JPS61171305A - 強化単板の製造方法 - Google Patents
強化単板の製造方法Info
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- JPS61171305A JPS61171305A JP1204085A JP1204085A JPS61171305A JP S61171305 A JPS61171305 A JP S61171305A JP 1204085 A JP1204085 A JP 1204085A JP 1204085 A JP1204085 A JP 1204085A JP S61171305 A JPS61171305 A JP S61171305A
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- Japan
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- veneer
- resin
- reinforced
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- parts
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- Pending
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は建築材料や家具材料に使用する強化単板の製
造方法に関する。
造方法に関する。
[従来の技術]
木質単板に減圧含浸法や加圧含浸法によって合ネ諌1把
去−ム旦に1上I油ルキ所出に表番1社斗1プレは周知
技術であった。
去−ム旦に1上I油ルキ所出に表番1社斗1プレは周知
技術であった。
[発明が解決しようとする問題点]
従来のように木質単板を合成樹脂液に浸漬するだけでは
短時間で確実に合成樹脂液を木質単板中に含浸させるこ
とが難しい欠点があった。
短時間で確実に合成樹脂液を木質単板中に含浸させるこ
とが難しい欠点があった。
[問題点を解決するための手段]
この発明は上述した欠点を解消したもので、すなわち、
木質単板に合成樹脂あるいは油脂類を含浸させて強化単
板を製造するに際し、含水率が3〜100%の木質単板
を合成樹脂あるいは油脂類の加熱液中に浸漬して取り出
した後合成樹脂あるいは油脂類を硬化させることを特徴
とする強化単板の製造方法に係るものである。
木質単板に合成樹脂あるいは油脂類を含浸させて強化単
板を製造するに際し、含水率が3〜100%の木質単板
を合成樹脂あるいは油脂類の加熱液中に浸漬して取り出
した後合成樹脂あるいは油脂類を硬化させることを特徴
とする強化単板の製造方法に係るものである。
ここにおいて、合成樹脂とはアルキッド系樹脂・エポキ
シ系樹脂・ポリブタジェン系樹脂・ウレタン系樹脂・不
飽和ポリエステル系樹脂・アクリレート系樹脂・ジアリ
ルフタレート系樹脂等を指し、油脂類とはアマニ油・ボ
イル油等を指す。
シ系樹脂・ポリブタジェン系樹脂・ウレタン系樹脂・不
飽和ポリエステル系樹脂・アクリレート系樹脂・ジアリ
ルフタレート系樹脂等を指し、油脂類とはアマニ油・ボ
イル油等を指す。
また、合成樹脂中には当然のことなから二液型の合成樹
脂を含み、具体的に例示すれば以下のような組み合わせ
のものが挙げられる。
脂を含み、具体的に例示すれば以下のような組み合わせ
のものが挙げられる。
エポキシ系樹脂・・・エポキシ樹脂液と硬化剤(エチレ
ンジアミン) ポリブタジェン系樹脂・・・ポリブタジェン樹脂液と触
媒(ベンゾイルパーオキサイド) ウレタン系樹脂・・・アクリルポリオールまたはポリア
ミンまたはポリエステルポリオールと硬化剤(TDI−
MDIΦHMDI) 不飽和ポリエステル系樹脂・・・不飽和ポリエステル樹
脂と触媒(ベンゾイルパーオキサイド・ジクミルパーオ
キサイド) アクリレート系樹脂・・・エポキシアクリレートと開始
剤(アセチルパーオキサイド)なお反応性希釈剤(メチ
ルメタクリレート・メチルアクリレート・エチルアクリ
レート・ブチルメタクリレート)を添加してもよい。
ンジアミン) ポリブタジェン系樹脂・・・ポリブタジェン樹脂液と触
媒(ベンゾイルパーオキサイド) ウレタン系樹脂・・・アクリルポリオールまたはポリア
