JPS61170137A - アナログ・デイジタル変換装置 - Google Patents

アナログ・デイジタル変換装置

Info

Publication number
JPS61170137A
JPS61170137A JP914485A JP914485A JPS61170137A JP S61170137 A JPS61170137 A JP S61170137A JP 914485 A JP914485 A JP 914485A JP 914485 A JP914485 A JP 914485A JP S61170137 A JPS61170137 A JP S61170137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog
digital
signal
converter
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP914485A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Nakamura
公彦 中村
Michio Okamura
廸夫 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Priority to JP914485A priority Critical patent/JPS61170137A/ja
Publication of JPS61170137A publication Critical patent/JPS61170137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はアナログデータをディジタル変換器に変換する
アナログ・ディジタル変換装置に関する。
「従来の技術」 アナログ・ディジタル変換装置は、各種のアナログデー
タをディジタルコンピュータ等で処理したり解析する場
合に広く使用されている。放射線量の測定を行う場合も
同様で、例えば放射線スペクトロメータにおいては、放
射線量測定データをディジタル変換してこれを統計的に
解析処理することが行われている。
アナログ・ディジタル変換装置を、はぼ均等な幅の所定
数のチャネルを設けた物差しに例えるとこの装置はちょ
うど、被測定アナログ信号の長さをこの物差しで測り、
これがチャネル何個分の長さに相当するかを求めてその
チャネル数を出力するというような動作をする。
′第7図に長さ■、の被測定アナログ信号1を、チャネ
ル2の幅が!の物差し3で測定するところを示した。図
の■のように、物差し3の右端と被測定信号1の右端の
位置をそろえて、被測定アナログ信号1の左端をみると
、これは、物差し3の” n −4”番のチャネルに位
置している。測定値は長さで示すとI X ” n −
3”であって、アナログ・ディジタル変換装置からは’
 n−4”に相当するディジタル信号が出力される。”
 n −4”番のチャネルも幅βのチャネルであって、
この幅βは物差し3の最小単位であるから最大βの測定
誤差が生じ得る。従ってチャネル幅が狭くチャネル数の
多い物差しほど測定精度が高くなる。
チャネルの幅βにも、ばらつきが生じ得る。すべてのチ
ャネルの幅が全長にわたって等しくないと得られるデー
タの忠実性が不十分となる。このチャネルの幅の均一性
の度合を微分非直線性と呼んでいる。
この微分非直線性を向上させるための方法として、キャ
パシタの充放電現象を利用してアナログ・ディジタル変
換を行うウィルキンソン法が良く知られている。これは
、特に高精度のアナログ・ディジタル変換を要する装置
に広く使用されている。一方、このウィルキンソン法に
比べれば微分非直線性は良くないが変換速度が速く積分
直線性の良い逐次近似式アナログ・ディジタル変換器も
良く知られている。この逐次近似式アナログ・ディジタ
ル変換器の微分非直線性向上のために、ガラティ゛’G
ATTI”のイコライズ法という手法が開発されている
第7図を用いてそのイコライズ法を説明する。
先に説明したように、長さLの被測定アナログ入力信号
Iをほぼ均等な幅βを有するn個のチャネル2を設けた
物差し3で測定する。ステップ■では被測定アナログ入
力信号1の右端4と物差し3の右端5を一致させて、測
定値” n −4”を得た。次のステップ■では、物差
し3の右端5を被測定アナログ入力信号1の右端4より
右方へ第“′0″番のチャネルの幅pだけシフトさせて
被測定アナログ入力信号1の長さを測定する。ステップ
■での測定値は” n −3”であるが、物差し3ヲ右
へ1チャネル分シフトさせたことを考慮して上記測定値
から” l ”を差し引き’ n −4”を得る。ステ
ップ■で更に第” 1 ”番のチャネルの幅pだけ物差
し3をシフトさせて同様の測定を行うと、今度は“n−
1”となる。これからシフト分°  を差し引いて測定
値” n−3”を得るが、この値はステップ■、■の測
定値と相違している。これはこの物差し3のチャネルの
幅pの不均一性から生じたものである。そこで、物差し
を右方へ更に1チヤネ・ル分ずつシフ1トさせながらス
