JPS6116757A

JPS6116757A - ヒ−ルピ−ス

Info

Publication number: JPS6116757A
Application number: JP60093991A
Authority: JP
Inventors: フリードリツヒ・ライヒトフリート
Original assignee: TMC Corp
Current assignee: TMC Corp
Priority date: 1984-05-04
Filing date: 1985-05-02
Publication date: 1986-01-24
Also published as: ATA148084A; US4625991A; AT379755B; EP0160308A3; EP0160308B1; JPH0566156B2; DE3575675D1; EP0160308A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ヒールピースであって、スキー板に固定され
ているか又はスキー板に固定されたガイドレールに移動
可能にかつ位置固定可能に配置されているベースプレー
トド、該ベースｆレートに支承されていて場合によって
は同ペースプレートに対して旋回可能な支承台とを有し
、該支承台の上部範囲に、靴底押えと踏み突起とを備え
たバインデイングケーシングのための旋回軸が配置され
ており、支承台の下部範囲に、バインデイングケーシン
グの制御部材に接触していてプレロードを調節可能なＩ
Ｊ　ＩＪ−スばねの影響下にある制御レバーのための別
の旋回軸が配置されており、制御レバーに２腕状のＩＪ
　ＩＪ−ス１／　バーが枢着されていて、該ＩＪ　ＩＪ
−スレバーの負荷アームがバインデイングケーシングの
突出部に係合している形式のものに関する。

従来の技術並びに欠点フランス特許第１４８５７０８号明細書に開示されてい
るこのような形式のヒールピースでは、リリースレバー
の軸は制御レバーに不動に配置されている。実地におい
て極めてしばしば行われかつ時には他方のスキー板を用
いたＩＪ　ＩＪ−スレバーの押下げによっても行われる
ことであるが、ヒールピースを故意に開放する場合には
、リリースレバーの縦軸線の方向に作用するＩＪ　リー
ス力の成分に基づいて制御レバーの損傷することがある
。

発明の課題ゆえに本発明の課題は、スキーヤが極めて乱暴にヒール
ピースを取シ扱っても制御レバーが損傷することのない
ようなヒールピースを提供することである。

課題を解決するだめの手段この課題を解決するために本発明の構成では、ＩＪ　リ
ースレバーのための旋回軸が一方では、制御レバーの旋
回軸に向かってほぼ半径方向に該制御レバーに設けられ
た長孔内を案内されていて、他方では、支承台の側壁に
設けられかつ制御レバーのための旋回軸の中心線上に中
心点を有している円弧状の２つの長孔内を案内されてい
る。

発明の利点本発明のように構成されていると、制御レバーをリリー
ス力から確実に解放しておくことができる。

ＩＪ　ＩＪ−スレバーの旋回軸を長孔内で案内するとい
う思想自体はドイツ連邦共和国特許出願公間第２６２８
７４８号明細書に基づいて公知であるが、この公知の場
合にはしかしながら制御レバーの旋回軸自体が支承台の
長孔内を案内されている。

実施例第１図及び第２図において全体を符号１で示されたヒー
ルピースはベースプレート２を有し、このベースプレー
ト２はスキー靴（図示せず）側の端部に上に向かって延
びた屈曲部２ａを有しており、この屈曲部２ａは側方へ
のリリースのために働く制御カーブを有している。ベー
スプレート２の上にはほぼケーシング状の支承台３が鉛
直な軸線４に旋回可能に支承されている。

この支承台３はその底部に配置された曲げ部３ａでベー
スプレート２のスリット２ｂに係合しておシ、ベースプ
レート２に固定されたカバープレート５によってベース
プレート２に対して垂直な運動を阻止されている。この
ようにして支承台３がそのスキー靴に隣接した端部にお
いてベースプレート２から持ち上がることは不可能であ
る。

支承台３の上側の制限壁には横方向に延びた旋回軸６が
配置されてお９、この旋回軸６には、前端部に靴底押え
８及び踏み突起９を備えたバインデイングケーシング７
が旋回可能に支承されている。バインデイングケーシン
グ７の前方の制限壁には、下に向かって開放した横断面
方形の溝７ａが設けられておシ、この溝７ａ内には軸１
０ａにローラ１０が支承されている。このローラ１０は
ベースプレート２の屈曲部２ａに設けられた制御カーブ
に沿って転動する。さらに前方の制限壁はスキー靴とは
反対の側に、上側の円弧区分７ｂと下側の円弧区分７Ｃ
とから成る制御カーブを有しており、両円弧区分７ｂ、
７Ｃｆｄヒールピース１のＩＪ　リースポイントにおい
て接している。

