JPS6117118Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117118Y2 JPS6117118Y2 JP9507981U JP9507981U JPS6117118Y2 JP S6117118 Y2 JPS6117118 Y2 JP S6117118Y2 JP 9507981 U JP9507981 U JP 9507981U JP 9507981 U JP9507981 U JP 9507981U JP S6117118 Y2 JPS6117118 Y2 JP S6117118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- anchor bolt
- main body
- pipe main
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 30
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 30
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 claims description 7
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Dowels (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は地山等における穿孔部に挿入されて同穿
孔部周壁に圧着され、地山等を補強するように構
成されたアンカーボルトの改良に係るものであ
る。
孔部周壁に圧着され、地山等を補強するように構
成されたアンカーボルトの改良に係るものであ
る。
従来この種のアンカーボルトAは第1図に示す
ように、母線方向に一定幅のスリツトaを有し、
先端部がテーパー部bに形成され、基端部にスト
ツパcを具えた円筒状部材に構成され、第2図及
び第3図に示すようにアンカーボルトAより小径
の穿孔部Bに打込まれ、前記スリツトaの存在に
よつて弾性的に外部に拡開しようとする力で、ア
ンカーボルトAと穿孔部Bの内周壁との間に摩擦
力を生起せしめ、引抜耐力を生起せしめるように
していた。なお図中dはアンカーボルトAに嵌装
されたプレートである。
ように、母線方向に一定幅のスリツトaを有し、
先端部がテーパー部bに形成され、基端部にスト
ツパcを具えた円筒状部材に構成され、第2図及
び第3図に示すようにアンカーボルトAより小径
の穿孔部Bに打込まれ、前記スリツトaの存在に
よつて弾性的に外部に拡開しようとする力で、ア
ンカーボルトAと穿孔部Bの内周壁との間に摩擦
力を生起せしめ、引抜耐力を生起せしめるように
していた。なお図中dはアンカーボルトAに嵌装
されたプレートである。
しかしながら前記従来のアンカーボルトにおい
ては、穿孔部Bの内径がアンカーボルトAの外径
より大であると、同アンカーボルトAの弾性的拡
がりは生ぜず、穿孔部B内周壁との間に摩擦力が
ないため非常に危険であり信用できなかつた。ま
た穿孔部Bの内周壁が荒れてしまうと摩擦力が小
さくなり使用することができなかつた。更にまた
摩擦力に頼るだけではアンカーボルトAの穿孔部
Bに対する碇着性について信頼度が乏しく、使用
範囲が限定されていた。
ては、穿孔部Bの内径がアンカーボルトAの外径
より大であると、同アンカーボルトAの弾性的拡
がりは生ぜず、穿孔部B内周壁との間に摩擦力が
ないため非常に危険であり信用できなかつた。ま
た穿孔部Bの内周壁が荒れてしまうと摩擦力が小
さくなり使用することができなかつた。更にまた
摩擦力に頼るだけではアンカーボルトAの穿孔部
Bに対する碇着性について信頼度が乏しく、使用
範囲が限定されていた。
またトンネル等にロツクボルトを打設する場
合、油圧ドリルの採用により穿孔部が大きくな
り、モルタル等の充填材を多く必要とし、上向き
孔では充填材が落下する等の問題を生起する。ま
た孔内に充填材を填装したあとにボルトを挿入す
る填充型ボルトでは施工が煩雑でボルト打設作業
の機械化ができず、また湧水が多いと充填材が流
亡する惧れがある。
合、油圧ドリルの採用により穿孔部が大きくな
り、モルタル等の充填材を多く必要とし、上向き
孔では充填材が落下する等の問題を生起する。ま
た孔内に充填材を填装したあとにボルトを挿入す
る填充型ボルトでは施工が煩雑でボルト打設作業
の機械化ができず、また湧水が多いと充填材が流
亡する惧れがある。
本案はこのような欠点を除去するために提案さ
れたもので、鋼管本体1の母線方向に沿つてスリ
ツト2を欠截するとともに、同スリツト2の所定
個所毎に、同スリツト2を挾んで対峠する鋼管本
体1の対向縁を圧接若しくは接合してなる狭窄部
3を配設してなることを特徴とするアンカーボル
トに係るものである。
れたもので、鋼管本体1の母線方向に沿つてスリ
ツト2を欠截するとともに、同スリツト2の所定
個所毎に、同スリツト2を挾んで対峠する鋼管本
体1の対向縁を圧接若しくは接合してなる狭窄部