テップ■、ステップ■と適当な回数だけ同様の作業をく
り返して、1辱られたデータの平均値をとるようにすれ
ば、こういったチャネルの幅の不均一性からくる測定値
の誤差が解消される。
「発明が解決しようとする問題点」 ここで、例えば4096個のチャネルを有するアナログ
・ディジタル変換器を用いて被測定アナログ入力信号を
測定する場合を考える。放射線量測定等のように十分な
微分非直線性を要求されるとき、第7図で説明したよう
な手法を用いて、64ステップ程度の測定を行いこれを
平均する均一化処理を行うことが好ましい。
ところが、第7図に示すように、物差しをシフトさせな
がら測定を行うと、最大シフト量りを物差しの長さから
差し引いた長さ以上の被測定アナログ入力信号の測定を
することができない。すなわち、64ステツプの均一化
処理を行うには4096個のチャネルのうち測定に有効
なチャネルは4032個となり、残りの64チヤネルは
無効なものとなる。これは、実質的にこのアナログ・デ
ィジタル変換器の分解能が低下したのに等しい。
この均一化処理のステップ数を更に増加させようとすれ
ばまずまず有効チャネル数は減少する。
反面、近年、測定器等の精度はまずまず向上し、より高
精度のより多チャネルのアナログ・ディジタル変換装置
が要求されている。特に、放射線スペクトル測定等の分
野では、高精度で測定されたデータを分解能の高いアナ
ログ・ディジタル変換器を用いて十分な均一化処理を施
してコンピュータで解析することが必要である。
アナログ・ディジタル変換器のチャネル数を十分多いも
のとすればこの点は解決するが、アナログ・ディジタル
変換器はチャネル数の増大に伴って著しくその価格も上
がり、経済性の面で好ましくない。
本発明は以」二の点に着目してなされたもので、通常の
アナログ・ディジタル変換器の最大変換値を越えた入力
信号を変換処理しかつ均一化処理することのできるアナ
ログ・ディジタル変換装置を提供するものである。
「問題点を解決するための手段−j 本発明のアナログ・ディジタル変換装置は、被測定アナ
ログ入力信号とアナログペデスタル信号とを演算して出
力するアナログ演算器と、このアナログ演算器の出力信
号をディジタル変換して出力するアナログ・ディジタル
変換器と、このアナログ・ディジタル変換器の出力信号
とディジタルペデスクル信号とを加減算して被測定ディ
ジタル出力信号を得るディジタル加減算器と、上記ディ
ジタルペデスクル信号を2種以上順次発生させるイコラ
イザと、」1記ディジタルペデスタル信号をアナログ変
換して上記アナログペデスタル信号を出力するディジタ
ル・アナログ変換器とを有し、上記被測定アナログ入力
信号が基準レベルを越えたときアナログ演算器において
被測定アナログ入力信号から上記基準レベルに対応する
アナログ演算器を減算し、かつディジタル加減算器にお
いてアナログ・ディジタル変換器の出力信号に上記基準
レベルに対応するディジタルデータを加算することを特
徴とするものである。
このように、本発明の装置は、被測定アナログ入力信号
がアナログ・ディジタル変換器でそのまま変換できる値
を越えるとき、あらかじめこの入力信号から基準レベル
に相当する値の信号を減算して、変換後に再び加算する
ようにする。そして、これに加えてペデスタル信号を用
いた均一化処理を行うので、微分非直線性の良い変換出
力が得られる。
ここで、上記基準レベルを適時増減させると、この基準
レベルの近傍での出力データの均一性をより高めること
ができる。
「実施例」 第1図は本発明のアナログ・ディジタル変換装置の実施
例を示すブロック図である。
このアナログ・ディジタル変換装置は、入力端子11か
ら入力する被測定アナログ入力信号12を処理するアナ
ログ演算器13(CAL)と、アナログ・ディジタル変
換器14 (A/D)と、ディジタル加減算器] 5 
(CAL)と、これに所定の信号を送るオーバーフロー
検出回路16(R)と、イコライザ17(EQ)と、ク
ロック発生器18(O3C)と、ディジタル・アナログ
変換器19(D/Δ)とから構成されている。
アナログ演算器13はオペアンプ等から構成され、2種
の入力端子を加算したり、一方の入力端子から他方の入
力端子を減算してアナログ電圧を出力する回路から構成
される。
例えば、このアナログ演算器13として、第1図のよう
に、オペアンプ13.を使用する場合、被測定アナログ
入力信号12の電圧に一定のバイアス電圧を加えてこれ
をオペアンプに人力し、その出力電圧が被測定アナログ
入力信号12と等しくなるようオペアンプ13. の出
力を調整しておく。そして、このバイアス電圧に所定の
電圧を加算すれば加算モードとして動作し、バイアス電
圧から所定の電圧を減算すれば減算モードとなるように
する。このバイアス電圧は、ディジタル・アナログ変換
器19の入力側に、このバイアス電圧會       
  10 と等価のディジタルオフセット信号191 を加えるこ
とによって実現する。従ってこの実施例では実質的な加
算減算処理はこのディジタル・アナログ変換器19の人
力部で行われているといえる。
図中、オペアンプ131 に設けられた抵抗器132.
