが
できる利点がある。
次に、軸受け体A1と挾持葉A2,A2′とを上下部
において締結ボルト1及びナツト2で締結する場
合、挾持葉A2,A2′の係止突部9a,9a′及び軸
受け体A1の係止凹溝6,6′はそれぞれ縦方向に
長く構成されているので、上記凹溝6,6′に係
止突部9a,9a′が食い込み状に係止すると、軸
受け体A1は抜出不可能であるとともに、いずれ
の方向にも動くことができないので、軸受け孔3
が常に適正な位置に保持され、孔3の中心が偏心
することはない。門扉10についても同様であ
る。なお、締結時に軸受け体A1のボルト挿通孔
4側の外側面と、挾持葉A2,A2′の内側面との間
に隙間αが形成されていると、挾持葉A2,A2′を
門扉10に対して十分に締めつけることができる
ので、両者は強固に締結される。このように間隔
αは、ボルト挿通孔4側の外側面において、係止
凹溝6,6′を係止突部9a,9a′の突出幅より
もほぼα分だけ浅く形成することにより容易に得
ることができる。
また、挾持葉A2,A2′の係止突部9a,9a′と
9b,9b′とは突出高さが異なるため、肉厚の異
なる門扉にもヒンジAの位置を変えるだけで容易
に適用することができる。このように位置変えす
る場合、例えば、第3図のように挾持葉A2を前
後逆に位置替えして突出高さの低い方の係止突部
9b,9b′を軸受け体A1の係止凹溝6,6′に係
止すると、他方の係止突部9a,9a′は前の位置
レベルからさらに係止突部9b,9b′との高さの
相違分だけ門扉10の見込幅芯aに近ずくことに
なる。したがつて、挾持葉A2の位置替前に比べ
ると、門扉10側の突条の位置レベルは両突部9
aと9bとの突出高さの相違の2倍分だけ門扉1
0の見込幅芯aに近ずく。他方の挾持葉A2′を加
えると相違分の4倍になる。具体的に云えば、前
後の係止突部の突出高さの相違を2.5mmとすれ
ば、第1図の例においてはその4倍分、すなわち
門扉10よりも10mmだけうす肉の門扉に適用でき
ることになる。なお、一方の挾持葉を位置替えす
るとともに、他方の挾持葉をそのままにして用い
ると、5mmだけうす肉の門扉に適用できることに
なる。なおまた、挾持葉にさらに突出高さの異な
る係止突部を加えれば、より多くの肉厚の門扉に
適用することができる。また、挾持葉の内側面は
門扉の外側面に当接している方が、より高い保持
強度が得られる。したがつて、通常は各挾持葉の
一半を他方よりも係止突部の突出高さの相違分で
だけ厚肉とし、同一の突出幅で突出する方が好ま
しい。なぜならば、突出幅が異なると、第3図の
ようにうす肉の門扉10′にヒンジAを用いた場
合は、門扉10′の外側面と挾持葉A2,A2′の内
側面との間には隙間が生じ、ボルト1の締めが強
すぎた場合や大きい外力が加えられると、挾持葉
A2,A2′が折れたり、曲つたりするおそれがある
からである。これに関連し、門扉10の係止溝1
0aと軸受け体A1の係止凹溝6,6′とはそれぞ
れ同形状として構成するのが好ましい。なお、挾
持葉A2,A2′のボルト挿通孔11,11′は横長
の長孔として構成すれば十分であるが、丸孔又又
は装飾的な角孔を並設してもよい。また、軸受け
体A1のボルト挿通孔4も通常は丸孔として構成
するが、縦長の長孔として構成すれば、軸受け体
A1が挾持葉A2,A2′に対し上下方向に移動できる
ので、門柱側ヒンジに対する取りつけの際微調整
ができる。
次に、上記のように、一対の挾持葉A2,A2′の
間に軸受け体A1を挾持固定する場合、軸受け孔
3の周辺部を挾持葉A2,A2′によつて保持するの
が好ましい。この場合、軸受け孔3の先端まで保
持してもよいが、この軸受け孔3の前半部の強度
補強は単に肉厚を大きくすれば解決できる。しか
し、後半部付近は係止凹溝6,6′が形成される
ので、この部分がうす肉となるのに対し、軸受け
体A1の厚さは門扉の厚さと密接に関係し、みだ
りに肉厚を大きくすると、門扉側の係止部分の肉
厚も変えなければならなくなつたり、あるいは軸
受け体A1側との係止凹溝と門扉A2,A2′側の係止
溝の深さを互いに異なるものとして構成しなけれ
ばならなくなり、その結果門扉の厚さによつてヒ
ンジの前後位置を変えたときに締結が劣化する等
の欠点が生ずる。また、係止凹溝6,6′の深さ
があまり浅いと軸受け体A1が挾持葉A2,A2′から
脱落する危険もある。さらに、軸受け孔8を係止
凹溝6,6′から前方に突出する位置に設ける
