JPS6116935Y2 - - Google Patents

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JPS6116935Y2
JPS6116935Y2 JP1981155709U JP15570981U JPS6116935Y2 JP S6116935 Y2 JPS6116935 Y2 JP S6116935Y2 JP 1981155709 U JP1981155709 U JP 1981155709U JP 15570981 U JP15570981 U JP 15570981U JP S6116935 Y2 JPS6116935 Y2 JP S6116935Y2
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JP
Japan
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nozzle
base
groove
guide
guide rail
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JP1981155709U
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JPS5861369U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管又は板材の開先に溶接ビードを多層
に盛り上げて溶接する溶接装置に関する。
鋼管杭の突合せ溶接は第4図に示す如く、突合
せ部のV型開先91に溶接ビード8,8aを多層
に盛り上げている。
この場合、溶接ノズル41が走行台3の移動に
よつて開先を1周する毎に、溶接ワイヤ44の狙
い位置を変えなければならない。溶接ワイヤ44
の狙い位置を変える従来の装置は、走行台3上に
上下動及び鋼管側に接近離間可能に配備したワイ
ヤ案内管11の先端に略1/4円弧に屈曲した溶接
ノズル41を垂直面内で回動可能に取付けて構成
され、案内管11の上下位置の調節及び前後位置
の調節、ノズル41の回転角度の調節を個々に或
は組み合せて開先91に対するワイヤ44の狙い
位置を変えるのである。
しかし、上記装置では案内管11について上下
方向及び前後方向の調節、ノズル41についての
角度調節、即ち、3種類の調節が必要であり、調
節作業が煩わしく手間が掛かりロスタイムが長く
なる問題があつた。
又、溶接ワイヤ44はノズル41のチツプ40
の直前でノズル41の曲がり方向に強制的に曲げ
られつつ移行するから、ワイヤ44がチツプ40
を通過する時に金属の弾性復帰力でチツプ孔面の
下部を強く擦り、チツプ孔が長孔に変形してワイ
ヤが振れ、アークが安定しない問題があつた。
本考案は溶接ワイヤの開先に対する狙い位置の
調節が簡単で且つチツプ孔がワイヤとの摩擦で変
形することを防止出来る管の溶接装置を提供する
ことを目的とする。
本考案は母材に取付けられる軌条に走行台3を
配備し、該走行台3に母材の開先91に対して略
直交する面内に円弧状のガイドレールを配備し、
該ガイドレール6に溶接ノズル41の支持台5を
摺動可能に係合して、走行台上に溶接ノズルの前
後動装置7を配備したことを特徴とし、溶接ノズ
ル41をガイドレール6上に辷らせて任意の位置
でクランプする操作と、溶接ノズル41を開先に
対し接近離間させる操作の2種類の操作でワイヤ
の狙い位置を正確に決めることが出来、又、真直
ノズル或はチツプ側に長い真直部を有するノズル
を使用することにより、チツプ孔とワイヤの強い
擦れを防止し、チツプ孔の摩耗による変形を防げ
るのである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に説明する。
第1図は溶接すべき縦向きに突き合せられた2
本の鋼管杭9,9aに本考案に係る溶接装置1を
取付けた状態を示す。
上方の鋼管杭9aの下端には開先加工が施さ
れ、上下の鋼管杭9,9aの突合せ部にV型開先
91が形成されている。
溶接装置1は下方の鋼管杭9の開先91に平行
して着脱可能に配備された環状の軌条2と、該軌
条2に配備された走行台3と、該走行台3に着脱
可能に配備された溶接ユニツト4とで構成され
る。
軌条2は上、下面に案内面21,21を形成
し、外周にラツク22を有している。
走行台3は軌条2を跨ぐ様に断面コ字状に形成
され、上下に対向配備した車輪31,31を前記
案内面21,21に係合している。
走行台3には前記ラツク22に噛合するピニオ
ン32及び該ピニオンを駆動するモータ33が配
備されている。
溶接ユニツト4は、走行台3に付けられた基板
43上に溶接ノズル41を具えたノズル支持台5
と、該支持台5が摺動可能に係合したガイドレー
ル6と、ガイドレール6に連繋されノズル支持台
5を開先91に対して接近離間させる前後動装置
7と、溶接ワイヤドラム42と該ドラムからワイ
ヤをノズル41に送る送給装置(図示せず)とを
配備して構成される。
前後動装置7は、奥が拡大した案内溝71を有
する案内台70を、溝の一端を鋼管杭9の中心に
向けて前記基板43に固定し、案内台70の両端
を回転自由に貫通して調節ネジ軸72を配備し、
該ネジ軸72の外端にハンドル73を突設する。
案内溝71にスライドブロツク74を摺動可能
に嵌め、該ブロツク74を貫通して前記ネジ軸7
2を螺合する。
ガイドレール6は開先91の中又は開先外側の
開先近傍点を半径中心とする円弧状に形成され、
約1/8円弧長さである。
ガイドレール6の下端は前記案内台70上のス
ライドブロツク74に固定され、ハンドル73の
回転操作でスライドブロツク74従つてガイドレ
ール6は案内台70上を辷つて開先91に接近離
間する。
ノズル支持台5は溶接ノズル41を係止バンド
51で固定しており、前後に2つづつ溝付きロー
ラ52,52を具えて、該ローラ52,52の溝
53をガイドレール6の両側縁に転動可能に係合
している。
又、ノズル支持台5には該支持台5をガイドレ
ール6の任意の高さ位置にクランプする係止手段
54が配備される。
本実施例の係止手段54はノズル支持台5に該
台5を貫通してクランプボルト55を螺合し、該
ボルト55の先端をガイドレール6に当てて、支
持台5を任意の高さに係止する。
溶接ノズル41は中央部から開先側は真直であ
つて先端にチツプ40を具え、他端側は基板43
上のワイヤドラム42側に緩やかに彎曲してい
る。
然して、溶接ノズル41を通してチツプ40か
らワイヤ44を繰に出しつつ走行台3を走行させ
れば第4図に示す如く開先91に一層目の溶接ビ
ード8が形成される。
走行台3が鋼管杭9を1周すれば走行台3を停
止させ、前後動装置7の調節ネジ軸72を回転し
てガイドレール6従つてノズル支持台5を少し後
退させ、次にノズル支持台のクランプボルト55