133.13.は非反転型演算回路を構成しディジタル
・アナログ変換器に設けられた抵抗器19゜はその利得
調整用のものである。抵抗器193 はディジタル・ア
ナログ変換器のオフセット調整用のものである。
なお、以後、本発明の説明においては、このような、ア
ナログ演算器13へ信号が人力する直前に実質的な加減
算処理が行われた場合も、アナログ演算器13の加算あ
るいは減算処理として扱う。
すなわち、アナログ演算器13へ人力する被測定アナロ
グ入力信号に所定の信号が加算された出力信号24が得
られたときは加算モードと、また被測定アナログ入力信
号から所定の信号が減算された出力信号24が得られた
ときは減算モードと呼ぶことにする。
ディジタル加減算器15は、1個あるいは2個以上のデ
ィジタル集積回路等から構成され、複数のディジタル人
力データを加算したり、一方のディジタル人力データか
ら他方のディジタル入力データを減算してディジタルで
出力する回路である。
オーバーフロー検出回路16は、アナログ・ディジタル
変換器14の出力信号25を監視してその入力信号がオ
ーバーフローした旨のオーバーフロー信号27を発する
アンド回路等から構成された回路である。
アナログ・ディジタル変換器14は、被測定アナログ入
力信号12を例えば12ビツトのディジタル信号に変換
して出力する回路で、ディジタル・アナログ変換器19
は反対に例えば16ビツトのディジタル信号をアナログ
信号に変換して出力する回路である。
この回路は、先に説明したように、アナログ演算器を加
算モードで動作させる場合には、そのディジタル人力部
において、ディジタルオフセット信号とディジタルペデ
スタル信号とを加算してこれと等価のアナログ信号を出
力する。一方、減算モードで動作させる場合、ディジタ
ルオフセット信号からディジタルペデスタル信号を差し
引いたディジタル信号と等価のアナログ信号を出力する
このような処理は周知のディジタル信号加減算処理によ
り実施できる。以下、説明の都合上、アナログペデスタ
ル信号とは、このディジタルオフセット信号と等価なバ
イアス電圧は含まれないもの、すなわち、ディジタルペ
デスタル信号と等価なも□のをいうことにする。
イコライザ17は、クロック発生器18から入力するク
ロック信号21をカウントして例えば“0″から“63
″までのカウント値を内容とするディジタルペデスタル
信号22を出力するカウンタを含む回路である。
以上の構成の本発明のアナログ・ディジタル変換装置は
次のように動作する。
まず被測定アナログ入力信号12が端子11からアナロ
グ演算器13に人力すると、アナログ演算器13はアナ
ログペデスタル信号23をこの被13        
 書 測定アナログ入力信、号12から差し引いて出力信号2
4を出力する。アナログペデスタル信号23は、ディジ
タルペデスタル信号22をディジタル・アナログ変換器
19でアナログ変換したデータである。アナログ演算器
の出力信号24はアナログ・ディジタル変換器14でデ
ィジタル出力信号25に変換される。アナログ・ディジ
タル変換器14の出力信号25がディジタル加減算器1
5に入力すると、この出力信号25にディジタルペデス
タル信号22を加算されて被測定ディジタル出力信号2
6が出力される。
第1図の回路のオーバーフロー検出回路16を中心とし
た要部の詳細な実施例を、第2図を用いて示しその動作
を更に詳細に説明する。第2図において、第1図と同一
部分は同一符号を用いて示し、その説明を省略する。
第2図の回路では、オバーフロー検出回路16は、アナ
ログ・ディジタル変換器14の出力信号25を受は入れ
るアンド回路16.とその出力を所定時間ラッチするラ
ッチ回路16□とから構成されている。また、ディジタ
ル加減算回路15は、アナログ・ディジタル変換器14
の出力信号25とイコライザ17の出力するディジタル
ペデスタル信号22とを受は入れて加算しディジタル出
力信号151 を出力する加算器152 (△DD)と
、この出力信号151 とオバーフロー検出回路16の
オバーフロー信号27を受は入れて最終的に被測定ディ
ジタル信号26を出力するフリップフロップ153  
(F/F)とから構成されている。
アンド回路16.は、その入力信号がすべて” 1 ”
のときのみ1″を出力し、ランチ回路162はこれを一
定時間ラッチする。このラッチ回路162の出力は、先
に説明したようにディジタル・アナログ変換器19のデ
ィジタル入力ラインの1本に接続され、かつレジスタ回
路153のディジタル人力ラインの1本に接続されてい
る。
第3図はその動作中の各部の信号を図解したものである
。以下第1図と第2図を参照しながら本発明の装置の動
作を説明する。
この図において、各フレームはアナログ信号あるいはデ