支承台３の側壁の下側範囲にはスキー靴に向いた側に第
２の旋回軸１１が設けられておシ、この旋回軸１１には
制御レバー１２が旋回可能に支承されている。制御レバ
ー１２はスキー靴に向いた側に突起１２ａを有しており
、この突起１２ａは制御カーブ７　ｂ’、　　７　ｃに
当接している。制御レバー１２の、突起１２ａとは反対
の側には、横断面がセグメント状ないしは半円形の横方
向に向びた溝が設けられておシ、この溝には抑圧体１３
が旋回可能に支承されている。

この押圧体１３はＩＪ　ＩＪ−スばね１４によって負荷
され、この＋７Ｉ７−スばね１４の他方の端部はばね受
１５に支持されている。ばね受１５は同時にリリースば
ね１４のプレロードの値を示すだめの表示体を形成し、
調節ねじ１６を介してリリースばね１４の軸線方向で移
動調節可能である。調節ねじ１６は支承台３に回転可能
ではあるが軸方向移動不能に支承されている。ばね受１
５の表示体は支承台３のスリン）３ｂのなかを案内され
ていて、これによってばね受１５の回動は防止されてい
る。

突起１２ａとセグメント状の溝との間に制御レバー１２
は、その旋回軸１１に対してほぼ半径方向に延びている
長孔１２ｂを有しており、この長孔１２ｂは旋回軸１７
によって貫通されている。旋回軸１７はさらに支承台３
の側壁に設けられた長孔３ｃを貫通しておシ、この旋回
軸１７にはリリースレバー１８が固定されている。この
ように構成されていることによって、リリースレバー１
８にその軸線方向において加えられる衝撃を制御レバー
１２から遠ざけることができる。リリースレバー１８は
スキー板長手方向で見てほぼＵ字形をしておシ、この場
合旋回軸１７に支承された両方の脚は、バインデイング
ケーシング７のスキー板長手方向に延びているスリット
内を案内されている。リリースレバー１８の各脚の負荷
アームの端部１８ａはほぼフック状に構成されており、
バインデイングケーシング７の突出部７ｄに下から係合
している。リリースレバー１８はさらに別の突出部１８
ｂを有し、この突出部１８ｂは滑降位置においてバイン
デイングケーシング７の突出部７ｄの延長部に接触して
いる。これによってリリースレバー１８の位置はパイン
デイングヶーシングアの閉鎖位置に規定されている。こ
れに対してバインデイングケーシング７の開放位置では
バインデイングケーシング７の突出部７ｄはリリースレ
バー１８の突出部１８ｂに接触している。ＩＪ　ＩＪ−
スレバー１８は一方では旋回軸６にかつ他方では、リリ
ースばね１４によって負荷された制御レバー１２に支持
されているので、バインデイングケーシングγがさらに
開放することは阻止されている。それというのは、バイ
ンデイングケーシング７がさらに旋回するにはすＩＪ−
スばね１４の力が克服されねばならないからである。も
ちろん、調節されたリリース力の増大につれてバインデ
イングケーシング７がさらに開放することに対する抵抗
は高する。

ヒールピース１の故意でないＩＪ　１，１−ス時には制
御レバー１２の突起１２ａはまず初め上側の円弧区分子
すに沿って滑動し、リリースポイントを規定している両
円弧区分子す、γＣの交点にまで達する。次いで突起１
２ａは下側の円弧区分７ｃに沿って移動するが、この運
動はＩＪ　ＩＪ−スばね１４によって助成される。

これに対してヒールピース１を故意にリリースしたい場
合には、リリースレバー１８が時計回シ方向に旋回せし
められる。この際にバインデイングケーシング７はリリ
ースレバー１８の負荷アームの端部１８ａによって、制
御レバー１２の突起１２ａが両円弧区分７ｂ、７ｃによ
って形成された制御カーブのす１，１−スポイントを通
過するまで、下から持ち上げられる。ヒールピース１は
この後ではＩＪ　ＩＪ−スばね１４の影響下で自動的に
開放する。

