JPS61169386A - 共振防止式船体上部構造 - Google Patents

共振防止式船体上部構造

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JPS61169386A
JPS61169386A JP1198985A JP1198985A JPS61169386A JP S61169386 A JPS61169386 A JP S61169386A JP 1198985 A JP1198985 A JP 1198985A JP 1198985 A JP1198985 A JP 1198985A JP S61169386 A JPS61169386 A JP S61169386A
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JP
Japan
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hull
superstructure
resonance
vibration
upper structure
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Pending
Application number
JP1198985A
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English (en)
Inventor
Masashi Sawada
正志 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61169386A publication Critical patent/JPS61169386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/023Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means
    • F16F15/027Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means comprising control arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前部と後部とから成る船体上部構造に関し、
特に上甲板下方からの振動との共振を防止した、共振防
止式船体上部構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、船舶の上甲板上に設けられる船体上部構造とし
ては第6図(a)に示すような一体型のものaや、第6
図(b)に示すような分離型のものbなどがある。
そして、これらの船体上部構造が船舶の上甲板下方の主
機やプロペラなどと共振して発生する振動および騒音、
特にその居住区周辺に発生する振動および騒音が問題と
なっている。
そこで、従来より、船体上部構造には様々な防振対策が
施されており、上述の分離型船体上部構造については、
第3図に示すように、居住区を含む上部構造前部2と、
主機室囲壁を含む上部構造後lll53とを梁4によっ
て連結することにより、その共振周波数を変化させ、主
I!5やプロペラ6の振動周波数と共振するのを防止で
きるようになっている。
このような船体上部構造における共振防止の原理は以下
のように説明される。すなわち、第4図に示すように、
バネ定数にのバネ21と、減衰係数Cのグンパ22とか
らなる振動系において、重1wの質点23に、 F=P@5ina+t で表わされる起振力Fが加えられるとする。ただし、P
はその最大力、ωは角周波数、tは時間を表わしている
このような条件のもとで、質点23についての運動方程
式は、重力加速度をg、質点23の変位をXとして次の
ようになる。
(W/g)x=−kx−cx+Psin6jt   ・
・(1)ここで、p2;kg/VL n=eg/(2W
)とおけば、(1)式は、 x+2nx+p”x=(Pg/W)sina+t   
**(2)と書き直される。(2)式を解くことにより
、上記質点23の振幅X・は、 と表わされる。ただし、(3)式でx、は一定の力Pが
質点23に加わった場合の同質点23の変位である。
そして、ω/pをパラメータとして(X0/X、、 )
を表わすと第5図に示すグラフのようになり、このグラ
フを見でも分かる通り、(ω/p)=1となる点が共振
点であり、この京で振動の振幅が最大となる。
つまり、上述の振動系において共振を防止するためには
、(ω/p)≠1となるようにバネ定数におよび重量W
の値を定めればよい。
そして、第3図に示す船体上部構造においては、梁4が
第4図に示すバネ21およびグンパ22に相当する作用
を有し、上部構造前Wh2および上部構造後部3が質点
23に相当する作用を持つため、上記梁4の形状を適当
に定めることによって、そのバネ定数kを所要の値に定
めることができ、これによって共振が防止されるのであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、実際の船舶の設計に際して、上部構造前
部2.上部構造後部3お上り梁4からなる振動系の共振
点を求めるには、単純化されたモデルについての計算や
過去の経験等から推定する以外にはないが、実際の船舶
においでは、主ll115やプロペラ6の振動状態が変
化したり、その船体上部構造と様々な蟻装品および装置
等とが連成して振動したりするため、上記船体上部構造
における共振の発生を避けることができない。
本発明は、このような問題点の解消をはかろうとするも
ので、船体各部の振動状態・に応じて船体上部構造の共
振周波数を適宜自動的に変化させることにより、その共
振を確実に防止できるようにした、共振防止式船体上部
構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の共振防止式船体上部構造は、船体の
上甲板上に、居住区を含む上部構造前部と、主機室囲壁
を含む上部構造後部と、これらの上部構造前部と上部構
造後部とを上記上甲板よりも上方において連結したタン
ク状梁とをそなえ、上記上甲板の下方から伝達される振
動との共振を防止すべく、上記梁の内部に流体が充填さ
れるとともに、同流体を加圧しうる加圧機構と、同加圧
機構に制御信号を送る制御系とが設けられて、同制御系
が、船体各部に配設されたセンサからの振動検出信号を
受けて船体の振動状態を算出する演算器と、同演算器か
らの情報に基づいて上記加圧機構に制御信号を送る制御
器とで構成されていることを特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明の共振防止式船体上部構造では、船体各部
のセンサからの振動検出信号により演算器によって船体
の振動状態が算出され、同演算器からの情報に基づいて
制御器から加圧機構へ制御信号が送られで、同加圧機構
によりタンク状梁内部の流体への加圧状態が調整される