ィジタル信号の大きさを表わしており、ステップS1 
からステップS64までの64回の均一化処理中の各ス
テップでのアナログペデスタル信号23を(1)に、ア
ナログ演算器13の出力信号24を(2)に、そして最
後に得られる被測定ディジタル出力信号26を(3)に
示した。また、同一ステップでの信号は縦方向に対応す
るよう配列した。
ここで、ディジタル信号の1″に対応するアナログ電圧
を1ミリボルトと仮定すると、イコライザ17が、ディ
ジタルペデスタル信号22を” O”、” 1 ”、”
 2 ”・・・・・・” 63 ’″と順に出力すると
、ディジタル・アナログ変換器19から出力されるアナ
ログペデスタル信号23は図の(1)のようにOミリボ
ルトから63ミリボルトまで順次変化する。なお、アナ
ログ・ディジタル変換器の最大変換値を4096 ミI
Jボルトとする。
まず、被測定アナログ入力信号12が100ミリボルト
であったとすると、ステップS、でアナログ演算器13
はこの100ミリボルトにアナ口グペデスクル信号23
の0ミリボルトを加算した1 00 ミIJボルトの信
号24を出力する。この信号はアナログ・ディジタル変
換器14でディジタル値” 100 ”に変換される。
ディジモ圧加派算器15の加算器152は、この出力信
号25にディジタルペデスタル信号22の値” o ”
を加算して出力信号151を出力する。これを受は入れ
たレジスタ回路153 は、その信号をそのまま被測定
ディジタル出力信号26として出力する。この値は’ 
100 ”であって、被測定アナログ入力信号12のデ
ィジタル変換値に相当することは言うまでもない。
次にステップS2 では、ディジタルペデスタル信号2
2が1″となる。被測定アナログ入力信号12はディジ
タル変換前に1ミリボルト減算され99ミリボルトどな
り、ディジタル変換後に” i ”が加算されて’ 1
00 ”として出力される。
同様にして、ステップS3 から363まで、ディジタ
ル変換前に減算されたアナログペデスタル信号23に相
当するディジタルペデスタル信号22がディジタル変換
後に加算されるので、被測定ディジタル出力信号26は
常に’ 100 ”となる。
このように、64回被測定ディジタル出出力骨26を出
力して一連の均一化処理が完了する。被測定アナログ入
力信号12は、この一連の動作が行われる開端子11に
印加され続けている。本図の説明では、アナログ・ディ
ジタル変換器14の出力にばらつきが生じていないが、
実際にはそのチャネルの幅のばらつきによってディジタ
ル変換出力が増減する。従って、得られた64個の被測
定ディジタル出力信号の平均値をとって、これを統計分
析等に使用する。
被測定アナログ入力信号12がアナログ・ディジタル変
換器14の最大変換値4096−: IJボルト以下で
あれば以上の動作により均一化処理がなされる。
次に、被測定アナログ入力信号12が、アナログ・ディ
ジタル変換器14の最大変換値4096ミリボルトを越
えた値例えば5006 ミIJボルトとなった場合を第
4図を用いて説明する。第4図においで、(1)は各ス
テップでのアナログペデスタル信号23、(2)はアナ
ログ・ディジタル変換器14の出力信号25、(3)は
アナログペデスタル信号23、(4)はディジタル加算
器152の出力信号15’、、(4)は出力された被測
定ディジタル信号26を示している。
まず、ステップS1 でアナログ演算器13を通過した
被測定アナログ入力信号12がそのままアナログ・ディ
ジタル変換器14に入力すると、アナログ・ディジタル
変換器14の出力信号25は最大値” 4096 ”と
なる。従ってアナログ・ディジタル変換器14の出力端
子は各ビットともずべて1″の信号となり、アンド回路
16.の出力信号は” 1 ”となる。ラッチ回路16
2にはこの1″ がラッチされて、オーバーフロー信号
27が1″となって出力される。
このオーバーフロー信号27は、ディジタル・アナログ
変換器19の入力側の13番目のビットに入力される。
すなわち、ディジタルペデスタル信号22は(1)のよ
うに” o ”から’ 63 ”までの6ビツトのディ
ジタルデータであって、ディジタル・アナログ変換器1
9のこれより上位のビットはすべて′O″である。その
13番目のビットに” 1 ”が人力されると、ディジ
タル・アナログ変換器19の出力信号すなわちアナログ
ペデスタル信□号23の値は、ディジタルペデスタル信
号22に’ 4097 ”を加算した値に相当するアナ
ログ値となる。ステップS1 ではディジタルペデスタ
ル信号22は′0″′だから、アナログペデスタル信号
23は(2)のように4097ミ’Jボルトとなる。
この値を被測定アナログ入力信号12から差し引いた1
09ミリボルトが再びアナログ・ディジタル変換器14