3を配設してなることを特徴とするアンカーボル
トに係るものである。
なお前記狭窄部3はスリツト2に沿つて一定間
隔毎、または任意の位置毎に配設されるものであ
る。その他図中4は鋼管本体1の一端部側に配設
されたストツパーで、同ストツパー4は図示の如
くリング状の他、球形でもねじ状でもよい。5は
鋼管本体1の他端部側に設けられたテーパー部
で、鋼管本体1の母線方向と斜交するように切断
されてもよく、穿孔部に挿入し易い形状に形成さ
れている。
隔毎、または任意の位置毎に配設されるものであ
る。その他図中4は鋼管本体1の一端部側に配設
されたストツパーで、同ストツパー4は図示の如
くリング状の他、球形でもねじ状でもよい。5は
鋼管本体1の他端部側に設けられたテーパー部
で、鋼管本体1の母線方向と斜交するように切断
されてもよく、穿孔部に挿入し易い形状に形成さ
れている。
本案に係るアンカーボルトは前記したように、
鋼管本体1の母線方向に沿つてスリツト2を欠截
するとともに、同スリツト2の所定個所毎に、同
スリツト2を挾んで対峠する鋼管本体1の対向縁
を圧接するか、若しくは溶接等によつて接合して
狭窄部3を配設したので、第5図乃至第7図に示
す如く同狭窄部3の鋼管本体1の直径Rbがスリ
ツト2部の鋼管本体1の直径Raより小径にな
り、鋼管本体1の外周面が大径部と小径部とが交
互に連続する凹凸形に形成され、従つて穿孔部に
挿入された本案のアンカーボルトにモルタルを填
装したとき、スリツト2及び鋼管本体1端部から
穿孔部に填充されたモルタルが、穿孔部内周壁と
小径部との間に填充されるため、本案のアンカー
ボルトの引抜耐力が飛躍的に増大する。また相隣
る狭窄部3,3間に位置するスリツト2を有する
鋼管本体1は、前記狭窄部3,3を支点として円
周方向に亘る強力な弾性力を有するので、スリツ
ト2部分における鋼管本体1の直径方向の閉縮に
対して強力な抵抗力が生起し、穿孔部内周壁に対
する摩擦力が飛躍的に増大する。このように鋼管
本体1におけるスリツト2部分の弾性力が前記狭
窄部3の存在によつて増強されるので、鋼管本体
1の弾性を増大させる必要がなく、同鋼管本体1
として軟鋼も使用できる。またモルタルが充填さ
れても鋼管本体1と穿孔部内周壁との間隙が少な
くモルタルの充填量が少なくて済む。更にまた湧
水があつても、最初鋼管本体1におけるスリツト
2を含む部分の外周と穿孔部内周壁との間に即座
に摩擦力が働き、モルタルが前記狭窄部3と穿孔
部内周壁との間に充填されると、安定した引抜き
耐力が得られる。
鋼管本体1の母線方向に沿つてスリツト2を欠截
するとともに、同スリツト2の所定個所毎に、同
スリツト2を挾んで対峠する鋼管本体1の対向縁
を圧接するか、若しくは溶接等によつて接合して
狭窄部3を配設したので、第5図乃至第7図に示
す如く同狭窄部3の鋼管本体1の直径Rbがスリ
ツト2部の鋼管本体1の直径Raより小径にな
り、鋼管本体1の外周面が大径部と小径部とが交
互に連続する凹凸形に形成され、従つて穿孔部に
挿入された本案のアンカーボルトにモルタルを填
装したとき、スリツト2及び鋼管本体1端部から
穿孔部に填充されたモルタルが、穿孔部内周壁と
小径部との間に填充されるため、本案のアンカー
ボルトの引抜耐力が飛躍的に増大する。また相隣
る狭窄部3,3間に位置するスリツト2を有する
鋼管本体1は、前記狭窄部3,3を支点として円
周方向に亘る強力な弾性力を有するので、スリツ
ト2部分における鋼管本体1の直径方向の閉縮に
対して強力な抵抗力が生起し、穿孔部内周壁に対
する摩擦力が飛躍的に増大する。このように鋼管
本体1におけるスリツト2部分の弾性力が前記狭
窄部3の存在によつて増強されるので、鋼管本体
1の弾性を増大させる必要がなく、同鋼管本体1
として軟鋼も使用できる。またモルタルが充填さ
れても鋼管本体1と穿孔部内周壁との間隙が少な
くモルタルの充填量が少なくて済む。更にまた湧
水があつても、最初鋼管本体1におけるスリツト
2を含む部分の外周と穿孔部内周壁との間に即座
に摩擦力が働き、モルタルが前記狭窄部3と穿孔
部内周壁との間に充填されると、安定した引抜き
耐力が得られる。
また本案のアンカーボルトは摩擦力と充填材に
よる定着力とによつて穿孔部に定着されるので信
頼性が高く、孔壁の荒れが生じても本案のアンカ
ーボルトは打込みによつて簡単に挿入され、本案
のアンカーボルトは鋼管本体1の打込みと充填材
の圧入によつてのみ穿孔部に定着されるので、ア
ンカーボルトの定着作業の機械化ができる。
よる定着力とによつて穿孔部に定着されるので信
頼性が高く、孔壁の荒れが生じても本案のアンカ
ーボルトは打込みによつて簡単に挿入され、本案
のアンカーボルトは鋼管本体1の打込みと充填材
の圧入によつてのみ穿孔部に定着されるので、ア
ンカーボルトの定着作業の機械化ができる。
なお本案のアンカーボルトの施工例を挙げる。
先ず鋼管本体1にそのスリツト2及び狭窄部3
を被覆するようにテープ6を貼着し、(第8図参
照)同鋼管本体1におけるストツパ4側の端部に
おける適宜位置に栓8を設ける。(第9図参照)