第３図〜第５図に示されたヒールピース１１の実施例は
上に述べた第１実施例と極めて似ており、相違点は以下
の通シである。すなわち第２実施例ではバインデイング
ケーシング７Ｉは１つの突出部ではなく、各個に２つの
突出部７ａ。

７Ｉｅを有しており、両川部７ｄ、７ｅはスリット内に
突入していて、リリースレバー１８１の脚はその旋回運
動時にこのスリットによって案内される。リリースレバ
ー１８１は各脚にその縦軸　　　−線に対してほぼ直角
に延びた突出部１．８　ａを有しており、この突出部１
１３ａはバインデイングケーシング７Ｉの突出部７Ｉｄ
、　　７Ｉｅの間に位置するようになっている。

故意でない１，１１Ｊ−ス時における動作は第１実施例
の場合と同様であるが、しかしながらヒールピース１を
故意にｌ）　リースする場合は幾分具なっている。すな
わち捷ず初めは上側の突出部７Ｉｄが突出部１８ａの上
側１８ｂに接触している（第３図参照）。ＩＪ　ＩＪ−
スレバー１８１が時計回り方向に旋回せしめられると（
第４図参照）、ＩＪ　ＩＪ−スポイントつｔｂ制御カー
ブの円弧区分７Ｉｂ、７ｃの交点が通過されるまで、バ
インデイングケーシング７Ｉは突出部１８Ｉａから持ち
上けられる。リリースポイントを通過すると、バインデ
イングケーシング−の上側の突出部７ｄはＩＪ　ＩＪ−
スレバー１８Ｔの突出部１８Ｉａの上側■ １８ｂから離れ、バインデイングケーシング７Ｉの下側
の突出部７Ｉｅは制御カーブ１８１ｄと接触する。この
制御カーブ１８ａはリリースレバー１８Ｉの負荷アーム
によって形成されている。ヒールピース１１のこの開放
運動は同時にＩＪ　ＩＪ−スばね１４によって助成され
る。この運動は、リリースレバー１８Ｉがバインデイン
グケーシング７Ｉの旋回軸６に接触すると終了する。し
かしながらリリースばね１４の影響下でバインデイング
ケーシング７Ｉの旋回運動は続けられるので、バインデ
イングケーシング７Ｉの下側の突出部７Ｉｅがリリース
レバー１８１の突出部１８Ｉａの下側１８Ｉｃに接触す
る。これによってヒールピース１１の開放位置が得られ
る（第５図参照）。

もちろん、リリースレバー１８を旋回させることなしに
スキー靴をヒールピース１■に踏み込むことも可能では
あるが、しかしながら踏込み動作中に踏み突起９の踏付
けと同時にＩＪ　ＩＪ−スレバー１８１が逆時計回り方
向に旋回せしめられると、スキーヤの脚によってもたら
されねばならない力は著しく減じられ、特に、リリース
レバー１８１によってバインデイングケーシング７Ｉの
下側の突出部７ＩｅはＩＪ　ＩＪ−スし・パー１８１の
突山部１８Ｉａによって極めて大きな伝達比で下方に運
動せしめられる。

同様な動作は第１実施例においても可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるヒールピースの２つの実施例を示す
ものであって、第１図及び第２図はそれぞれ第１実施例
によるヒールピースの滑降位置と開放位置とを示す垂直
縦断面図、第３図、第４図及び第５図はそれぞれ第２実
施例によるヒールピースの滑降位置、リリースレバーの
中間位置及び終端位置を示す垂直縦断面図である１、１
’・・・ヒールピース、２・・・ベースプレート２ａ・
・・屈曲部、２ｂ・・・スリット、３・・・支承台、３
ａ・・・曲げ部、３ｂ・・・スリット、３Ｃ・・・長孔
、４・・・軸線、５・・・カバーグレート、６・・・旋
回軸、７．７Ｉ・・・パインディングケーシンｒ、７ｂ
、７　ｂ。７ｃ、７ｃｍ円弧区分、７ｃｌ、７ａ、７ｅ＝−突出部
、８・・・靴底押え、９・・・踏み突起、１０・・・ロ
ーラ、１０ａ・・・軸、１１・・・旋回軸、１２・・・
制御レバー、１２ａ・・・突起、１２ｂ・・・長孔、１
３・・・押圧体、１４・・・ＩＪ　ＩＪ−スばね、１５
・・・ばね受、１６・・・調節ねじ、１７・・・軸、１
８．１８’・・・ＩＪ　ＩＪ−スレバー、１８ａ・・・
端部、１８ｂ、１８■ａ・・・突出部、１８Ｉｂ・・・
上側、１８ＩＣ−・・下側、１８■ｄ・・・制御カーブ手続補正書（方式）昭和６０年８月７日