に人力する。これがステップSl′である。ステップS
1 のときは、オーバーフロー検出回路16の出力信号
等によってディジタル加減算回路15の出力信号は後続
の回路に受は入れられない。また、イコライザ17のカ
ウンタもリセットされる。ステップS、/では、アナロ
グ・ディジタル変換回路14の出力信号25が加算器1
52 に入力すると、これとディジタルペデスタル信号
22とが加算されて出力信号15.を得る。
ディジタルペデスタル信号22はこのとき′0″だから
加算器152の出力信号15.は” 109 ”となる
。レジスタ回路153にはこの出力信号15、 のほか
に、オーバーフロー信号27が入力する。この信号はデ
ィジタル・アナログ変換器19の場合と全く同様(トし
てレジスタ回路153の゛、′第13番目のビットに人
力する。従っ“てレジスタ回路153の出力信号すなわ
ち被測定ディジタル出力信号26は、” 109 ”と
” 4097 ”とを加算した’ 5006 ”の値と
なる。 □次のステップS2 では、ディジタルペデス
タル信号22が” 1 ”となるので、アナログ・ディ
ジタル変換器の出力信号25は108 ミIJボルトと
なり、あとは同様の動作で被測定ディジタル出力信号”
 5006 ”を得る。この動作が図のようにステップ
S ”6’ 4まで64回くり返される。
以上のように、この実施例のアナログ・ディジタル変検
装置は、アナログ・ディジタル変換器の最大変換値を越
えた被測定アナログ入力信号も、ディジタル変換の前段
でこの最大変換値に相当するアナログペデスタル信号を
これから差し引くことによって変換を可能としている。
さて、この装置では、上記均一化処理を行うか否かに関
係なく大きな値の被測定アナログ入力信号のディジタル
変換が可能である。ところが、第5図に示すように、被
測定アナログ信号12の値を0ミリボルトから1ミリボ
ルトきざみに8192ミリボルトまで変化させてそのデ
ィジタル変換出力をとると、加減算の切り換えを行った
基準レベルすなわち4096ミリボルトのところで出力
に段差を生じることがある。この原因の一つはアナログ
・ディジタル変換器14のチャネルの不拘、−性が原因
でありもう一つはアナログ・ディジタル変換器14の変
換利得とアナログ・ディジタル変換器19の変換利得が
正確に一致しないことが原因である。
そこで、上記実施例のように、均一化処理をあわせて行
うと、この段差が消滅する。しかも、基準レベルをアナ
ログ・ディジタル変換器14の最大変換値よりもう少し
低い値にとって、均一化処理中にこの基準レベルを適時
増減するようにすれば一層均一化処理が良好に行われる
。基準レベルを増減させるには、例えば第2図において
、ディジタル・アナログ変換器19に入力するべきディ
ジタルペデスタル信号22に、自動的に定数を加算した
り減算する回路を設け、これを適宜作動させるようにす
ればよい。
また、基?$1ノベルは必ずしも1種に限らず、アナロ
グ・ディジタル変換器14の最大変換値の2倍以上の値
のものも含めて2種以上膜ければ、更に広範囲の被測定
アナログ入力信号のディジタル変換が可能である。その
値の選定も任意である。
第6図に、基準レベルを容易に変化させることのできる
装置の実施例を示す。
この実施例のものは、イコライザ17の出力するディジ
タルペデスタル信号22は、そのままディジタル加減算
器15に送られ、かつディジタル・アナログ変換器19
を通じてアナログ演算器13に人力する。
一方、このようなペデスタル信号系統とは別に、基準レ
ベル発生器30が設けられている。この基準レベル発生
器30には、アナログ基準電圧発生器31どディジタル
基準値発生器32と選択器33とが設けられている。選
択器33は被測定アナログ入力信号12の電圧を測定し
、これに適したアナログ基準電圧36とそのディジタル
値であるディジタル基準値37とを各発生器31.32
に出力させるための選択信号38を発生ずる。アナログ
基準電圧発生器31は例えば数種の固定抵抗器34と選
択スイッチ35等で構成され、ディジタル基準値発生器
32は数種の基準値を記憶したメモリ素子等で構成され
る。この回路では、被測定アナログ入力信号12が、例
えばアナログ・ディジタル変換器14の最大変換値の約
2倍弱である8000ミリボルトとすると、アナログ基
準電圧として例えば4000 ミIJボルトが選択され
、ディジタル基準値” 4000 ”が選択される。ま
た被測定アナログ入力信号12が10000 ミIJボ
ルトとすると、アナログ基準電圧として8096 ミI
Jボルトが選択され、ディジタル基準値” 8096°
°が選択される。
アナログ演算器13では、被測定アナログ入力信号12
からアナログペデスタル信号23を減算しかつ上記アナ
ログ基準電圧36を減算する。また、ディジタル加減算