と、軸受け孔3は門扉10から離間するので、ヒ
ンジAをより強固に締結しないと同じ保持強度を
得ることができない。そこで、軸受け孔3の後半
部でかつ係止凹溝6,6′の前部3a,3a′を両
側面から挾持葉A2,A2′の先端部で保持する構成
とすると、軸受け孔3の後半部は両側から補強さ
れ、外力に対して十分に対抗でき、ねじれや歪み
を防止することができるので、好ましい。また、
ヒンジAを全体的にみると、軸受け孔3は3個の
部材A1,A2,A2′の結合部分から突出せず、逆に
結合部分にめり込み状に潜る構成となり、門扉1
0の接近位置に配置されるので、強固に保持され
ることができる。
以上詳しく説明したように、本考案によれば厚
さの異なる門扉を取付けることができ、門扉の厚
さが変つても、門扉の見込幅芯上に軸受け孔に嵌
合した軸芯があるように構成されるので、安定に
回転でき、門柱ヒンジの開き方向に対する取付け
左右勝手が自在である。また、軸受け孔の一部を
含む軸受け体が挾持葉間に挾持されるので保持強
度が大きく、外力が加えられてもねじれや歪みが
生じないため、常に門扉を安定かつ円滑に回転さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒンジを取りつけ態様と
ともに示す一部破断側面図、第2図は第1図のX
−X線上の断面図であり、第3図は本考案に係る
ヒンジを肉厚の異なる門扉に適用した場合の断面
図である。 符号A……ヒンジ、A1……軸受け体、A2
A2′……挾持葉、3……軸受け孔、4,11……
ボルト挿通孔、6,6′……係止凹溝、9a,9
b,9a′,9b′……係止突部、10a……係止
溝、10……門扉、12……門柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に軸受け孔を備えるとともに、この軸受け
    孔に近い位置の両側部にそれぞれ係止凹溝を設け
    た軸受け体と、この軸受け体の両側に配設され、
    前半部の内側面に上記係止凹溝に嵌まり合う係止
    突部を設ける一方、後半部内側面には門扉の一側
    に設けた係止溝に嵌まり合い、しかも上記係止突
    部とは突出高さの異なる係止突部を設けた1対の
    挾持葉とを設え、上記門扉とこの門扉の前部に配
    置した上記軸受け体とを上記各挾持葉で挾み、締
    結ボルトで一体に締結することを特徴とする門扉
    用ヒンジ。
JP10153380U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS6117157Y2 (ja)

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JP10153380U JPS6117157Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10153380U JPS6117157Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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JPS5726568U JPS5726568U (ja) 1982-02-12
JPS6117157Y2 true JPS6117157Y2 (ja) 1986-05-26

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JP10153380U Expired JPS6117157Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

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DE102017118439A1 (de) * 2017-08-14 2019-02-14 Gust.Alberts Gmbh & Co.Kg Befestigungseinheit für Zaunteile

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JPS5726568U (ja) 1982-02-12

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