ミンまたはポリエステルポリオールと硬化剤(TDI−
MDIΦHMDI) 不飽和ポリエステル系樹脂・・・不飽和ポリエステル樹
脂と触媒(ベンゾイルパーオキサイド・ジクミルパーオ
キサイド) アクリレート系樹脂・・・エポキシアクリレートと開始
剤(アセチルパーオキサイド)なお反応性希釈剤(メチ
ルメタクリレート・メチルアクリレート・エチルアクリ
レート・ブチルメタクリレート)を添加してもよい。
ジアリルフタレート系樹脂・・・ジアリルフタレート樹
脂液と触媒(パーオキサイド拳ターシャリーブチルパー
オキサイド・ターシャリ−ブチルパーアセチイト) この発明における重要な構成は、含水率が3〜100%
の木質単板を合成樹脂あるいは油脂類の加熱液中に浸す
ことである。
脂液と触媒(パーオキサイド拳ターシャリーブチルパー
オキサイド・ターシャリ−ブチルパーアセチイト) この発明における重要な構成は、含水率が3〜100%
の木質単板を合成樹脂あるいは油脂類の加熱液中に浸す
ことである。
発明者は絶乾状態から含水率が1O−0%を越える木質
単板を使用して合成樹脂あるいは油脂類を含浸してみた
ところ、含水率が2%以下では含浸にムラができて均一
な樹脂含浸単板が得られなく、100%越えるとやはり
均一に含浸することができなかった。木質単板にある程
度水分を含んでいると木質単板を加熱された合成樹脂あ
るいは油脂類中に浸すと、木質単板中の水が飛んで、今
まで水が存在した細胞壁内に合成樹脂等が入り込みやす
くなるものと推測される。従って木質単板の含水率は1
1%〜繊維飽和点以下が最も好ましいものとなる。
単板を使用して合成樹脂あるいは油脂類を含浸してみた
ところ、含水率が2%以下では含浸にムラができて均一
な樹脂含浸単板が得られなく、100%越えるとやはり
均一に含浸することができなかった。木質単板にある程
度水分を含んでいると木質単板を加熱された合成樹脂あ
るいは油脂類中に浸すと、木質単板中の水が飛んで、今
まで水が存在した細胞壁内に合成樹脂等が入り込みやす
くなるものと推測される。従って木質単板の含水率は1
1%〜繊維飽和点以下が最も好ましいものとなる。
この発明において木質単板に含浸させる合成樹
。
。
脂あるいは油脂類を100℃以上に加熱しておけば、合
成樹脂あるいは油脂類の粘度の低下、木材組織の軟化、
および木質単板中の水分の蒸発等により木質単板中に合
成樹脂液等が非常に含浸されやすくなる。
成樹脂あるいは油脂類の粘度の低下、木材組織の軟化、
および木質単板中の水分の蒸発等により木質単板中に合
成樹脂液等が非常に含浸されやすくなる。
このようにして合成樹脂あるいは油脂類が含浸された木
質単板はその後適宜手段によって硬化される。硬化方法
としては、そのまま放置しておく方法、加熱して硬化を
促進させる方法、紫外線や電子線を使用する方法等が考
えられる。なお、加熱にはドライヤを用いてもよいし、
熱ロールプレスや平盤熱プレスを用いてもよい。
質単板はその後適宜手段によって硬化される。硬化方法
としては、そのまま放置しておく方法、加熱して硬化を
促進させる方法、紫外線や電子線を使用する方法等が考
えられる。なお、加熱にはドライヤを用いてもよいし、
熱ロールプレスや平盤熱プレスを用いてもよい。
[発明の効果]
この出願の発明は上述したように構成されているので、
木質単板中に能率よく合成樹脂や油脂類を含浸させるこ
とができる。
木質単板中に能率よく合成樹脂や油脂類を含浸させるこ
とができる。
なお、合成樹脂あるいは油脂類を加熱すると同時に、減
圧法や加圧法を併用することによってさらに能率よく木
質単板中に合成樹脂液等を含浸させることができるよう
になる。
圧法や加圧法を併用することによってさらに能率よく木
質単板中に合成樹脂液等を含浸させることができるよう
になる。
[実施例1]
110℃の不飽和ポリエステル樹脂中に、含水率3%・
11%・30%−80%のl■謹厚のナラ単板をそれぞ
れ2分間浸漬させた後、同じ不飽和ポリエステル100
重量部、エチルメタクリレート80重量部、ジクミルパ
ーオキサイド10重量部、メチルイソブチルケトン60
重量部を単板両面にそれぞれ50g/m″塗布した0次
にこれらのナラ単板をそれぞれウレタン系接着剤を介し
て厚さ12mmの合板の表面に載置し、130℃、8