次いで鋼管本体1内中空部にモルタル9等の硬化
剤を填装し、(第10図)鋼管本体1を穿孔部B
内に打込み、若しくは挿入したのち、押込み棒1
0で栓8を押込み、モルタル9を鋼管本体1と穿
孔部Bとの間に充填して、本案のアンカーボルト
を穿孔部Bに定着するものである。図中11は鋼
管本体1に嵌装されたプレートである。
を被覆するようにテープ6を貼着し、(第8図参
照)同鋼管本体1におけるストツパ4側の端部に
おける適宜位置に栓8を設ける。(第9図参照)
次いで鋼管本体1内中空部にモルタル9等の硬化
剤を填装し、(第10図)鋼管本体1を穿孔部B
内に打込み、若しくは挿入したのち、押込み棒1
0で栓8を押込み、モルタル9を鋼管本体1と穿
孔部Bとの間に充填して、本案のアンカーボルト
を穿孔部Bに定着するものである。図中11は鋼
管本体1に嵌装されたプレートである。
なお前記テープ7、栓8を廃止して、鋼管本体
1を穿孔部Bに打込んだのち、カプセル型硬化材
を鋼管本体1内に挿入して打込んでもよい。
1を穿孔部Bに打込んだのち、カプセル型硬化材
を鋼管本体1内に挿入して打込んでもよい。
第1図は従来のアンカーボルトの平面図、第2
図はその使用状態を示す縦断面図、第3図はその
横断平面図、第4図は本案に係るアンカーボルト
の斜視図、第5図はその部分平面図、第6図は第
5図の矢視−図、第7図は第5図の矢視−
図、第8図乃至第11図は本案に係るアンカー
ボルトの使用例を示す工程図で、第8図はアンカ
ーボルトの斜面図、第9図乃至第11図は同アン
カーボルトの穿孔部に対する打込み並に硬化材の
充填工程を示す縦断面図である。 1……鋼管本体、2……スリツト、3……狭窄
部。
図はその使用状態を示す縦断面図、第3図はその
横断平面図、第4図は本案に係るアンカーボルト
の斜視図、第5図はその部分平面図、第6図は第
5図の矢視−図、第7図は第5図の矢視−
図、第8図乃至第11図は本案に係るアンカー
ボルトの使用例を示す工程図で、第8図はアンカ
ーボルトの斜面図、第9図乃至第11図は同アン
カーボルトの穿孔部に対する打込み並に硬化材の
充填工程を示す縦断面図である。 1……鋼管本体、2……スリツト、3……狭窄
部。
Claims (1)
- 鋼管本体1の母線方向に沿つてスリツト2を欠
截するとともに、同スリツト2の所定個所毎に、
同スリツト2を挾んで対峠する鋼管本体1の対向
縁を圧接若しくは接合してなる狭窄部3を配設し
てなることを特徴とするアンカーボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9507981U JPS581699U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | アンカ−ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9507981U JPS581699U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | アンカ−ボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581699U JPS581699U (ja) | 1983-01-07 |
JPS6117118Y2 true JPS6117118Y2 (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=29889996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9507981U Granted JPS581699U (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | アンカ−ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581699U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5653048B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2015-01-14 | 鹿島建設株式会社 | 地山補強用鋼管および地山補強用鋼管の製造方法 |
KR101717221B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2017-03-16 | 홍지기술산업주식회사 | 락볼트 및 그 시공방법 |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP9507981U patent/JPS581699U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS581699U (ja) | 1983-01-07 |
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