JPS6116824Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、卓板が三角形に形成された組合わ
せテーブルに関するものであつて、第１図に示す
ように周面に上下周縁を切込して段部１，１を設
けた直角二等辺三角形よりなる卓板２ならびに金
属杆等で作られ、上記段部１，１に嵌合する２個
の直角二等辺三角形の上下無端枠３，３を立杆４
……で連繋して一体とした支持脚５の複数組と、
同じく第２図のように直角二等辺三角形に段部
１′，１′を設けて形成するとともに、この直角二
等辺三角形の斜辺ａが前記卓板２の直角を挾む２
等辺の１つｂと等長に作られたやや小形の相似卓
板２′ななびに同じく相似卓板２′の段部１′，
１′に嵌合する上下無端枠３，３を有し、立杆
４′を前記立杆４と等高とした相似支持脚５′の複
数枚からなるものである。

この考案は上記の構造であつて、第３図に示す
ように、それぞれ卓板およ相似卓板２，２′の段
部１，１′に支持脚および相似支持脚５，５′の上
部無端枠３，３′を嵌合させて各別に三角形のテ
ーブルを多数組立て（同図Ａ）、あるいは組立て
た同種のテーブルを数段に積み重ねて多段棚に組
立て（同図Ｂ）、これらテーブル、多段棚は室内
隅部におきコーナー家具として用いることができ
るが、この考案においては、特に卓板および相似
卓板２，２′を一方の卓板の直角二等辺三角形の
二等辺の１つが、他方の卓板の直角二等辺三角形
の底辺すなわち直角三角形の斜辺の長さと等長に
なるように構成したため、人数の応じてテーブル
面積を増やす場合、例えば第４図，，，
のように、単なる整数倍と異なる複数な組み合わ
せを行うことができ、あるいは第５図のように屈
折状に配置したりして用いることができる。

また、第６図のように、一部をテーブルと椅
子、一部を多段棚、さらに他の一部は上下転倒し
てびん類や傘立てとして使用できる等応用範囲が
広い。

この考案は以上のようにきわめて利用範囲の広
いものであり、特に室内において居間の構造に合
わせ種々の形態で用いることができるので便利で
あり、また分解、組合が簡単で、しかも卓板と支
持脚を確実に取付けることができるので、平面
的、立体的等多様に組立てて使用できる利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は卓板と支持脚を分離して示す斜面図、
第２図は同じく相似卓板と相似支持脚の斜面図、
第３図Ａは組立てたテーブルの側面図、同Ｂは多
段棚の側面図、第４図〜は組合わせた状態の
平面図、第５図は変形的に組合わせた平面図、第
６図は家具として配置した状態の斜面図である。 １，１′……段部、２，２′……卓板、３，３′
……上下無端枠、４，４′……立杆、５，５′……
支持脚。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 周面に上下周縁を切込して段部１，１を設けた
   直角二等辺三角形板よりなる卓板２と、上記卓板
   ２の段部１，１に嵌合する直角二等辺三角形の上
   下無端枠３，３を立杆４……で連繋した支持脚５
   の複数組と、同じく段部１′，１′を有する直角二
   等辺三角形よりなり、その斜辺に当る一辺を前記
   卓板２の二等辺の１つと等長とした相似卓板２′
   と、上記相似卓板２′の段部１′，１′に嵌合する
   上下無端枠３′，３′を高さが前記支持脚５と等し
   い立杆４′で連繋した相似支持脚５′の複数組から
   なる組合せテーブル。