kg/cm″の条件で5分間熱圧して不飽和ポリエステ
ル樹脂の硬化と同時に接着を完了して所望の強化単板貼
り化粧板を得た。
11%・30%−80%のl■謹厚のナラ単板をそれぞ
れ2分間浸漬させた後、同じ不飽和ポリエステル100
重量部、エチルメタクリレート80重量部、ジクミルパ
ーオキサイド10重量部、メチルイソブチルケトン60
重量部を単板両面にそれぞれ50g/m″塗布した0次
にこれらのナラ単板をそれぞれウレタン系接着剤を介し
て厚さ12mmの合板の表面に載置し、130℃、8
kg/cm″の条件で5分間熱圧して不飽和ポリエステ
ル樹脂の硬化と同時に接着を完了して所望の強化単板貼
り化粧板を得た。
[比較例1]
実施例−のナラ単板の含水率をそれぞれ2%・150%
とした以外は実施例1と同様にして強化単板貼り化粧板
を製造したところ、両者とも表面の樹脂含浸状態が不均
一であった。
とした以外は実施例1と同様にして強化単板貼り化粧板
を製造したところ、両者とも表面の樹脂含浸状態が不均
一であった。
[実施例2]
110℃の不飽和ポリエステル樹脂中に、含水率5%・
30%の1層箇厚ナラ単板をそれぞれ2分間浸漬させた
後、同じ不飽和ボリエステル樹脂100重量部、メチル
メタクリレート80重量部、ジクミルパーオキサイド1
0重量部、メチルイソブチルケトン60i量部の液に2
時間浸漬した0次にこのナラ単板をそれぞれ130℃、
8 kg/cm”の条件で5分間熱圧して所望の強化単
板を得た。
30%の1層箇厚ナラ単板をそれぞれ2分間浸漬させた
後、同じ不飽和ボリエステル樹脂100重量部、メチル
メタクリレート80重量部、ジクミルパーオキサイド1
0重量部、メチルイソブチルケトン60i量部の液に2
時間浸漬した0次にこのナラ単板をそれぞれ130℃、
8 kg/cm”の条件で5分間熱圧して所望の強化単
板を得た。
[実施例3]
120℃に加熱したエポキシアクリレート樹脂中に、含
水率3%の0.4 am厚松単板を40秒間浸漬させた
後、アセチルパーオキサイド8重量部、メチルメタクリ
レート100重量部、エチルアクリレート40重量部の
液中に1時間浸漬した。次にこの松単板を90℃で4時
間屹燥して所望の強化単板を得た。
水率3%の0.4 am厚松単板を40秒間浸漬させた
後、アセチルパーオキサイド8重量部、メチルメタクリ
レート100重量部、エチルアクリレート40重量部の
液中に1時間浸漬した。次にこの松単板を90℃で4時
間屹燥して所望の強化単板を得た。
[比較例2]
実施例3の松単板の含水率を2%とした以外は実施例3
と同様にして強化単板を製造したところ1表面の樹脂含
浸状態が不均一であった。
と同様にして強化単板を製造したところ1表面の樹脂含
浸状態が不均一であった。
「実施例4」
エチレンジアミン20重量部、エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート100重量部を含む110℃
の液中に、含水率が100%の0.8 ta■厚人工人
玉突板分間浸漬した後余分の液を取り除いたものを、1
60℃のエポキシ樹脂(商品名 エ ピ コ − ト8
28)液中に2分間浸漬した0次にこの人工突板を14
0℃で3時間乾燥して所望の強化単板を得た。
メチルエーテルアセテート100重量部を含む110℃
の液中に、含水率が100%の0.8 ta■厚人工人
玉突板分間浸漬した後余分の液を取り除いたものを、1
60℃のエポキシ樹脂(商品名 エ ピ コ − ト8
28)液中に2分間浸漬した0次にこの人工突板を14
0℃で3時間乾燥して所望の強化単板を得た。
[比較例3]
実施例4の人工突板の含水率を1%とした以外は実施例
4と同様にして強化単板を製造したところ1人工突板内
に樹脂があまり含浸されなく、人工突板は強化されてい
なかった。
4と同様にして強化単板を製造したところ1人工突板内
に樹脂があまり含浸されなく、人工突板は強化されてい
なかった。
[実施例5]
160℃に加熱したア1°油液中に・含水率
、112%の1.Oram厚松単板を30秒間浸漬した
後液中から取り出し、室温中に放置して所望の強化単板
を得た。
、112%の1.Oram厚松単板を30秒間浸漬した
後液中から取り出し、室温中に放置して所望の強化単板
を得た。
[実施例6]