ことによって、船体上部構造における共振周波数を適宜
自動的に変化させ、その共振を防止する。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての共振防止式
船体上部構造について説明すると、第1図はその斜視図
、第2図はその加圧機構および制御系を説明するための
模式的な側断面図である。
第1図に示すように、船舶の上甲板上には居住区を含む
上部構造前部2と主機室囲壁を含む上部構造後部3とが
設けられでいて、これらの上部構造前部2と上部構造後
部3とは、上記上甲板より上方において2本の梁11に
より連結されて、いる。
第2図に示すように、これらの梁11はタンク状に形成
されており、その内部には流体としての水12が充填さ
れでいる。
また、上部構造後部3前面には梁11内に連通する開口
10が形成されていて、同開口10にはピストン棒13
が水密に摺動するように挿入されている。
このピストン棒13は油圧装置14へ連結されており、
これらのピストン棒13と油圧装置14とで加圧機構2
0が構成されている。
一方、この加圧機構20は、演算器15と制御器17と
からなる制御系19へ電気的に接続され、同制御系19
により制御されて作動するようになっている。
また、この制御系19は、上部構造前部2.上部構造後
[3,主l15.プロペラ6などの船体各部に配設され
た多数の振動検出用センサ16と電気的に接続されてい
る。
本発明の共振防止式船体上部構造は上述のごと(構成さ
れているので、各センサ16から制御系19へ船体各部
における振動(振動数、振幅)検出信号が送られると、
まず演算器15においてこれらの振動検出信号に基づき
船体各部の振動状態が算出され、さらにその算出結果を
もとに、船体上部構造前部2お上り後部3の振動を最小
にするような梁11内部の水圧が計算される。
そして、この計算結果が演算器15から制御器17へ送
られ、ついで上記の計算結果に基づいて同制御器17か
ら加圧機構20へ制御信号が送られて、梁11内部の水
12を加圧あるいは減圧するために、油圧装置14によ
りピストン棒13が所要量だけ梁11の内部へ挿入ある
いは内部から引出される。
したがって、梁11内部の水12の圧力がピストン棒1
3により所要の圧力に変化して、上記梁11の形状が微
妙に変形し、同梁11のバネ定数が変化するため、上述
の船体上部構造全体の共振周波数が変化して、上甲板の
下方から伝達される振動と船体上部構造との共振の発生
が防止される。
そして、以上のような作用が常時繰り返されることによ
って、主W15やプロペラ6の振動状t4yt変化や船
体振動の連成状態の変化に応じで梁11内部の水圧が適
宜自動的に調整され、上述の船体上部構造における共振
の発生が確実に防止されるのである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の共振防止式船体上部構造
によれば、船体の上甲板上に、居住区を含む上部構造前
部と、主機室囲壁を含む上部構造後部と、これらの上部
M4造前部と上部構造後部とを上記上甲板よりも上方に
おいて連結したタンク状梁とをそなえ、上記上甲板の下
方から伝達される振動との共振を防止すべく、上記梁の
内部に流体が充填されるとともに、同流体を加圧しうる
加圧機構と、同加圧機構に制御信号を送る制御系とが設
けられて、同制御系が、船体各部に配設されたセンサか
らの振動検出信号を受けて船体の振動状態を算出する演
算器と、同演算器からの情報に基づいて上記加圧機構に
制御信号を送る制御器とで構成されるという簡素な構造
で、船体上部構造物における共振の発生が常時確実に防
止されるので、船体、待に居住区周辺における振動およ
び騒音が大幅に低減されるばかりか、船体の疲労破壊が
防止され、その耐久性の向上にも寄与しうるのである。
さらに、タンク状梁の内部は、清水タンクや防火用水タ
ンクなどとして利用できる利、αもある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の一実施例としての共振防止式船体
上部構造を示すもので、第1図はその斜視図、M&2図
はその加圧8!構および制御系を説明するための模式的
な側断面図であり、第3図は従来の共振防止式船体上部
構造を模式的に示す側面図であり、第4.5図は一般的
な振動系の共振現象を説明するためのもので、第4図は
その振動系を示す模式図、tIIJ5図はその共振曲線
を示すグラフであり、第6図(a)、(b)は一般的な
船体上部構造を示すもので、第6図(、)は一体型船体
上部構造を模式的に示す側面図、第6図(b)は分離型
船体上部構造を模式的に示す側面図である。 2・・上部構造前部、3・・上部構造後部、5・・主機
、6・・プロペラ、10・・開口、11・・タンク状梁
、12・・流体としての水、13・・ピストン棒、14
・・油圧装置、15・・演算器、16・・センサ、17
・・制御器、19・・制御系、20・・加圧機構。 復代理人 弁理士  飯 沼 義 彦 第1図 第 2 図 第 3 図 第4図 1.0     20    3.0 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船体の上甲板上に、居住区を含む上部構造前部と、主機
    室囲壁を含む上部構造後部と、これらの上部構造前部と
    上部構造後部とを上記上甲板よりも上方において連結し
    たタンク状梁とをそなえ、上記上甲板の下方から伝達さ
    れる振動との共振を防止すべく、上記梁の内部に流体が
    充填されるとともに、同流体を加圧しうる加圧機構と、
    同加圧機構に制御信号を送る制御系とが設けられて、同
    制御系が、船体各部に配設されたセンサからの振動検出
    信号を受けて船体の振動状態を算出する演算器と、同演
    算器からの情報に基づいて上記加圧機構に制御信号を送
    る制御器とで構成されていることを特徴とする、共振防
    止式船体上部構造。
JP1198985A 1985-01-23 1985-01-23 共振防止式船体上部構造 Pending JPS61169386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013832B2 (en) * 2000-04-28 2006-03-21 Bae Systems Plc Arrangement for damping of structural resonance
JP2010111184A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶居室構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7013832B2 (en) * 2000-04-28 2006-03-21 Bae Systems Plc Arrangement for damping of structural resonance
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