を緩めて該支持台5をガイドレール6に沿わせ
て、上或は下に動かす。ガイドレール6は開先側
を半径中心とする円弧状に形成されているから支
持台5を上下に動かすことにより、ワイヤ44の
突出し高さと突出し角度を同時に定めることが出
来る。
ワイヤ44の狙い位置を最適に定めた後、クラ
ンプボルト55を締め、再び走行台3を走行さ
せ、開先に溶接ビード8aを重ねる。
上記操作を繰り返すことにより、開先91は溶
接ビードが多層に重なり合つて埋まるのである。
溶接ノズル41は略中央からチツプ40側は真
直に形成されているから、従来の様にチツプ直前
でワイヤが曲がりながら送り出されることはなく
なり、ワイヤの弾性復帰力でワイヤとチツプ孔と
が強く擦れてチツプ孔を長孔に変形させる従来の
問題は解消され、ワイヤはチツプ40に案内され
ながらスムーズに且つ真直ぐに狙い位置に進む。
これによつてアークが安定し良好な溶接が得ら
れる。
第3図は溶接ノズル41を鋼管に接近離間させ
る前後動装置9の他の実施例を示している。
溶接ノズル41は全長に亘つて真直であり、基
端にフレキシブルコンジエツト45を接続してい
る。
前後動装置7はノズル支持台5に一対のブラケ
ツト56,56を突設して該ブラケツト56にノ
ズル41を摺動可能に嵌め、ノズル41には外周
に着脱可能に受片57を突設する。
一方のブラケツト56にノズル41と平行にハ
ンドル58付きのネジ軸59を螺合し、該ネジ軸
59の先端を前記受片57に係合する。
ネジ軸59を回転することにより、溶接ノズル
41をブラケツト56上で辷らせて前後に移動す
る。
尚、本考案は上記鋼管杭の様な円筒母材に限定
されず、板状母材の溶接に実施出来るのは勿論で
ある。
上記の如く本考案はノズル支持台5を円弧状ガ
イドレール6の任意の位置でクランプする操作
と、ノズルを前後動させる操作の2つの操作でワ
イヤ44の狙い位置を正確に定めることが出来、
従来の様に上下動操作、前後動操作、回転転操作
の3つの操作が必要なものに較べ操作が簡単で短
時間に行なえ、溶接のロスタイムを短縮出来る。
又、ノズル41はチツプ側が真直なものを使用
出来るから、ワイヤがチツプ孔の一部を強く擦る
ことを無くし、チツプ孔の変形を抑えて、ワイヤ
をスムーズに且つ真直ぐに送り出せる等幾多の優
れた効果を有する。
尚、本考案は上記構成に限定されることはなく
実用新案登録請求の範囲に記載の技術範囲内で種
種の変形が可能であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋼管杭にセツトした状態を示す正面
図、第2図は要部断面図、第3図は他の実施例の
斜面図、第4図は従来装置の説明図である。 41……溶接ノズル、5……支持台、7……前
後動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管状の母材に取付けられる円弧状軌条に走行
    可能に配備された走行台と、該走行台上に配備
    され母材の開先方向と略直交する面内に突出し
    且つ母材の開先側を半径中心として円弧状に彎
    曲しているガイドレールと、該ガイドレールに
    摺動及びクランプ可能に取付けられ溶接ノズル
    を具えているノズル支持台と、走行台上に配備
    され溶接ノズルを開先に対し接近離間させる前
    後動装置とで構成される管の溶接装置。 前後動装置は、案内溝付きの案内台を開先側
    に向けて走行台に配備し、該案内溝にガイドレ
    ールの基端に突設したスライドロツクを摺動可
    能に嵌め、案内台を貫通して螺合した調節ネジ
    軸をブロツクに係合して構成されている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の管の溶接装
    置。 前後動装置は、ノズル支持台にノズルを摺動
    可能に配備すると共にノズルの外周に受片を突
    設し、支持台に螺合した調節ネジ軸を前記受片
    に係合して構成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の管の溶接装置。 ノズル支持台は複数のローラを有し、該ロー
    ラをガイドレールの両側縁に転動可能に係合し
    ている実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
    項の何れかに記載の管の溶接装置。
JP15570981U 1981-10-19 1981-10-19 管の溶接装置 Granted JPS5861369U (ja)

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JP15570981U JPS5861369U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 管の溶接装置

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JP15570981U JPS5861369U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 管の溶接装置

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Publication Number Publication Date
JPS5861369U JPS5861369U (ja) 1983-04-25
JPS6116935Y2 true JPS6116935Y2 (ja) 1986-05-24

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ID=29948279

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JP15570981U Granted JPS5861369U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 管の溶接装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114026U (ja) * 1974-07-18 1976-02-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114026U (ja) * 1974-07-18 1976-02-02

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JPS5861369U (ja) 1983-04-25

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