Claims

【特許請求の範囲】１、ヒールピースであつて、スキー板に固定されている
か又はスキー板に固定されたガイドレールに移動可能に
かつ位置固定可能に配置されているベースプレート（２
）と、該ベースプレートに支承された支承台（３）とを
有し、該支承台の上部範囲に、靴底押えと踏み突起とを
備えたバインデイングケーシング（７、７＾ I ）のための旋回軸（６）が配置されてお
り、支承台（３）の下部範囲に、バインデイングケーシ
ング（７、７＾ I ）の制御部材に接触していてプレロ
ードを調節可能なリリースばねの影響下にある制御レバ
ー（１２）のための別の旋回軸（１１）が配置されてお
り、制御レバー（１２）に２腕状のリリースレバー（１
８、１８＾ I ）が枢着されていて、該リリースレバー
の負荷アームがバインデイングケーシング（７、７＾
I ）の突出部に係合している形式のものにおいて、リリ
ースレバー（１８、１８＾ I ）のための旋回軸（１７
）が一方では、制御レバー（１２）の旋回軸（１１）に
向かつてほぼ半径方向に該制御レバーに設けられた長孔
（１２ｂ）内を案内されていて、他方では、支承台（３
）の側壁に設けられかつ制御レバー（１２）のための旋
回軸（１１）の中心線上に中心点を有している円弧状の
２つの長孔（３ｃ）内を案内されていることを特徴とす
るヒールピース。２、リリースレバー（１８）の、バインデイングケーシ
ング（７）の突出部（７ｄ）に向いた端部（１８ａ）範
囲がフック状に構成されており、バインデイングケーシ
ング（７）の開放状態において該バインデイングケーシ
ングの突出部（７ｄ）がリリースレバー（１８）の突出
部（１８ｂ）に支持されており、リリースレバー（１８
）が一方ではバインデイングケーシング（７）の旋回軸
（６）に接触していて、他方では制御レバー（１２）を
介してリリースばね（１４）に支持されている、特許請
求の範囲第１項記載のヒールピース。３、リリースレバー（１８＾ I ）の負荷アームの各側
に、リリースレバー縦軸線に対してほぼ直角に延びた突
出部（１８＾ I ａ）が設けられており、バインデイン
グケーシング（７＾ I ）の各側に第１の突出部（７＾
I ｄ）から間隔をおいて別の突出部（７＾ I ｅ）が設
けられており、リリースレバー（１８＾ I ）の各側に
設けられた突出部（１８＾ I ａ）がバインデイングケ
ーシング（７＾ I ）の両突出部（７＾ I ｄ、７＾ I
ｅ）の間に係合している、特許請求の範囲第１項記載の
ヒールピース。４、リリースレバー（１８＾ I ）の各突出部（１８＾
I ａ）がスキー板横方向で見てほぼ方形の形状を有し
ており、その上側（１８＾ I ｂ）及び下側（１８＾ I
ｃ）がバインデイングケーシング（７＾ I ）の運動に
利用されている、特許請求の範囲第３項記載のヒールピ
ース。５、リリースレバー（１８＾ I ）の各突出部（１８＾
I ａ）の下に各１つの制御カーブ（１８＾ I ｄ）が設
けられていて、該制御カーブがバインデイングケーシン
グ（７＾ I ）の両突出部（７＾ I ｅ）の下に配属され
ている、特許請求の範囲第３項又は第４項記載のヒール
ピース。６、リリースレバー（１８＾ I ）の旋回角がバインデ
イングケーシング（７＾ I ）のための旋回軸（６）に
よつて制限されている、特許請求の範囲第３項から第５
項までのいずれか１項記載のヒールピース。