器15では、アナログ・ディジタル変換器14の出力信
号25にディジタルペデスタル信号22を加算し、更に
ディジタル基準値37を加算する。これらの加減算処理
のために、アナログ演算器13は先に説明したようにバ
イアス電圧の増減を行い、ディジタル加減算器15は2
以上のディジタル回路素子を組み合わせて構成すること
になる。
この実施例の回路では、基準レベルをあらかじめ独立に
正確にいくつでも設定しておくことができる。また、こ
の系統とペデスタル信号系統とが互いに独立して存在す
るので、ペデスタル信号を自由に増減させたり正負反転
させたりすることができる。
また、必要に応じてアナログ演算器13を加算モードに
、ディジタル加減算器15を減算モードに切り換えたり
、ディジタルペデスタル信号22の値を漸増させるだけ
でなく、漸減させたりランダムに発生させてより均一化
を図る手段をとることができる。このような複雑なペデ
スタル信号を発生させるために、イコライザの構成を、
カウンタの代りにマイクロプロセッサ等を使用するよう
にしてもよい。
「発明の効果」 以上説明した本発明のアナログ・ディジタル変換装置は
、従来のアナログ・ディジタル変換器の変換可能範囲を
大幅に広げたものでかつその微分非直線性も優れている
。一般に逐次近似型のアナログ・ディジタル変換器の場
合微分非直線性は約±50パーセント程度であるが、本
発明の装置は、例えば従来のものの2倍の分解能を持た
せたもので、変換速度3μs、微分非直線性08パーセ
ントとすることができた。従って装置の低コスト化と高
性能化を両立させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアナログ・ディジタル変換装置の実施
例を示すブロック図、第2図はその要部結線図、第3図
と第4図はその動作説明図、第5図はこの装置の入出力
特性の説明図、第6図はその変形例のブロック図、第7
図は従来の均一化処理法説明図である。 12・・・・・・被測定アナログ入力信号、13・・・
・・・アナログ演算器、 14・・・・・・アナログ・ディジタル変換器、15・
・・・・・ディジタル加減算器、17・・・・・・イコ
ライザ、 19・・・・・・ディジタル・アナログ変換器、22・
・・・・・ディジタルペデスクル信号、23・・・・・
アナログペデスタル信号、24・・・・・・アナログ演
算器の出力信号、25・・・・・・アナログ・ディジタ
ル変換器の出力信号、 26・・・・・・被測定ディジタル出力信号。 oJ        − 8     ”  8 0    寸    9 ■1ン牌→蝋畔モP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被測定アナログ入力信号とアナログペデスタル信号
    とを演算して出力するアナログ演算器と、前記アナログ
    演算器の出力信号をディジタル変換して出力するアナロ
    グ・ディジタル変換器と、前記アナログ・ディジタル変
    換器の出力信号とディジタルペデスタル信号とを加減算
    して被測定ディジタル出力信号を得るディジタル加減算
    器と、前記ディジタルペデスタル信号を2種以上順次発
    生させるイコライザと、前記ディジタルペデスタル信号
    をアナログ変換して前記アナログペデスタル信号を出力
    するディジタル・アナログ変換器とを有し、前記被測定
    アナログ入力信号が基準レベルを越えたときアナログ演
    算器において被測定アナログ入力信号から前記基準レベ
    ルに対応するアナログデータを減算し、かつディジタル
    加減算器においてアナログ・ディジタル変換器の出力信
    号に前記基準レベルに対応するディジタルデータを加算
    することを特徴とするアナログ・ディジタル変換装置。 2、基準レベルを適時増減させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のアナログ・ディジタル変換装置
    。 3、基準レベルを2種以上設けて、被測定アナログ入力
    信号から基準レベルに対応するアナログデータを減算し
    た値がアナログ・ディジタル変換器の最大変換値を越え
    ないよう前記基準レベルを選択することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のアナログ・ディジタル変換装
    置。