解離温度180℃のブロック型インシアネート100重
量部、プロピレングリm−ル40重量部、すす系触媒0
.5重量部を混合し、140℃に加熱した液中に、含水
率が20%のO−8+sm厚ナラ単板を1分間浸漬して
液中から取り出した後、180”0で5分間乾燥して所
望の強化単板を得た。
量部、プロピレングリm−ル40重量部、すす系触媒0
.5重量部を混合し、140℃に加熱した液中に、含水
率が20%のO−8+sm厚ナラ単板を1分間浸漬して
液中から取り出した後、180”0で5分間乾燥して所
望の強化単板を得た。
[比較例4〕
実施例6のナラ単板の含水率を2%にした以外は実施例
6と同様にして強化単板を製造したところ、表面の樹脂
含浸状態が不均一であった。
6と同様にして強化単板を製造したところ、表面の樹脂
含浸状態が不均一であった。
[実施例7]
120℃に加熱したアクリルの紫外線硬化型樹脂液中に
、含水率20%の0.4s+ve厚セン単板を20秒間
浸漬した後液中から取り出し、両面から出力160 w
/cmの紫外線ランプにて3秒間照射して所望の強化単
板を得た。
、含水率20%の0.4s+ve厚セン単板を20秒間
浸漬した後液中から取り出し、両面から出力160 w
/cmの紫外線ランプにて3秒間照射して所望の強化単
板を得た。
Claims (2)
- (1)木質単板に合成樹脂あるいは油脂類を含浸させて
強化単板を製造するに際し、含水率が3〜100%の木
質単板を合成樹脂あるいは油脂類の加熱液中に浸漬して
取り出した後、合成樹脂あるいは油脂類を硬化させるこ
とを特徴とする強化単板の製造方法。 - (2)加熱液の温度を100℃以上とすることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の強化単板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204085A JPS61171305A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 強化単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204085A JPS61171305A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 強化単板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171305A true JPS61171305A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11794484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1204085A Pending JPS61171305A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 強化単板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171305A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116203A (ja) * | 1973-03-08 | 1974-11-06 | ||
JPS6140103A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | 永大産業株式会社 | 強化単板の製造方法 |
-
1985
- 1985-01-24 JP JP1204085A patent/JPS61171305A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49116203A (ja) * | 1973-03-08 | 1974-11-06 | ||
JPS6140103A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | 永大産業株式会社 | 強化単板の製造方法 |
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