JP914485A 1985-01-23 1985-01-23 アナログ・デイジタル変換装置 Pending JPS61170137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP914485A JPS61170137A (ja) 1985-01-23 1985-01-23 アナログ・デイジタル変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP914485A JPS61170137A (ja) 1985-01-23 1985-01-23 アナログ・デイジタル変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61170137A true JPS61170137A (ja) 1986-07-31

Family

ID=11712425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP914485A Pending JPS61170137A (ja) 1985-01-23 1985-01-23 アナログ・デイジタル変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61170137A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525513A (ja) * 2003-04-29 2006-11-09 テラダイン・インコーポレーテッド 精度を高めた測定回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525513A (ja) * 2003-04-29 2006-11-09 テラダイン・インコーポレーテッド 精度を高めた測定回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4580126A (en) Method of testing analog/digital converter and structure of analog/digital converter suited for the test
US4517550A (en) Analog to digital conversion method and apparatus
JPH0856160A (ja) Adコンバータの異常検出装置
JP2000295102A (ja) Ad変換器又はda変換器のためのデジタルキャリブレーション方法及び装置
JPS61170137A (ja) アナログ・デイジタル変換装置
JPS5912619A (ja) アナログ・デイジタル変換器の自動補正方法
SU1619198A1 (ru) Устройство дл измерени модул коэффициента передачи четырехполюсников
JPS61170136A (ja) アナログ・デイジタル変換装置
JPS61137429A (ja) Ad変換器試験回路
JPH0734540B2 (ja) A/d変換装置
JPH0522872B2 (ja)
Qin et al. Quick and cost-efficient A/D converter static characterization using low-precision testing signal
Simoes et al. Testing high-resolution digitizers using conventional signal sources
JP3061884B2 (ja) アナログ対ディジタル変換システムおよびスペクトルのヒストグラム発生方法
JPH04370769A (ja) A/d変換器を用いた電圧・電流信号の補正方法
JPS60148228A (ja) アナログ・デイジタル変換装置
JPS6158323A (ja) デ−タ変換器の試験方法
Kook et al. Testing of high resolution ADCs using lower resolution DACs via iterative transfer function estimation
JP2001144614A (ja) D/a変換器の診断方法およびアナログ出力装置
JPS6327126A (ja) A/d変換器試験装置
JPS62109433A (ja) アナログ・デイジタル変換装置
SU834551A1 (ru) Цифровой измеритель отношенийдВуХ НАпР жЕНий
SU1583874A1 (ru) Устройство дл измерени модул коэффициента передачи четырехполюсников
KR20000007224A (ko) 디지털/아날로그 변환기 테스트 장치
SU1275343A1 (ru) Устройство дл градуировки средств измерений